愛犬が「うれしょん」をする理由は?原因としつけ方法を知ろう!

2018.04.02

愛犬が「うれしょん」をする理由は?原因としつけ方法を知ろう!

飼い主さんの中には、愛犬の「うれしょん」に悩まされている方も多いのではないでしょうか?例えば、飼い主さんの帰宅時に出迎えにきた愛犬がオシッコをもらしてしまう…このような行為を「うれしょん」と呼びます。この「うれしょん」とは、どのような理由で起きるのか、その原因を知って改善に臨みましょう。効果的なしつけ方法を紹介しますので、是非参考にしてみてください。

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うれしょんって何?何歳までするの?

うれしょん

◆うれしょんが表す感情は「興奮」「服従」

うれしょんとは、犬が喜びや嬉しさのあまりにはしゃいだり興奮したりする際に、オシッコを漏らしてしまう行為のことをいいます。
また、犬には元々「オシッコを漏らすことで服従心をアピールする」という習性があるので、元来持っている本能によって起こる行為の一つともいえるのです。

ただ単にトイレ以外でしてしまったおもらしとは少し違い、興奮などの理由からくるものと、服従を表す意味があるものだということですね。

◆子犬はうれしょんをしやすい

うれしょんをしてしまう個体には、子犬が多いといわれています。
その理由は、まだ感情の抑制がきかなかったり、些細なことで興奮状態になってしまう為です。

更に、膀胱括約筋という尿道口周囲にある、尿を溜めておく筋肉の働きが成長過程である為に、完全なコントロールができないというのも理由の一つにあります。
この場合、成長すると共に自然と治るケースが多くみられるようですが、中には成犬となっても、うれしょんをしてしまう個体も勿論います。

何歳までに治るのかは、やはり個体によって違うので厳密にはいえません。ただ、比率でいえば子犬と呼ばれる1歳以下に多いということは確かでしょう。


うれしょんをしやすい性格の犬がいる?

うれしょん

うれしょんをしやすい傾向にあるかどうかは、性格によっても大きく左右されるようです。どんな性格の子に、このような傾向が多くみられるのか、参考までに覚えておきましょう。

◆興奮しやすい性格

うれしょんの大きな原因は「興奮状態」であることです。普段から興奮しやすい性格の子は、うれしょんをしやすい傾向にあるといえるでしょう。

◆依存心の強い性格

飼い主さんへの依存心や服従心が強い子であれば、服従心をアピールする為に、うれしょんをする可能性があります。前述した通り、これは犬の習性の一つが原因となります。

◆精神が不安定・気の弱い性格

気が弱かったり、精神面に不安定な部分があるという子は、ストレスが原因だったり、恐怖を感じてこの行為に及ぶ傾向にあります。これまで一度もそんなことをしなかった!という子が突然し始めた場合は、大きなストレスを感じている可能性があります。

犬がうれしょんをする理由は、喜びなどの感情が頂点に達することによる興奮や、服従心のアピールの為です。そしてその原因はほとんどの場合、飼い主さんへの喜びや甘え、服従心、愛情の表れにあるということですね。


うれしょんをさせないためのしつけは?

うれしょん

飼い主さんとしては、愛犬からのそのような想いは嬉しい限りですが、やはり生活する上では改善したい所でもあります。
しかし愛犬からの愛情表現の一つともいえるこの行為を、どう止めさせたら良いのか…対応に悩んでしまう方も多いでしょう。

続いて、うれしょんを治す為のしつけ方法を紹介しますので、参考にしてみてくださいね。

◆大切なのは「興奮させないこと」

うれしょんを防止する為に最も重要なのは、「興奮をさせないこと」です。といっても、愛犬が興奮する状況を予想できない場合もあるので、中々難しいかもしれません。
しかし、飼い主さんが帰宅した時に必ずするというケースのように、うれしょんをする状況がパターン化しているのであれば、その時に愛犬が興奮状態MAXとなるのを抑えることができるかもしれませんよ!

ケース別の対応方法や、しつける上での注意点を覚えておきましょう。

◆飼い主さんの帰宅時にしてしまう

帰宅して愛犬に会えるとなると、飼い主さん自身もテンションがあがってしまいそうですが、まずは飼い主さんが落ち着いて対応することが大切です。帰ってきてすぐに愛犬の名前を呼んだり、ハイテンションで近付いたり、高い声を出してしまっては、愛犬の興奮を煽る結果となります。

飼い主さんとしても辛い対応となりますが、帰宅時に愛犬がうれしょんをするというケースの場合は、愛犬が落ち着くまで「構わない」ことが一番効果的なのです。
愛犬が喜んで飛びついてきても、無視をしなければなりません。大変心苦しいとは思いますが、改善したいのであれば心を鬼にするようにしましょう。

そうして愛犬が落ち着いてきたら、「ただいま」と挨拶を返して優しく接してあげてください。

◆抱っこや撫でた時にしてしまう

他にも犬がうれしょんをしてしまうシチュエーションとして、抱っこをした時や撫でている時というケースがあります。

抱っこをしている最中にうれしょんしてしまった場合は、すぐに愛犬を下ろしましょう。撫でている最中であれば、撫でるのを即座に止めます。そして、ここでも愛犬を見ないふり、無視することが大切です。

突然のうれしょんに驚いて、飼い主さんも騒いでしまうかもしれませんが、それは犬からすればリアクションをしてくれている、構ってもらえている、という勘違いに繋がる行動でしかありません。
これらのケースでも決して慌てずに、冷静に掃除や後始末をしながらも、愛犬に対しては見ないふりを続けましょう。

この行動を繰り返せば、愛犬の中で「おもらしをしても良いことが起きない」と認識することができます。

◆興奮が収まらない場合

興奮状態が中々収まらない子にも、まずは構ってアピールを無視することから始めましょう。
少し落ち着きが見られたら、お座りなどのコマンドを出してみてください。指示に従うことができたらたくさん褒めて構ってあげましょう。
コマンドを出すことで、一旦気持ちを落ち着けることができる子も中にはいます。

このように「愛犬が興奮状態の時は構わない」という姿勢を貫き、何度も繰り返し行うことで、愛犬は「興奮している時は構ってもらえない、大人しくしていれば構ってもらえる」と認識することができるでしょう。
そういう認識ができてくれば次第に、感情・興奮のコントロールを、愛犬自身が上手になっていけます。

◆絶対に叱らない

うれしょんをしないようにしつける上で重要なもう1つのポイントは、決して叱らないことです。
犬は悪気があって、うれしょんをしているわけではありません。うれしょんをされて困るのは、飼い主さんの都合でしかないのです。

うれしょんは「あなたが大好きだよ!」「凄く嬉しいよ!」という気持ちや、飼い主さんへの服従心が現われたものです。
飼い主さんからすれば、「また後始末をしなければいけない!」という思いが瞬時に浮かび、イライラが込み上げてくることもあるでしょうが、そこはグッと堪えてください。叱ってしまいそうになったら、「大好きだと言ってるだけ!」と一度心の中で唱えてみましょう。「この子は自分を大好きだと教えてくれてるのだ」と、愛犬の想いを頭に浮かべればきっと我慢できます。

うれしょんをする理由には、犬にとって挨拶の一種と同様の意味合いもあります。犬にとっては挨拶のつもりだったのに、突然怒鳴られてしまっては驚きと悲しみでいっぱいになってしまいますよね。
また、叱られることで「構ってもらえた!」と認識してしまう場合や、うれしょんをすることで飼い主さんの気を引こうと考えてしまうケースも実際にあります。

いずれにせよ、うれしょんに対しては絶対に叱らないこと、飼い主さんが冷静に対応をすることがとても重要だということですね。


しつけをしても改善しない場合は?

うれしょん

個体によっては、やはり感情のコントロールが上手くできない子や、しつけを続けても中々改善しない子も中にはいるでしょう。

◆来客中はマナーベルトやオムツを着用する

それでも「今されたら困る!」というシチュエーションは、日常の中で訪れますよね。
例えば来客がある時、人懐こい性格の子であれば、お客さんに対して興奮し、うれしょんをしてしまうことも考えられます。お客さんにオシッコをかけてしまうと、それは大変なこと…。どうしても回避したいケースの一つだと思います。

根本的な解決とはなりませんが、そういう時はマナーベルトやオムツを使用して乗り切りましょう。
また、来客中にはケージ等に入れておくというのも一つの方法です。

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◆事前におしっこを済ませておく

マナーベルトやオムツを使用し続けることは、やはり改善する方法とはいえません。余計なコストもかかってしまいますよね。
可能な限り、うれしょんをさせない状況を作るのが最善策といえるでしょう。

これからうれしょんをしそうな状況が訪れるぞ…と予測できる場合は、事前にトイレでオシッコを済ませておき、膀胱を空にしておくのが効果的な一つの方法となります。
また、愛犬が精神的に不安定だと感じる場合は、その原因を突き止めること、その不安を払ってあげることをまず始めてくださいね。

◆病気の可能性にも注意

もう一つ覚えておきたいのは、愛犬がしてしまう粗相がうれしょんではなく、排尿異常や尿漏れからくるケースもあるということです。
愛犬が興奮していない状況だったり、特に何のタイミングでもないのにオシッコを漏らしてしまった、というようにうれしょんとは少し違う、理由の見当たらない状態が続く場合は、病気の可能性が潜んでいることがあります。

尿漏れや失禁から考えられる病気の一例を紹介しますので、万が一に備えて覚えておきましょう。

◎神経性の尿失禁として、椎間板疾患による神経障害、外傷による脊椎損傷や骨盤神経損傷、脊髄腫瘍など。
◎非神経性の尿失禁として、ホルモン反応性尿失禁、尿道括約筋機能不全など。
◎先天性の異常として、異所性尿管や膣の狭窄など。

他にも膀胱炎が原因だったり、高齢によって尿漏れをしやすい状態になったというケースがあります。

うれしょんなのか、病気や体の異常からくるものなのか、愛犬の状況を良く観察することで適切な判断をしてあげましょう。
判断し難い、心配だという場合は病院へ相談してみるのが一番安心ですね。


まとめ

飼い主さんへの愛情表現の一つでもある「うれしょん」。
愛犬の状況に応じて、しつけをしたり、予防策をとるなどして、上手に付き合っていきましょう。



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壱子

壱子

子供の頃から犬が大好きです。現在はキャバリア4匹と賑やかな生活をしています。愛犬家の皆さんに役立つ情報を紹介しつつ、私自身も更に知識を深めていけたら思っています。よろしくお願いいたします!

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