【獣医師監修】シニア犬を老化させない食事の秘訣!関節ケアで老化防止に取り組もう!

2018.05.14

【獣医師監修】シニア犬を老化させない食事の秘訣!関節ケアで老化防止に取り組もう!

人間同様に犬にも老化は訪れるもの。しかも残念なことに、犬は人間よりも歳をとるスピードが早いですよね。飼い主さんが愛犬のシニア犬世代に直面することは、自然なことです。歳をとると体に色々な症状がでてきますが、関節炎は最も代表的な症状の一つです。シニア犬と呼ばれる世代が近付いてきたら、老化防止のためにも関節のケアを行いましょう! 今回は、シニア犬に有効な関節ケアについて、どんな方法があるのか紹介します。

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こんな症状が出たら関節ケアが必要!

犬 シニア 老化

シニア犬に現れる老化現象で、ほとんどの場合初めに訪れるのは「脚の異常」ではないでしょうか。

◆シニア犬の老化の約80%が後ろ足から

人間でも「足腰が痛い」という言葉を耳にしたり、老化と共に足の衰えを感じる方も多いでしょう。家族に老人がいる方、または飼い主さん自身がシニアと呼ばれる年代の方であれば、イメージがつきやすいと思います。

シニア犬の場合、その内の約80%が後ろ足から弱ってくるといわれています。

◆シニア犬に現れる傾向

分かりやすいもので、以下の症状や様子がシニア犬にはみられます。

◆歩くスピードが以前より遅くなった
◆散歩の際に長い距離を歩かなくなった
◆歩き方にぎこちなさを感じる
◆散歩や運動をしたがらない
◆階段や段差の昇り降りを避けている
◆座り方が以前と変わった

これらのような症状がみられた場合、他の病気や怪我の疑いがなければ、愛犬には関節の衰え・トラブルが起きている可能性があります。

シニア犬以外でも注意は必要

シニア犬なると、高齢化により骨密度の減少や弱体化が現れ、若齢期と比べると活動力の低下がみられるようになります。

骨・筋肉・関節などから成り立つ運動器が衰えると、痛みや違和感を感じ、段々と動くのが億劫になってしまったり、痛みを庇うように座り方に変化が現れてしまうのです。

また、関節トラブルは、ほとんどの場合老化が引き起こすものですが、日頃の散歩・運動不足や、愛犬が肥満体質である場合には、関節の衰えや悪化などが起こりやすい傾向にあるので注意が必要です。


関節ケアが必要な理由は?

◆運動器の機能が低下してしまう

老化の症状によって動くことをセーブしていると、運動器の機能はどんどん低下し、更に動けなくなっていくでしょう。放置すれば、そのまま介護が必要なシニア犬状態にまで辿り着くこととなるかもしれません。

介護は飼い主さんにとって負担となるだけでなく、愛犬自身が大きなストレスを感じることとなります。何より自由に動けなくなってしまった愛犬を見るのはとても辛いでしょう。

健康寿命を延ばすためにも、運動器が長持ちするように、老化防止にできることはしてあげたいものです。
そのためにも、まずは愛犬のシニア犬化、老化現象にいち早く気付くことが重要です。

◆老化の症状を緩和することが大切!

普段から健康管理に注意するのは勿論大切ですが、とはいえシニア犬となるにつれて起こる老化現象を止めることはできません。
しかし、適度な運動や適切な食事・サプリメントなどで、関節ケアを行うことができます。

症状を改善できる場合もあるので、愛犬の老化防止のために覚えておきましょう!


食事で関節ケアをしよう!

関節ケア

代表的な関節ケアの方法には、散歩や運動によって行うものと、食事やサプリメントによって行う方法があります。

愛犬が運動嫌いであったり、怪我や、既にシニア犬のため動くのが難しいという場合は、食事内容に気を配ったり、サプリメントを利用するのがお勧めです。勿論、健康な愛犬にとっても健康寿命を延ばす効果が期待できますよ。

今回は主に食事による関節ケアで、老化防止を図る方法を紹介してきます。

◆普段の食事は「高タンパク質」を重視

「動物性たんぱく質」という栄養素の名前を聞いたことがありますか?実はこの栄養素が、免疫力の維持や向上、そして筋肉の維持につながるのです。
シニア犬となると筋力は衰えてしまいますが、筋力の低下は関節にかかる負荷を増加させます。更にシニア犬になるにつれ、必要なたんぱく質の量は増えるのです。

普段から与える食事には、高タンパク質を補える内容のドッグフードを選んであげましょう。

◆見逃しがち…?重要な「非必須アミノ酸」とは?

体をつくるのに、必要不可欠な栄養素であるタンパク質。実は、20種類のアミノ酸の組み合わせからできており、「必須アミノ酸」と「非必須アミノ酸」の、二つに大きく分類されています。

必須アミノ酸は、体内で生成することができない栄養素のため、食事などでの摂取が必要となります。
しかし逆に、非必須アミノ酸は体内での生成が可能な栄養素です。名前に“非必須”とついているので勘違いしてしまいそうですが、それが落とし穴なのです。

◆「非必須アミノ酸」を積極的に取り入れよう

必須アミノ酸を食事で摂らなければ!という話を聞いたことのある方は多いかもしれませんが、非必須アミノ酸の存在を忘れてはいけません。

野生動物には、毎日食事ができる保証はありません。そのため、生命維持に必要不可欠であるアミノ酸を、体内で生成できるよう進化をしてきたのです。この重要な栄養素こそが、「非必須アミノ酸」です。
しかし、一般的なドッグフードには非必須アミノ酸の基準がないため、犬にとって理想的な非必須アミノ酸の量が不足していることが多いようです。

このため、必須アミノ酸と同様、非必須アミノ酸に関しても、食事内容やサプリメントなどによって補うことが愛犬の健康維持に繋がるといえるでしょう。


コラーゲンと犬の関節ケアの驚きの関係

私たち人間もよく耳にするタンパク質のひとつ「コラーゲン」ですが、実は犬の関節ケアにも大きく影響するといわれています。

◆非必須アミノ酸を多く含むコラーゲン

非必須アミノ酸は、コラーゲンに多く含まれており、コラーゲンの成分75%以上が非必須アミノ酸となっています。
しかも、犬や猫は消化器からの吸収が人間よりもダイレクトに作用します。コラーゲンを摂取することで効果のある、毛並みや毛艶の向上は短期間で感じられるといわれているのです。

また、コラーゲンには、細胞と細胞を結ぶ「のり」・細胞を支える「骨格」・境界線を作る「壁」の様な、主に三つの役割があります。
関節の動きをスムーズにしたり、血管のしなやかさの保持や丈夫な骨作り、更に肌のハリ・弾力や毛艶を良くする、という大きな働きがあります。特にシニア犬には積極的に摂り入れるべき成分といえるでしょう。

愛犬の食事内容にコラーゲン成分を摂りいれるよう配慮したり、サプリメントを利用することで補うことをお勧めします。

◆コラーゲンの取り入れ方は?

食品からも得られる栄養素ではありますが、効率的な摂取方法としては、サプリメントを与えるのが手軽ですよね。
現代では様々な犬用サプリメントが販売されており、コラーゲンに関しても、やはり重要な栄養素ということで、商品は多種多様です。

人間用のサプリメントを愛犬に与える方も中にはいるかもしれませんが、これには注意が必要です。コラーゲン自体には何も問題はないのですが、人間用のサプリメントには様々な添加物が配合されているのです。
添加物の種類によっては、犬や猫にとって害をもたらす種類もありますので、愛犬に与えるサプリメントは必ず犬用の商品にしてくださいね。

◆お勧めのコラーゲンサプリメント「あしたも走ろっ。」

「あしたも走ろっ。」は、国内最大のコラーゲン原料メーカーのニッピが開発した犬用健康補助食品です。

この商品には、体作りに必要不可欠と紹介した非必須アミノ酸を効率的に摂取できる、という大きな特徴をもっています。
更に、低分子化されており、吸収量を維持できる、コラーゲン由来のジペプチドを血中へ大量供給できる、というシニア犬には特に魅力的な仕組みでできているのです。

5年という研究期間をかけて安全性を確認した、魚由来のコラーゲンペプチドが原料とされています。
愛犬の体重に合せた回数を振りかけるだけ!という便利な容器が付属される、大変魅力的な「お試しセット」もありますよ。

●おすすめ商品
あしたも走ろっ。お試しセット 40g

骨・軟骨・じん帯・筋肉・皮ふ・毛・つめ・内蔵など全身を作るために本当は大切な栄養素なのにドックフードには基準がなく不足しがちな非必須アミノ酸を効率的に摂取できます。一振りで一定量の粉が出る便利な定量容器付きです。

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シニア犬必見!積極的に摂り入れたい栄養素とは?

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現代では子犬用・成犬用・シニア犬用などの年齢別であったり、犬種別のドッグフードの他にも、様々な犬用サプリメントが販売されています。

前述したようにコラーゲンの他にも、健康維持・関節ケア・老化防止に効果が期待できる代表的な栄養素を紹介していきます。

◆グルコサミン

軟骨保護成分が含まれており、関節の老化防止に役立ちます。軟骨の修復・関節痛などの症状に効果が期待できるのです。ちなみに甲殻類のキチン質から作られています。

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シニア犬のおやつ グルコサミン・コンドロイチン配合 20g×5

鶏ささみと鶏レバーをベースに、好みのサイズに簡単にちぎれるやわらかさに仕上げたシニア犬用スナックです。20gの少量パックなので、持ち歩きにも便利です。7歳頃からのシニア犬の健康に配慮して、グルコサミン・コンドロイチンとミルクカルシウム、鶏レバーを配合しました。保存料、酸化防止剤、発色剤、増粘安定剤、着色料、食塩は使用しておりません。食品用のお肉を使用し、新潟の自社工場で製造しています。

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◆コンドロイチン

シニア犬には嬉しい、別名「若返りの素」と呼ばれるサメ軟骨から作られる成分で、こちらにも軟骨保護成分が含まれています。関節の保護効果・老化予防に効果が期待できます。

◆ヒアルロン酸

美容効果があるということで知名度の高い栄養素ですが、ヒアルロン酸には軟骨・関節のサポート効果があります。
保水力に富んでいるため、軟骨に潤い・クッション性を与える働きがあり、更に動脈硬化の予防にも期待ができます。そして、表皮細胞の新陳代謝を促す働きから、肌の老化防止、皮膚・毛並みを良くするという嬉しい効果もあります。

◆オメガ3脂肪酸

魚油に多く含まれるオメガ3脂肪酸には、関節炎などの炎症性疾患を防止・制御する働きがあります。更に、健康的な皮膚や光沢のある被毛を保つのにも効果があるそうです。

このオメガ3脂肪酸は、体内で生成できる成分ではないので、食事やサプリメントで補う必要があります。

◆ビタミンC

抗酸化作用という免疫力向上効果を持っている、抗酸化栄養素の一つです。
筋肉や骨、皮膚や歯を強くする働きがあり、体内のコラーゲン生成に必要不可欠な栄養素でもあります。免疫力が高まることで、病気やガンの予防、そして老化防止に大きな効果をもたらします。

人間にとっても美容・健康維持に必要な栄養素ばかりなので、名前は聞いたことのあるものがほとんどでしょう。栄養素によって関節ケアに効果的であったり、老化防止に大きく影響したりと、様々な特色がありますよね。

愛犬の状態に合わせて、またはシニア犬となる前に効果を期待して、サプリメントの利用を検討してみてください。


シニアの健康維持に関節ケアは必須

愛犬がシニア犬世代に近付いてきたら、関節の状態に注意して適切な対応をとることが大切です。健康維持・老化防止のためにも、効果的な食事やサプリメントの選択、適度な運動を忘れないでください。

愛犬がシニア犬となってからも、健康的で幸せな日々を長く保てるように、できることから始めましょう!

※こちらの記事は、獣医師監修のもと掲載しております※


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壱子

壱子

子供の頃から犬が大好きです。現在はキャバリア4匹と賑やかな生活をしています。愛犬家の皆さんに役立つ情報を紹介しつつ、私自身も更に知識を深めていけたら思っています。よろしくお願いいたします!

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