愛犬にとってフローリングは危険?!滑らないための対策を!

2018.06.14

愛犬にとってフローリングは危険?!滑らないための対策を!

犬を飼う上で、飼い主さんが配慮しなければいけない部分の一つに「飼育環境」があります。その中でも、今回は「床」について着目してみましょう。フローリングの床は犬にとって滑りやすい材質です。愛犬へもたらす影響はどんなものなのか、知っておく必要がありますね。 滑ることで及ぶ健康被害や、滑らないための対策方法を覚えておきましょう。対策に役立つペットグッズも紹介しますので、是非参考にしてみてください。

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フローリングは犬の健康に悪影響?

フローリング

現代では、ペットとして飼われている犬が、室内犬であることが多い時代といえるでしょう。しかも、アパート・マンションに限らず、一軒家であっても、床材にフローリングが設置されるのが当たり前です。

ペットを飼っている愛犬家の皆さんは、犬の飼育環境の中でも、床材に対して注意を払っているでしょうか?

◆滑りやすく危険なフローリング

実は、フローリングは犬にとって滑りやすい材質のため、健康被害を招くリスクがとても高いのです。

本来、犬は地面に爪を食い込ませて走ります。しかし、フローリングなどの場合それが不可能のため、ツルツルと滑ってしまうのです。

床が滑ることで、愛犬の体に以下のような沢山の悪影響が起きることが考えられます。

<起こり得る危険の一例>

・踏ん張りがきかず、思い通りに動けない
・想定外の方向に足が滑ることで、体勢を崩してしまう
・ジャンプ後や飛び降りた時に、着地に失敗する
・滑ることで余計な力が関節や四肢などに加わるため、筋肉を傷める
・階段など高い所から落ちてしまう

このように数々の危険性が考えられ、もたらされる怪我や症状も軽度から重度までと様々です。打撲や捻挫、骨折であったり、犬種によって起こりやすい病気もあります。


フローリングのおうちで注意したい犬の病気

それでは、犬が床で滑ることによって発症する可能性のある、症状の一例をみてみましょう。

◆膝蓋骨脱臼

膝蓋骨脱臼は、人間でいうと膝のお皿である、犬の後ろ足の膝蓋骨が正常な位置からずれてしまう状態のことです。
スキップするように足を一本浮かせて歩くなどの歩行異常や、横座りする、後方から見ると足が曲がっている、などの症状が起こります。

原因のほとんどが、膝関節の溝が浅いことに起因しているようで、小型犬に多くみられる病気といえます。発生要因には先天的な原因も含まれますが、歩行・走行時に滑ったり転んだりすることで発症することも多いようです。

膝蓋骨脱臼は4段階の重症度に分けられています。
グレード1では、時折膝蓋骨が外れても自然に正常位置に戻り、生活に支障をきたしません。しかし、グレード4となると、常に膝が外れた状態となってしまいます。外科手術を要する場合もあるので、何より悪化させないことが大切です。

気になる症状を確認した場合は、早めに獣医さんに診てもらいましょう。

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◆股関節形成不全

股関節形成不全は、太腿の骨と骨盤を結合する、股関節の形が異常な状態のことをいいます。
歩行時に腰が左右に揺れたり、後ろ足をうまく折りたたむことができない、運動を嫌がる、スキップするような仕草をみせる、などの症状が主にみられます。

大型犬や超大型犬に多くみられる症状で、遺伝であったり、発育期の生育環境が大きな要因となります。
しかし、遺伝的な問題はなくとも、大型犬・超大型犬の場合、体重が重いので関節にかかる負担が大きく、深刻な異常を引き起こす可能性が考えられるのです。

成長期で軽症の場合は、安静療法で悪化を防止しますが、痛みがあり症状が進行している場合は、投薬治療を行います。投薬治療で効果が得られなければ、外科手術を施すこととなります。

愛犬が大型・超大型犬の場合、子犬の頃から注意を払いましょう。肥満にならないよう食事量に常に気を配ったり、症状が悪化しないように運動制限が必要となります。異常を感じたらすぐに病院に相談してください。

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◆椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニアは、背骨の間にある椎間板というクッションが潰れて変形した状態のことをいいます。
人間社会でも知名度の高い病気の一つですが、犬においては、軟骨異栄養症性犬種(ビーグル・プードル・パグ・シーズーなど)、胴の長いダックスフンドが発症しやすいといわれています。

交通事故や落下・衝突などによる過度の外圧、肥満や老化などが主な原因です。

歩行異常、運動を嫌がる、痛みや麻痺が起こる、などの症状がみられ、痛みや麻痺は、ヘルニアとなった箇所によって発生する部分が異なります。

症状が軽度であれば、投薬治療や運動制限などを行いますが、重症の場合は手術を施します。神経症状が膀胱・直腸に及ぶと排泄補助が必要となったり、運動機能の回復が見込めなければ、補助用具を用いた歩行補助を要します。

完治が難しく、回復したとしても再発する可能性が高い病気です。可能な限り、予防に努めたいものです。

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犬がフローリングで滑らないための対策は?

犬がフローリングで滑らないための対策

愛犬の健康を維持するためには、飼育環境を整えることが大切です。自宅で愛犬が滑る姿をよく見かけるのであれば、早急に対策をとる必要があるでしょう。

愛犬が走っても滑らない環境を作るための方法は様々です。どのような対策方法があるのか、覚えておきましょう!

◆対策①カーペットやマットを敷く

購入した商品を床に敷くだけなので、比較的簡単にできる対策方法です。フローリングに汚れや傷がついているのであれば、その目隠しにもなりますね。

分割できるカーペットも種類豊富に販売されています。この場合、汚れた部分のみを交換したり、洗うことができるタイプもあるので、メンテナンスも手軽に行えるでしょう。

但し、フローリングの良さがなくなってしまう、ノミやダニの温床となる可能性が上がる、耐久性に欠けるという点も頭に入れておく必要があります。対策をとりたい床面積が広ければ、それだけ費用もかかるでしょう。

また、商品によって毛足がループ状のものや、カットパイルのものがあります。愛犬の爪が引っ掛かる可能性を考えると、カットパイル状の毛足の方が安全といえるかもしれません。

1枚ものマットや絨毯を引いてしまうと、粗相をされたり、イタズラをされてボロボロになってしまった場合に、全交換が必要になります。分割できるカーペットやマットを選択する方が、初めに費用がかかるかもしれませんが、長く使用できる確率は高いでしょう。

◆対策②ワックスをぬる

ワックスは、室内のインテリアとしてイメージが保持できる、本来フローリングが持つメリットを残すことができるという良い点があります。床面のコーティング効果もあるので、マーキング被害の軽減や、傷付き防止も期待できます。

施工業者に依頼すると、効果が高い上に長期保証がつきますが、費用は高くなるので家庭のお財布事情と相談ですね。。

悪い点としては、床によってワックスがかけられない場合がある、素材に合わない場合に変色するなどという点があげられます。床暖房設備がついていて、できない場合もあるでしょう。

ワックスも様々な種類が販売されていますが、使用する場合は安全面を考慮して、ペット用の商品を選択することをお勧めします。
しかし、どうしても匂いはでてしまいます。個体によっては、ワックスの匂いを嫌がる子もいるので、様子を見ながら使ってみてください。

◆対策③滑り止めシートやコルク材を敷く

滑り止めシートやコルク材を敷くなどの方法もあります。

滑り止めシートもペット向けの商品が販売されており、床に敷くだけなので簡単にとれる対策法です。
薄いので段差ができずにつまずくこともありませんが、その分耐久性には欠け、破れてしまうことはあるでしょう。

コルク材は、衝撃吸収率や防音効果が高いので、ペットを飼っている家庭にはピッタリの床材です。
但し、シートやマットなどと比べて高価なために費用がかかることと、愛犬の爪で抉れる可能性が高いという点も考慮しなくてはいけません。

◆床の状態や愛犬に合わせて対策しよう

室内の床がフローリングであれば、カーペットやマットを敷く、滑り止め用のワックスを塗るという方法が、愛犬が滑らないための主な対策となります。

しかし、いずれの方法にもそれぞれ上記のような良い点と悪い点がありますので、フローリングの範囲や愛犬の状態、かかる費用などを考えて、それぞれの家庭に適した対策方法を考えてみましょう。

●靴下を履かせるのもおすすめ
ソックスシリーズ

室内でのワンちゃんの滑り止めに、熱い外でのお散歩に!
細かいところまで作りこまれたワンちゃんに優しいソックスです。

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滑り防止に役立つペットグッズ3選!

ペットを飼っている家庭向けに、床の滑り止め対策として、多数多様な滑り防止アイテムが販売されています。

お勧めの商品を何点か紹介しますので、参考にしてみてください。

◆ウィズペットフロア

ウィズペットフロア

ペットと人にやさしい、共生型カーペットです。毛先がカットされているためペットの爪が引っかかりにくく、適度なグリップで足腰の負担を軽減、ケガや脱臼、ヘルニアを予防します。またスムース加工で表面が滑らかになっており、抜毛のお掃除もし易くなっています。

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画像のカラーはスノーです。


40×40cmサイズで、カラーが豊富なカーペットです。組み合わせ次第で様々なインテリアが楽しめて、飽きもきません。

足腰の負担を軽減できる適度なグリップがきいており、爪が引っ掛かりにくいカットパイルの毛足でできているので、愛犬にも人にも優しい商品となっています。表面はスムース加工で滑らかなので、抜け毛の掃除もしやすいという優れものです。

◆防滑消臭マット

防滑消臭マット

ペット用に開発された滑りにくい、消臭機能を持った床材で出来たマットです。滑りにくい構造でペットの足腰の負担を軽減します。

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画像のカラーは01 サイズは50×65cmです。


滑りにくい構造の上、さらに消臭機能を併せもった床材で作られた1枚もののマットです。表面・裏面共に塩化ビニル樹脂でできているので、万が一の粗相にも慌てることなく掃除ができます。

サイズは、50×65cmから130×190cmまでの大きさで4種類あります。対策をとりたいフローリング面積に応じて、適したサイズを選べるでしょう。

インテリアに馴染みやすいデザインなので、室内でもそこまで違和感を感じさせません。

●粗相をしても安心!
オシッコ汚れ専用おそうじシート 2個パック

アミノ酸系洗浄剤でオシッコ・ウンチの汚れがキレイに拭き取れます。 緑茶乾留エキスの消臭成分と除菌剤の配合で、拭いた後もにおわず清潔。 アミノ酸系洗浄剤・緑茶乾留エキスを配合なので、使用後ペットがなめても安心。

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◆ペット用廊下敷マット

ペット用 廊下敷マット スタンダード 450 2枚入り

敷くだけでスベリにくくなります。掃除機をかけても吸い付かない。カテキン消臭機能付き。汚れたら洗濯機で丸洗いOK。防音効果があり、床面のキズ防止にもなります。はさみで簡単にカット出来る上、ほつれることもありません。

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画像はスタンダード450タイプ


敷くだけで廊下が滑りにくくなり、吸着タイプなので掃除機の邪魔にもならない手軽な滑り防止アイテムです。
カテキン消臭機能付きで、汚れた場合には洗濯機での丸洗いも可能。さらに、防音効果と床面の傷防止にも効果をみせます。

はさみでカットしてもほつれないので、使用したい面積に合わせて、または好きな形にカットして敷くことができます。45×90cmサイズが2枚入っているので、真っ直ぐな長い廊下にも対応できますね。厚手タイプも販売されています。

●ペットの毛・汚れがついたものはペット用洗剤でスッキリキレイ
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離毛効果のある洗剤・柔軟剤でしつこいペットの毛もすっきり♪毛のついた衣類・ファブリック用品は専用の洗濯機がおすすめ。

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愛犬の健康な足腰のためにフローリングに工夫をしよう

他にも様々なタイプの滑り防止アイテムが販売されています。ご家庭の室内環境を考慮して、適したアイテム探しをしてみましょう。
また対策グッズ使用の他にも、日頃から愛犬の足裏の被毛をカットしておくなど、忘れずにトリミングすることも大切です。

愛犬が末永く健康でいられるために、できることに最大限に取り組みたいものです。



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壱子

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子供の頃から犬が大好きです。現在はキャバリア4匹と賑やかな生活をしています。愛犬家の皆さんに役立つ情報を紹介しつつ、私自身も更に知識を深めていけたら思っています。よろしくお願いいたします!

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