秋の味覚、サンマ・栗・松茸は犬も食べられる?

2018.09.05

秋の味覚、サンマ・栗・松茸は犬も食べられる?

ちょっと動くだけで汗ばむ「夏」が過ぎ去ると、食べ物が美味しい「秋」がやってきます。 “食欲の秋”には、犬と一緒に味覚を楽しみたいですよね。 今回は、愛犬が食べてもOKな秋の食べ物を紹介していきます!

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「サンマ」…栄養たっぷりで健康効果が高い

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秋に食べたくなる定食と言えば「さんま定食」が頭に浮かぶ人もいますよね。
そんな感じで、秋にはサンマが旬を迎えます。
秋の旬の青魚のサンマは、健康効果も期待できる食材です。
犬たちが食べても大丈夫な魚で、一緒に味を楽しめそう。
秋にはサンマを是非食べさせてあげましょう。

◆健康的な体作りに必要な栄養素が豊富

サンマに含まれている栄養成分は、人間にも犬にも嬉しい健康効果が期待できるものばかり。
丈夫な体のもとになる栄養源「タンパク質」が入っている魚なので、積極的に食べたい魚のひとつです。

青魚は「頭が良くなる」とも言われる魚で、記憶力を活性化させる「DHA」や「EPA」がかなり豊富で、「学力もアップする」と子供を持つママ達にも注目されていますね。
すでに持っている能力を退化させないように、脳に元気を与えられる栄養分なので認知症を予防する働きもあると言われています。

また、歯や骨を丈夫にする「カルシウム」、粘膜を保護する栄養分「ビタミンA」、生きるために欠かせない必須脂肪酸のひとつ「リノレン酸」など、魅力的な成分が豊富な魚です。

◆犬の体を考えて与えよう

サンマを食べるときはいくつかの調理法がありますが、ごはんに合う「塩焼き」が好きという人も多いかと思います。
でも、塩をふった人間好みのサンマの塩焼きを犬に与えるのはよくありません。
だからと言って、寄生虫がいるかもしれない生のサンマをお刺身で食べさせるのもダメ。
「味付けをしない」「焼くor煮るで加熱する」に注意して与えるようにしましょう。

そして、気をつけたいのがサンマの小骨…。
骨が多い魚なので、大きな骨だけでなく、小骨の処理もしっかりしてくださいね。

仮に、取り除き方が悪くて小骨があると、ワンちゃんの細い器官にささって大変です。
犬は「骨がささった」と伝えることができないですからね…。

「栗」…甘みがある秋の味覚

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秋になると焼栗などが出回るようになってきて、「秋の味覚」として、子供から大人まで人気が高い味です。
ワンちゃんも甘いニオイに誘われて、栗を食べたがるかもしれませんね。
栗は、基本的に犬に与えてもOKです。

◆栗が持つ嬉しい健康効果とは?

栗には抗酸化作用のある成分が入っていて、老化防止効果があります。

人間よりも小さく、言葉を話せない犬の老化は、気づきにくいもの。
でも、年齢とともに老化が進むのは避けられません。
栗の抗酸化作用で老化スピードを遅くして、「老け」を防いじゃいましょう!
アンチエイジング効果だけでなく、ガン予防にも効果があります。

また、食物繊維が入っているので腸を整えたいときにもぴったりの食材。
腸のなかの乱れが解消でいれば、便秘解消にも期待できそうですね。

◆犬に与えるときには?

まず注意したいのが「生のまま」の栗をあげないこと。
そのままでは硬くて食べにくいうえ、まったく美味しくありません。
しかも消化不良を起こすリスクも…。
栗は、加熱して柔らかな状態にしてから食べさせてあげましょう。
一番表面にある「殻」、そのなかの「渋皮」も剥いてから、愛犬の口のサイズに合わせて食べやすく細かくカットしてくださいね。
丸ごと与えると喉を詰まらす危険もあります。

また、人間用のスイーツもNGです。
モンブランやマロングラッセなどの洋菓子はお酒が入っているかもしれないので犬の体には悪影響。
甘露煮や栗ようかん、栗きんとんなど、砂糖をたくさん使っているものもNGなので気をつけてくださいね。

「松茸」「キノコ類」…鍋には欠かせない山からの贈り物

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キノコは私達の生活に馴染み深い食材。
一年を通してスーパーに売られていますが、鍋が美味しい秋にはさらに存在感を増してきますよね。
エノキやシイタケ、しめじ、舞茸などポピュラーなキノコ類とはちょっと違った高級感を醸し出しているのが「松茸」です。
人工で栽培が難しく、希少価値が高いキノコとして有名ですね。
香りが良く、秋の味覚として一回は食べたくなる人もいるのではないでしょうか。
松茸をはじめ、キノコ類はワンちゃん達に食べさせてもOKな食材です。

◆栄養価の高いキノコは犬にもOK

山の恵みであるキノコ類は、野菜や魚とは違った独特の栄養素が含まれています。

食物繊維がたっぷりで、胃腸の環境を整えてくれます。
排便もスムーズになり便秘も解消すると効果が期待できます。
愛犬の便秘に悩んでいるときには試してみてもいいでしょう。

疲労回復にも良いと言われている「ビタミンB」、歯の健康や骨粗しょう症にも効く「ビタミンD」、ガンを防いだり、アレルギー疾患や高血圧にも効果があると言われている「βグルカン」という成分も含まれているので注目です。

◆松茸をはじめ、キノコを犬に与えるときに気をつけたいこと

一般的には、松茸やキノコ類は、スーパーで商品化されているものを食べますよね。
市販のものは、安全に食べることができるキノコです。

でも、素人が山から直接取ったものには要注意です。
山には、たくさんの種類のキノコが生えていますが、そのすべてが食べても安全な訳ではありません。
なかには毒キノコも多々あり、命を脅かすこともあります。
キノコに詳しい人でも見分けがつきにくい毒キノコもあるので、売られているキノコ以外は食べさせないようにしましょう。

また、食物繊維が豊富なキノコは食べさせる量が多いとお腹がゆるくなったり、嘔吐したりすることも少なくありません。
必ず加熱して、消化しやすいように、細かく刻んで食べさせるように注意しましょう。

そして注意したいのが、人間の鍋料理のなかに入っているキノコを食べさせないこと。
塩分が染みこんだり、犬に危険なネギが含まれていたりと、犬の体にはよくない影響があるので止めましょう。


「さつまいも」…みんな大好き優しい甘み

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秋の代表的な食材の「さつまいも」を焼いた焼き芋は、ホクホクと優しい甘みで、多くの人の心を掴む人気の秋の味覚です。
飼い主さんが焼き芋を食べていると、あまーい香りにつられて欲しがるワンちゃんも多いかも…!
さつまいもには、犬が食べて苦しむような悪い毒は入っていません。
むしろ、ちょっとした健康効果も期待できるので、食べさせてもOKなんですよ。

◆さつまいもの成分は便秘に効く

さつまいもに入っている食物繊維は、腸のなかをキレイにする効果があります。
便秘や下痢など、愛犬の便で悩んでいるときにはおススメの秋の味覚と言えるでしょう。

抗酸化作用や美肌に効果的な「ビタミンC」「ビタミンE」。
人間なら美肌が嬉しいですが、犬の場合は老化防止に役立つでしょう。
また、水分を排出する「カリウム」も含まれています。
体に溜まったいらない毒素を出すデトックスができそうですね。

◆さつまいもを食べさせるときのポイント

さつまいもは、焼くと甘みが増す不思議な食べ物ですよね。
「焼き芋」にして、甘い香りを楽しませつつ、食べさせてあげるといいでしょう。

栄養があるので皮がついたままでもOKですが、消化しにくいことを覚えておきましょう。
おそらく、皮はそのまま出てくるかもしれません。
消化不良で下痢になることもあるので、心配なら初めから皮を取り除いた状態で食べさせてくださいね。

ただ、食べさせる量に注意。
甘い秋の味覚でついつい食べ過ぎちゃいますが、カロリーが高いのが気になります。
喜ぶからとたくさん与えると、肥満になっちゃうので注意してくださいね。

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さつまいもジャーキー 80g

愛犬が大好きなさつまいもを使い、ふんわりと仕上げました。
ほどよいやわらかさ、小型犬におすすめです。

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「リンゴ」…爽快感のある甘さがワンちゃんも大好き

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リンゴは年中スーパーで見かける果物ですが、特に秋になると売り場にたくさん見かけるようになります。
もぎたての新鮮なリンゴは、とても美味しいですよね。
爽やかな甘みで老若男女問わず、人気があります。
犬達にも与えてOKな果物のひとつです。

◆「医者いらず」とまで言われるリンゴの健康効果

リンゴには注目すべき健康成分がいくつか入っています。
食物繊維が多く含まれていて、お腹の健康に役立ち、便秘も解消してくれそうです。

抗酸化作用のあるポリフェノールも嬉しい成分。
活性酸素の発生をおさえる、老化を防ぐ、コレステロール値を下げる、ガンを防止するなどの効果があります。

◆リンゴはそのまま食べさせてもいい?

実は、リンゴの皮には多くのポリフェノールがあるので、皮ごと食べるのも健康効果が期待できるでしょう。
ただ、栽培する時点で農薬がかかっています。
ていねいに洗えば農薬が薄れてくるとも言われますが、やはり犬たちに与えるとなると気になりますよね。
できれば、剥いて果肉のみを与えるのがいいかもしれません。
「無農薬」と謳われているリンゴなら皮ごと与えても良さそうですね。
また、種や茎は与えないようにしてください。

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愛犬が大好きなリンゴに、味わい深い鶏のササミを巻きつけました。あげてたのしい、食べておいしいおやつです。リンゴには、善玉菌を増やす食物繊維が含まれており、おいしく愛犬の健康維持をサポートします。フルーツの自然の甘みにチキンのジューシーな旨みが加わって、愛犬が夢中になって食べます。農林水産省の厳しい生産基準をクリアした工場でしっかり加熱処理しています。

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「梨」…水分補給にもおススメ

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秋になると見かける美味しい果物の梨。
いろんな品種の梨があって、秋の味覚としても人気があります。
「ウチの愛犬も梨が好きだよ」という飼い主さんの言葉をよく耳にしますが、犬達が食べてもOKな果物です。

◆栄養と言うよりも水分が多い梨

なんと、約9割が水分で占められているという梨。
そんなに水分が多いなんてビックリですよね。
そのため、水分補給としての与え方もおススメ。
「水をあまり飲まない」というワンちゃんがいたら、水分として与えてもいいですね。
甘くて美味しい梨にきっと喜んでくれると思います。

また、中国では古くから「漢方薬」としても活躍してきた果物です。
「アスパラギン酸」や「カリウム」が疲れた体をサポートしてくれます。
利尿作用があるカリウムは、尿をたくさん出して不要な老廃物を体の外に出してくれるでしょう。
腎臓病を予防する意味でも期待したい成分ですね。

◆食べさせ過ぎには注意しよう

梨のシャリシャリした食感の秘密は、小さな粒のような「石細胞」。
ただ、消化しにくいものなので、食べさせ過ぎるとお腹を壊すことも。
1日に20グラムくらいが適量と言われるので、それを超えないように注意しましょう。
適量以上与えると、下痢を引き起こすかもしれません。

また、消化されない種や芯は与えないように。
皮を剥いて、「すりおろす」「細かく刻む」など、食べやすいように与えるのがベストです。


秋の味覚を楽しむため共通して言えることとは?

秋が旬な食べ物は、香りと味で私たちの食欲を刺激してくれるものばかり。
美味しそうな香りにつられて、愛犬も横で「食べたいよ~」と催促してくるかもしれませんね。

ただ、どの秋の食べ物にも言えることですが、人間用に味付けをしたものを与えるのは避けましょう。
調味料が犬の体に悪影響なこともあります。

また、基本的には食べさせてもOKな食材でも、個体差があるので、犬によっては体に異変が起こることもあるかもしれません。
初めて食べさせるときには、慎重に様子を見ながらにしましょう。

なかには、体に合わなくてアレルギー反応を起こしてしまう犬もいます。
少量から始めて、様子を見ながら美味しく食べさせてあげてくださいね。


まとめ

秋はいろんな食べ物が美味しく感じる季節ですね。
サンマやサツマイモ、栗など、焼くと美味しい香りが広がると、ワンちゃんの臭覚を刺激します。
香りにつられて食べたがる仕草を見せるかもしれませんね。
食べてOKなもの、NGなものを覚えておくといいでしょう。

また、たくさん食べさせることで肥満に繋がるようなカロリーの高い秋の味覚もあります。
カロリーを考えながら、必要以上に食べさせないように気をつけたいものです。

そして、下痢や嘔吐など、「犬に合わないのでは?」という症状が見られたら、与えないようにすべきでしょう。
栄養がたっぷり詰まった魅力的な秋の味覚。
愛犬と一緒に、「秋」を感じながら食べましょう!



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笹本 雅

笹本 雅

犬が好きです。小型犬でも大型犬でもとにかく犬が大好きです。これから犬種についてや豆知識や健康についてなど、幅広いワンちゃんについての情報をご提供していきます。犬好きの方にぜひとも見ていただいてご意見いただければと思います!

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