犬が散歩で歩かない状態になる理由はこの6つ!実はやってはいけないあのしつけ方法

2019.10.02

犬が散歩で歩かない状態になる理由はこの6つ!実はやってはいけないあのしつけ方法

犬が散歩中に歩かない状況になったことは、多くの飼い主が経験しているでしょう。その原因は、恐怖や散歩の疲れ、怪我や病気、過去の嫌な経験から、新しいリードやハーネスが気に入らないなど多岐に渡ります。 犬が歩かなくなってしまった際には、犬を抱っこする、散歩のルートを変える、散歩の時間を変えるなど様々な方法で対策を取ることがおすすめです。 犬が散歩中に歩かない状態になった時の対策や、やってはいけない対処法、役立つしつけなど、詳しくご紹介します。

【目次】
1.犬が散歩の途中で歩かなくなるのはなぜ?
 1-1.犬が散歩で歩かない理由①恐怖
 1-2.犬が散歩で歩かない理由②疲れ
 1-3.犬が散歩で歩かない理由③怪我
 1-4.犬が散歩で歩かない理由④病気
 1-5.犬が散歩で歩かない理由⑤過去の嫌な経験から
 1-6.犬が散歩で歩かない理由⑥リードやハーネスが気に入らない

2.犬が散歩の途中で歩かなくなった時の対策は?
 2-1.対策①抱っこする
 2-2.対策②散歩のルートを変える
 2-3.対策③散歩の時間を変える
 2-4.対策④散歩時間を減らす
 2-5.対策⑤おやつで気分転換をする

3.犬が歩かない時にやってはいけない対処法は?
 3.やってはいけない対処法①引きずる
 3.やってはいけない対処法②怒る
 3.やってはいけない対処法③抱っこ
 3.やってはいけない対処法④犬の行動に従う

4.スムーズな散歩をするためのしつけ方法は?
 4-1.リーダートレーニングをする
 4-2.リードやハーネスに慣れさせる
 4-3.音に慣れさせる
 4-4.「待て」を教える
 4-5.クリッカートレーニング

5.しっかりしつけをして、散歩中に歩かなくなる現象を防ぎましょう!

犬が散歩の途中で歩かなくなるのはなぜ?

犬 散歩 歩かない

犬をお散歩させていて、いきなりグッと足を踏ん張り歩かなくなってしまった経験はないでしょうか。

実は多くの犬と飼い主が、散歩中にいきなり歩かなくなる経験をしています。その原因にはどのようなものがあるのか、ご紹介します。

◆犬が散歩で歩かない理由①恐怖

散歩先の道に何があるのかわからない、何か怖い音がする、苦手な犬が居るなど、恐怖から足がすくんでしまい、歩かない場合があります。

特に、社会性に乏しい子犬や、音や振動に敏感な老犬は、恐怖から歩かないということが多く見られます。

◆犬が散歩で歩かない理由②疲れ

いつもより散歩量が多かったり、運動量の減った老犬などは、疲れによって急に歩かない状態に陥ることが多いです。

散歩や運動による疲れは、散歩中に歩くスピードが遅くなったり、ハァハァと舌を出して荒い息遣いをするなど兆候が見られることが一般的です。
犬の疲れのサインを見逃さないようにして、散歩中に歩かない状態になることを回避するようにしましょう。

◆犬が散歩で歩かない理由③怪我

犬が散歩中に急に歩かなくなる時には、怪我の可能性も高いです。

人間の様に靴を履いている訳ではないため、何か異物を踏んでしまって傷ついたなどの理由や、関節炎や膝蓋骨の脱臼なども考えられます。

◆犬が散歩で歩かない理由④病気

散歩中に急に歩かなくなることが続く様であれば、病気の可能性もあります。

心臓病で歩くことが辛い、関節疾患など様々なことが考えられます。また、肥満症の犬は四肢に負担もかかることから歩行が辛く、歩かない状態になるという事も多いです。

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目の疾患で、視野が狭まる、見え辛い(視力の衰え)などの症状がある場合にも、見えないという恐怖から歩かないということがあります。

◆犬が散歩で歩かない理由⑤過去の嫌な経験から

過去にその場所で何か嫌な事があった、という経験を覚えていて歩かない状態になってしまうこともよくあります。
例えば、その場所で他の犬と喧嘩になった、飼い主に怒られたなどです。

この場合は精神的なトラウマになっている可能性が高いので、改善にも時間がかかる事が多いです。

◆犬が散歩で歩かない理由⑥リードやハーネスが気に入らない

特に、新しいリードやハーネス、洋服を着せた時に起こりがちな歩かない原因として、それが気に入らないという抗議であることがあります。

家から散歩に出る時にすでに動かない状態で抗議する犬もいますが、中には散歩を楽しんでいたように見えたのに途中で急に歩かない状態になる犬もいます。


犬が散歩の途中で歩かなくなった時の対策は?

犬が散歩の途中で歩かなくなった時の対策には、どのようなものがあるのでしょうか。確認してみましょう。

◆対策①抱っこする

歩かない犬を一時的に抱っこする対策方法は、主に子犬や老犬の「恐怖による歩かない現象」に有効です。

恐怖の中を無理やり歩かせたのでは、更に恐怖が募る結果に成りかねません。抱っこして、犬を飼い主の腕の中で安心させてあげましょう。

◆対策②散歩のルートを変える

散歩のルートに気になるものがある、過去に嫌だった記憶があるといった場合には、散歩のルートを変えることも効果的な対策方法です。

いつも曲がっている角を曲がらず、違うルートを通るなどして気分転換をしてあげると良いでしょう。

◆対策③散歩の時間を変える

散歩の時間帯を変えることもおすすめです。時間により車の往来の激しさや、騒音量なども変化がありますので、人間が気づかない範囲で犬にとっての「嫌な事」があるのかもしれません。

また、特に夏場は時間の経過とともにアスファルトが熱を帯び、肉球が火傷しそうなほど熱くなる事もあります。
夏などの季節には、犬の散歩時間を早朝にする、などの対策をおすすめします。

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◆対策④散歩時間を減らす

散歩の時間が長く、疲れてしまっている際には、時間を減らすことを試してみましょう。

適切な散歩の時間や量(距離)は、犬種によっても異なりますし、同じ犬でも年齢によって変化があります。
もしかしたら、散歩時間を見直す年齢になっているのかもしれません。

◆対策⑤おやつで気分転換をする

根本の解決法ではありませんが、一つの対処法としておやつで気分転換する方法があります。

おやつを与えることで気分を変えて、その日の散歩を終わらせて、翌日からの散歩ではルートを変える、時間帯を変えるなどの別の対策方法を試みると良いでしょう。


犬が歩かない時にやってはいけない対処法は?

犬 散歩 拒否

犬が散歩で歩かない状況に陥った時に、逆にやってはいけない対処法にはどんなものがあるのでしょうか。確認してみましょう。

◆やってはいけない対処法①引きずる

犬が歩かない状況になった時に、リードごと無理やり引きずった経験はないでしょうか。一番多く使われる咄嗟の対応策ですが、実はやってはいけない対処法です。

リードごと引きずることで、肉球の裏をすりむいたり、首を痛めるなどの怪我の危険性があります。
また、何かしらの原因を放置してしまうことになるので根本的な解決にならないうえに、引きずられた経験が「恐怖」「怒り」として残ってしまうことがあります。

◆やってはいけない対処法②怒る

犬の問題行動には、必ず「原因」があります。その原因に向き合わずに、安易に怒ってはいけません。
怒ることで、飼い主との信頼関係に問題が生じたり、怒った場所に対して新たなトラウマが出来たりすることもあります。

犬が歩かない状況に陥った時には怒らないようにしましょう。

◆やってはいけない対処法③抱っこ

歩かない犬を抱っこする対処法が合わない犬もいます。

それは、抱っこの方が楽だから、高い場所から見る景色が好きだからなどの理由から抱っこしてほしいが為に歩かない状況になる犬です。問題行動の中でも「仮病」に当たります。

こういう犬の場合には、抱っこすることは犬の言いなりになるということを意味していますのでやってはいけない対処法だと言えます。

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◆やってはいけない対処法④犬の行動に従う

こちらの道が嫌だからこちらの道へ行く、とルートを犬が決めたりする場合、そういう犬の意志に従うことは犬にリーダーとしての権利を明け渡すことに繋がります。

毅然とした態度で、犬が好き放題行動しない様にノーが言える飼い主になりましょう。


スムーズな散歩をするためのしつけ方法は?

散歩中に歩かない、などの問題を起こさずにスムーズに散歩するためのしつけ方法にはどんなものがあるのでしょうか。確認してみましょう。

◆リーダートレーニングをする

犬を飼ううえでの全ての基本は、飼い主を群れのリーダーだと認識させることです。

リーダーとは、群れを守る存在であり、安心して命を預けられる存在のことです。飼い主をリーダーとしてしっかり認識した犬は、散歩中でもリーダーを信頼して後をついてくるため、歩かなくなることはありません。

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◆リードやハーネスに慣れさせる

一回装着することができたらオーケーという段階から、徐々に3分、5分と時間を伸ばしていき、装着していることが当たり前の状態にまでするしつけ方法です。

このしつけを覚えると、新しいリードやハーネスを嫌がって歩かないという状況になることを避けることができます。

◆音に慣れさせる

無駄吠えの問題行動矯正に有効な、音に慣れさせるしつけも歩かない犬には効果があります。

しつけ方法は、室外の車の往来やサイレン、踏切の音などの騒音を室内でも流し、音に慣れさせるという方法です。
このしつけ方法で、犬は今まで怖がっていた音に対して何も反応を示さなくなり、突然歩かない状態になることも無くなります。

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◆「待て」を教える

犬の代表的なしつけである「待て」も、犬の散歩中の歩かない現象に有効です。

犬が急に歩かなくなった時に、即座に「待て」をすることで、犬が自主的に動かないという状況から、飼い主が待てというコマンドを指示した、という図案に持っていきます。
適度な時間を置いた後に、「良し」「オーケー」などでコマンドを解除すると、犬は静止状態から解放されるため、自然に歩き始めることが多いです。

◆クリッカートレーニング

クリッカーと呼ばれる犬のしつけアイテムを使うしつけも有効です。

クリッカーとは、押すとカチッという音が鳴る道具で、その音と行動を結びつける様にしつけていきます。
クリッカーの音と結びつける行動は飼い主が自由に決めることができますが、おすすめはクリッカーの音と散歩を結びつける方法です。

普段の散歩の際に、クリッカーの音を鳴らすことでクリッカーの音は歩く音だと認識させます。
クリッカートレーニングが完了すると、突然歩かない状況になってもカチッとクリッカーを鳴らすことで再び歩きだすことができます。

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16ページの「ほめるしつけ」日本語マニュアル付き。「お手」などのやってほしいことができたときにクリッカーを鳴らし、それからごほうびをあげることで、効果的に「ほめるしつけ」ができます。

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しっかりしつけをして、散歩中に歩かなくなる現象を防ぎましょう!

この記事では、犬が散歩中に歩かない状況になった時のことをご紹介しました。

ご紹介した様々な対処法やしつけ方法をすることで、散歩中の問題行動は矯正することができます。楽しい散歩が、犬と飼い主のコミュニケーションの場となるように日常の中から対策をとるようにしましょう。



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St.Elmos

St.Elmos

動物看護士、トリマー、愛玩飼養管理士などの資格を持っています。 家族の一員としてのワンちゃんネコちゃんにまつわる情報をお伝えできればと思います。

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