迷い犬を見つけたらこの6ステップで接する!保護の方法と保護した後の対応は?

2020.05.08

迷い犬を見つけたらこの6ステップで接する!保護の方法と保護した後の対応は?

もしも迷い犬を保護したとしたら、保護した後は一体どうしたら良いのでしょうか?意外と保護した後にどのような行動を取れば良いのか、という事を知らない方は多いと思います。 そこで今回は、あなたにもそんな場面が来るという可能性を考えて、迷い犬を見つけた時にどうすれば良いのか、本当に迷い犬なのかの確認の仕方、保護した時はどのような手続きをすれば良いのかをご説明したいと思います!

【目次】
1.迷い犬を見つけたらどうする?

2.迷い犬を見つけた時の接し方6ステップ
 2-1.①立ったまま声を掛ける
 2-2.②体勢を低くしてしゃがむ
 2-3.③近寄って来るのを待つ
 2-4.④時間をかけて様子を見る
 2-5.⑤下から手の平を差し出し待つ
 2-6.⑥リード・首輪・鎖などを持つ、つける

3.迷い犬を保護する時の注意点

4.迷い犬かどうかを判断する方法は?

5.迷子の犬を保護したときに行うべきこと
 5-1.迷い犬が安心できる環境を作ってあげる
 5-2.警察へ届け出る
 5-3.保健所へ報告する
 5-4.近くのペットショップやお店に伝える
 5-5.周辺の方に聞き込み
 5-6.張り紙を作る
 5-7.インターネットで情報を拡散する
 5-8.フリーペーパーに掲載する
 5-9.ラジオも利用する

6.飼い主さんが現れた場合に確認すること

7.まとめ

【掲載:2019.04.11  更新:2020.05.08】

迷い犬を見つけたらどうする?

迷い犬

まずは「あなたの近くに迷い犬が現れた」というシチュエーションで想像してみて下さい。「どうしたの?」と思わず手を出してしまいますよね。

しかし、ちょっと待って下さい!全く初見の人物に急に手を出されたら、相手の犬だってビックリしますよね。警戒している所に知らない人がいきなり手を出してきたら、驚いて咬みついてしまう可能性だってあります。

そこで、まずは迷い犬を見つけた時にどのように接すれば良いのかをご説明していきたいと思います。


迷い犬を見つけた時の接し方6ステップ

何といっても第一に気を付けて欲しい事は、「迷い犬に咬まれない」ようにするという事です。この事を良く頭の中に入れておきましょう!

相手の犬に咬まれないように接するためのやり方を説明していきたいと思います。

①立ったまま声を掛ける

最初は立ったまま迷い犬に声を掛け、反応を見ましょう。
この時に迷い犬が「オスワリ」の指示に従う、甘える仕草をしてくるなどの行動が見られるかを見極めます。

②体勢を低くしてしゃがむ

迷い犬に攻撃性が見られない場合には、体勢を低くしてしゃがみましょう。

③近寄って来るのを待つ

相手の犬が自分から近寄って来るのを待ちましょう。この間、優しく声を掛け続けてあげましょう。

④時間をかけて様子を見る

しばらくすると迷い犬が近づいてくると思いますが、すぐには触らないようにしましょう。
犬は警戒や恐怖からでも尻尾を振る事があります。例え尻尾を振っていても、すぐに迷い犬を触る事は危険ですのでやめましょう。

自分に害を与える存在ではない事を分かってもらうくらいの感覚で、時間をかけて接してあげて下さい。

⑤下から手の平を差し出し待つ

近寄ってきた迷い犬に触る場合は、絶対に犬の頭の上から手を出さないようにしましょう。迷い犬の頭の上から手を出してしまうと、「叩かれる!」と思って咬みついてしまう子もいます。

下から手の平を差し出した状態で、迷い犬が近寄って来るのを待ちましょう。

この段階で迷い犬が近づいてこない場合は、保護する事が難しい可能性もあります。無理をしないようにしましょう。

⑥リード・首輪・鎖などを持つ、つける

迷い犬に触る事が出来たら、迷い犬に付いているリード・首輪・鎖などを持ち、保護を完了させましょう。

リード・首輪・鎖などの物が何もない場合には、近くにいる人に代わりになる物を用意してきてもらいましょう。

近くに誰もおらず、リード・首輪・鎖のどれも見当たらない場合には、迷い犬を驚かせないようにそっと立ち上がり取りに行きましょう。

迷い犬もとても不安な気持ちでいっぱいです。一度触ることに成功した迷い犬は後ろから付いてくる場合が多いので、優しく声を掛けてあげながらリードのある場所まで誘導してあげましょう。


迷い犬を保護する時の注意点

迷い犬への接し方はお分かりいただけたでしょうか?

大切な事は「自分が咬まれないようにする」という事です。無理に保護しようとして咬まれたりひっかかれたりした場合、大きなケガにつながる可能性も否めません。

特に「接していた犬が迷い犬ではなく、捨て犬・野良犬だった場合」は要注意です。一度人間に捨てられたことがあったり、人間に虐げられた経験のある犬は、攻撃性が強くなる傾向もあります。

個人での保護が難しい場合は、地域の動物保護団体や愛護センターなどに相談してみるようにしましょう。

●あわせて読みたい
犬に噛まれたらどうする?噛まれた後の危険について

可愛らしい表情で私たち人間を癒してくれる犬たちですが、本能的に噛むことがあります。 遊びの延長で噛むなど許容範囲の噛み方もあるものの、本気スイッチが入って「強めに噛む」こともあります。 見た目には分かりにくいですが、犬は鋭い歯を持っています。 あまり力が入っていない噛み方をされても小さな傷ができるでしょうし、本気で噛まれたら縫うほどの傷ができる可能性もあるでしょう。 また、犬が持っている菌が原因で後から病気を発症することもあり、安易に放置するのは危険なことなのです。

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迷い犬かどうかを判断する方法は?

では、迷い犬か迷い犬ではない犬なのかは、一体どのように判断すれば良いのでしょうか?

必ずしも「コレ!」と決まった判断方法はないのですが、大まかな判断基準となる方法をお教えいたします。

  • リードを付けている・・・迷い犬
  • 首輪を付けている・・・迷い犬
  • 鎖を付けている・・・迷い犬
  • 洋服を着ている・・・迷い犬
  • 段ボールに入っている・・・捨て犬
  • 犬の近くに手紙が添えられている・・・捨て犬

体などがとても汚れていたとしても、迷い犬の可能性があります。見た目だけで判断しないようにしましょう。


迷子の犬を保護したときに行うべきこと

迷い犬を保護した後の手続き

迷い犬を保護した後は、どのような行動をすれば良いのでしょうか?

迷い犬を保護した後に取るべき手続きと、した方が良い行動を説明していきます。

◆迷い犬が安心できる環境を作ってあげる

迷い犬は、知らない場所や初めて見る人間ばかりで不安な気持ちがいっぱいです。そのため、迷い犬が安心できるような環境を整えてあげましょう。

迷い犬を一時的に保護する場所としては、飼い主さんが探しに来た時に外から目に付きやすい場所が良いと言えます。
寒い季節の時は暖かくしてあげ、暑い季節の時は涼しい場所に保護してあげましょう。自分の愛犬と同じようにしてあげれば良いだけです。

不安がってとても鳴いてしまう子も中にはいます。そのような時はフードを与え、満腹にしておくと不安が少しは軽減されるようです。

この時に鑑札や連絡先が付いていないかどうかもチェックしておきましょうね。

自分の愛犬がいる場合には、感染症の予防のために迷い犬との接触は避ける事が望ましいでしょう。

◆警察へ届け出る

迷い犬を保護した後は、警察に届け出ましょう。というのも、迷い犬は「落とし物」扱いとなってしまうため、警察で管理する必要があるためです。

そのため、迷い犬を保護した時には警察へ「迷い犬を拾った」という旨を伝えましょう。

◆保健所へ報告する

迷い犬を保護して警察へ届け出た後は、必ず保健所へも報告しておきましょう。

あなたの愛犬が迷子になった場合、まず保健所へ連絡しますよね?迷い犬の飼い主さんも保健所へ連絡を入れている・もしくはこれから連絡を入れる可能性が高いです。

無事に迷い犬が飼い主さんの元へと戻れるように、保健所へも連絡は入れておきましょうね。

◆近くのペットショップやお店に伝える

迷い犬の飼い主さんは、近くのお店やペットショップで目撃情報がないかどうかを確認しにくる可能性があります。
その際にお店の店員さんが情報を知っていれば、迷い犬が無事に飼い主さんの元へ戻れる可能性も高くなります。

飼い主さんは犬とはぐれた場所から重点的に探すと思いますので、迷い犬を保護した場所から近いお店は一通り声を掛けるか張り紙を置かせてもらいましょう。

◆周辺の方に聞き込み

迷い犬を保護した場所の周辺の方に、迷い犬に見覚えはないか聞き込みをしましょう。

その時迷い犬も一緒に連れて歩いたほうが周辺の方も分かりやすいので、できれば迷い犬も一緒に連れて聞き込みをしましょう。

ただし、迷い犬に元気がなく、衰弱している様子や怪我をしている様子が見られる時は、連れて歩くと負担がかかってしまいます。そのような様子が見られる時は、連れて歩かずに自宅で安静にするか、病院を受診してあげましょう。

◆張り紙を作る

張り紙を作る際には、以下の情報などを記載すると良いでしょう。

  • 迷い犬の顔、全身の毛色が分かる写真
  • 犬の特徴(耳が片方垂れている、前足だけ色が白いなど)
  • 自分の連絡先(イタズラされてしまう事もありますので、番号は固定電話ではなく携帯電話の番号を記載しておきましょう)
  • 保護した場所
  • 保護した時間

張り紙は近くのお店に置いてもらうだけでなく、隣町などから来た可能性も考え、隣町の方まで足を延ばして設置してもらいましょう。

ただし、張り紙を設置する際には無断で設置してはいけません!必ず敷地や店舗の方に許可をもらいましょう。

参考)ペットの専門店コジマ ペットの捜索について

◆インターネットで情報を拡散する

近年では、ツイッターやインスタグラムなどのSNSを利用して迷い犬を保護している事を拡散するという手段を取る方が多いようです。
張り紙をお店などに配るよりも多くの人の目に留まりやすいため、「無事に飼い主さんが見付かった」というケースが多いのもSNSで情報を拡散する方法の強みです。

◆フリーペーパーに掲載する

中には地域のフリーペーパー等で迷い犬を保護した旨を掲載してくれるところもあるようなので、そのような情報誌なども積極的に利用してみましょう。

◆ラジオも利用する

地域のラジオで迷い犬を保護した旨を伝えてくれる場合もあるそうです。一度地域のラジオ番組にも問い合わせてみると良いかもしれません。


飼い主さんが現れた場合に確認すること

飼い主さんと名乗る方が現れたからと言って、すぐに迷い犬を引き渡してはいけません。中には「犬が欲しいから」という理由で、飼い主になりすます人もいます。

そのため、「飼い主だ」という方が現れた時には、

  • 飼主さんに会えた時の迷い犬の反応
  • 迷い犬を飼っていたという証拠の写真
  • 警察の介入

などの対策をすると良いでしょう。物的証拠がない場合も多いと思いますので、その場合には話し合いはもちろん、警察にも立ち合いをお願いしましょう。

無事に迷い犬を飼い主さんに引き渡せた後は、迷い犬を保護した事を伝えた場所全てに「飼い主さんが無事に見つかりました」という旨を必ず伝えておきましょう。

また、必ずしも飼い主さんが見つかるとは限りません。飼い主さんが見つからなかった場合は、

  • 警察に相談
  • 自分で保護を続ける(飼ってあげる)
  • 新しい里親を探す

などの対応をしてあげましょう。くれぐれも、もう一度放してしまうなどの無責任な事はしないで下さいね。


迷い犬に関するまとめ

迷い犬を保護した場合の対処法などをご紹介してきましたが、いかがでしたか?

実際に今までで迷い犬を保護した経験がある方は多いと思います。いつ迷い犬と遭遇し、保護する場面がくるかというのは誰にも分りません。もしかしたら明日迷い犬に出会うかもしれませんよね。

今一度迷い犬に出会ったらどのようにして保護すれば良いのか、保護した後はどのような対応をすれば良いのかを読み返し、いざという時にすぐに動けるように備えておきましょう!



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ちょば

ちょば

わんちゃん大好き人間です。動物の専門学校にて様々な資格取得後トリマーやペットショップの店長を経験しました。たくさんの方に楽しいワンワンライフを送っていただくため、持てる知識と経験をフルパワーで提供していきたいと思います。

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