犬がブランケットにくるまる理由とは?毛布の選び方3つを紹介!

2023.01.12

犬がブランケットにくるまる理由とは?毛布の選び方3つを紹介!

大切な愛犬の寒さ対策は大丈夫?暑い夏が終われば、あっという間に肌寒い季節の到来です。そして、寒くなるとよく目にするのがブランケットにくるまる犬。あまりの可愛さに、思わず口元が緩んでしまいますよね。犬たちは、なぜブランケットにくるまるのでしょうか? 今回は、犬がブランケットにくるまる理由と毛布の選び方3つをご紹介します。そろそろ寒さ対策をしたい方、犬用ブランケットの購入を考えている方は要チェックです!

【目次】
1.犬がブランケットにくるまる理由は?
 1-1.犬がブランケットにくるまる理由①飼い主のにおいがする
 1-2.犬がブランケットにくるまる理由②あたたかい

2.犬にはブランケットとベッドどちらがいい?
 2-1.ブランケットの特徴はいろんな用途に使えること!飼い主のにおいをつけやすいのもGOOD
 2-2.ベッドの特徴は「眠る」に特化していること!
 2-3.どっちがおすすめかはケースバイケース

3.犬用ブランケット・毛布の3つの選び方
 3-1.犬用ブランケット・毛布の選び方①耐久性が高く、安全なものを選ぶ
 3-2.犬用ブランケット・毛布の選び方②どうやって使うかで選ぶ
 3-3.犬用ブランケット・毛布の選び方③好きな柄・デザインで選ぶ

4.犬のブランケットに関するまとめ

【掲載:2021.09.15  更新:2022.10.07】

犬がブランケットにくるまる理由は?

犬がブランケットにくるまる理由

ブランケットにくるまる愛犬はとってもキュートで癒やされますよね。実はブランケットにくるまる理由には奥が深い真実が隠れています。

◆犬がブランケットにくるまる理由①飼い主のにおいがする

人間の100万~1億倍もの嗅覚を持つ犬。特に鼻先(マズル)が長い犬種であるほど、嗅覚が鋭くなると言われています。

犬は、においを嗅いで危険を察知したり、仲間であることを確認しています。仲間のにおいを感じることで、安心感を得ているんですね。

そして、ペットとして飼われている犬にとって、群れのリーダーは飼い主です。飼い主のにおいがたっぷり染み込んだブランケットにくるまることで、安心感を得ています。

ちなみに犬は群れで行動するため、お留守番が大の苦手。1人になると不安でイタズラをしたり、飼い主が帰ってくるまでずっと吠えていることもあります。犬が1番ストレスを感じるのがお留守番なんです。

そこで、少しでも不安を和らげるために、あなたのにおいが染み付いた毛布を置いておきましょう。安心して、おとなしくお留守番ができるようになりますよ。

毛布にくるまる理由が、ずっとあなたの近くに居たいからだなんて、ますます愛犬が好きになっちゃいますね。

◆犬がブランケットにくるまる理由②あたたかい

単純明快。犬はあたたかいから毛布にくるまります。人間だって、寝るときは布団に入りますよね。ふわふわで快適だし、落ち着きます。

ワンちゃんだって、冷たい地ベタよりもあたたかい毛布にくるまっているほうが快適だし気持ちが良いです。

ただ寒さが苦手な犬種は要注意です。フレンチ・ブルドッグやヨークシャー・テリアなどの小型犬は、とっても寒がりです。

また、寒さに強い犬種でも、部屋で飼われている子は寒さが苦手。ずっと快適な場所にいると、寒さへの対抗力が落ちてしまうんです。

そんな犬たちは、毛布にくるまることで、寒さに耐えています。

また、子犬や高齢のワンちゃんも要注意。体温調節がうまくできず、寒さへの対抗力もガクッと落ちています。
ブランケットにくるまって、必死に寒さをしのいでいるのかもしれません。


犬にはブランケットとベッドどちらがいい?

大切な愛犬のためにあったかグッズを買ってあげたい!でも、ブランケットとベッドどっちがより快適?愛犬に合ったアイテムで、寒い季節を乗り切りましょう!

◆ブランケットの特徴はいろんな用途に使えること!飼い主のにおいをつけやすいのもGOOD

ブランケットの最大の特徴は、いろんな用途に使えること。
例えば、ケージの中に敷けばマットの代わりに、折りたたんで置いておけば寝床にと、様々な用途に使えます。

また、飼い主のにおいを付けやすいのもメリット。犬によっては、新しく購入したアイテムに警戒心を抱く子もいます。「せっかく買ったのに、使ってくれなかった」なんて、悲しいですよ…。

飼い主のにおいがついたブランケットだと、愛犬も喜んで使ってくれますよ。

◆ベッドの特徴は「眠る」に特化していること!

ベッドの最大の特徴は、眠ることに特化している点。快適さを重視して開発されたアイテムなので、愛犬が落ち着ける空間を作ることができます。

ベッドには、「マットタイプ」「ドームタイプ」「カドラータイプ」の3種類があります。この3タイプについて、簡単に紹介します。

●一番オーソドックスな「マットタイプ」

ノーマルスクエアベッド カーキ
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小型犬から大型犬まで、どんなワンちゃんでも利用できます。

ただ、犬は狭いところが好きな生き物。置き場所によっては使ってくれないかもしれません。

なるべく狭くて暗い場所に設置してあげるのがポイントです。

●マットに肘掛けのようなモノがついた「カドラータイプ」

マットタイプと同じく、小型犬から大型犬まで、どんなワンちゃんでもOKです。

お尻を仲間にくっつけて眠る犬の習性を利用した「カドラータイプ」は、より安心して落ち着くことができますよ。

●洞穴のような穴が空いた「ドームタイプ」

ハウスベッド 横型 ピンク
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狭いところが大好きなワンちゃんにとっては最高のベッドですね!最初は警戒して入ってくれないかもしれませんが、慣れれば喜んで使ってくれますよ。

ただ、夏場は要注意!熱がこもりやすい構造なので、熱中症になる可能性があります。屋根がとれる商品もあるので、夏は外して使ったほうがいいかもしれません。

また、大型犬用は品数が少ないです。あるにはあるのですが、価格が高いのが難点。

◆どっちがおすすめかはケースバイケース

ベッドにプラスしてあったかグッズがほしいなら、ブランケットがおすすめ。色んな用途に使えるので、1枚くらいは持っておいても損はないかもしれません。

決まった寝床がほしい方は、ベッドがオススメ。ブランケットよりも寝心地が良くて、1番くつろげるお気に入りの居場所が作れます。

お気に入りの場所ができると、ストレスの軽減や無駄吠えなどの問題行動を防ぐことができますよ。

ただ、ワンちゃんにもベッドが好きな子やブランケットが好きな子など性格が全然違います。ドーム型のベッドを怖がる子もいるので、両方用意して気に入った方を使うのがオススメ。

ワンちゃんにとって、1番ベストな環境を作ってあげることがなによりも大切です。


犬用ブランケット・毛布の3つの選び方

犬用ブランケット・毛布の3つの選び方

それでは「耐久・安全性」「使用用途」「デザイン」の3つの点からブランケットの選び方をご紹介します。

愛犬が喜びそうなモノを探してみてくださいね。

◆犬用ブランケット・毛布の選び方①耐久性が高く、安全なものを選ぶ

作りが陳腐な毛布だと、噛みちぎってそのまま飲み込んでしまう可能性があります。腸に異物が詰まってしまうと、腸閉塞という病気引きを起こす危険があります。

そのため、簡単には噛みちぎれない耐久性が高いブランケットを選ぶようにしましょう。犬に着せるタイプは、いたずらができないので安心ですよ。

ちなみに、ブランケットの噛み(吸う)癖のことをサッキングと言います。サッキングの目的は、ストレスや寂しさを解消するためだと言われています。

でも犬がモノを噛むのは当たり前ですから、怒らないであげてくださいね。噛んでも良いおもちゃを与えて、日頃から愛犬とコミュニケーションを取ることが重要。なるべくストレスを溜めさせないようにしましょう。

そして、静電気を発生させやすいウールやフリース素材の毛布も要注意。ホコリやハウスダストなどのアレルゲン物質を引き寄せてしまいます。

遺伝的に皮膚が弱いフレンチ・ブルドッグやコーギー、シーズーなどの犬種は特に注意しましょう。

オーガニックコットンは、静電気を発生させにくいだけでなく、化学物質も使っていないので安心ですよ。

◆犬用ブランケット・毛布の選び方②どうやって使うかで選ぶ

冷たい地べたに敷く目的や、ふわふわで気持ちよく寝るためだったり、あなたがどんな目的で使いたいのかによって、選択します。

●下に敷いて使う

犬のお腹は毛が薄いので、毛布の感触がダイレクトに伝わります。肌触りが良いカーペットみたいなタイプのブランケットを選びましょう。ゴワゴワな感触だと、愛犬が気に入ってくれないかもしれません。

ただ、ベッドの下に敷くのであれば、感触はあまり重要ではないかも?

●ベッドとして使う

厚手でさわり心地が良いブランケットを選びましょう。毛が薄いお腹に接触するので、さわり心地が重要ですよ!

●上に掛けて使う

できるだけ薄手で、重みを感じないタイプを選びましょう。特に小型犬は、厚手で重い毛布を嫌がります。

ただ薄手のタイプは、噛みちぎって飲み込んでしまう危険があるので要注意!

●ケージを覆うのに使う

ケージ全体を覆って、冷たい空気を遮断するために使いたいのなら、サイズを重視しましょう。ケージよりも小さいブランケットでは、あまり意味を為しません。

また、ケージの隙間からブランケットを引っ張ることがあるので、なるべく耐久性が高いことも重要です。

●ひんやりグッズとして使う

夏バテ予防としてひんやりグッズを探しているなら、冷感ブランケットがオススメ。触るとひんやりするので、ワンちゃんの夏バテ予防にぴったりです。

ただし、効果は一時的。過信は禁物ですよ。

◆犬用ブランケット・毛布の選び方③好きな柄・デザインで選ぶ

犬にとってはどうでも良いけれど、飼い主からすれば重要なのがデザインです!

最近では、オーダーメイドでオリジナルのブランケットが作れます。ワンちゃんの似顔絵が描かれたブランケットが作れるということで、巷でも人気になっています。

ただし、完成まで2~3週間くらいかかります。寒くなる前に注文を済ませておく必要がありますよ。


犬のブランケットに関するまとめ

暖かいフワフワなブランケットから薄手のサラサラとしたブランケットなど、色んな商品があります。愛犬にぴったりなブランケットを選んで、寒い冬も楽しく快適に過ごせると良いですね!

寒さが苦手な子だと、ブランケットだけでは十分な防寒にならないこともあります。湯たんぽなど他のあったかグッズも併用するのがオススメですよ。



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