DIYに挑戦!犬用フェンスを手作りしよう!!作り方や注意点は?

2019.11.30

DIYに挑戦!犬用フェンスを手作りしよう!!作り方や注意点は?

ペット用品の販売種類は年々増加しています。犬用フェンスも勿論、その種類は盛り沢山。しかし、これらを単品で購入するとしても、かなりの出費になりますよね。 今回は、コスパ力抜群の犬用フェンスの作り方を紹介します!使う際の注意点にも触れていきますので、室内にちょうど良いフェンスを見つけられない方、DIYに挑戦してみたい方は、参考にしてみてください!

【目次】
1.犬用のフェンスは手作りできる?
 1-1.ちょうど良いフェンスが見つからない…そんな時こそDIY!
 1-2.愛犬やおうちに合ったフェンスが作れる

2.自作フェンスは自由自在!犬用フェンスの手作り事例
 2-1.材料はダイソーで!コスパ抜群のマネしたいフェンス
 2-2.工夫を凝らして脱走防止
 2-3.オシャレなインテリアを目指したい方に
 2-4.素敵な色合いのフェンスでドッグラン
 2-5.犬用フェンスならこの模様!

3.安価で簡単な犬用フェンスの作り方
 3-1.用意する材料
 3-2.材料が揃ったら組み立てるだけ!
 3-3.結束バンドを使用する場合

4.手作りフェンスを使用する際の注意点
 4-1.強度や耐久度を把握しておこう
 4-2.外での使用には向かない

5.まとめ

犬用のフェンスは手作りできる?

DIY

ペットゲートやサークル、トイレ用品やフェンスまで、現代で販売されている犬用品は、機能性の高いものからオシャレなものまで、本当にたくさんの種類があります。

しかし、市販の商品では、家の間取りや空間に合っていなかったり、高価な商品で手が出せないなど、悩みがついてくる場合もありますよね。

◆ちょうど良いフェンスが見つからない…そんな時こそDIY!

近年DIYが話題となり、様々な物を手作りしたり、室内のインテリアを自作することで大きく変えてみたりと、趣味の一環としても取り組んでいる方が結構います。

購入したフェンスなどの犬用品が室内の空間に合わない、ちょうど良いサイズのものがみつかならい、といった場合、役に立つのがこのDIYです。

今回焦点をあてるのは犬用フェンスですが、実はこれも意外と簡単に手作りすることが可能なのです。DIY初心者さんでも簡単に作れて、出費を大きく抑えられる方法を後述しますので、是非、チェックしてみてくださいね。

◆愛犬やおうちに合ったフェンスが作れる

犬用フェンスを手作りしている方は、意外と沢山。かくいう私も、家庭では自作の犬用フェンスを利用している飼い主の一人です。

手作りということで、こだわればこだわる程、満足のいくアイテムを作ることができますし、限られた材料を工夫して組み立てることで、出費を抑えながらもしっかり使うことのできるアイテムを自作することも可能です。

愛犬や家族にぴったりの、犬用フェンス作りに是非、挑戦してみましょう。

まずは、犬用フェンスの手作り事例を紹介していきますので、自身が手作りする上での参考にしてみたり、そこからインスピレーションを感じてみてはいかがでしょうか?


自作フェンスは自由自在!犬用フェンスの手作り事例

◆材料はダイソーで!コスパ抜群のマネしたいフェンス

トイレトレーニングのために作った仮のフェンスとのことで、安価で簡単に作れるフェンスを上手に利用しています。

このようなタイプの手作りフェンスが、一番簡単に作れて出費も抑えられる優れものといえるでしょう。

後に紹介するフェンスの作り方で作れる手作りフェンスです!

◆工夫を凝らして脱走防止


サークルの隙間から脱走してしまう…。子犬時代の愛犬や超小型犬の飼い主さんであれば、一度はため息をつく悩みごとの一つかもしれませんね。

そんな隙間をなくす為に、このようにフェンスを付け足すというのはとても効果的な方法です。市販の柵やサークル、ケージなどに一工夫して使いやすくできるというのも、DIYの醍醐味ですね。

◆オシャレなインテリアを目指したい方に


木製のフェンスなので技術が必要な逸品です。デザインは西海岸風ということで、羨ましいほど素敵な色合いです。一枚でもこのようなフェンスがあるだけで、印象はガラリと変わります。

好きなようにデザインできるのがDIYの良い所!我が家にはどんなデザインが合うか…色々と想像してみたくなりますね。

◆素敵な色合いのフェンスでドッグラン


大規模な作業が必要となりますが、こちらもオシャレなフェンスです。

ドッグランに扉付き、素敵な色合いで夢のような空間が作られています。高さも愛犬にとって安全で安心感があり、作りも素晴らしいですね。

やはり外で利用するフェンスには、高い技術が求められるようです。

◆犬用フェンスならこの模様!


こちらもおしゃれな手作りフェンス。犬用アイテムには是非ともつけたい、足あと模様がなんとも可愛いですね。

木製フェンスには、このようなデコレーションや飾りをつけやすいという利点があります。そしてナチュラル感の溢れるインテリアが作れるというのも、ナチュラル好きにはたまらないポイントとなるでしょう。


安価で簡単な犬用フェンスの作り方

コスパ力最強で、DIY初心者さんでも簡単に作ることができるフェンスの作り方を紹介します。材料は全て100円ショップで揃ってしまうので、誰でも気軽に始めることができますよ。

まずはフェンス作りに必要な材料をみていきましょう。

◆用意する材料

①ワイヤーネット

ワイヤーネット

必要枚数分、購入しましょう。フェンスを置きたい箇所の幅を予め計っておくことをお勧めします。

ワイヤーネットには様々なサイズがあるので、サイズ違いを組み合わせることも可能です。

100円商品では適当な大きさが見つからない場合には、ダイソーの高額商品をチェックしてみましょう。通常のタイプよりも大きいサイズで、200円以上のワイヤーネットが販売されています。

②ワイヤーネット用連結ジョイント
ワイヤーネット同士を連結できるアイテムです。お店によっては名称や見た目に違いがありますが、大体ワイヤーネットのコーナーに置かれていることが多いです。簡単にワイヤーネットとワイヤーネットを繋ぐことができます。

もしこのアイテムがお店に置いていない場合は、結束バンドを代用することで連結ができます。方法は後述しますので、チェックしてみてください。

③ワイヤーネット用スタンド
ワイヤーネットを立てて置くことのできる優れものです。フェンスの足となる部分ですね。取り付け方も勿論簡単です。

私が100均アイテムでDIYにはまりだした頃は、このような製品は販売されていませんでした。フェンスを立たせるのに、色々な材料を合わせて苦労しながら作ったことが懐かしいです。

このアイテムさえあれば、簡単に愛犬用のフェンスを作ることができるのです。

◆材料が揃ったら組み立てるだけ!

材料を全て買い揃えたら、それをフェンスの形に組み立てるだけです。ジョイントやスタンドの取付け方法は、購入した商品に説明書きがしてあるのですぐに分かります。

まずはワイヤーネットを並べて、ジョイントで連結しましょう。フェンスを置く場所に必要な枚数を並べて連結します。あとはスタンドを取り付ければ完成です。

ちなみに、ワイヤーネットが1枚で十分なサイズの場合は、連結ジョイントを使用せずに、スタンドを取り付けるだけの工程でOKです。

ワイヤーネットを横に並べて作られたフェンスでも、スタンドを使うことで十分自立はしますが、強度を求める場合はワイヤーネットを2枚使用して、角度をつけて取り付ける方法をお勧めします。上から見ると三角のような形にして置くのです。

ただしこの場合は、フェンスを置く場所の広さに余裕が必要です。省スペースで利用したい場合は、ワイヤーネットを平置きしてそれを立てた状態のフェンスを作るのが良いでしょう。

◆結束バンドを使用する場合

連結ジョイントでなく、結束バンドを使用してワイヤーネットを連結する方法もあります。なかなかの強度があるので、装着後に勝手に取れてしまうということはあまりないでしょう。

ただし、結束バンドは装着後に余分なバンド部分を切ることになるので、その切断した場所が尖ってしまうことがあります。余剰分の切り口に注意して切断しましょう。


手作りフェンスを使用する際の注意点

◆強度や耐久度を把握しておこう

特に今回作り方を紹介した手作りフェンスにいえることですが、その耐久度はやはり市販のフェンスには劣ってしまうといえるでしょう。

もちろん、作り方によっては決して倒れないように頑丈であったり、長期に渡って機能し続けられるケースもあります。

しかし、考えられるリスクとして「倒れやすい」「壊れやすい」ということは、頭に入れておいた方がよいでしょう。自身が作成したアイテムの機能性や強度をしっかりと把握しておくことが重要です。

●しっかりしたものを使いたい場合は市販品を!
ペット用 木製おくだけゲート ブラウン

木製で室内に自然に調和。床に置くだけのタイプなので、壁のない場所や幅の広い入口でも設置できます。(壁面への突っ張り取り付けタイプではありません。)

購入

◆外での使用には向かない

今回紹介したワイヤーネットで作るフェンスの場合、愛犬が大型犬や超大型犬であれば、あまり推奨できません。

室内で手作りフェンスを利用するのであれば、愛犬がフェンスから抜けだしてしまったとしても、大きな危険はないかもしれません。

しかし、外で利用した場合、愛犬がフェンスを抜けて飛び出せば、そのまま事故に繋がったり、迷子となってしまう危険性が高くなります。

もし外で使う場合は、室内用のフェンスよりも更に頑丈に、しっかりとした作りにする必要があります。プロレベルの技を持っていたり、DIY上級者の方であれば対応できるとは思いますが、初心者さんは経験を積んでからチャレンジすることをおすすめします。

室内用のフェンスとして作った場合にも、フェンスがしっかりと自立することは前提です。愛犬が小型犬や子犬の場合であれば特に、フェンスが倒れることで怪我をしてしまう恐れもあります。

それらのリスクをしっかりと頭に入れ、安全面に力を入れた物作りを心掛けてくださいね。


まとめ

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愛犬との生活には欠かせない犬用フェンス。キッチンなど入室を禁止している場所や、脱出防止対策として大変重要な役割をしてくれますよね。

ワイヤーネットで作る手作りフェンスは、とても簡単に作ることができます。安価で手に入りやすい材料でできるというのも嬉しいポイントですが、好きな形にすることができるという強みもありますね。工夫次第でフェンスに限らず、サークルやハウス、ゲートや収納場所を作ることももちろん可能なのです。

100円ショップで販売されているアイテムでいえば、「すのこ」も手作りフェンスの材料として利用することができます。色々な材料ややり方を試して、愛犬やお家に合ったフェンス作りを目指してみてください。

手作りフェンスを作っている飼い主さんは意外に多いので、ネットで検索すれば沢山の作成例をみることができるでしょう。そのレベルは簡単なものからプロ仕様のものまで様々ですが、憧れのデザインや作成例をみるだけでも夢が広がります。

簡単に作れる犬用フェンス、一度挑戦してみてはいかがでしょうか?



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壱子

壱子

子供の頃から犬が大好きです。現在はキャバリア4匹と賑やかな生活をしています。愛犬家の皆さんに役立つ情報を紹介しつつ、私自身も更に知識を深めていけたら思っています。よろしくお願いいたします!


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