寒い冬場も犬の散歩は必要?冬の散歩の注意点や寒さ対策方法

2020.11.15

寒い冬場も犬の散歩は必要?冬の散歩の注意点や寒さ対策方法

真冬の寒い日は、愛犬の散歩が億劫になりがちです。 寒い冬場でも、犬の散歩は必要なのでしょうか。 犬が寒がっていても、散歩に連れていくべきなのかも気になります。 そこでこの記事では、冬場に散歩は必要なのかをはじめ、注意点や冬場の寒さ対策などを詳しくまとめました。

寒い日にも犬の散歩は必要?

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真冬の寒い日は、愛犬の散歩が億劫になりがちです。
冬場の寒い日でも、散歩に連れていくべきなのか気になりますよね。
犬は元来寒さに強いとされていて、真冬でも元気に走り回る姿を目にします。
散歩には運動による肥満予防やストレス発散、日光浴による栄養補給など、さまざまな健康効果があります。
そのため、冬場であっても散歩に連れていくことが理想です。

◆犬は寒さを感じないのか

犬は寒さに強いとされていますが、実際寒さを感じないのでしょうか。
実際は犬も寒さを感じ、寒いときには体を震わせるなどのサインが見られます。

犬が寒さに強いとされていたのは、昔ならではの考えとも言えます。
昔は今よりも寒さが厳しくなかったことや、屋外飼育が主であり寒暖差に強い体であったことなどが寒さに強いといわる理由です。

確かに犬の被毛には外気温から体温を守る働きがあるため、人間よりは寒さに強いといえます。
しかし、近年では冬の寒さが昔より厳しいことや、常に空調が管理された屋内飼育が主であること、体温を守るアンダーコートを持たないシングルコートの犬種が増えたことなどから、一概に寒さに強いとは言い切れなくなっています。

◆注意すべき犬種

基本的に犬は寒さに強い動物ですが、なかには寒さを苦手とする犬種もいます。
犬の被毛には、中に体温を維持するふわふわな被毛を持つダブルコートと、それを持たないシングルコートの2種類があります。
シングルコートの犬は、抜け毛が少なく飼いやすいのですが、寒さに弱いという欠点があるため、冬場の散歩には特に注意が必要です。
日本の飼い犬に多く見られるシングルコートの犬種は、以下の通りです。

  • トイプードル
  • マルチーズ
  • シーズー
  • ヨークシャーテリア
  • パピヨン
  • シュナウザー
  • ミニチュアピンシャー

など

シングルコートの犬種は全般的に寒さに弱いため、散歩時の寒さ対策は念入りに行いましょう。

◆冬の散歩に適した時間帯

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冬場の散歩は、日中の温かい時間帯に行いましょう。
日照時間が短い冬場は、朝や夕方になると急激に温度が低下します。
冬場の散歩は、日光がでている暖かい時間帯に行うことが理想です。
散歩に要する時間は、1回に小型犬~中型犬では30分程度、中型犬~大型犬では1時間程が目安だとされています。
しかし、愛犬の年齢や体調などにより散歩の時間は調整が必要になります。


冬の散歩の注意点

近年、飼い犬は室内の空調が管理された環境で暮らしていることが多く、気温の寒暖差に弱くなっています。
このことから、冬場の散歩にはいくつか注意点も存在します。
では、冬場の散歩はどのようなことに気を付ければよいのでしょうか。
ここでは、冬に散歩を行う際の注意点を紹介します。

◆室内との気温差に注意

暖かな室内から、真冬の外に急に移動すると、ヒートショックと呼ばれる症状を引き起こすことがあります。
ヒートショックは急激な気温の変化で血圧が上下し、心臓や血管の疾患が起こることで、命に係わる危険があります。

愛犬の心臓や血管に負担をかけないためにも、急激な寒暖差を作らない工夫が大切です。
いきなり外に連れ出すのではなく、暖房のきいていない廊下や玄関などで体温を慣れさせてから外に連れ出すことで、急激な寒暖差をなくすことが可能です。

また、外に連れ出してもいきなり走り回らせず、少しずつウォーミングアップを行って体温を上昇させていくことで、体にかかる負担を軽減することができます。
ヒートショックは私たち人間にも起こりうる危険な疾患です。
愛犬と散歩に行く際は、徐々に外気温に慣らせ、体にかかる負担を減らして一緒に散歩を楽しみましょう。

◆路面の凍結に注意

日当たりの悪い場所は、日中でも路面が凍結している場所があります。
路面の凍結は滑ってしまったり、霜で肉球を怪我してしまったりするなど危険がたくさんです。
散歩には、なるべく陽当たりが良く路面が乾いた部分を通るようにすると安心です。

◆帰宅したらケアを忘れずに

雨や雪などで体が濡れてしまった場合は、帰宅後すぐに適切なケアを行います。
濡れたまま放っておくと、低体温や風邪などの原因に繋がります。

体全体をタオルドライした後、ドライヤーを使用して完全に乾かします。
タオルドライでは表面しか乾かすことができず、特にダブルコートの犬種は乾いたように見えても、被毛の奥に水分が残ってしまいがちです。
ドライヤーをしっかりと当てて、完全に乾かすことが大切です。
犬用のドライヤーであれば、風量や音、温度などが犬に適した設計になっているためおすすめです。

◆乾燥対策をする

冬場の乾燥は、犬にも影響を及ぼします。
乾燥がひどい日は、加湿器などを使用して部屋の湿度を適切に保つ必要があります。
また、毛の生えていない鼻先や肉球は、乾燥によるダメージを受けやすいため、ケアが必要です。

鼻や肉球のケアにはペット用など犬が舐めても害のない保湿剤の使用がおすすめです。
散歩前に鼻先に塗り、散歩後に汚れを拭いた肉球に使用して、乾燥によるひびわれから守りましょう。
あまり多く塗ってしまうと、滑ったり不快で舐めてしまうため、少量を使用しましょう。

◆子犬やシニアは無理をしない

犬の健康のためには、冬場でも散歩に連れていくべきですが、子犬やシニアの場合は異なります。
子犬やシニアは体力が低く、寒暖差の影響を受けやいため注意が必要です。
散歩に連れていく際は、天気の良い昼間などに行いましょう。
また、体調が優れない日や悪天候、特に寒い日などは無理をしないことが大切です。


犬に洋服は必要?

今はワンちゃん用の洋服もたくさん販売されていて、なかには飼い主とペアルックができるおしゃれ着もあるほどです。
犬に洋服が必要かということは、以前から賛否両論のある議題です。
そもそも犬には、人間でいう洋服の役割をする被毛があるため、洋服を着る必要はありません。
しかし、人込みなどでの抜け毛対策や、冬場の寒さ対策などに洋服は活躍します。

トイプードルなど、体温を維持するアンダーコートを持たないシングルコートの犬種は、寒さに弱い傾向があります。
そのため、冬場の散歩は寒さを感じやすいため、洋服を着せることで外気温から体温を守ることができます。
また、レインコートなどは雨から身を守ることができるほか、犬用の靴は足場の悪い場所から肉球を守る役割をします。

洋服は可愛いからといって1日中着せていると、蒸れて皮膚病の原因になったり、太陽光を浴びることができなかったりするなど良くありません。
犬用の洋服は、用途を工夫することで便利なグッズになりますが、使用する際は正しい方法で着用をしましょう。

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犬が寒そうにしている際の対処法

犬も気温が低いと寒さを感じます。
犬が寒さを感じた際に見せる主なサインは、以下の通りです。

  • 体を震わせる
  • 体を丸めてじっとしている
  • 食欲や飲水量が低下する
  • 動きたがらない

気温が低い際にこのような症状が見られた場合、犬にとって寒すぎる可能性があります。
愛犬の寒さ対策は、以下の方法がおすすめです。

  • エアコンによる暖房
  • 床暖房やヒーター
  • ペット用のヒーターや湯たんぽ
  • 毛布などくるまれるものを与える
  • ぬるま湯を与える

体温が下がっている場合、ドライヤーの温風をあてるなど急激に体温を上げることは、心臓に負担がかかり良くありません。
暖房やペット用のヒーター、湯たんぽなどを使用して、徐々に体温を回復させてあげましょう。
また、食欲や飲水量が低下している場合は、水をぬるま湯程度に温めたり、フードをフライパンなどで温めることで食欲を高める効果が期待できます。

こたつやストーブを使用する際は、低温やけどや乾燥に気を付けるようにしてください。
また、毛布を与えることで、寒くなったら自分でくるまって暖をとることができるためおすすめです。


まとめ

寒い冬場であっても、健康な成犬であれば散歩に連れて行った方が良いでしょう。
1回の散歩に必要な時間は、日差しのある暖かい時間帯に30分~1時間程度を目安に行うことが理想です。
暖かい室内から急に真冬の外に出ると、寒暖差からヒートショックを引き起こす可能性があります。
廊下や玄関などで徐々に外気温に体を慣れさせ、ウォーミングアップを行うなどして体に負担がかからないように散歩を行いましょう。

また、雨などで体が濡れた場合はしっかりと乾かすことや、鼻先や肉球など乾燥によるダメージを受けやすい箇所のケアをするなど、愛犬が健康を害しないよう気を配る必要があります。
冬場の散歩は、子犬やシニアにとっては負担が大きいため、健康状態によっては散歩を控えることも大切です。

寒さに強いといわれる犬でも、犬種によっては寒さに弱い種類も存在します。
愛犬が寒がっているサインを見逃さず、体調管理をしながら散歩を行いましょう。



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