どうせ飼うなら大きい犬!大型犬の種類まとめてみました!

2016.03.09

どうせ飼うなら大きい犬!大型犬の種類まとめてみました!

犬好きな人の中でもチワワやトイプードルなどといった小さい犬が好きな人もいれば、大きな犬が好き!という大型犬好きの方も多いのではないでしょうか。 人間のように大きな犬もいますが、大きい体だからこその魅力も持ち合わせています。 そこで、今回はアラスカン・マラミュート、グレートデン、アフガンハウンド、ジャイアント・シュナウザー、セントバーナードといった5種類の大型犬を紹介していきたいと思います。

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アラスカン・マラミュート

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まず一番初めに紹介するのは、アラスカン・マラミュートという犬。もちろん原産地はその名の通り、アラスカ地方なんですね。

●その歴史は?

アラスカ北西部で過ごしていた、マラミュート族の人たちと共に暮らしていたという記録が残ってます。アラスカン・マラミュートは、ホッキョクグマなどの大きな獲物を狩る時に狩猟犬として活躍し、そして倒した獲物を引っ張るという力の必要な役割も担っていました。このような役割は大型犬ならではのものだといえますね。

●その特徴や性格、飼育のコツは?

アラスカン・マラミュートは、独立心が強くパワフルな犬です。成長すると大きさはそれぞれ異なりますが、理想的な体重は34~40キロ前後と言われています。

好奇心も強く、ものを引っ張ったり、歩くことも大好き。アラスカン・マラミュートをペットとして迎える時には、毎日十分な運動をさせることが必要です。

基本的には行儀の良い犬ですが、運動不足がストレスになって爆発してしまうことも!そして本来は人なつこい犬ですが、知らない犬などに対しては攻撃的になることもあり、飼い主が周囲の犬や人に怪我などをさせないようにしっかりとしたしつけが必要になってきます。


グレートデン

グレートデンは全犬種の中でもっとも体高が高い犬だと言われています。立った時の表情はりりしく、大きなスマートな体、そしてしなやかな体つきで全体的にバランスが取れています。

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●特徴は?

体高はギネスブックにものるくらい高いと言われています。オスだと80センチ、メスは75センチくらいにもなります。

●その歴史

ドイツ原産の犬です。名前のデンという部分から「もしかしてデンマーク出身?」と勘違いする方もいるかもしれませんね。ドイツでは「ドイッチェ・ドッゲ」(ドイツのマスティフ)と呼ばれていて、ドイツを代表する国犬という立場でもあります。

このグレートデンは、グレーハウンドの血も持っていてスタイリッシュな見た目をしています。もともと、昔のヨーロッパで人々を困らせていたイノシシを狩ることができるという特殊な犬だったのです。もちろん現在では、イノシシ狩りはしないものの、ブリーダーの方たちは、イノシシ狩りをするために必要な資質を最も重要視し、グレートデンを作出しているといいます。

●グレートデンの性格や飼育のポイント

かつてはイノシシを狩っていたたくましいグレートデンですが、実はとても心優しいワンちゃんなのです。人間に対しても、とても好意的で飼い主には忠誠を誓うタイプ。子どもにも優しいので、小さな子どもがいても一緒に暮らしやすいかもしれませんね。

ただ、大きい体ということから、たっぷりな運動量が必要。十分なスペースを確保できるなら飼育環境には適しているといえるでしょう。また、大型犬なのでしつける時にパワーを要します。

大きな犬の飼育に慣れていて、大きなスペースを確保できる人には、おすすめできる犬種
だといえますね。 


アフガンハウンド

アフガンハウンド

大きな体で長いサラサラとした被毛が特徴的。神秘的なその姿は、一度見ると忘れられないほど印象的です。

●歴史
名前の通りアフガニスタン原産の犬。かつては、山岳地帯で猟犬として人間のお手伝いをして大活躍していたのがアフガンハウンドです。アフガンハウンドは大型犬としては珍しく、とても優雅な見た目をしています。

神秘的で優雅な外見ではありますが、運動能力は非常に高いです。古い歴史の中では、野ウサギなどの足の速い動物を追って狩りをしていたので俊敏なワンちゃんということが分かりますね。

●どんな性格をしているの?

アフガンハウンドは、いつも凛々しく毅然とした姿をしています。感情をあまり表すこともないため、クールで大人びた犬かもしれません。室内では基本的に大人しく過ごすことが多いですが、もともとは狩猟犬ですから、きちんと毎日運動をしなければなりません。

そして、狩猟犬としての本能でしょうか?散歩中にまわりの小動物を追いかけてしまうこともありますので、飼い主の方がきちんとしつけなければいけません。また、その優雅な見た目を保つためには、被毛の手入れを定期的に行うのはとても大切です。


ジャイアント・シュナウザー

ジャイアントシュナウザー

「シュナウザー」という犬種は聞いたことがあるという方も多いですよね。ジャイアントと名前にあることから分かるように、スタンダード・シュナウザーを大きく力強くした犬です。見た目は「頑丈そう」というのが一番の印象かもしれません。ガッシリとした体に合わせて、厳しい寒さにも耐えられるだけの厚く硬い被毛に覆われています。

●その歴史について

ジャイアント・シュナウザーの起源は中世のドイツだと言われています。スタンダードシュナウザーと、さまざまな犬種を交配させていった結果、あらゆる天候においても家畜を管理することが出来る非常に優秀な牧畜犬である、ジャイアント・シュナウザーが誕生しました。

●どんな犬なの?飼育の際に気をつけることは?

ジャイアント・シュナウザーは非常に大きい身体をしてどっしりとした印象ですが、とても活発な犬です。体が大きいのでアクティブな飼い主の方であれば一緒に楽しめるかもしれませんが、その身体の大きさも考えれば、小さな子供にはすこし手に余る遊び相手かもしれません。そのため、ある程度の運動量を確保できる環境で飼育するのがおすすめです。また、飼い主や家族に対して非常に忠誠心を持っている一方、他の人間や犬を警戒する傾向にあります。きちんとしつけなければ他の犬に攻撃的になることもあるため、気をつけなければなりません。


セントバーナード

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もしかしたら、この5犬種のなかでは一番有名な犬種かもしれませんね。セントバーナードというと「アルプスの少女ハイジ」という有名なアニメの中にも登場するワンちゃんなので日本でも知名度は高いです。

●その歴史は?

セントバーナードは、今から350年ほど前にアルプスに宿泊施設として設けられていた修道院で飼われていた犬。雪に非常に強いのが特徴で、遭難してしまった人を見つけ出し、遭難者を温かい身体で温めてあげるといったとても心優しい行動ができる犬。数百年にわたって、セントバーナードは雪山において、たくさんの命を救い続けてきた犬なのです。

●性格や飼育方法は?

セントバーナードの性格についてですが、先ほどの話からも分かるように、とても心優しい犬。また、外見はマイペースな雰囲気が漂ってきますよね。セントバーナードは、小さい子供にとてもやさしく、家族のためにとても献身的になれる犬です。

そんなセントバーナードは、特に運動好きだというわけではないのですが、きちんと運動をしなければ太ってしまいます。肥満になってしまうと、それが生活習慣病などに繋がることもあります。運動不足から病気になってしまわないように、毎日散歩をする必要があります。

また、アルプスでのお話の通り、寒いところで育ってきた犬ですので、暑い地域での飼育はあまりおすすめできません。屋外で飼育するというよりは、家の中でも外でも暮らせるような環境を作ってあげるのがセントバーナードにとっては最も良いでしょう。

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笹本 雅

笹本 雅

犬が好きです。小型犬でも大型犬でもとにかく犬が大好きです。これから犬種についてや豆知識や健康についてなど、幅広いワンちゃんについての情報をご提供していきます。犬好きの方にぜひとも見ていただいてご意見いただければと思います!

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