好奇心旺盛で、俊敏!元気いっぱいのジャックラッセル
小さな体で活発に動き回るイメージの強いジャックラッセルテリア。その歴史を辿ると、キツネ狩りを目的として作られた犬種なのですから納得がいきますね。
小型犬ですが骨太で発達した四肢を持っており、馬やハウンド犬と同じくらいの速さで走るのですから驚きです。
被毛は「スムース」と「ブロークン」の2種類があり、どちらも硬めで短く、密集した下毛をもっています。
祖先が狩猟犬というだけあって、性格は活発で冒険心に溢れており、知能が高いので様々なトレーニングもこなせます。
これまでの歴史の中で、ハンターとして活躍していたジャックラッセルテリアですが、現代では、その愛らしい姿と高い知能を生かし、役者としてメディアで大活躍しています。ここからは、ジャックラッセルテリアが出演した映画を紹介していきます。
この映画で一躍有名犬種に!?「マスク」
1994年にアメリカで制作された「マスク」。この映画は知っている人も多いのではないでしょうか。日本でのジャックラッセルテリアの認知度をあげたのは、間違いなくこの映画といえるでしょう。
疾走感がありコメディ色の強い作品で、作中のジャックラッセルテリア、「マイロ」の仕草が本当に可愛いです。
2005年に制作された続編「マスク2」でも、引き続きジャックラッセルテリアが「オーティス」という役名で出演しています。
作品としては一作目の「マスク」の人気が高いようですが、どちらの作品もジャックラッセルは大活躍!面白い映画が見たい方にはピッタリの作品です。
ジャックラッセルの飼い主さん必見の映画!
2000年にアメリカで制作された「マイ・ドッグ・スキップ」。この作品は全米ベストセラー小説が映画化されたものです。
内気な性格から孤独な毎日を過ごしていた少年ウィリー。そんなウィリーを心配した母親が、誕生日にジャックラッセルテリアの「スキッパー」をプレゼントします。以来、「スキップ」と呼ばれたその賢い子犬は、少年と大親友に!愛犬との友情・心の交流が孤独だった少年の成長を導きます。
作中で描かれるスキップと少年のヒューマンドラマは、ジャックラッセルの飼い主さんには共感できる部分も多いのではないでしょうか。心に響く感動作品が見たい方にお勧めの映画です。
ドッグショーに興味のある方にお勧めの作品!
2004年にカナダで制作された「ダニエルとスーパードッグ」。この映画も、愛犬との出会いから、少年の心の葛藤と成長を描いた作品ですが、スーパードッグショーが出会いの舞台となります。
ドッグショーの競技中に逃げ出してしまったジャックラッセルテリア「ジプシー」が、母を亡くして心に深い傷を負った主人公の少年「ダニエル」と運命的に出会うのです。
ジャックラッセルテリアといえば、ドッグショーで活躍しているイメージもありますよね。全体的なストーリーとしては、ハートウォーミングな感動ドラマですが、ともにドッグショーを目指すジプシーとダニエルの姿は、アジリティやドッグショーに興味のある飼い主さんには必見です。
最後に日本制作のジャックラッセル出演作品!
2009年に日本で制作された「ぼくとママの黄色い自転車」。この作品は、小学3年生の少年と、愛犬のジャックラッセルテリア「アン」の冒険を描いた感動ドラマです。少年は母親からもらった黄色い自転車に乗り、「アン」と共に500キロ先にある瀬戸内海の小豆島を目指して、母親を探す旅に出掛けます。自転車のカゴに乗った「アン」の愛らしさも勿論ですが、主人公の少年の懸命さに涙が溢れる作品です。幸せな気持ちに浸りたい方は是非!ハンカチを用意してご覧ください。
まとめ
ジャックラッセルテリアが活躍している作品は、紹介した映画の他にもまだまだあります。
1998年に全48話で放映された「夢見る子犬ウィッシュボーン」も有名なドラマですね。ジャックラッセルの活躍の場は、映画だけに留まりません。
ジャックラッセルテリアに興味がある方や、既に魅力を知っている飼い主さんも、メディアでの活躍を是非チェックしてみてください。更に愛情が深まること間違いなしです!
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