くしゃみや鼻水だけじゃない。犬の花粉症の症状とは?
くしゃみや鼻水、目のかゆみなどの症状がでる人間の花粉症。犬も同様の症状が出ることがありますが、それよりも多くなるのが、身体や耳のかゆみです。皮膚が赤くなっている、耳の中がただれたようになっている時は要注意です。皮膚炎や外耳炎など、炎症をともなった強いかゆみが出るので、春や秋などに決まってかゆがり、地面や壁に身体をこすりつけるなどしているワンちゃんは犬の花粉症を疑ってみましょう。皮膚炎や外耳炎は放っておくと症状が悪化して治療が難しくなってしまいますので、何らかの症状がみられる場合は早めに動物病院を受診しましょう。症状が軽い場合は症状を抑えるためのステロイドや抗生物質などを投与しますが、ステロイドは効き目や効果は強いものの、長期間使用すると副作用もあるので医師の指導を守りましょう。
症状が重く、根本的な治療を望む場合は、少しずつアレルギーの原因となっている成分を身体に投与し、慣れさせていくことで完治を目指します。治療費の問題や根絶までの期間は長くなりますが、再発などの心配がなくなるためおすすめです。
治療期間中も、なるべく花粉にさらされないように気を付ける必要があります。秋は肌寒くなってくるため、日中にお散歩に出かけることも多いかもしれませんが、花粉は昼の12時から夕方の6時くらいまでが一番多く飛散しているといわれています。秋でも飛散が少ない朝か夕方以降にお散歩をするように心がけましょう。
秋の花粉症の原因と対策
秋に花粉を飛ばし、アレルギーの原因となる植物はブタクサやヨモギがあげられます。これらの植物が身近に生えている場合はお散歩コースを変えるなどの対策を取りましょう。
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散歩の後は、玄関に入る前に、犬、飼い主、一緒に花粉を振り払うようにしましょう。濡れタオルや体拭きシートなどで身体を拭いてやると、さらに効果があります。おうちの中でできる対策として、空気清浄機を使ってお部屋の空気をきれいにしておくことをお勧めします。ただし、家の中を締め切ったままの状態にしておくと落としきれなかった花粉が家の中にたまってしまい、結果的に濃度が外気よりも高くなってしまうということがあります。お散歩の時間と同じ意味で、早朝か夜に換気を行うようにしましょう。
アレルギー物質を寄せ付けないのが最も有効な対策です。犬用、人間用の花粉をガードするスプレーもありますので使ってみるといいかもしれません。
小型犬では洋服を着てお散歩することも当たり前になっていますが、春、秋の季節は特に毎回洗うなどの対策をとることが必要です。洋服を着ることはアレルギー物質が直接肌につくのを避ける意味では有効なので、特に制限する必要はありません。
秋の花粉症と上手に向き合い、快適で楽しい生活を
秋はお出かけにもちょうどいい気候で、ワンちゃんもお散歩を心待ちにしているかもしれません。でも、つらい症状が出たままでは楽しめるものも楽しめません。少しでも症状がある場合は、獣医師の診断を受けましょう。アレルギーではない、何らかの病気が隠れていることもあります。飼い主の行動が犬にとって運命を左右する行動といっても間違いではありません。しっかりペットと向き合うことでいつまでも健康でかわいらしいしぐさを見れることになります。
便利グッズやここにある対策をしっかりとって、楽しいペットライフを送りましょう。
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