一緒に音楽を聴くと犬がノリノリに！？実は犬も音楽が好きだった？

犬は音楽をどう思っているのかな？

人に向けて作られた音楽を耳にして、犬は何を感じるのか不思議な気持ちになりますよね。
音楽をかけると、歌うように鳴いたり、それまでにぎやかに動き回っていたのが嘘のようにおとなしくなったりすることもあります。
私たちが音楽を聴いて気持ちがリラックスできる波長があるように、犬にもヒーリング効果の期待できる波長があるのは確かなようです。
とくに、ひとりでお留守番をしている淋しがり屋な性格の犬の場合、曲を流すことで人がいるような気持ちになり、不安が軽減するため落ち着いて飼い主さんの帰りを待つことができるそうです。
淋しがり屋な性格の犬は、普段よりも小さな物音に反応しやすいので、音が流れることで周囲の雑音が消され、気持ちを張りつめなくても過ごすことができる、というわけです。
 

犬はどうして音楽でノリノリになっているの？

音楽でヒーリング効果があるなら、すきな音楽を聴いてノリノリになっちゃう！　というのもあり得ることですが、ドッグトレーナーさん曰く、私たち飼い主が音楽を楽しんでいるのを見て、犬は喜んでいるのだそうです。
そして、犬は、私たちが作った音楽を音として感じています。
たとえば、リズムに乗って飼い主が楽しそうにジャンプをすれば、犬もその楽しんでいる様子を見てうれしくなり混ざろうとしてジャンプをする。逆に、クラッシックを聴きながらリラックスしている飼い主の手の届く場所で同じように静かに身を寄せれば、飼い主は静かに頭や体を撫でてくれる。犬はそれが心地よいので、そのまま、飼い主の真似をするのです。

犬にも好きな音と苦手な音があるのです

犬の聴覚はとても優れているので、音楽を聴かせるなら小さめがおススメです。
日常的な音なら、ドッグフードをトレイにあける音や、お散歩中に耳にする風の音、草の音のように静かなものが好きなようです。
逆に、苦手なのは、花火や雷のような大きな音ですが、太鼓の音を聴くと元気になるタイプの犬もいるようなので、愛犬の苦手とする音は聞かせない方がストレスにもならずに過ごせるのでいいのではないでしょうか。

そして、あまり知られていないのが、犬用のおもちゃの出す音です。

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咬みついたときに鳴るあの音が、捕獲した獲物が出す音に似ているらしく、本能が刺激され気持ちが高ぶってしまうそうです。
もしかすると、音楽を聴いてノリノリになってしまうのは、本能をくすぐられる音にも関係しているのかもしれませんね。

さいごに

いかがでしたか？
飼い主と同じ音を共有して、同じように楽しんだり、リラックスしたりする愛犬たち。
好きなものや喜びを分かち合えるのは、とても素晴らしいことです。ただ、犬の聴覚は人の６倍とも言われてるので、同じ空間で楽しむのであれば、私たちが愛犬にボリュームを合わせてあげることも大切ですし、ノリのいい音楽を楽しむときは、フローリングのように足元が安定しない場所も避けた方がいいかもしれません。
愛犬が私たちを気遣うように愛犬を思いやり、ぜひノリノリで楽しいひとときをお過ごしください。

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