パグの独特な風貌が人気!パグ犬の外見や特徴について
犬が好きな人なら「パグ」と聞けば、あの独特な顔立ちがイメージできるのではないでしょうか。独特な顔立ちのパグですが、可愛らしさもある犬種です。
●つぶれた鼻とクシャっとした顔立ちがユニークなパグ
パグは、顔全体に丸みがあり、しわが多く、大きな丸い黒目とつぶれた鼻が特徴となっています。「それが魅力!」というパグ犬愛好家の方も結構多いものです。
パグは表情が豊かで、哀愁があるような威厳があるような、両者を持ち合わせているユニークな顔立ちです。悲しそうな表情をしたかと思うと、構ってあげたくなるような愛嬌たっぷりの表情も見せてくれるので、パグと一緒に住めば癒されること間違いなしです。顔全体が黒っぽい感じもしますが、この黒さもまたパグの魅力なのです。
●パグは全体的にがっしり型のボディ
個体差はありますが、パグは成犬で6~8キロ前後の体重で小型犬の部類に属しています。抱っこもできる大きさです。
見た目はやや正方形よりで、がっしり型。ユニークな顔立ちのパグではありますが、立姿はどこか威厳があり勇敢な雰囲気も兼ね備えています。
パグはどちらかというと肥満になりやすい傾向にあるとも言われています。丸い方が可愛らしい雰囲気がありますが、体重管理をしっかりしてあげないとすぐに太ってしまいます。肥満は病気のリスクが高くなります。
可愛いからと適正カロリーをオーバーするようなフードの食べさせ方はよくありません。パグの食事管理や運動などで飼い主さんがしっかりと管理してあげましょう。
パグは飼いやすいってホント?気になるパグ犬の性格とは
パグの性格をひとことで言うと「明るくて陽気」。マイペースで穏やかなおっとり系の性格になります。
見た目も、大人しく穏やかなイメージがありますよね。
●パグはマイペースで社交的で飼いやすい犬種
人見知りをしない社交的な性格で、警戒心があまりありません。見知らぬ人を見かけた時に「ワンワン!」と吠えて家族に知らせるような番犬的な犬を飼いたいと思っている人には、パグは不向きかもしれません。あまり吠えないので、マンションなどでも飼いやすいと言われています。
このように、パグは総合的に「明るい」「穏やか」「社交的」とおっとり系の性格、そして攻撃性があまりないので、お子さんや高齢の方がいる家庭でも受け入れやすい犬種なのです。
●パグに甘やかしはNG!?
穏やかで一緒に暮らしやすいパグですが、あまり甘やかすと「ワガママ」に変身してしまいます。明るく穏やかなパグに魅了されて、何でも許してしまうと頑固な犬になってしまいます。
「可愛い=何でもOK」という飼い方ではなく、「良いことをしたら褒める」「しつけるべきところはしつける」など飼い主が主導権を握ってメリハリをつけて暮らすようにするとお互いに幸せな暮らしができます。
基本的に、パグは飼い主さんのことが大好きです。たくさんコミュニケーションを取りたいと思っていて、結構「甘えたがり」です。
パグと一緒に暮らすなら、一緒に遊んでたくさんのコミュニケーションを取るなど、愛情をたっぷり注いであげてくださいね。
パグの被毛のカラーについて
パグには「フォーン」、「ブラック」、「シルバー」、「アプリコット」という4つのカラーがあります。
日本で人気があるのは「フォーン」「ブラック」と呼ばれる毛色だとか。「フォーン」は全体的に薄い茶色で顔部分は黒さが強くなっています。
また、「ブラック」はその名の通り、顔だけでなく全体的に黒い毛色です。
抜け毛が多いパグのお手入れ方法について
パグの被毛は「短毛種」です。短毛種というと硬めな被毛で、お手入れがしやすく、抜け毛があまりないと想像しがちです。
でも、実はパグはなめらかな毛で、抜け毛が多い犬種なのです。お手入れも大事な犬種です。
●なめらかな下毛と硬めの上毛のダブルコート
短毛種なので毛が抜けにくいかと思われているパグ。実は、ダブルコートなので少し硬めのオーバーコート(上毛)となめらかな毛質のアンダーコート(下毛)の二層になっている特徴があります。二層になっているため、1本1本の毛が集中している、つまり密度が高くなっているんですね。
二種類の毛層を持つダブルコートの犬達は、換毛期と呼ばれる時期になるとさらに抜け毛がひどくなる特徴があります。飼い主さんのお手入れ次第で愛犬の健やかな健康を手に入れることができます。
●犬の換毛期とは
冬の毛から夏の毛に換わる時期、夏の毛から冬の毛に換わる時期、年に2回の「換毛期」と呼ばれる時期があります。季節に合せて、犬の毛が生えかわるのです。
夏に向けての換毛は、毛がたくさん抜けて涼しさを感じられる毛並みになります。また、冬に向けての換毛は、夏の毛が抜け落ち、寒い時期を乗り越えることができる冬毛と呼ばれる密度の毛並みに生え変わってきます。
これらの時期には、抜け毛が多く、いつもにも増して抜け毛対策が重要になります。
●換毛期には特に大切な抜け毛対策
換毛期になるとアンダーコートである下側の毛が大量に抜けてきます。ブラッシングした時にはブラシに毛がたくさんついてきますし、自然に抜け落ちる毛も大量です。シャンプーをした時にも、結構抜けているのが分かることでしょう。「自然に抜けてくるからいいだろう」とお手入れを放置するのはよくありません。お手入れを怠ってしまうとオーバーコートの下部分で「抜けきれない毛」として、そのまま残ってしまいます。残った毛は、家の中を毛だらけにしてしまうだけでなく、愛犬自身も抜けた毛に覆われて「蒸れ」がひどくなり、皮膚に対してのダメージを負うことになります。
痛みが少ないブラシを使用して、愛するパグをたくさんブラッシングしてあげるようにしましょう。
●パグのシャンプーの頻度はどれくらい?
被毛の表面に付着している汚れは、定期的に取り除くお手入れが大事です。汚れを取り除くイメージで頻繁にシャンプーするのはNGです。
回数が多ければ多いほど、体に必要な皮脂分がなくなってしまいます。シャンプーには、皮脂を取り除く成分が入っているので、頻繁なシャンプーが逆に皮膚炎の原因にもなってしまうことがあります。
パグは室内で飼うことが一般的ですので、そんなに頻繁にシャンプーでのお手入れをしなくても大丈夫です。だいたい、月に1~2回が理想的と言われています。あまり頻繁にシャンプーをすると皮膚を傷めてしまうので気をつけましょう。ただ、汚れ度合によってその回数を減らしたり増やしたりすることも重要です。
また、シャンプーでのお手入れは表面上の汚れをクリアにしてくれる役割だけでなく、保湿の役割も果たしています。
保湿成分が少ないシャンプーを多用してしまうと、肌の乾燥により「フケ」が多くなることも・・・。乾燥してフケが増えると、痒みがひどくなり愛犬もつらいはずです。
シャンプーは市販のものでもいいですが、パグの皮膚に合っているかどうかをしっかりと確認しながら使いましょう。
安いから・・・などと安易に購入してしまっても、愛犬の肌に合わずにトラブルを起こし、最終的に病院での診察が必要になってしまうケースもあります。肌状態は、それぞれの犬によって異なります。使った後に痒がったりしないか、炎症が起きていないか・・・といったこともチェックしておきたいものです。
また、乾燥する時期であれば、保湿成分が入っている犬用のシャンプーで洗ってあげましょう。肌に異常がある場合は敏感用のシャンプーを使うと良いですが、自己判断で市販のものを使うと症状が悪化してしまうこともあります。あまりにも症状がひどければ、動物病院で獣医がおすすめするシャンプーを使うようにするのが早期改善に繋がります。
そして注意したいのが、洗う時の力加減です。ゴシゴシ力を入れ過ぎず、優しく洗ってあげるように行うのがポイントです。
人間が自分の髪を洗う感覚で行うと、パグには負担が大きいです。子犬の頃にシャンプーを嫌がってしまうと、その先もトラウマが続きシャンプー自体を嫌がるようになってしまいます。
大切な家族である愛犬の被毛のお手入れは、飼い主さんの大切なお仕事です。
●パグのシャンプーで気をつけるべきポイントについて
パグの特徴のひとつとも言える「シワ」。全体的に他の犬種よりもシワが多いのが身体的特徴になっています。それゆえ、気をつける点もあります。
まず、シャンプー前にブラッシングしてあげることが大切です。短毛種のパグですから、普段のブラッシングだけでも十分なのですが、シャンプー前にブラッシングで毛の流れを整えてから、優しく洗ってあげるのがお手入れのコツです。短毛種とはいえ、毛が全くない訳ではありません。小さな絡まりを取り除いてあげてからのシャンプーは、ツヤのある被毛を持続させる秘訣になります。
そして、パグはシャンプーの泡が「シワ」の間に入り込んでしまう点を覚えておきましょう。シャンプー後に単に流しただけでは、シワの間に入り込んだ洗浄成分が流れていないことがあります。そこから、皮膚が炎症を起こしてしまうこともあります。
「パグはシワが多い」ということを意識し、しっかりと洗い流して手入れしてあげましょう。
●おすすめ商品
臭いや汚れが気になるワンちゃんへ。
フローラルにピーチ&アップルのアクセントを加えた爽やかな香りで臭いや汚れをスッキリ落とします。
抜け毛対策には「ブラッシング」でのお手入れを大切に!!
ワンちゃんと一緒に暮らしていく中で大切なことにブラッシングがあります。人間が髪をブラッシングするのと同様、毎日の日課にしてあげたいものです。
ブラッシングというと毛を整えるというイメージが強いですよね。しかし、実は血行が促進される効果もあるので積極的にしてあげましょう。
特に、毛が換わる時期には抜け毛がひどいので、パグを飼ったらこまめにブラッシングでお手入れしてあげるのが理想的です。
ただ、シャンプー同様、あまり力を入れ過ぎると皮膚が傷んでしまいます。「優しく」「丁寧に」という手入れがポイントなのですが、使うブラシにも注意しましょう。
●市販の抜け毛対策ブラシについて
市販の犬用のブラシは多彩にありますが、抜け毛対策のお手入れに適しているブラシについていくつか紹介します。
天然の獣毛のブラシは柔らかい被毛のワンちゃんにも適していると言われています。パグにもおすすめです。
短毛のパグにも適しているラバーブラシ。ゴム製なので先端が痛くなさそうですね。ただ、ゴムが毛を絡め取るため、強くブラッシングすると痛いかもしれません。
抜けているアンダーコートをゴッソリ取ってくれるアイテムです。抜け毛が多いパグにも使いやすそうです。
抜けた毛だけをピンポイントで取ってくれるイメージなので、かなり大量に抜け毛をキャッチすることが可能です。
ただ、金属部分が皮膚にあたると痛いので使用には「優しい力加減」が大事です。
換毛期の犬の毛を取り除くのに適しているブラシですが、ステンレス素材のピンがブラシになっているので、パグの皮膚を傷つけないように注意しなければなりません。
●おすすめ商品
手にはめてお手入れできる多機能性。
シャンプーにも使える、両面ラバーブラシ。
適切なお手入れで愛犬を健康的な被毛に
短い毛の犬種であるパグですが、結構抜け毛に悩んでいる飼い主さんも多いです。換毛期にはその抜け毛量にビックリしてしまうことも・・・。
愛するパグの艶やかで健康的な被毛を維持するためには、普段からのブラッシングが大事です。
さまざまなブラシのタイプがありますが、パグの皮膚を傷つけないように優しいお手入れを心掛けて下さいね。
– おすすめ記事 –
・その顔は愛嬌抜群!パグの性格と特徴を知ろう。 |
・今だけ!Hotels.comのLINE公式アカウントと友だちになって「ナンパグ」の可愛いLINEスタンプをGETしよう! |
・似ているけど違う!ブルドッグとパグの見分け方とは? |
・パグやチワワに多いこの病気!!犬の難病、脳炎とはどんな病気? |