犬に限らず、写真は構図次第でかっこよくなります
●三角構図
写真を見る時に、下が広い三角形でひとつだけ突き出た部分がある三角形の構図にすると、見る人に安心感を与えることが出来ます。
同じ三角でも逆三角形は落ちてくるような気がして、見ていても落ち着きません。
そんな写真は飾っておいても気になってしまって嫌な気持ちしか与えませんので、構図は大事なのです。
●日の丸構図
中心に目立たせたい物を配置して、視線を中心に集める構図です。
背景があるけれど、家の中での撮影だから背景はあまり見て欲しくないという時には有効な構図です。
中心にある物にしか視線が集まらないので、その周りはあまり気にならなくなります。
たまには犬目線のカメラアングルで
犬を撮影した写真に多いのが、人が立ったままで撮影していて犬の背中ばかりが写っている写真です。
背中に独特の模様がある犬なら、こんな構図も良いのですが一工夫加えることで、愛犬をもっと可愛く愛犬を写すことができます。
犬の目を真正面に見られる位置まで体をかがめて、犬の姿を撮影してみてください。
今までとはまったく違う犬の表情が撮影できるでしょう。
犬目線のカメラアングルは愛犬を可愛く撮れるのでおすすめですが、飼い主さんとの距離が近くなることで、犬が「遊んでくれるの?」と勘違いしてはしゃいでしまうこともあります。
暴れる犬は写真の撮影どころではないですよね。
一人でなく誰かに協力してもらったり、おもちゃやおやつで犬の興味を引きましょう。
シャッターを押す瞬間だけでも犬をじっとさせることが出来るようになるので、ブレた写真を減らす事ができるようになります。
かっこいい「フライングドッグ」写真の撮り方
ネット上にあるかっこいい犬の写真で、飛んでいる犬の姿を写したものを目にしたことがあるでしょう。
実はこの躍動的な犬が飛んでいる写真は、素人でもちょっと工夫をすることによって撮影することが出来るのです。
さきほど、犬目線のカメラアングルといいましたが、飛んでいる写真はさらにそれより下から撮影します。
適度な段になっている地形を利用すると、自分の位置的にも撮影しやすいでしょう。
全力犬≡3≡3≡3 飛んでる(画像トリミング) #フライングドッグ pic.twitter.com/EFUw8Nv09N
— 毎日麦茶 (@saiakusaiakusai) 2017年2月6日
●フライングドッグの撮影の仕方
- 段になっている下から、なるべく低い姿勢でカメラを構えて待ちます。
- もう一人協力者を用意して、段の下、遠くから犬を呼んでもらいます。
- 呼ぶ時は、犬が他に興味をもたないような大好きなおもちゃやおやつで呼んでもらうと良いでしょう。
- 段のところで必ず犬は空中に浮くので、その一瞬を狙ってローアングルからシャッターを切ります。
撮影の仕方はこれだけです。
ポイントは、犬より低い位置から撮影することと、犬が空中にいる瞬間を写真に切り取ることに専念することです。
間違っても人間目線で撮影しないようにしましょう。
せっかく犬が空中にいたとしても、宙に浮いているように撮影できなければ飛んでいるのか、ただ走っているのかわかりません。
撮影は横向きからが簡単なので、そこからはじめ、慣れてきたらぜひ難易度の高い正面からのフライングドッグ撮影に挑戦してみてください。
まとめ
犬のキレイな写真を撮影するには、カメラに凝ったり、様々なアプリを利用したりと方法は様々です。
今回はそのような道具にこだわらずに、構図やアングルを工夫することで面白い写真を撮影する方法をご紹介しました。
いわば、写真撮影の基本的なことですので、これをマスターしたらカメラの視野角を調整したり、シャッタースピードを変更してみたりなど、いつもなら使用しないようなカメラ機能を応用することで、さらにおしゃれでキレイな写真を撮影することが出来るでしょう。
最初はむずかしいと感じるかも知れませんが、基本をしっかりと抑えて、かわいい愛犬の写真を撮影してあげてください。
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