愛犬と一緒に海水浴へ行って、水遊びを楽しみましょう♪

2017.06.24

愛犬と一緒に海水浴へ行って、水遊びを楽しみましょう♪

夏と言えば海!海に囲まれた南国に住んでいるので、夏になるとよく愛犬と一緒に海に遊びに行きます。ガッツリ泳ぐというよりは、水遊びがメインの海水浴ですが、犬連れNGのビーチもあるので事前チェックが必要です。愛犬を連れて海水浴に行く際の、オススメの水遊びグッズや注意点などについてお伝えします。

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犬も海水浴できる?

犬 海水浴
<気持ちぃぃ!!! byMr.ちゃん

夏になり遊泳シーズンになるとにぎわってくるビーチですが、犬と一緒に海水浴ってできるのだろうかと、疑問に思う方も多いかもしれません。
調べてみると、日本国内のほとんどの海水浴場では、遊泳シーズンには犬の海水浴は禁止となっているところが多いようです。
海に入らなくても、犬を連れて砂浜をお散歩するだけでもNGな場合もありますので、犬を海に連れて行きたいと思ったら、事前に海水浴場を管理する事務所に確認するようにしましょう。

我が家から近い海水浴場は、オフシーズンは犬のお散歩はOKですが、夏の遊泳シーズンには、犬はビーチ内が立ち入り禁止になるところが多いので、通称プライベートビーチと呼ばれる、人気のない海に行き、犬と一緒に水遊びをしています。
愛犬のひとり、ラブラドールMIXのワンちゃんは、水遊びが好きな犬種と言われていて、泳ぐのも大好きなので一緒に海に入って泳ぐこともあります。
「犬かき」と呼ばれる泳ぎ方があるように、犬は水で泳ぐのが得意なイメージがありますが、山で獲物を捕るのが得意だった狩猟犬やダックスフントなど短足の犬は、一般的に水遊びが苦手な犬種だと言われているようです。
水が苦手な犬の場合は、いきなり海水浴に連れて行かずに、お庭やプールなどで水遊びをして、十分に水に慣れさせましょう。
愛犬が「水遊びって楽しい♪」と感じるようになってから、海水浴にお出かけすると安心ですね。
最近はドッグビーチと呼ばれる、犬連れOKの海水浴場もありますが、ほとんど有料となっています。
ドッグランは増えてきましたが、愛犬と一緒に気軽に海水浴を楽しめる、ドッグビーチがもっと増えるといいなぁと思います。

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愛犬がもし海水を飲んでしまったら?

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愛犬と一緒に楽しく海水浴をしている時、もし海水を飲んでしまったら、どうしたらいいのでしょうか?
犬が泳いでいる時の姿をみると、犬かきをして顔を上げて泳いでいますが、口が水面に近いため、どうしても海水を飲んでしまうことが多いようです。
真夏の暑い時の海水浴場で、給水が十分でなかったり、塩味のする海水を美味しく感じたりして、水替わりに海水をガブガブ飲んでいる犬の姿を見かけたこともあります。
海水は塩分(ナトリウム)が多く含まれているので、急に大量の海水を飲んでしまうと、血液中の塩分濃度が高くなって、犬が体調を崩すこともあるかもしれません。
また、海水を大量に飲んでしまった後、下痢の症状が出る犬が多いようです。
下痢の症状だけですむならまだいいのですが、体内に入った余分な塩分を処理できなかった犬が、吐いたりぐったりしたり、体の震えが止まらなくなる場合もあるようです。
海水を飲んで喉が渇いて、また海水を飲む・・・ということが起こらないためにも、こまめに給水をするようにしましょう。
そして、愛犬が海水を飲みすぎたなと思ったら、すぐに真水を飲ませるようにしましょう。
犬が海水を飲んでしまった後、真水を飲みたがらない時は、犬用ミルクを混ぜたり、肉の茹で汁などを混ぜて飲ませるといいでしょう。
体内に過剰に取りすぎた塩分を流すためにも、海水を飲みすぎた後は、とにかく水分補給を心がけ、症状がひどい場合は、すぐに動物病院を受診しましょう。


犬と水遊びをする時の注意点

犬 水遊び
<あまり近づくと、濡れますヨ~水しぶきピシャッ!!byムサシちゃん

愛犬と海などで水遊びをする時の注意点をお伝えします。

●天候の注意点

犬は人よりも暑さを感じやすいものですので、晴れすぎる日は避けて、曇り空の日を選ぶようにしましょう。
人間が肌寒いかなと感じるくらいの水温の方が快適に感じるようです。
真昼は避けて、朝早くか夕方近くなど、水遊びをする時は、涼しい時間帯を選ぶようにしましょう。

●熱中症やヤケドに注意

普段は快適な環境で過ごしているワンちゃんほど、野外で過ごすのは負担を感じるものです。
直射日光の暑さに砂浜の照り返しの暑さ、上からも下からも暑さを感じる環境では、人間以上に体調を崩す犬もでてくるかもしれません。
熱中症になってしまったり、犬の足裏の肉球パッドをヤケドすることがないように、海で水遊びをする時間帯は涼しい時間を選ぶようにしましょう。

●低体温症に注意

また、体温が上がる熱中症と逆に、低体温になって体調不良を起こす犬もいます。
海やプールに長時間浸かっていると、人間も身体が冷えて寒気を感じたり、唇が紫色になることがありますね。
犬も人間と同じように、水遊びで長時間冷たい水に浸かっていると、体温が下がりすぎることがあり、これを低体温症といいます。
犬の低体温症は、体温調節の未熟な子犬や、年老いたシニア犬に多くみられますが、楽しく水遊びをしていたはずの犬の元気がなくなったり、ブルブルと震えはじめたら危険なサインです。
その状態のまま放置すると、低体温症が進行して愛犬の命に係わることもありますので、愛犬の体が冷たくなったりブルブル震える様子が見られたら、すぐに水から出してタオルで体を拭きましょう。
そして、暖かいところで休ませて、震えが止まるまでは水には入らせないようにしましょう。
熱中症や低体温症など、水遊び中に体調不良になった万一の場合も考えて、お出かけ先の海水浴場の近くの動物病院をチェックしておくと安心ですね。

●誤飲に注意

海水浴に行って広い海を目の前にすると、「海だ~!」と開放的な気持ちになるものですが、だからと言って、犬をノーリードにして遊ばせるのはとても危険です。
いつもは落ち着いている愛犬でも、いつもと違う海のシチュエーションで興奮するかもしれません。
よその人やワンちゃんに飛びついたりする恐れがあるのはもちろん、砂浜に打ち上げられた魚やゴミ、人間が捨てた飲食物など、普段は見ることのない変わったものに興味を持って、拾い食いすることもあるかもしれません。
愛犬の行動をしっかりとコントロールできるように、海水浴場で水遊びをする時は、リードと首輪を忘れずにつけるようにしましょう。


海水浴をする際に持っていきたいグッズ

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愛犬と海で水遊びをする時に、持って行きたいオススメのグッズをご紹介します。

*日よけ

人間と同じように、犬も暑い太陽の下で過ごすのは大変負担になります。
愛犬が直射日光に当たり過ぎないためにも、日よけを用意してお出かけしましょう。
お出かけする時は曇っている日でも、いつ日が照ってくるかわかりません。
ビーチパラソルや簡易タープなど、日陰を作るグッズを持っていくと安心ですね。
愛犬の飼い主さんの紫外線対策としても、快適に休憩できる場所としても、海で水遊びをする際には、日よけを用意するようにしましょう。

*お水

愛犬と海水浴をする時はもちろん、水遊びをする時は、思っている以上に多くのお水を用意することが必要です。
まずは犬の飲料用のお水を普段より多めかなと思うくらいに用意しましょう。
それから、体を洗い流すためのお水をたっぷりと用意しましょう。
特に海で水遊びをした後は、体や被毛がベタベタになるので、たっぷりのお水をポリタンクなどに入れて持って行き、体についた海水をしっかり洗い流すようにしましょう。
その上で、帰宅後はシャンプーしてあげるとさらにいいですね。
飲み水と洗い水をとにかくたっぷり用意してお出かけしましょう。

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*ライフジャケット

海はいろんな表情があります。
穏やかな時の海はいいのですが、突然、大きな波がきたりすることもあります。
犬用のライフジャケットを着せておくと、万一の際も安心ですね。

*氷

お水は持っているから大丈夫と思われるかもしれませんが、万一の時に備えて氷を用意しておくといいですね。
暑い中での水遊びで、熱中症などになってしまった時、水だけでなく氷もあるとのぼせた愛犬の体をすぐ冷やすことができるので安心です。
人間用のドリンクを冷やす氷としても使えるので、できるだけ持っていくようにしましょう。

*冷却スプレー

氷と同じく、暑さが原因で体調が悪くなってしまったら、とにかく体を冷やすことが大切です。
溶けてしまう氷と違って、犬用の冷却スプレーなら、いつでもどこでもシューっと吹きかけるだけでクールダウンができるので便利です。
海水浴や水遊びはもちろん、夏場のお出かけに冷却スプレーが1本あると安心ですね。

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まとめ

愛犬と海水浴に出かける際の注意点などをお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。
楽しいはずの海での水遊びが、愛犬の負担とならないように、水遊びをする際に必要なグッズを忘れずに持って行きましょう。
海水を飲んでしまうことも多いので、給水をすることと日よけ対策をしっかりしましょう。
海での水遊びは愛犬の体調チェックをこまめにして、帰宅した後にはシャンプーで被毛をキレイにするといいですね。
水遊びに必要なグッズを参考に忘れ物がないようにしっかり準備して出かけて、愛犬との海水浴を楽しめますように☆



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カリーナ

カリーナ

動物好きな親の影響で、子どもの頃からずっと犬がいる生活をしていました。 これまで飼ったペットは、犬5匹・猫3匹・鶏8羽です。 現在は大型犬2匹と人間7人で、にぎやかに暮らしています。

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