10万ドルと言えば、日本円では約1100万円。飼い主にとっては可愛い犬とは言え、成犬にいきなり出される金額としては考えられない額ではあります。
案の定、声をかけられた人たちも、愛犬を褒められるところまでは上機嫌ですが、10万ドルで買い取りたいと言われてもまともに取り合おうとはせず、現金を見ようともせずに去っていく人もいました。
普通に考えれば単なるイタズラ、取り合わない方が普通です。
それでもめげずにインタビュアーはアタッシュケースを開けて見せていましたが、実際現金を見た人もほぼ全員が即座に断り、中には不機嫌になる人もいたくらいでした。
興味を示した人はただ一人、「妻に聞いてみる」と言った男性でしたが、
当然ながら奥さんは拒否!がっかりした上に、おそらく後からかなり怒られたことでしょう。当たり前です。
それぞれチワワを抱いたこちらの男性二人組は、「13年も一緒なんだよ?あり得ない!」ときっぱり断りました。
そしてインタビュアーに向かって諭すように、「こんなに長く一緒に居たんだ、この犬の代わりに10万ドルを貰ったって、これまでと同じようになんか暮らせないよ!」と言い切りました。
もっとも、このような結果が得られた背景には、この撮影がシカゴで行われたというのもあるでしょう。
2017年のペットに優しい街ランキング(WalletHub発表)では40位に甘んじたシカゴですが、ペットショップでの生体販売を禁止する条例も施行され、住人一人当たりに対する動物シェルターの数では1位を獲得していますから、動物愛護の意識は高い街と言えます。
一番の友達、家族の一員、立ち位置はそれぞれ少し違っても、動画に登場した飼い主たちは一様に、10万ドルが愛犬の代わりになることはない!と言い切りました。彼らにとって愛犬たちは、最高であり、唯一無二の存在であり、大金を目の前にしてもその絆は揺らぐことはありませんでした。
強いパートナーシップを築いている飼い主と愛犬の姿は理想的で、皆がこうであったらと思わずにはいられません。
ドッキリ自体は正直、悪趣味ともいえるものではありますが、それでも飼い主たちの愛情は十分に伝わってきます。美しく毛並みを整えられていても、健康な暮らしをしていても、心の底からは愛されていない動物たちも、少なからずいると聞きます。けれども、幸いにも彼らは違ったのです。
これからも最高の家族に愛されて、これからも幸せに暮らしていくことでしょう。
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