ペットホテルの利用料金やサービスの値段は?

2017.12.09

ペットホテルの利用料金やサービスの値段は?

飼い主さんの出張や旅行、急な外出などで、愛犬のお世話に困ったことはありませんか? そんな時に、飼い主さんのニーズに答えてくれるのがペットホテルです。 現代では多数のペットホテルが存在しており、宿泊方法や料金形態、サービス内容や値段なども様々です。 利用したことの無い方にとっては、利用方法も値段も未知のものですよね。 ペットホテルがどういうものなのかを知っておけば、いざという時にきっと役に立ちますよ!

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ペットホテルとは?

ペットホテル

ペットを飼っている家庭が珍しくない現代では、ペットの為の様々な施設が全国各地にあります。
動物病院やトリミングサロン、愛犬と一緒に入店できるショッピングモールやカフェなど、その数はどんどん増加しています。
ペットホテルもその中の一つで、文字通り、ペットが宿泊できる施設のことを指しています。
飼い主さんの生活環境にもよりますが、愛犬と生活する上で、どうしても愛犬を連れて行けずに留守にしなければならない、という場面が訪れることがあります。
家族が多い家庭であれば利用することは少ないでしょうが、一人暮らしであったり、近所に愛犬を預けられる友人がいないなどの理由から、ペットホテルの存在に救われている飼い主さんが沢山いるのです。
そんな飼い主さんの強い味方であるペットホテルとは、どのようなものなのでしょうか。

ペットホテルといってもその形態は様々で、ホテル専門の業務をしている所であったり、動物病院がホテルサービスをしていたり、ペットショップやトリミングサロンがホテル業を運営している場合などがあります。
宿泊スペースもホテルによって違いがあり、ケージなどで1頭ずつに分けて個別管理をするタイプや、広いスペースで全頭を遊ばせているタイプなど、他にも様々な過ごし方を選択できる場合もあります。
サービス内容も多種多様で、散歩をしてくれるサービスがあったり、最近ではWEBカメラで宿泊中の愛犬の様子を見ることができる所も増えてきています。

しかし、どんなに良いサービスのあるペットホテルといえども、環境の変化によって愛犬がストレスを感じる場合もあります。
ペットホテルを利用する前に、そのホテルの宿泊内容を調べておいたり、愛犬の性格を理解して、どんな施設が合っているのかをよく考えましょう。
そして、飼い主さんと愛犬の両者が、安心して利用できるホテルを探してくださいね。


どんな時にペットホテルを利用する?

ペットホテル

ペットホテルを利用する飼い主さんには、それぞれに理由があり、預ける時間や日数も様々です。
宿泊内容やコース、値段や料金などはペットホテルによって違いはありますが、大体の施設で、飼い主さんのニーズにあった利用方法を選択できるでしょう。
以下、一般的な利用ケースとなります。

◆外出時等の一時預かり

飼い主さんの急な外出や、買い物をしている間などの短い時間に対応して、一時的に愛犬を預かってくれるサービスです。
一般的に、数時間から日帰り程度の、宿泊を伴わない短い預かり期間のサービスを一時預かりといいます。
料金形態は1時間毎や30分毎などのケースがあり、値段も施設によって違いがあります。

◆旅行等で数日間家を空ける時

最も一般的なペットホテルとしてのサービスで、基本的に1泊からペットを預かってもらえます。
連泊や数日間の利用となるのであれば、連泊・長期宿泊の場合に割引サービスを設けている施設も多数あります。

◆長期間家を空ける時

長い期間に渡って、ペットを預かってもらえるサービスです。宿泊単位は大体1ヵ月単位の所が多いでしょう。
しかし施設によっては、1ヵ月以内でも長期割引サービスをしている所もあるので、事前に利用するペットホテルに確認してみましょう。

◆緊急時

飼い主さんが不慮の事故や突然の入院などの理由から、緊急でペットを預けなくてはいけなくなる可能性もあります。
万が一に備えて、かかりつけの動物病院がホテルサービスを行っているかどうかを確認したり、近所にペットホテルがあるかどうかを調べておきましょう。完全予約制の施設も多数存在します。事前に下調べをしておくのが賢明です。
また、普段利用しているペットホテルが、満室で預けることができない場合も考えられます。突然飼い主さんと離れて、初めて行く場所に預けられては愛犬が大きなストレスを抱えるでしょう。複数の選択肢を準備する為にも、普段から色々な施設を利用しておくのも良いかもしれません。


ペットホテルを利用する前に

画像③

ペットホテルを利用する為には、事前準備が必要となります。これは、ほとんどの施設で共通していることなので、しっかり覚えておきましょう。

◆狂犬病予防・ワクチン接種を済ませておく

ペットホテル利用にあたり、ほとんどの施設で「予防接種証明書」の提出が必要となります。
犬の場合、狂犬病予防接種と混合ワクチンを受けていなければ、預かってもらえない所が多いです。
狂犬病予防接種は法令の下に定められていますし、ワクチン接種は愛犬の健康の為に欠かせないものです。
病気や年齢による特別な理由がない限りは、毎年忘れずに受けてください。
予防接種を行っていない場合は、少なくともホテル利用の10日前までに済ませておきましょう。

◆愛犬の健康状態を確認しておく

ペットホテルを利用するということは、犬にとって不慣れな場所で過ごすということです。個体差はありますが、どの犬も少なからずストレスを感じることとなります。体調が良くなければ、ストレスから帰宅後に嘔吐や下痢などの症状が出る可能性もあるのです。
施設利用の前には、普段と違った様子がないか、体調が万全か、ケガをしていないかなど、愛犬の健康状態をチェックしておきましょう。
愛犬の体調不良を感じた場合は、長期外出を避け、ホテルもキャンセルすることが賢明です。施設によってはキャンセル料金が発生しますが、愛犬の為を思えば致し方ないでしょう。

◆クレートやケージなどに慣れさせておく

ペットホテルでは、ケージやクレートに入ることが考えられます。
宿泊スペースを選択できる施設もありますが、ケージやクレートを利用した預かりサービスの方が多いでしょう。
普段から使用していないという家庭では、愛犬がその環境にストレスを感じる可能性が大いにあります。
クレートに入るトレーニングをしておくことで、愛犬の不安を軽減することができるでしょう。

◆使い慣れた物を持参する

慣れない場所・環境で少しでも愛犬が安心できるように、普段から愛用している毛布やタオル、オモチャなどを持参しましょう。
これらの持ち込みは、ほとんどのペットホテルで許可されています。ただし、施設によって決まりはありますので、事前に確認はしておきましょう。
また、フードも日数分、普段食べているものを持ち込むことをお勧めします。
ペットホテルによってはフードを用意してくれる所もありますが、やはり初めて食べる種類のものでは、体調を崩す恐れがあるので、愛犬の為にも普段と同じフードを与えてもらった方がよいでしょう。
食器の持ち込みを許可している施設もあります。愛犬にとってその方が良いということであれば、普段使用している食器も持参しましょう。


ペットホテルの利用方法は?

画像④

ペットホテルには、各施設によって利用規約が設けられており、施設ごとにルールが定められている場合もあります。
預けられる犬種・サイズ・宿泊可能日数・利用料金・各種サービスの値段などは、施設によって異なるので必ず事前に確認しましょう。
一般的なホテル利用の流れ、サービス内容、料金の一例を紹介しますので、これから利用してみたいという方は参考にしてみてくださいね。

◆利用の流れ

– 1.申し込み –

利用するホテルを決めたら、施設に定められた方法で予約をしましょう。予約方法には、電話・FAX・メールや、ホームページの予約フォームなどがあります。
予約可能期間も施設によって違いますが、遅くても利用日前日までに予約を入れましょう。人気の施設や、連休・シーズンによっては、何日も前に予約をしなければ満室となってしまう所もあります。
予約時は、利用施設に求められる項目を伝えます。主に、利用日・犬種や名前・食事内容・時間・予防接種証明書の有無などです。
宿泊に加えて他のサービスを利用する場合は、その旨を伝えて、料金や値段を確認しておきましょう。
事前に料金の見積もりを出しておくことをお勧めします。

– 2.利用日当日・予約確認 –

利用施設へ愛犬を連れて行きましょう。ホテル利用に際して必要な物を忘れずに持参してください。
施設によっては送迎サービスがあったり、待ち合わせ場所を設定する場合もあります。
愛犬の受け渡しの際に予約確認を行い、食事や愛犬の性格など、注意してほしいことがあれば必ず伝えてください。

– 3.引き取り日・帰宅後 –

利用施設へ迎えに行く、または送迎・待ち合わせ場所などで、愛犬を引き取ります。
帰宅後は、安静を心掛けてください。不慣れな環境下でのストレスや、自宅に戻った安心感から、体調を崩す子がとても多いです。1~2日程は、ゆっくりと過ごさせてあげてくださいね。

-サービス内容

ペットホテルによって、様々な宿泊中のサービスを設けている所があります。
以下、サービスの一例となりますが、サービスの有無や値段、料金設定は施設ごとに違うので事前に確認してください。
◎散歩
◎プレイタイム(遊ぶ時間)
◎宿泊中の写真などのプレゼント
◎トリミング等の割引
◎食事量などのチェック

-利用料金

今回はペットの専門店コジマベイタウン横浜本牧店で行っているペットホテルサービスの料金を一例として紹介します。
◎一時預かり⇒最初の1時間510円(その後30分毎に260円)
◎1泊2日(開店~翌日閉店時間まで)

<犬の体重⇒一般料金/会員料金>
3kg未満⇒5,940円/4,150円
3kg~7kg未満⇒8,100円/5,670円
7kg~15kg未満⇒10,800円/7,560円
15kg~25kg未満⇒15,120円/10,580円
25kg~35kg未満⇒20,520円/14,360円
35kg以上⇒要相談
※年会費2,000円でフレンド会員となることで、上記の通りホテル料金が大幅割引となります。
尚、シーズンによって宿泊料金が1割増となる期間もありますので要確認です。

ペットホテルを利用したことのない飼い主さんも、万が一に備えて、是非近隣のペットホテルを確認してみてください。
前以て宿泊内容や、料金形態、各種サービスの値段を知っておけば、緊急時に慌てることもありませんよ。

【ペットが退屈しないペットホテル】ドックトレ―ナーが在中!コジマ横浜本牧店のペットホテルに潜入!!

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壱子

壱子

子供の頃から犬が大好きです。現在はキャバリア4匹と賑やかな生活をしています。愛犬家の皆さんに役立つ情報を紹介しつつ、私自身も更に知識を深めていけたら思っています。よろしくお願いいたします!

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