一匹の犬との出会い
アメリカのペンシルベニア州に住むニコールさんは、友人から一匹の犬を引き取って飼うことにしました。
彼女は子供の頃に一匹犬を飼っていたことがありましたが、それ以来犬と一緒に暮らすのは久しぶりです。
11歳だというその犬は、友人に飼われる前はある老人夫婦の元で生活をしていたとのことでした。
その老人夫婦が亡くなったのをきっかけに友人が引き取ったのですが、彼女はそれ以上このワンちゃんの世話を続けるのが困難な状況になり、ニコールさんに声を掛けたというわけです。
衝撃の事実が…!
ポメラニアンとプードルの雑種であるそのワンちゃんは、グレーがかったフワフワの毛に覆われていました。その姿は不思議なことに、見れば見るほど昔飼っていたワンちゃんに似ています。
しかも、その犬の名前も、昔自分が飼っていた犬と全く同じ「クロエ」だったのですから驚きです。
まるで昔飼っていた犬と再会をしているかのような気分になったニコールさんは、クロエを動物病院に連れていき、埋め込まれていたマイクロチップを確認してもらいました。
するとビックリ!
何とそのクロエは、ニコールさんが子供の頃に家族で飼っていたあのクロエだったのです。
まるで奇跡のような展開に驚いたニコールさん。目の前に居るのは7年前まで可愛がっていた愛犬だなんて。
7年越しの奇跡の再会に、ニコールさんは胸がいっぱいになりました。
7年前のクロエとの別れ
クロエがニコールさんの家族の一員になったのは、ニコールさんが10歳だった頃。
当時、子犬だったクロエは、ニコールさんのおばあちゃんに連れられこの家にやってきました。
それ以来その家で可愛がられ育っていったクロエでしたが、彼女が4歳の頃に悲しい出来事が起こりました。
ニコールさんの父親が突如家で仕事をしなければならなくなり、毎日元気いっぱいに走り回るクロエが仕事の妨げになるようになってしまったのです。
育ち盛りのクロエにとってはそういった愛嬌を振りまくことは止められないこと。特に大好きな家族の元で走り回るなというのも難しいお願いです。
そういった毎日が続き、家族は結局辛い決断を下すことに…。
それは、もう飼い続けることができないという理由から、クロエを保護施設へ連れていくという事でした。
奇跡の再会を果たしたふたり
それ以来、クロエの姿を見ることが無かったニコールさん。この奇跡の再会は、3年前に亡くなったおばあちゃんが引き寄せてくれたものかもしれない、と彼女は言います。
クロエと再会して共に暮らすようになってから、まるで自分が子供の頃に戻ったような気分になるとのこと。
今ではクロエはニコールさんと旦那さん、そして生後4ヶ月になる娘さんと共に幸せに暮らしているそうです。
<参考サイト>
petcha.com
– おすすめ記事 –
・【感動】大好きな飼い主に最後のお別れを伝えにきてくれた奇跡のエンジェルドッグ。 |
・飼い主との永遠の別れ…悲しみに暮れるピットブルを救ったのは、ひとりの宅配ドライバーだった |
・世界一大好きな道を歩き続ける秋田犬。その理由に涙。 |
・3年振りに飼い主と再会!うれしすぎたワンちゃんにきゅん♡ |