創作意欲を失ってしまった一人の写真家
バージニア州から2000キロも離れたミネソタ州へと引っ越したクリストファーさん。彼は想像力に富んだ写真家で、これまでPhotoshopというソフトを使って様々な加工写真シリーズを作り上げてきました。
新しい土地での新たな生活。第二の人生のような生活を味わうことができる引っ越しをワクワクする冒険のようなものだと捉える人も多く居ますが、彼の場合は違いました。
この引っ越しが原因で、彼の創作意欲は失われていったのです。よほどバージニア州のでの生活が楽しいものだったのかもしれません。
彼はこの引っ越しを「人生の中で真っ暗な場所に来てしまったみたいだ」と表現するほどでした。
一匹の犬との出会い
新しい場所での生活になかなか慣れず、どんよりとした気分が続く毎日。
そんな彼の姿を見ていたクリストファーさんの彼女は、あるアイデアを提案します。「犬を飼ってみたらどうかしら?」
コンパニオンアニマルという言葉もあるように、触れ合うことで癒しを与えてくれる動物たち。最初、クリストファーさんは犬を飼うことにそこまで乗り気ではありませんでしたが、この沈んだ毎日から少しでも抜け出せるならと、彼女の提案にのることにしました。
そしてこの決断が、彼のミネソタ州での生活を大きく変えることとなったのです。
クリストファーさんに大きな変化が!
その後一匹のゴールデンドゥードルを家族として迎え入れたクリストファーさん。ワンちゃんの名前を「ジュジ」とし、2人の生活が始まりました。
クリストファーさんはジュジと暮らす冒険のような日々の中で、数々の刺激を受けるように。そしてその刺激が、いつしか写真家としての創造力に火をつけるようになっていったのです。
愛犬との冒険を描いた「巨大な犬シリーズ」
彼が始めたのは「巨大な犬シリーズ」。
何とPhotoshopを使ってジュジを巨大な犬へと変身させ、自分と巨大化したジュジが繰り広げる様々な冒険を映し出す作品を作り始めたのでした。
時には海でサーフィンを、また別の作品では凍った湖で魚釣り。その他ジャングルや空中など、クリストファーさんとジュジが写真の中で行かないところはありませんでした。
これらの冒険が美しい写真となり、彼ら独特の世界を創り上げていったのです。
クリストファーさんの最高の相棒
彼らのインスタグラムのアカウントは、今では11万6千人ものフォロワーを持つほど話題に。
世界中の人々を虜にしているクリストファーさんの写真ですが、これらはジュジという存在が居たからできたもの。クリストファーさんが写真への意欲を取り戻し、真っ暗な場所から抜け出すことができたのも、このワンちゃんの存在があったからなのですね。
<参考サイト>
クリストファーさんのインスタグラムアカウントはこちら
Chris Cline(@christophercline)
boredpanda
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