1.子犬のしつけはいつからはじめる?
1-1.子犬のしつけは家に来たその日からスタート!
1-2.しつけを始める前に…
2.子犬のしつけは何からはじめる?
2-1.子犬のしつけの最初は「トイレ」
2-2.トイレの後は順次呼び戻しなどのしつけを!
2-3.その他に教えた方が良いしつけ
3.子犬のしつけに役立つグッズ
3-1.ザ・ちゃんとしつけ剤 200ml (アース・ペット)
3-2.トイレのしつけスプレー 60ml (コジマ)
3-3.ドッグアロマミスト ストップ バーキング (たかくら新産業)
3-4.ビターアップル 犬用 スプレータイプ 236ml (ニチドウ)
3-5.フンロップゴールド 30ml (トーラス)
3-6.クリッカー (ラジオシステムズコーポレーション)
【掲載:2019.01.20 更新:2020.07.21】
子犬のしつけはいつからはじめる?
まずは「子犬のしつけはいつからはじめるのか」という疑問からお教えしていきます!
◆子犬のしつけは家に来たその日からスタート!
子犬が家にやってくる月齢は、2~3ヶ月頃が多いですよね。その頃の子犬はまだとても小さく、「しつけ」という気分にはとてもならないかもしれません。
しかし、犬は人間と違い成長するスピードがとても速く、2~3ヶ月頃の子犬を人間の年齢に換算すると3~5歳の子供と同じ位となります。3~5歳頃の人間の子供と言えば、幼稚園や保育園に通い、挨拶、トイレの練習、片付け、集団行動などを学んでいる頃ですよね。
そのことからも、家に迎え入れたばかりの子犬でもしつけを教え始める事は決して早すぎる事はありませんし、何もおかしくありません。反対に、早くから教え出す事で、その分だけ早くに憶えることが出来ます。
人間の子供も、年齢が早い内から教えれば身につくのも早いと言われているので、自分の子供の年齢が低い内から英語や数字などを教えている方も多いですよね!
子供や子犬の頃の理解力、行動力という物は時として大人を驚かせるほどの物がありますから、「まだまだ小さな子犬だからしつけは後で」ではなく、「まだまだ小さな子犬だからしつけは今のうちから」という気持ちで教え始めましょうね!
◆しつけを始める前に…
さて、いつから子犬にしつけを教えれば良いのか分かったし、今からしつけを始めよう!と意気込んでいるそこのあなた!ちょっと待って下さい!今から子犬に教え始めるそのしつけ、家族全員が同じものですか?
「家族全員が同じルールで子犬に接する」という事はとても重要な事です。
例えば、お母さんとおじいちゃん、おばあちゃんは「台所に入ってはいけない」というルールを子犬に教えたとしても、お父さんや子供たちは「台所に入ってもいいよ」と教えていたとします。当然子犬はどちらのルールを守れば良いのか混乱してしまいますよね。
家族全員がバラバラのルールを子犬に教えようとしても、子犬は混乱してしまいます。子犬にしつけを教える前には必ず家族全員で話し合い、子犬に対するルールを統一しておきましょう!
子犬のしつけは何からはじめる?
いつからしつけを教えれば良いのかは分かりましたが、何のしつけから教え始めたら良いのか疑問に思っている方は多いと思います。
では次に、子犬のしつけは何から始めるのかという疑問にお答えいたします!
◆子犬のしつけの最初は「トイレ」
最初に子犬に教えるしつけは、「トイレの場所」が良いでしょう。
トイレに行きたくなってしまうのは、生理現象なため仕方のない事ですよね。そのため、最初にトイレの場所を覚えてもらわないと、家の中のどこでも粗相をされてしまいます。
ということで、子犬に一番に教えるしつけはトイレになります!
◆トイレの後は順次呼び戻しなどのしつけを!
トイレを教えた後は、「マテ」「コイ」などの「呼び戻し」と呼ばれるしつけを教えると良いでしょう。
呼び戻しのしつけを教えるためには、子犬の名前を決め、決めた名前を使って呼び戻しを行なうとより信頼関係を築きやすいと思います。
◆その他に教えた方が良いしつけ
その他にも子犬に教えておくと良いしつけをご紹介していきたいと思います!
ハウスとは、「家に入りなさい」という命令です。「うちは室内放し飼いにする予定だから」という場合でも、ハウスのコマンド(命令)は教えておく必要があります。
なぜなら、ハウスが出来れば万が一災害や緊急事態が起きた時でもすぐにケージに入り避難する事ができるからです。室内での放し飼いという場合でも「ハウス」は教えておきましょう。
また、「ハウス=安全な場所」という事を覚えることにより、子犬の頃からハウスが落ち着く場所である事を理解します。安全で安心な場所は犬の精神を安定させるために必要ですから、室内でもハウスは用意してあげましょう。
「スワレ」や「マテ」は、何もご飯やおやつの時に使うだけのコマンドではありません。犬が興奮してしまっている時に「スワレ」、「マテ」と一言命令するだけで、犬を一旦落ち着かせる事ができます。
この「スワレ」「マテ」というコマンドも教える必要がありますね。
何か異物を口に入れてしまっている時や噛んではいけないものを噛んでしまっている時に、こちらのコマンドを教えていれば簡単に口から取り出す事ができます。
異物誤飲は子犬から成犬まで事故率がかなり高いですから、命を守る意味も含めて覚えさせておきましょうね。
また、おもちゃなど、「自分の物」という独占欲が強くなりすぎてしまう事も防げます!
子犬の頃のトラブルとして、トイレの次辺りに多いトラブルがこの「噛み癖」です。電気のコードを囓ってしまい感電してしまうという事例もたくさんありますので、愛犬の安全のためにも噛み癖はなおしておきましょう!
「きちんと飼い主さんの方を見る」という事を覚えさせることも重要です。アイコンタクトが出来ないと、他の命令の時も犬に指示が伝わりにくいなどのトラブルになってしまいます。
子犬にしつけを教えていく際に自然と覚えていくものだと思いますが、意識して覚えさせることでより他の指示も伝わりやすくなります。
お手入れ時はじっとしていなければいけないという事を教えておくと、爪切りやブラッシングの時にやりやすくなるので、こちらも教えておくと良いですね!
このように、生活していく上で必要なしつけを順番に教え、その後で自分たち家族のライフスタイルに合わせて教えておくと良い事を子犬にしつけていきましょう!
子犬のしつけに役立つグッズ
子犬のしつけは実際にやってみると思ったより難しく、なかなか覚えてくれないですよね。そんな時にあったらとても便利な、しつけのお助け役立ちグッズをいくつかご紹介していきます!
●ザ・ちゃんとしつけ剤 200ml (アース・ペット)
犬猫などのペットにイタズラされたくないものや囓られたくないものに直接噴射するだけ!オシッコやマーキングからも守れます!
人間には感じない匂いのため室内が臭くなることもありません。
●トイレのしつけスプレー 60ml (コジマ)
トイレの場所として覚えて欲しい場所にスプレーするだけで、トイレトレーニングのサポートをする事ができる優れものです!コンパクトサイズなため、旅先などにも持ち歩くことが出来ます!
●ドッグアロマミスト ストップ バーキング (たかくら新産業)
リラックスアロマです。イライラしていたり興奮している犬を落ち着かせてくれます。リラックスさせることによりしつけが教えやすくなる効果が期待できますね!
●ビターアップル 犬用 スプレータイプ 236ml (ニチドウ)
こちらのビターアップルもイタズラされたくない場所にスプレーすることで、イタズラや噛み癖の抑制をサポートしてくれる商品となっています。リンゴから苦み成分を抽出しているため、犬にも人間にも優しいですね!
●フンロップゴールド 30ml (トーラス)
食糞してしまう子犬や成犬に対して、食糞をやめさせるサポートをしてくれます。強力タイプのため、なかなか食糞が改善しない子にオススメです!
●クリッカー (ラジオシステムズコーポレーション)
ほめるしつけを教えて行く際に、あるととっても便利な一品です!命令を上手に出来たご褒美と同時にクリッカーを鳴らすことで、クリッカーの音だけで命令を聞くようになります!
子犬のしつけに関するまとめ
いつから子犬にしつけを教えていくのか、何のしつけをおぼえさせると良いのかという記事でしたが、いかがでしたか?
記事のまとめとしては、
- ・子犬にしつけを教え始めるのは家に来たその日から!
- ・教えるしつけの最初は「トイレ」!
- ・トイレの後は呼び戻しやハウスなどのしつけを順次教えていく
となります。子犬にしつけをしていく事は一筋縄ではいかないため、とても根気のいる事です。しつけがうまくいかないからと言ってあまりムキになってしつけをしようとしてしまうと、飼い主さんも子犬も疲れてしまいますし信頼関係を壊してしまいかねません。
しつけがうまく行かない時などには先ほどご紹介したようなしつけのお役立ちグッズなどを上手に使い、お互いストレスが溜まらないようにしていきましょう!
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