1.犬に嫌われているかチェック
1-1.犬に嫌われているかも①名前を読んでも来ない
1-2.犬に嫌われているかも②触ろうとしたらうなる・嫌がる
1-3.犬に嫌われているかも③おやつを見せても見向きもしない
2.犬に嫌われる行動は?
2-1.犬に嫌われる行動①犬が嫌がることをした
2-2.犬に嫌われる行動②犬に厳しく接した
2-3.犬に嫌われる行動③犬に構わなくなった
2-4.犬に嫌われる行動④犬が嫌いな匂いがする
3.犬に嫌われた時にとるべき行動は?
3-1.犬に嫌われた時にとるべき行動①信頼関係を取り戻す気持ちでいる
3-2.犬に嫌われた時にとるべき行動②急に近づかない
3-3.犬に嫌われた時にとるべき行動③柔らかい・穏やかな声で話しかける。
犬は大好きなのに、犬の方は私のことをあまり好きではないみたい…ちょっと寄っていったら吠えたり逃げられたり。犬好きとしては、嫌われるのは悲しいですよね。もしかしたら何か原因があるのかもしれません。
まずは、犬に嫌われているかのチェック方法についてです。
犬に嫌われているかチェック
もしかして犬に嫌われてる…?そんな悲しいことは思いたくないですよね。でも、避けられてる気がする…嫌がられてる気がする…犬が好きだからこそ気になってしまうのが人の性です。
犬に嫌われる事したかな?嫌われてるかどうか不安、そんなときには、以下の方法でチェックしてみてください。
◆名前を読んでも来ない
まずは、いつもの通り愛犬の名前を呼んでみてください。どうでしょうか?駆け寄ってきたり、吠えたり、しっぽを振ったりして反応しましたか?反応したのであれば、普段からコミュニケーションが取れている証拠です。
愛犬の名前を呼んだり、声をかけながら遊んだり、お散歩したりと、犬たちは呼ばれたあとに楽しいことがあることを知っているのです。呼ばれることが嬉しい、楽しいと思っているので、この場合は嫌われている可能性は低いです。
もし、名前を呼んでも来ない・反応が無いのであれば、犬たちは飼い主さんに対して不満などネガティブな感情を抱いており、好感度が低い状態です。不満や不安がたまり嫌われるまでに至ったのかもしれません。
「名前を呼んだり、遊んであげたりすることが少ない」「怒る時に名前を呼んだりした」など、呼ばれることに負のイメージを抱いていると、反応が無く怯えた様子すらみせます。
犬たちは、呼ばれたら怒られる怖いことが待っていると認識してしまっている可能性があるので、犬たちとアイコンタクト、声掛けを心がけてもっとコミュニケーションを取ってあげてくださいね。
また、最近名前を呼んでも反応しない…そんな時は、愛犬の年齢をきにしてみてください。愛犬の年齢が7~9歳であれば、老化により聴力が衰え反応が薄くなっているのかもしれません。
その場合は、何か合った場合にすぐに分かるように注意深く観察してあげてくださいね。
◆触ろうとしたらうなる・嫌がる
触ろうとしたら唸られて、嫌われてるのでは…?とショックを受けてしまう人もいるかもしれません。
普段からコミュニケーションやスキンシップが取れているのであれば、犬たちは手が伸びてきた時に、何をされるのか予想がつくので、手を出しただけで寄ってきて鼻をつけて来たり頭を押し付けてきたりします。
もし、手を出した時に怖がったり、唸り声を上げたりしたら、スキンシップ不足により、これから何をされるのかがわからず怖がっているのかもしれません。
また、鼻周りなどを触ったり急に手を伸ばして触ったりはしていませんか?触られたくない場所ばかり触られる・いきなり触るなどしてびっくりさせたことが嫌われる一因にもなります。
犬は手足や尻尾、鼻周りなどは触られるのを嫌がりますので、緊急時以外はあまり触らないようにしましょう。
また、触る時は頭の上からではなく、頬や顎、首周りからゆっくり触るようにしましょう。唸ったり、吠えたりする犬たちには無理やり触らないでくださいね。
人の手そのものが怖い犬もいます。手を見ながら警戒する、震えて嫌がる、怯え、吠えるなどの行動を起こす場合は、ハンドシャイの可能性があります。
ハンドシャイは、虐待を受けた経験のある犬に多く見られます。しかし、犬の性格によっては、しつけで叩いてしまったり、ふとした行動や事故など普段の何気ないことが原因でもハンドシャイを引き起こしてしまう事もあります。
◆おやつを見せても見向きもしない
「大好きなおやつを見せても見向きもしない」「犬用の器からは食べるが、手からは食べない」これも、嫌われてるのか手が嫌いなのかなんだか色々考えてしまいますよね。
この場合、しつけや芸を覚えさせた時に、あからさまに意地悪をされた、必要以上に大きな声で怒られたなど、怖い思い嫌な思いをしたのかもしれません。
犬たちは、声のトーンに敏感なので大きな声・怒鳴り声は恐怖を感じます。声の大きさも嫌われる要因になりますので注意しましょう。
最近は見向きもしなくなった、というのであれば嗜好が変わったなどの可能性もあります。
犬に嫌われる行動は?
犬に嫌われる人というのは少なからずいます。犬が好きなのに嫌われる人、犬が苦手なのに逆に好かれる人っていますよね。
ここからは、犬たちに嫌われる行動を取ったかどうか過去を思い出してみましょう。犬たちはこんな行動を見て、体感したことで嫌いになってしまったのかもしれません。嫌われるような行動を知らずにとってはいませんか?
◆犬が嫌がることをした
人に嫌がることをしたら嫌われるのと同じで、犬たちも嫌なことを覚えています。
例えば、犬が嫌がっているのにも関わらずしつこく触ったり、愛犬の可愛さあまりに必要以上に触ったり、写真を撮ったりしてしまったりはしていませんか。また、寝ているのにシャッター音の大きいカメラで写真を取ったり、ごはんを食べている時に触ったり…平然としていても、犬はストレスが溜まっているかもしれません。
人間より聴覚のいい犬たちは、様々な音を聞き分けます。警戒心の強い性格の犬であれば、少しの音でも起きてしまいます。寝ているときやご飯のときなどはあまり邪魔しないであげましょう。
また、度を超えた意地悪などをも、犬からの評価を下げてしまいます。いつまで立っても待てのまま、待てのままで結局おやつをくれなかったなど。これでは、あまりにも理不尽ですよね。
待てが出来たら褒めてあげ、あまりにも長く芸をさせたままにしないようにしましょう。
犬が嫌がっている時点でやめることがお互いの良いコミュニケーションに繋がり、嫌われることもなくなります。
◆犬に厳しく接した
犬に厳しく接することは、しつけをする上で仕方ないことだと思います。飼い犬のしつけは飼い主の責任でもありますよね。
しかしながら、行き過ぎた厳しいしつけは虐待へと変貌していきます。
必要以上な大きな声で叱った、急に大きな声を出した、言うことを聞かないからと叩く・蹴るなどの暴力を奮ったなどは、しつけではなく虐待です。これでは、嫌われて当然です。
◆犬に構わなくなった
愛犬に、構う時間が減ったことで嫌われてしまったのかもしれません。
犬は、元々、群れで生きてきた生き物です。近くには家族や親族など誰かがいる生活でした。そんな中で生きて生きた犬たちは、放っておかれたり、無視されることを嫌います。飼い主との遊びやスキンシップの時間がとても大切なのです。
飼い主との遊びや声が犬たちにとっては、いちばん大切なコミュニケーションツールなのです。
もし、嫌われたかなと思ったらまずは、スキンシップの時間が以前と比べてどう変わったかを考えて見てくださいね。減っているようであれば、いつもより多めに時間を取ってコミュニケーションを取るようにしてください。
散歩の途中途中で声をかけてあげるだけでも信頼度は回復します。
◆犬が嫌いな匂いがする
叱ったり、大きな声を出したり怒ったりわけではないのに、家族の中で犬に嫌われてる人はいませんか?
嗅覚が優れている犬たちは匂いにとても敏感です。もし、香水をつけていたり、たばこを吸う頻度が高いのであれば、その匂いに反応して避けている可能性があります。
お母さんや子供には懐くのに、お父さんには寄ってこない、お姉さんお兄さんにはあまり近寄らなくなったなどがあれば、香水やたばこの匂いによって嫌われているのかもしれません。
犬に嫌われた時にとるべき行動は?
相手に嫌われることをされたら、誰だってこの先の付き合い方を考えてしまいますよね。
犬に嫌われる行動に思い当たる節があった、あまりにも露骨に吠えられる、避けられたりするなど、犬に嫌われた時に取るべき行動を考えていきます。問題がなかった方も、嫌われることの無いように、一度見直してみてくださいね。
◆信頼関係を取り戻す気持ちでいる
犬に嫌われることをしてしまった場合は、信頼関係を取り戻すことから始まります。
一度失ってしまった信頼・好感を取り戻すのは簡単ではありません。そんな関係を戻すには長い時間と我慢が必要になります。徐々に、信頼を取り戻せるように根気強くいきましょう。
◆急に近づかない
嫌な物が近くにあったり寄ってきたりしたら、あまりいい気分はしないですよね?同じように、犬に嫌われた人は犬から見れば、あまりよく思われていません。そんな人が無言で急に近づいてきたら怖いですよね。
犬に嫌われた時は、無言で急に近づかない事を心がけましょう。声をかけながらゆっくり距離を縮めていってください。急に触るのも犬が驚いてしまうので気をつけてください。驚いて噛んでしまう可能性もあります。
また、こちらからではなく、犬の方から近づいて来た時に触ってあげるのが一番良いです。近寄ってくるということは、多少なりとも興味がある表れですので、犬のタイミングに任せるのもよいと思います。
◆柔らかい・穏やかな声で話しかける。
犬たちは言葉の意味はわかりませんが、声色や声の大きさには敏感です。声色や大きさによって、怒っているのか、喜んでいるのかを判断しています。
大きな声・怒鳴り声は恐怖を与え、犬たちから嫌われることになります。そのため、なるべく柔らかいトーンで明るく楽しく声をかけてあげましょう。
怒っていないよ、敵じゃないよという気持ちを声で伝えてあげましょう。少しずつ犬たちの中でイメージが良い方向に向かっていくはずです。
犬に嫌われていると感じたら生活の見直しを!
犬好きな人が犬に嫌われるのはとてもショックが大きいものです。すでに犬と生活している人は、スキンシップの時間や今までのしつけや生活の見直しを、これから犬を家族に迎える方は、嫌われないように適切なスキンシップとしつけを心がけてくださいね。
犬に嫌われるのではなく、犬に好かれる犬好きの方がいいですよね!犬が好きだからこそ、犬の特性をしっかり捉えて犬も人間も笑顔でハッピーな日を一日でも多く過ごしてくださいね!
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