1.ペットシーツって?
1-1.ペットシーツの構造・素材
1-2.ペットシーツの厚さ
2.ペットシーツは犬種によって適応サイズがちがう?
2-1.レギュラー(32~35cm×44~46cm)
2-2.セミワイド(40cm×51cm前後)
2-3.ワイド(44~46cm×58~62cm)
2-4.ワイドプラス(51cm×70cm前後)
2-5.スーパーワイド(60cm×90cm前後)
2-6.ウルトラワイド(90cm×120cm)
3.ライフスタイル別 ペットシーツの選び方
3-1.留守番をさせないまたは留守番時間が短い場合
3-2.長時間留守番させる場合
4.おすすめのペットシーツ5選
4-1.おすすめペットシーツ①お留守番が長い!吸水性重視さんにハイグレード系 「脱臭ゼリーシーツ ハイグレード」
4-2.おすすめペットシーツ②こまめに取り換えたい!清潔重視さんに 「脱臭ゼリーシーツ 薄型タイプ」
4-3.おすすめペットシーツ③においが気になる!香り重視さんに 香り付きタイプ 「脱臭ゼリーシーツスウィートフローラルの香り」
4-4.おすすめペットシーツ④おしっこの色がわかる!健康維持重視さんに 白いシーツ 「脱臭ゼリーシーツ ホワイト」
4-5.おすすめペットシーツ⑤大型犬や老犬、小型犬の多頭飼育に「脱臭ゼリーシーツ 超ウルトラワイド」
ペットシーツって?
ペットを飼う家庭が珍しくない現代では、昔と比べて犬を飼う環境も変わり、愛犬が室内飼いである家庭がほとんどといっても過言ではないでしょう。
犬に施すべきしつけの一つにトイレトレーニングがあります。トイレトレーなどを使用して排泄できるようにしつけることが、飼い主さんと愛犬の両者にとってより良い生活をもたらすことは間違いありません。
犬用のトイレアイテムも様々ですが、基本的なアイテムとしてトイレトレーやペットシーツ、おむつなどが挙げられます。
トイレトレーなどに敷いて利用するものを「ペットシーツ」といい、現代ではペットショップに限らず、スーパーやホームセンターなどでも容易に手に入れることができるマストアイテムです。トイレシーツやシートなどとも呼ばれていますね。
このペットシーツは、犬や猫などペットの尿を吸収したり、閉じ込める機能をもった吸収シートです。
細かな機能や効果などは商品によって微妙な差がありますが、基本的にシートに含まれる吸収材が尿やニオイを吸収するので、トイレ環境を衛生的に保つことができる優れものなのです。
どのような構造となっているのか、少し詳しくみていきましょう。
◆ペットシーツの構造・素材
ペットシーツの構造は基本的に、トップシート(不織布)・カラーシート・ポリマーシート・バックシートからなっています。
トップシートには、尿を素早く吸収して表面をサラサラにする効果。カラーシートには、カラーによって清潔感をイメージさせる効果。ポリマーシートには尿やニオイをしっかり吸収して閉じ込め、逆戻りを防ぐ効果。バックシートには、尿が漏れるのをしっかりとガードする効果があります。
商品によって違いはありますが、吸収材や表面素材は柔らかいものがほとんどです。愛犬がシートを引っ掻いたり、噛んだりすると、すぐに破れてしまう可能性が十分にあります。
特に子犬はペットシーツにいたずらすることが珍しくなく、初めは苦労したという飼い主さんも少なくないでしょう。
その様な場合には、いたずら防止のメッシュトレーなども販売されているので、それらを利用して対策するのをおすすめします。
◆ペットシーツの厚さ
ペットシーツの厚さにも種類があり、基本的に「薄型」と「厚型」の2種類があります。
薄型はなんといっても経済的で、一度排泄したシートではもう排泄しない!というタイプの愛犬であったり、多頭飼育している家庭にはおすすめのアイテムです。1枚あたりの値段が比較的安いので、常に取り換えて清潔を保つことができます。
1日に何枚も使用する多頭飼いの家庭には特に人気のタイプでしょう。
ただし、その分吸水性に欠けるので、オシッコが広がって愛犬の足についてしまうケースも多々あるでしょう。
対して厚型は吸水性に優れているので、小型犬であれば数回の排尿にも耐えられます。吸収力も強いので、愛犬の足が汚れにくいのも大きな利点ですね。1回のオシッコの量が多いタイプの愛犬にもおすすめです。
しかし、やはり薄型と比べると1枚に対する値段は高くなってきます。
いずれにもメリットとデメリットは存在します。薄型と厚型の中間サイズ「中厚型」というシートも販売されているので、愛犬の身体のサイズはもちろん、排尿の癖やタイプなどを理解し、ライフスタイルとも相談して、適切なシートを選ぶことが大切ですね。
ペットシーツは犬種によって適応サイズがちがう?
ペットシーツには主に、レギュラー・セミワイド・ワイド・ワイドプラス・スーパーワイド、というサイズがあります。
犬種や個体によって、体の大きさは違いますよね。愛犬の体のサイズに合ったシートを選ぶのが大切です。
一般的に小型犬・中型犬・大型犬ごとのサイズでペットシーツは選ばれますが、排泄時にトイレの上でクルクル回る動作をする愛犬も多いでしょう。そのことを踏まえて、シートの上で回れる大きさペットシーツを選ぶことが勧められます。
それではペットシーツのサイズごとに、適応サイズなどを紹介していきましょう。
◆レギュラー(32~35cm×44~46cm)
超小型犬から小型犬向きのサイズです。トイ・プードルやチワワなど猫や、うさぎなどの小動物にも向いているサイズといえるでしょう。
ワイド用のトイレトレーに2枚並べて敷くこともできるので、コスパの良い万能なサイズでもあります。
◆セミワイド(40cm×51cm前後)
こちらも超小型犬から小型犬向きのサイズですが、マイナーなサイズなのでアイテムとしてのラインナップは少なめです。レギュラーやワイドが主流となっているので、見たことのない方もいるかもしれませんね。
◆ワイド(44~46cm×58~62cm)
小型犬から中型犬に向いているサイズです。多頭飼いの家庭や、留守番の時間が長い家庭での使用にも向いています。
◆ワイドプラス(51cm×70cm前後)
小型犬から中型犬向きのサイズですが、こちらもセミワイドと同様でマイナーなサイズといえます。主流サイズと比べると、珍しいのでスーパーなどでの購入は難しい場合が多いでしょう。
◆スーパーワイド(60cm×90cm前後)
中型犬から大型犬、超大型犬に向いているサイズです。
◆ウルトラワイド(90cm×120cm)
大型犬、多頭飼育の方向けのシートです。一般的に市販されているシートでは最も大きなタイプといえます。
トイレが難しくなった老犬や体調が悪く寝たきりの子にもおすすめです。
ライフスタイル別 ペットシーツの選び方
家庭環境やライフスタイルは、飼い主さんによって様々です。ペットシーツに求める機能も、人によって違いますよね。
初めてのトイレトレーニングに使用したい場合は、しつけをサポートする機能をもったシート。健康チェックの為にオシッコの色を確認したい方には白いシート。インテリアとしてシートにファッションを求める方にはデザイン性の高いアイテムなど。
高機能を備えたペットシーツが多数販売されているので、現代ではシートの選び方にも幅があります。
例えば来客が多い家庭や、リビングの目立つところに犬のトイレを置いている家庭の場合なるべくお部屋に馴染むペットシーツを使いたい場合もあるでしょう。
その場合は柄付きのシーツや、グレーなど目立たないカラーシートが織り込まれているシーツを使うのがおすすめです。
しかし、犬に関わるライフスタイルとして大きく分けると、留守番時間の長さに適したペットシーツが一番多く求められるのではないでしょうか。
以下の場合に適しているのはどのようなタイプなのか、チェックしていきましょう。
◆留守番をさせないまたは留守番時間が短い場合
飼い主さんの在宅時間が長ければ、愛犬の排尿後、すぐにペットシーツを交換することが可能です。消臭力の強い機能をもつシートはもちろん多数ありますが、やはりこまめに取り換えることが一番衛生的でしょう。
この場合、経済的な面を考えると、薄型のペットシーツがダントツでコスパが良いといえるでしょう。
◆長時間留守番させる場合
愛犬が留守番をしている時間が長い場合は、やはり吸収力や消臭力に特化したペットシーツを選ぶのをおすすめします。
愛犬がオシッコをしてもすぐに交換することができないので、数回の排尿にも耐えられる吸収力をもった厚型タイプや、消臭機能の高いシートを使用すると安心ですね。オシッコの逆戻り防止に特化していれば、愛犬の足が汚れることを防ぐこともできます。
おすすめのペットシーツ5選
◆おすすめペットシーツ①お留守番が長い!吸水性重視さんにハイグレード系 「脱臭ゼリーシーツ ハイグレード」
サイズ | レギュラー:34×45cm ワイド:45×60cm |
---|---|
材質・素材 | ポリプロピレン不織布、吸収紙、線状パルプ、高分子吸収材、ポリエチレンフィルム、ホットメルト粘着材 |
製造国 | 日本 |
パルプと超高速吸収ポリマーが、最大限に効果を発揮するバランスで配合された、吸水性に優れたペットシーツです。更に活性炭が配合された脱臭シートにより、ニオイが吸着されます。
ゴミとして捨てた後にも、その脱臭効果が長時間続くという優れものです!
◆おすすめペットシーツ②こまめに取り換えたい!清潔重視さんに 「脱臭ゼリーシーツ 薄型タイプ」
サイズ | レギュラー:34×45cm ワイド:45×60cm Wワイド:W60×D90cm |
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材質・素材 | ポリプロピレン不織布、吸水紙、綿状パルプ、高分子吸収材、ポリエチレンフィルム、ホットメルト粘着剤 |
製造国 | 日本 |
シートはこまめに変えて清潔を保ちたい、愛犬が一度汚れたシートにはオシッコしてくれない…といった飼い主さんにおすすめの薄型ペットシーツです。200枚も入っているので、頻繁に交換する方にはもってこいの商品です。
オシッコ臭の軽減機能もついており、カラーは清潔感溢れるブルーです。薄型なので、外出時にも場所をとりませんね。
◆おすすめペットシーツ③においが気になる!香り重視さんに 香り付きタイプ 「脱臭ゼリーシーツスウィートフローラルの香り」
サイズ | レギュラー:33×44cm ワイド:45×60cm |
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材質・素材 | ポリプロピレン不織布、吸水紙、綿状パルプ、高分子吸収材、ポリエチレンフィルム、ホットメルト粘着材、香料 |
製造国 | 日本 |
表面に通水性のよい不織布を使用しているので、すばやくオシッコを吸収し、さらさらに保ちます。高速ポリマーによって、オシッコが素早く吸収され、ニオイを閉じ込めてくれる厚型タイプ。
優しいスウィートフローラルの香りの香りがついているので、トイレのニオイが気になる飼い主さんにおすすめです。
◆おすすめペットシーツ④おしっこの色がわかる!健康維持重視さんに 白いシーツ 「脱臭ゼリーシーツ ホワイト」
サイズ | レギュラー:34×44cm ワイド:44×60cm |
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材質・素材 | 綿状パルプ、高分子吸収材、吸水紙、ポリオレフィン不織布、ポリエチレンフィルム、ホットメルト接着剤、抗菌剤 |
製造国 | 日本 |
表面の不織布が、すばやくオシッコを通過させ、ポリマーでしっかり吸収します。
シーツの色が白無地なので、オシッコの色で健康をチェックしたい飼い主さんにおすすめの商品です。
オシッコの色の変化は体調変化のひとつとして見られる可能性のあるものです。いつもと違うと感じたら、オシッコをしたシーツを持って獣医師さんに相談しましょう。
ワイドタイプはこちら⇒笑顔逸品 吸収力に特化した国産厚型ペットシート ワイド 50枚
◆おすすめペットシーツ⑤大型犬や老犬、小型犬の多頭飼育に 「脱臭ゼリーシーツ 超ウルトラワイド」
多頭飼いの方でも安心!
とても大きいサイズのシートなのでまとまっての使用も可能です。
サイズ | 90×120cm |
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材質・素材 | ポリプロピレン不織布、吸収紙、綿状パルプ、高分子吸収材、ポリエチレンフィルム、ホットメルト粘着材 |
製造国 | 日本 |
通水性の良い不織布で快適な表面、高速吸水ポリマーで抜群な吸水性、更にゼリー効果で瞬時にオシッコを固めることでニオイをも閉じ込める!90cm×120cmと脱臭ゼリーシリーズにおいて最大サイズのペットシーツです。
頻繁にシート交換ができない方や、多頭飼いの方、大型犬を飼っている、という方におすすめの商品です。
ペットシーツの選び方まとめ
愛犬と生活する上での必需品であるペットシーツ。様々なサイズや効果・機能がありますが、愛犬にとって適切なアイテム選びの参考になったでしょうか?
口コミが良かったり、人気ランキングに入っている、ブログでよく紹介されているなど、情報を集めることも大切です。
今回紹介した商品ではありませんが、デオシートシリーズも中々人気があるようですね。我が家でも実際に使用したことがありますが、比較的コスパもよく、香りに種類があるので選ぶのも楽しいかと思います。
消耗品であるペットシーツは、気軽に使用するタイプを変更したり、お試し利用することが可能です。数えきれない程の種類があるので、色々なタイプを使用してより良いものを探してみるのも良いかもしれませんね。
求める機能やライフスタイルは人それぞれです。選ぶ上でまずは、どのような機能に重点をおくかを、決めておきましょう。
愛犬とのより良い生活を続けるためにも、適切なペットシーツを選びに挑戦しましょう!
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