犬の抜け毛は何故起こる?抜け毛対策や掃除の方法について

2022.02.17

犬の抜け毛は何故起こる?抜け毛対策や掃除の方法について

犬の抜け毛で困った経験はありませんか?抜け毛の原因は、換毛期や成長過程で一時的に起こる自然原理が原因である場合、病気によって引き起こされる場合など理由は様々です。病気の場合は、掃除を含む抜け毛対策のみならず、病気の根本的治療を行う必要があります。 今回は、犬の抜け毛の原因や対策について細かくご紹介致します。

【掲載:2019.10.22  更新:2022.02.17】

犬の抜け毛は何故起こる?

犬 抜け毛

通常犬の毛は、体温調節、病原体や紫外線などの外部の刺激から体を守るために存在しますが、抜け毛の原因は生理的に考えて当たり前であるものから、病気によって毛が抜け落ちるものまで様々です。

◆換毛期による抜け毛

どんな犬であっても毛が生え変わる季節があり、この時期を「換毛期」と呼びます。一年中大量の毛が抜ける犬もいますが、基本的には換毛期は春と秋に訪れます。

換毛期は犬種問わず大抵の場合は訪れますが、特にダブルコートである犬種は下毛(アンダーコート)が大量に抜け落ちるので、その量に驚く飼い主さんも多くいらっしゃいます。

また、この換毛期に毛が大量に抜けるのは自然現象でありそれ程心配する必要はありませんが、この時期はブラッシングや掃除を含む抜け毛対策をしっかりと行わなくてはいけません。

換毛期に起こる大量の抜け毛を放置してしまうと、皮膚上に抜け毛が溜溜まり毛玉の原因になる、または皮膚炎の原因にもなりかねないので二次被害に注意が必要です。

◆先天的理由で抜け毛が起こりやすい場合も?

多少の個体差はあるものの、犬種や個体差によっても抜け毛が起こりやすい犬とそうでない犬がいます。

一般的にはシングルコートの犬種やアンダーコートの量が少ない犬種は抜け毛が少ないと言われており、マルチーズ、トイプードル、ビションフリーゼ、ヨークシャーテリア、シーズー等が一例として挙げられます。

逆に抜け毛が先天的に多い犬種としては、ダブルコート(特にアンダーコートが多い犬)の犬種で、チワワ、ミニチュアダックスフンド、ゴールデンレトリバー、柴犬、ポメラニアン等が挙げられます。

先天的理由で時期を問わずに大量の毛が抜け落ちる場合は、しっかりと日々のブラッシングにて不要な毛を落としてあげましょう。

◆ストレスによる抜け毛

人間もストレスによって円形脱毛症になりますが、犬も心因性のストレスによって脱毛が起こる場合があります。

犬のストレス要因の多くが、生活環境の変化、飼い主の変化、家族の変化(新たに同居犬が増える等)、または飼い主との関係が良くない場合や運動不足によるものであるといわれています。

ストレスによる抜け毛で脱毛症になったり、犬が自ら舐めたり毛を掻きむしることによって、毛が大量に抜け落ちることがあります。


効果的な犬の抜け毛対策とは?

抜け毛の原因が病気である場合は、根本的解決のために動物病院で治療しなくてはいけません。一方で、換毛期や生まれ持った体質で抜け毛が多い場合は、どのような対策を取ることができるでしょうか?

◆日々のブラッシング

抜け毛が多い犬にとって日々のブラッシングは非常に大切です。抜け毛を放置してしまうと毛玉や皮膚炎の原因となる為、しっかりとブラッシングを徹底しましょう。

ダブルコートの犬の場合は、基本的に週3日程度のブラッシングは必要ですが、可能であれば1日1回簡単にブラッシングしてあげることをお勧めします。

ブラシは犬の毛の長さや種類に合わせて選んであげると皮膚ダメージを防止するのに役立ちます。

基本的に犬の毛の種類は5種類(スムースコート、ショートコート、ロングコート、ワイヤーコート、カーリーコート)ですので、自分の愛犬の毛の種類を調べて使用するブラシを選びましょう。

– 毛の種類別で選ぶブラシの種類 –

スムースコート・・・ラバーブラシ、コーム
ショートコート・・・ピンブラシ、コーム
ロングコート・・・ピンブラシ、コーム、スリッカーブラシ
ワイヤーコート・・・ピンブラシ、スリッカーブラシ
カーリーコート・・・ピンブラシ、コーム、スリッカーブラシ

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●ピン先でしっかり被毛をブラッシングできます。
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ブラッシングを行う際は、ブラシの硬さもしっかりと考慮して、犬の皮膚に負担がかかりにくい素材を選びましょう。

◆抜け毛対策ならファーミネーター!

抜け毛対策のブラッシングの一環として取り入れてほしいのが、ファーミネーターでの抜け毛除去です。

ファーミネーターはアンダーコートを除去する為の商品で、不要なアンダーコートを取り除くことによって抜け毛対策を行うことができます。

抜け毛の除去率が最大90%と言われる便利な商品で、不要な毛を安心して除去することができる抜け毛対策グッズです。

また、この商品にはワンプッシュボタンが付いていて取った毛をワンプッシュでまとめてブラシから取ることが出来る為、片手で簡単にブラシの掃除も行えます。

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ファーミネーターは全般的に先がとがっているので、皮膚を傷つけないように愛犬に合ったサイズを選びましょう。

◆定期的なシャンプー

犬の抜け毛対策で有効なのが定期的なシャンプーです。シャンプー前には必ずブラッシングを行い、抜け毛や毛玉をしっかりと取り除きましょう。

シャンプーではブラッシングで取り除ききれなかった抜け毛を除去しますが、頻度が多ければ良いというものではありません。

基本的に理想的なシャンプーの頻度は、皮膚の健康維持も考慮して1カ月に1〜2回程度が目安(室内飼育の場合)で、抜け毛が多い時期(換毛期等)は、1カ月に2回を目安にシャンプーしてあげましょう。

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◆日々のお掃除を徹底

抜け毛が多い時期はしっかりと日々のお掃除で犬の生活環境を清潔に保ちましょう。

犬の抜け毛にはほこりなどのハウスダスト、犬の皮脂、ダニ(死骸含め)が含まれている場合が多いので、しっかりと掃除をしないと新たに虫が発生する原因になりかねません。

二次被害防止のためにもこまめな掃除を徹底しましょう。


犬の抜け毛はこんなところにたまりやすい!

犬を飼うとどうしても抜け毛が発生してしまいます。私の家でも朝晩の掃除機を一度でも怠けてしまうと、大量の抜け毛がふわふわとしてしまい、抜け毛を放置するとノミやダニがその抜け毛に住み着いてしまって部屋中にノミダニが発生するような場合もあります。

今回は、特に抜け毛が溜まりやすい生活空間についてご紹介致します。

◆ケージと壁の間

室内でケージを使っている場合は、ケージと壁の間に細かな抜け毛がたくさん溜まっていきますので注意しましょう。

ロングコートの場合は抜け毛が溜まっていると分かりやすいのですが、毛の短い犬の場合はケージと壁の間の毛は意外に気づきにくく、ケージを移動したら大量に毛が溜まっているなんてこともあります。

ふけや皮脂も隙間に溜まりやすいので、毎日のお掃除では気を付けましょう。

◆ソファーの下

室内フリーで犬を飼っている場合は、ソファーの下やベッドの下、家具の下の隙間には十分気を付けなくてはいけません。

目に見えない抜け毛だと放置してしまいがちですが、ノミやダニは日光を嫌い暗闇で快適に暮らしてしまうので、抜け毛についているノミやダニが生活している可能性があります。

◆カーペット

フローリングだと気づきやすい犬の抜け毛ですが、カーペットの場合は繊維に犬の抜け毛や抜け毛についたノミ、ダニ、皮脂などが溜まりやすいので要注意です。

ノミやダニは特にカーペットのような布素材に住み着きやすく掃除機では取れにくい為、掃除機をかけた後に粘着ローラーを使用してしっかりと汚れを取り除きましょう。

最近では、粘着力の非常に強いローラーが販売されているので、毎日の抜け毛掃除に活用すると良いですね。


抜け毛が多い時期のペット周りのお掃除用品

抜け毛が多い時期は特に犬が生活する空間を清潔に保ってあげる必要がありますが、ペットが生活する空間では犬や猫などのペット対応の安全な掃除用品を使ってあげましょう。

●犬に安心の掃除用品
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空気浄化・消臭効果に優れた「機能性樹木抽出液クリアフォレストR」配合!
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犬の抜け毛対策に関するまとめ

犬の抜け毛について対策や掃除用品についてご紹介致しました。

犬の抜け毛の原因は様々です。病気である場合は、病気の根本的治療を行う必要がありますが、時期的なもの(換毛期や成長過程)である場合は、しっかりと毎日のブラッシング、また衛生管理の一環として日々のこまめなお掃除がとても大切です。

抜け毛には、ほこりや皮脂、時に犬に寄生するダニやノミなど寄生虫が付いている場合も多く、抜け毛がひどい時は、しっかりと愛犬の生活空間を衛生的にしてあげなくてはいけません。

抜け毛の原因をしっかりと突き止めて、原因に合わせた対策を行いましょう。



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smochijp

smochijp

動物看護士(日本能力開発推進協会/日本キャリア教育技能検定協会)、老犬介護士(日本キャリア教育技能検定協会)、犬の管理栄養士(全日本動物専門教育協会)、ドッグトレーニングアドバイザー(日本ペット技能検定協会)等、動物関連資格を多数保有。大型犬2頭、中型犬1頭、小型犬(保護犬)1頭、猫3頭と暮らしながら、役立つペット関連情報を提供しております。


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