愛犬と旅行に行こう!犬との旅行に必要な持ち物は?

2020.03.01

愛犬と旅行に行こう!犬との旅行に必要な持ち物は?

犬との旅行に必要なものは、基本的には愛犬が普段生活するうえで使用するものです。いつも使用していても、意外に忘れてしまいやすい持ち物もあるので注意しましょう。今回は、愛犬との旅行に役立つ持ち物や旅行時の注意点などについてご紹介いたします。

【目次】
1.犬との旅行に必要な持ち物
 1-1.食べ慣れているフード
 1-2.外で使える給水器
 1-3.トイレ用品
 1-4.食器皿
 1-5.各種証明書
 1-6.キャリーバッグやペットカート
 1-7.愛犬の日用品
 1-8.その他あると便利なもの

2.愛犬との旅行に役立つおすすめグッズ5選
 2-1.万が一に備えてマナーウェアを持っていこう!
 2-2.旅行のときは臭いが漏れにくいうんち袋がおすすめ!
 2-3.場所を選ばず水分補給!「どこでもドリンク 」
 2-4.虫が発生しやすい場所におすすめ「ピュアラ バグ&ダストガード」
 2-5.万が一の粗相に役立つ「シュシュット!オシッコ・ウンチ専用 消臭&除菌」

3.犬との旅行で気をつけること
 3-1.愛犬のストレスに注意
 3-2.万が一に備える
 3-3.ホテルのマナーに従おう
 3-4.暑い時期の旅行は避ける

4.まとめ

犬との旅行に必要な持ち物

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◆食べ慣れているフード

旅行の際は普段と環境が大きく異なるので、食べ慣れたフードを持っていきましょう。

旅行に限らずに食べ慣れていないフードを急に与えると、下痢や嘔吐を中心とした消化器系症状を引き起こす原因になります。旅行の際は肉体的ストレスや精神的ストレスで、消化器系症状がさらに引き起こされやすくなります。

また、万が一食べ慣れていないドッグフードを持参した場合、食べ慣れているドッグフードが旅行先で購入できるかもわかりませんので、食べ慣れているドッグフードは必ず持参しましょう。

旅行では常温での持ち運び時間が長いので、ドッグフードはグラムをはかり一食分ずつ小分けにして密封性の高い状態で持っていきましょう。

ジップロックやタッパーがおすすめですが、フードをこぼしてしまうなど何かしらのハプニングに備え、持ち物に一食分追加しておくと安心です。

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◆外で使える給水器

こまめな水分補給が大切ですので、外で使える給水器を持参しましょう。

犬の体の約60パーセントは水分でできており、通常ドライフード内に含まれている水分量は僅か10%前後です。そのため、こまめに水分補給を行わないと、脱水症状によって下痢や急性の胃炎、腎不全など様々な病気のリスクを高めてしまいます。

一般的に犬は1日40~60ml/kg程度水分が必要といわれているので、旅行以外でも水分補給には気を付けなければいけません。特に活動量が上がりやすい旅行時は、普段以上に気をつける必要があります。

最近では持ち物がかさばらないよう、持ち運びに便利な折り畳みできる給水機も販売されているので、有効に活用すると良いでしょう。

◆トイレ用品

室内でトイレをする犬の場合は、犬の臭いが付いている使い慣れたトイレを持参すると良いでしょう。

トイレ本体を持っていくと持ち物がかさばりやすいので、トイレの代わりに大きめのペットシーツを持っていくこともできます。その場合は旅行前にペットシーツでのトイレトレーニングを済ませておきましょう。

ホテル内での粗相には細心の注意が必要なので、粗相をする可能性がある場合はマナーベルトやおむつを持参すると良いでしょう。

普段粗相をしない犬でも、環境が変化するので粗相をしてしまうこともあります。万が一の際にすぐに処理できるよう、ペットシーツやうんち袋だけでなく、消臭スプレーや除菌スプレーなどを持っていくことをおすすめします。

◆食器皿

犬と宿泊できるホテルであれば大抵は食器皿を準備してくれていますが、ホテルにない場合は持ち物に食器皿を入れておきましょう。

◆各種証明書

旅行の際の持ち物で忘れやすいのが、医療証明書です。

大抵犬と宿泊できるホテルについては、一年以内に接種した混合ワクチン証明書や狂犬病予防接種証明の提示が必要になります。

混合ワクチンに関しては、5種以上など何種打っている必要があるのかも確認して、宿泊条件を満たしているか確認しましょう。

あまりないケースですが、ホテルで混合ワクチンや狂犬病予防接種証明書が不要なケースであっても、旅行先のドッグランやカフェなどで証明書が必要になるケースもあります。

病気など何かしらの理由で狂犬病予防接種が免除になっている場合は、獣医師に「狂犬病予防注射猶予証明書」を発行してもらい、旅行の際は持ち物と一緒に入れておきましょう。

◆キャリーバッグやペットカート

必要に応じてキャリーバッグやペットカートを持っていきましょう。

キャリーバッグは犬を移動させるときだけでなく、違う環境でも安心して犬が眠れるよう寝床として活用できます。

ペットカートに関しては、ホテルで必要な場合は必ず持参しなければいけません。

その他、アミューズメントパークやドッグカフェなど行くときにキャリーバッグやペットカートが役立つこともあります。

◆スリングにもキャリーにもなる便利グッズ

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散歩時やお出かけ先にも便利な、コンパクトにたためるキャリ-です。肩への負担を軽減する幅広ショルダーやスマホ用ポケット付きで便利。手洗い可能。

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◆愛犬の日用品

歯ブラシの習慣がある場合は、歯磨きセットなど普段生活で使用している日用品を持っていくのを忘れないようにしましょう。

◆その他あると便利なもの

宿泊先で環境の変化によってストレスを感じている場合は、愛犬の好物のおやつやおもちゃが犬の気を紛らわすために役立ちます。

その他、ストレスによって眠れないことを考えると、使い慣れたクレートや愛犬の匂いが付いたベッドがあると安心です。

クレートに慣れていない犬の場合はクレートトレーニングを行い、クレートで寝ることに慣らしておくことをおすすめします。


愛犬との旅行に役立つおすすめグッズ5選

◆万が一に備えてマナーウェアを持っていこう!

マナーウェア
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マナーウェアは性別によって種類が異なり、サイズも様々です。旅行のみ使用する場合は、事前にサイズをはかってお試し用を中心に枚数が少ないものを購入すると良いでしょう。

◆旅行のときは臭いが漏れにくいうんち袋がおすすめ!

ハンディうんち処理バッグ
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旅行のときはうんち袋を持ち運ぶ時間が長くなりやすいので、厚めのうんち袋がおすすめです。

こちらのうんち袋は、5層構造でできており特殊フィルムを使用しているため、ニオイだけでなく雑菌も強力ブロックしてくれます。

◆場所を選ばず水分補給!「どこでもドリンク 」

どこでもドリンク
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地面に直接置かないで必要なときに新鮮な水を与えることができる、コンパクトな携帯給水ボトルです。荷物が多くなりやすい旅行におすすめの商品です。

◆虫が発生しやすい場所におすすめ「ピュアラ バグ&ダストガード」

ピュアラ バグ&ダストガード
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ノミやダニ、蚊等が発生しやすい季節の旅行に役立つ虫よけスプレーです。ハーブの香りで虫対策を行ってくれ、雑菌や排気ガスなどにも配慮されたスプレーです。

◆万が一の粗相に役立つ「シュシュット!オシッコ・ウンチ専用 消臭&除菌」

シュシュット!オシッコ・ウンチ専用 消臭&除菌 犬用
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オシッコ・ウンチ専用の消臭除菌スプレーで、万が一愛犬が粗相をしてしまった場合に役立ちます。オシッコ・ウンチ臭に関しては99.9%の強力消臭効果が期待できるので、旅行に限らず普段使いにもおすすめです。


犬との旅行で気をつけること

◆愛犬のストレスに注意

犬は環境の変化に精神的に弱いので、旅行に慣れていない犬の場合はストレスで体調を崩すこともあります。

精神的ストレスだけでなく、旅行の際は特に飼い主さんと色々な場所に行き、普段以上に運動量が多くなるので、身体的なストレスにも注意が必要です。

犬は基本的に一日12時間以上寝て過ごす生き物ですので、一日中連れまわすようなことは避けなければいけません。

また、旅行が大好きな犬は、疲れより楽しさが上回ってしまい、飼い主さんも体調の変化に気が付きにくいので注意が必要です。

しっかりと水分補給を行い、十分な休憩をはさむよう心がけて、愛犬に疲れた様子など見られないか都度確認するようにしましょう。

◆万が一に備える

旅行先では、住み慣れた地元とは勝手が違います。万が一の事故や愛犬の体調不良の際にすぐに対応できるよう、旅行先の動物病院情報も調べておくと良いでしょう。

通常の日中診療可能な日時や夜間の救急対応、営業時間なども調べておくと何かあったときにすぐに対応できます。

◆ホテルのマナーに従おう

犬と旅行に行く際は、愛犬と泊まるホテルのマナーを事前に調べておきましょう。

犬のおしっこやうんちの基本的マナーはもちろんですが、ホテルによっては部屋で犬を一人にさせない、ベッドには犬を乗せない、ヒート中の宿泊不可などの決まりがあることがあります。

ホテルによって決まりがそれぞれ異なるので、事前にホームページや電話で確認しておくことをお勧めします。

◆暑い時期の旅行は避ける

犬は一般的に暑さに弱いので、熱中症リスクを考えて暑い時期の旅行はやめましょう。

自宅ではすぐに応急処置をしたり、通い慣れた動物病院にすぐに連れていくことができますが、旅行先では対応が遅れてしまいがちです。

熱中症は短時間で命を奪う危険性があるので、旅行時期には十分な配慮が必要です。


まとめ

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犬と旅行をするときに必要な持ち物や注意点などご紹介致しました。

旅行の際の持ち物は、あれもこれもとどうしても荷物が多くなってしまいがちですが、普段愛犬が生活するうえで必要なものがあれば大抵は大丈夫です。

大好きな飼い主さんとの旅行で愛犬もテンションが上がりがちですが、普段と異なる環境でのストレス管理や体調管理をしっかりと行いながら、楽しい旅行にしたいですね。



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動物看護士(日本能力開発推進協会/日本キャリア教育技能検定協会)、老犬介護士(日本キャリア教育技能検定協会)、犬の管理栄養士(全日本動物専門教育協会)、ドッグトレーニングアドバイザー(日本ペット技能検定協会)等、動物関連資格を多数保有。大型犬2頭、中型犬1頭、小型犬(保護犬)1頭、猫3頭と暮らしながら、役立つペット関連情報を提供しております。


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