魅力1:くりくりの大きな瞳
シーズーの瞳は、真ん丸で大きめです。
「くりくり」という表現がマッチする、愛くるしい目元です。
シーズーに声をかけると、まるで「なあに?」と言っているかのような表情を見せてくれます。
大きな瞳で見つめられると、かわいすぎてデレデレしちゃいそうですね。
シーズーの愛くるしい大きな瞳は、たくさんの人達を笑顔にさせてくれます。
また、丸い瞳はあどけない表情を作りだしているため、年齢を重ねてもベビーフェイスなのも魅力と言えるでしょう。
いつまで経ってもかわいい、そんな素敵な犬種です。
魅力2:小さめの鼻がかわいい
シーズーは、ちょっと上向きで低めの鼻を持つ「短頭種」です。
顔の中心に、遠慮がちにちょこんと埋まっているかのうな小さな鼻。
小ぶりで本当に“かわいい”ですね。
シーズーは目が大きいので、それも相まって鼻が小さく見え、キュートな顔立ちと言えるでしょう。
魅力3:垂れた耳がかわいい
犬の耳には、耳がピンと上を向いている立ち耳、ペタッと垂れている垂れ耳があります。
シーズーは後者の垂れ耳で、下を向いています。
そのため、顔全体が丸みを帯びて、真ん丸な印象を強めているのかもしれません。
カットスタイルで変わりますが、ロングスタイルの場合は、耳がどこにあるか分からないほど被毛と同化しているようにも見えます。
そんな様子もかわいいですね。
魅力4:小型サイズで飼いやすい
ジャパンケネルクラブによると、シーズーの理想体重は4.5~7.5キロ、体高は27センチ以下とあります。
体重7.5キロにもなると結構重く感じるので、一見、「小さくて軽そう」に見えても実は筋肉質で重いかもしれませんね。
でも、くくり的には小型犬で、多くの家庭に迎えやすいサイズと言えるのではないでしょうか。
小さな体で歩く様子は、たくさんの人々に癒しを与えてくれることでしょう。
魅力5:真ん丸フォルムで優しい印象
シーズーはふわふわした長毛種で、伸ばすほどに毛量が増えて、体が丸く見えます。
小型犬の分類ですが、結構筋肉質なので、ちょっとポッチャリにも見えることもあるかもしれません。
全体的には、丸いフォルムをしているので優しい印象で、たくさんの人から好感を持たれています。
魅力6:毛色のバリエーションがたくさん
シーズーの毛色は「この色でなければいけない」という限定がありません。
オールブラックや、オールホワイト、オールグレーなどの単色もありますが、ホワイト&ゴールド、ホワイト&ブラックの2色構成も人気です。
さらに、ほかの色も混じった3色構成もあります。
色によって見た目の雰囲気も変わり、基本的にはくりくりした瞳でどの子もかわいいルックス。
それも人気が高い理由かもしれませんね。
日本ではホワイト&ゴールド、ホワイト&ブラックの毛色の人気が高く見かける機会が多いですが、海外では部分的に模様が入るような珍しいカラーのも注目されています。
また、子犬時代から大人時代へと年が経つと、色の変化が起こることもあります。
「変化が起こるか・起こらないか」は、迎えた当初は分かりませんが、いつの間にか少し毛色が変わるのもシーズーの魅力のひとつですね。
魅力7:お尻フリフリの歩き方
シーズーの歩き方は「モンローウォーク」と言われることがあります。
モンローと言えば、アメリカの映画を代表する女優。
映画の演技で披露したヒップを強調する歩き方が美しいとして、彼女の名前からモンローウォークと有名です。
シーズーの歩く様子もそれに近く、お尻を「右・左・右・左」と一生懸命フリフリで歩きます。
シーズーの場合は、美しいというよりも「かわいい」ですが、あまりにもかわい過ぎて、歩く姿に釘付けになりそうですね。
見る人を笑顔にしてくれるのも魅力です。
また、お尻を左右に振る様子は、金魚のしっぽにも似ていることから「金魚歩き」と言われることもあります。
魅力8:さまざまなカットスタイルで印象が違う
シーズーは長毛でダブルコートの被毛の持ち主です。
寒冷地域の生まれのため、それに耐えられる被毛に発達しました。
長い毛は、放っておくとどんどん伸びていきます。
毛質は、シルクタッチで触り心地がよく、スキンシップを兼ねて、毎日ブラッシングしてあげるのも飼い主さんの楽しみのひとつになるでしょう。
日々のブラッシングでツヤのある優雅な毛質になるのも、飼い主さんのお世話の賜物です。
伸びていく被毛は、定期的にカットしなければいけない犬種です。
スタイルによって印象が変わるので、飼い主さんのお好み次第で「どんなスタイルにしようかな」と考えるのもワクワクします。
カットしないで伸ばしてあげると、顔や耳の毛がサラサラロングでエレガント、気品のある印象になるでしょう。
また、顔周りをすっきりさせ、丸いラインを見せるようなカットスタイルもあります。
サラサラストレートにすると優雅な印象、短めにしてリボンをつけるとキュートな印象…と、ヘアースタイルでいろんな表情が見られるのも長毛のシーズーの大きな魅力です。
どんなスタイルにしても基本的にかわいいシーズー。
トリミング後のシーズーを見ては、「うちの子ってかわいい」と改めて惚れ惚れするかもしれませんね。
顔周りの毛も伸びていくので、頭の上で結んでリボンを付けてあげる飼い主さんも多いです。
リボンの色や形で日々のファッションも楽しめます。
自分の被毛でおしゃれができるなんて、わんちゃん界のファッションリーダーとも言えそうですね。
魅力9:おっとり系でマイペース
シーズーには、穏やかそうでおとなしいイメージがあります。
その期待を裏切ることなく、おっとりしていてマイペースな性格をしているシーズー。
そもそも、中国王朝やイギリス王室で飼われていた過去を持つ犬種のため、おっとりしています。
「動きたい」という気持ちを持っていないわけではないですが、穏やかな過ごし方も自分なりに分かっているようです。
「遊ぶ時は遊ぶ」と元気に動きつつも、ときには自分の時間を大事にマイペースに過ごすタイプ。
そんな楽天的で天然っぽい雰囲気もかわいいですね。
魅力10:愛嬌があってフレンドリー
王族という高貴な人々の間で、大事に扱われてきたシーズー。
人間から「愛情を受ける」ということに対し、「自分も愛情を返したい」と全身で表現してくれます。
人に甘えることもストレートで、飼い主さんへの愛情が伝わってくるでしょう。
シーズーのかわいい顔立ちで甘えられると、こちらも全身で愛してあげたくなるかと思います。
また、警戒心はあまりないので、知らない人に対してもフレンドリーに対応してくれます。
人に愛されること自体が嬉しいのか、かつて王室で飼われていた時の甘え方も本能的に心得ているのかもしれませんね。
家族はもちろん、周囲のたくさんの人から愛されるワンちゃんでしょう。
社交性は、個体差があるので、なかには飼い主さん以外が苦手というケースもあるかもしれません。
小さな頃から飼い主さん以外と接する機会が多いほど、人慣れしやすく、誰にでも愛嬌を見せられる性格になってくれるでしょう。
魅力11:適度に活発で人間との交流が大好き
シーズーは、「穏やか」「おとなしい」「のんびり」「マイペース」と、基本的には落ち着いた生活を好むようです。
家族として家にいるだけで笑顔になる…癒し系の存在になってくれるワンちゃんと言えるでしょう。
でも、飼い主さんとのじゃれ合いも大好きです。
一人運動会のように、いつまでも家のなかを駆け回るような活発さではなく、投げられたボールを拾って来たり、飼い主さんの膝の上でくつろいだり、飼い主さんの後をついて回ったりというように、自分の好奇心を満たすように触れ合いを求めてきます。
スキンシップは大好きなので、散歩以外にもコミュニケーションを図ってあげると喜んでくれます。
シーズーが嬉しそうに駆け寄ってくる姿は、本当にかわいいですよ。
魅力12:子供から高齢者の方まで…幅広い年齢層に受け入れられる
運動量の必要な犬やアクティブな犬は、飼う人にも体力が求められます。
散歩回数や連れ歩くときのパワーを考えると、運動量の多い犬は、子供やお年寄りには不向きと言えるでしょう。
でも、シーズーは運動量がそれほど多くなく、愛玩犬として飼うことができます。
幅広い層に受け入れやすいワンちゃんです。
適度に元気で、ふだんは穏やかで落ち着きを見せてくれます。
かわいらしいルックスも、多くの人に受け入れられることでしょう。
また、あまり神経質ではないので、小さな子供にちょっかいを出されても、「何するの!」と敵意を見せることもあまりありません。
子供のいる家庭で犬を飼うときに、気になるのが相性ですが、おおらかなシーズーの場合、子供とも上手くやっていけるパターンが多いかと思います。
基本的には、ちょっとしたことで怒らない「大きな器」を持っている犬種と言えるかもしれませんね。
「子供のいる家庭」「高齢夫婦の家庭」「一人暮らしの家庭」と、いろんな家族構成でもシーズーの性格なら馴染めそうです。
魅力13:あまり吠えないのんびり屋さん
小型犬のなかには、体が小さいために勝気で来客やチャイムにワンワンと吠える性質を持っているワンちゃんもいます。
警戒心から吠えて教えてくれるわけですが、あまり吠えすぎると無駄吠えとして問題視されるものですよね。
シーズーの場合、基本的にはおっとりしているので、知らない人や聞き慣れない音に遭遇しても、あまり攻撃的に吠えません。
そのため、無駄吠えと言われるものも少ないでしょう。
大きな音を聞いても、見知らぬ人を見ても、何食わぬ顔で構えているのんびり屋さんのところも、とてもかわいいですね。
魅力14:ちょっとプライドが高いところもかわいい
基本的に、穏やかでマイペースなシーズーですが、ちょっとプライドの高いときもあります。
初めて会う人に「あなたは苦手」とツンとした一面を見せたり、飼い主さんがしつけようとしたことに「それはイヤ」と反抗したり、ペットフードを出したら「それは食べたくない」とプイっとそっぽを向いたり…。
王室で大事に扱われた歴史のせいか、自分の世界に固執して飼い主さんを困らせることもあるかもしれません。
小さな体でツンとした様子を見せるのも、いつもとは違った表情で少しかわいらしく見えるでしょう。
常にシーズー側が主導権を握る生活はよくないのでしつけが必要ですが、子犬の頃から一貫性を持ってしつけていけば、いろんなことを学習してくれる賢さもあります。
まとめ
いかがでしたか?
日本でも人気のあるシーズーの「かわいい」ポイントを紹介してみました。
見た目どおり、穏やかで優しく、素敵なワンちゃん。
しかも、伸びていく自分の毛を使っておしゃれができるのも魅力です。
長めにしてエレガント系、短めにしてスポーティー系、まんまるにしてキュート系など、同じワンちゃんなのにスタイルによってまったく違う印象に…!
小さくて穏やかなシーズーは甘え上手で、たくさんの魅力の持ち主です。
シーズーからは、見た目的にも内面的にも「癒し」をもらえます。
シーズーとの暮らしは、飼い主さんにとってもきっと素敵なものになることでしょう。
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