犬に鮭を与えても大丈夫?与え方について紹介

2021.09.02

犬に鮭を与えても大丈夫?与え方について紹介

愛犬にバランスの良い食事を与えることは、健康的に生活してもらうためにも大切ですがドッグフードだけでは摂取できない栄養素を食材から取ることも必要です。 低脂肪で高タンパク質な鮭は筋肉や骨を作るためにおすすめの食材ですが、犬に与えても問題はないのでしょうか? 犬と鮭について紹介します。

犬に鮭を食べても大丈夫?

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結論から言えば犬に鮭を与えても問題はありません。
しかし、生の鮭には寄生虫が付着している可能性もあり、腐敗しやすいという側面があるため犬に与える際には必ず加熱したものを与えるようにしましょう。

また、スーパーで販売されている鮭は塩鮭などに加工されているものもあり、犬にとって塩分が高いことがあります。
鮭フレークなどは骨もなく与えやすい印象ですが、同じく塩分が高く添加物なども気になります。

犬に与える鮭は加工されていない生の切り身を加熱して与えるのが良いでしょう。
お刺身になっている鮭を焼いてドッグフードのトッピングとして使用するのも良いでしょう。

◆鮭に含まれる主な成分

肉食性である犬は良質なタンパク質が必要不可です。
特に人よりもたくさんのタンパク質を必要とする犬に鮭は、タンパク質が豊富に含まれていることから定期的に摂取させたい食材でもあります。

ドッグフードの主原料として鮭(サーモン)を使用しているものもあるぐらい鮭は犬にとっても良質な食材になります。

鮭は豊富なタンパク質の他にもEPA、DHAのような良質な脂質が含まれているので魅力があります。
EPAとDHAは心臓や関節をサポートする成分として有効です。

また、鮭にはビタミンDが多く含まれています。
ビタミンDには、体内のカルシウムの吸収を助ける効果があり丈夫な骨を作る効果があります。
犬はビタミンDを作ることができないため、食材からの摂取が必要ですが鮭ならば少量で必要量を補うことができます。

さらには、アスタキサンチンには高い抗酸化作用があり運動量の多い犬が活動的に生活するためには大変有効な成分になります。

◆期待できる効果は?

鮭は犬にとっても嗜好性の高い食材になり、食欲不振にお困りのシニア犬や療養中の愛犬の栄養補給として最適です。
また、鮭に含まれる動物性タンパク質は活き活きとした身体づくりに欠かすことができない成分であり、筋肉や骨、関節の健康に効果があります。

身体づくりに効果的な成分が豊富な鮭は健康を維持するためにも効果を発揮しますよ。

◆犬に鮭を与えるデメリット

犬に鮭を与えるでメリットとして、冒頭でも紹介したように寄生虫を体内に取り入れてしまう危険もあります。

また、鮭は低アレルゲン食材としても注目されていますが万が一アレルギーが出てしまう可能性があります。

加工された鮭ではなく、生の鮭を加熱して与えることを推奨しましたが鮭には骨があり上手に取り除かないと喉に詰まらせてしまう危険があります。
特に子犬やシニア犬は喉に詰まらせて窒息してしまうと、最悪死に至るケースもあるため特に注意が必要になります。

生の鮭をどうしても与えたい時には鮮度に注意して、食中毒を予防することも大切です。 

◆鮭の皮は大丈夫?

鮭の皮には豊富なコラーゲンが含まれており、関節と関節の間のクッション材として効果を発揮します。
皮は犬にとってもおいしい部分ですので、与えてもOKです。
注意したいのは、身よりも弾力があり詰まりやすいため一口大にカットして与えましょう。

身よりも脂質が多いため、与えすぎは肥満や生活習慣病の原因になりますので少量にとどめるようにします。

◆鮭をあげすぎない

鮭は豊富な栄養素を含んでおり、犬も好きな子が多い食材ですが与えすぎると下痢をしたり、カロリー過多になり肥満の原因になります。

どんな食材でも与えすぎは健康を害することになりますが、鮭は特に塩分に注意が必要です。
塩分を取りすぎると浮腫みや腎臓に負担がかかる原因になります。
ドッグフードにも十分な塩分が含まれており、それ以上の塩分はなるべく取らないようにするのが、健康的な食事につながります。
鮭を与える時にはドッグフードの量を減らしたり生の鮭を加熱して余計な手は加えないなど基本的な点を徹底して与えましょう。

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魚はタンパク質、カルシウム、タウリン、DHA、EPAなど、犬にとって良い成分が豊富に含まれた食材です。魚を与える際は、骨が刺さらないよう取り除く、寄生虫予防やビタミンB1欠乏症予防のために加熱する、食べ過ぎないなど、注意を守って摂取することが大切です。また、魚を購入して加熱して与えるほかにも、ふりかけとして利用したり、市販の魚を使った犬用おやつを食べさせるなどで、犬に魚の栄養素を摂取させることができます。 犬と魚の栄養について、詳しく確認してみましょう。

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犬に鮭を与える時の注意点

犬に鮭を与える際の注意点として、口のサイズに合わせてカットするようにして、喉に詰まらせないことが大切です。
上記でも触れたように、魚の骨は喉に刺さると窒息などの原因になるので、必ず細かく取り除いて与えましょう。

魚の骨が刺さってしまうと最悪の場合、手術で取り除く必要が出てきます。
犬が安全に食事できるように必ず飼い主さんの目の届く範囲で与えるようにしましょう。

鮭を生で与える際には鮮度に注意が必要と紹介しましたが、鮭は鮮度が落ちるとヒスタミンという成分が発生します。
これは、個体によっては激しい痒みを伴うこともあるため新鮮な鮭をできるだけ購入後すぐに与えるのが望ましいです。

他にも鮭に対してアレルギーを起こした時に激しい痒みや発疹、呼吸困難などの症状が出ることがあります。
食物アレルギーがある子や敏感な体質の子に与える時には注意しながら与えてください。

添加物や塩分の関係から鮭の加工品は与えないようにしましょう。

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鮭の与え方

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鮭の基本的な与え方を紹介します。
あくまでもドッグフードのトッピングやおやつと言った副菜として与える用にして、バランスよく食材を選んで与えましょう。

◆加熱する

基本的には加熱して火を通した鮭を一口大にカットして与えるのがもっとも安全です。
鮭の調理方法として焼くのが一般的ですが、グリルやフライパンシートを使用してなるべくノンオイルで火を通すとより身体の負担なく与えることが可能です。

加熱した際に焦げた部分ははずして与えるようにします。
コゲには発がん性物質が含まれており、苦味から鮭に苦手意識を持ってしまい、その後食べなくなる可能性もあります。
骨を取り外してフレーク状にして与えるのが、おすすめです。

チワワなどの小型犬に与える時にはお刺身サイズの半分ぐらいで十分です。
鮭自体に味が濃いめについているため、アクセントになりドックフードの嗜好性をあげるのにも効果的ですよ。

大型犬でも刺身サイズのものを4切れ程度与えれば十分になります。
塩分に注意しながら与えてくださいね。

◆茹でる

茹でることにより鮭の余分な脂質を抑える効果があります。焼くよりもヘルシーに仕上げることができるので、食欲旺盛な肥満気味の愛犬や脂っこい味付けが苦手な愛犬におすすめです。

高温でグツグツにてしまうと身がバラバラになってしまい与える部分がなくなってしまったということもあるので、茹でる際は静かに中火で茹でるのがポイントです。

◆蒸す

一番手軽であり、レンジで蒸すだけで愛犬に提供できる店が魅力です。
蒸すことにより身がふっくらと水分を含むためしっかりと柔らかに形に仕上がります。

子犬にも与えやすいので、味付けをしないでも十分に美味しく食べることができますよ。
野菜と一緒に蒸して、ドッグフードのトッピングとして使用するのもおすすめです。


体調を崩した場合の対処方法は?

天然の鮭には、アニサキスという寄生虫が潜んでいる場合があります。
アニサキスを体内に取り込むと、嘔吐や激しい痛みを伴う食中毒を起こします。

養殖の鮭にもまれに含まれていることがあるため、アニサキスは加熱すれば死滅すると言われているため加熱したものを与えましょう。
アニサキスが原因で体調不良を起こした際にはすぐに動物病院にて診察を受けるようにします。

他にも鮭の食べ過ぎはビタミンB1欠乏症になる可能性があります。
主な症状としてよだれが増える、けいれん、食欲低下などがあります。

これらの症状があったらすぐに動物病院にて診察を受けるようにしましょう。
初期段階で治療を行えば回復する疾患ですが、症状が進行すると昏睡状態になり48時間以内に死亡するケースもあります。

ドッグフードのトッピングとして活用したり、たまにおやつとして与えるなど少ないかな?ぐらいの量で与えるのが大切になります。

他には鮭だけでなく、さまざまな食品をバランスよく与えるようにして、愛犬の日々の健康をサポートしてあげましょう。

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まとめ

犬に鮭を与えて良いのかについて紹介しました。
鮭は犬に多く必要なタンパク質を補うことができ、EPAと DHAなど良質な脂を摂取することができます。
鮭を与える時には少量ずつトッピングとして与えるようにして、様子を見ながら与えてください。

鮭のおやつなどもペットショップで購入可能ですので、上手に食卓に鮭を取り入れてみましょう。



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のえコアラ

のえコアラ

犬の専門学校を卒業後、犬のテーマパークにて飼育員を5年間しておりました。 様々な犬種の飼育経験があります。 その後ホームセンターでペット用品の販売をしておりました。 現在はペット系の記事を中心にライター活動しております。 資格 愛玩動物飼養管理士1級 小動物看護士

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