犬の手作りおやつレシピ7選!メリットは?手作りに安心・安全の食材をご紹介

2022.09.01

犬の手作りおやつレシピ7選!メリットは?手作りに安心・安全の食材をご紹介

かわいい愛犬へおやつを手作りしてみませんか?安全な材料を使うことで病気を防ぎ、長生きするよう愛情込めた手作りおやつが作れます。ただし犬に与えてはいけない食材や正しい調理法があるので、この記事を読んでまずは簡単なレシピからトライしてみましょう。

【目次】
1.犬に手作りおやつを与えるメリット
 1-1.無添加
 1-2.材料を把握できる
 1-3.愛犬の嗜好に合わせられる

2.手作りおやつを作る際に注意すること
 2-1.犬に与えてはいけない食べ物を知る
 2-2.食材の調理法に配慮する
 2-3.量を与えすぎない

3.犬のおやつを作る際におすすめの食材
 3-1.手作りおやつにおすすめの食材①野菜
 3-2.手作りおやつにおすすめの食②肉
 3-3.手作りおやつにおすすめの食材③魚
 3-4.手作りおやつにおすすめの食材④果物

4.犬の手作りおやつレシピ7選
 4-1.おやつボーロ
 4-2.苺とヨーグルトのマドレーヌ
 4-3.ささみジャーキー
 4-4.ベーグル
 4-5.紫芋とさつま芋のぐるぐるクッキー
 4-6.ドライフルーツとヨーグルトのパウンドケーキ
 4-7.クランチクッキー

5.まとめ

【掲載:2021.09.06  更新:2022.09.01】

犬に手作りおやつを与えるメリット

クッキー
手作りおやつのメリットは材料が把握できることです。無農薬・無添加の食材を厳選し、適切な配合で作ることで愛犬にとって安心・安全で健康的なおやつを作れます。
食物アレルギーを持っている犬の場合はその食材を避けることができます。
また犬は繊細な生き物なのでストレスの増減によって寿命が左右されると言われています。飼い主と信頼関係を築けば犬も安心して暮らせるので、手作りおやつを与えることも愛情表現のひとつです。

◆無添加

全ての添加物が犬の体に害を及ぼすというわけではありませんし、調理過程で失った栄養素を補うためにも添加物を加えた方が健康面で良い場合もあります。
しかし、市販のパッケージに書かれている原材料には全てが記載されているわけではありません。原材料の表示の決まりは曖昧なため、「無添加」と書かれた商品にも犬を含め生き物には害のある添加物が大なり小なり混ざっている場合もあります。
また、市販のドッグフードやおやつは製造元→お店→消費者というように、どうしても作られてから日数が経ってしまうため酸化防止剤は必要になっていきます。一方で、自宅で手作りすれば出来立てをすぐに愛犬に与えられるので酸化防止剤は必要ではありません。

◆材料を把握できる

無農薬の野菜や果物、正しい環境下で育てられた家畜など、信頼できる材料を使い自分で手作りした方が添加物を最小限に抑えることができます。また、食物アレルギーを持っている愛犬の場合、材料を把握できる手作りおやつほど明瞭なものはありません。

◆愛犬の嗜好に合わせられる

ドッグフードは犬にとっての必要な栄養素が入っているため主食にはかかせませんが、ドッグフードよりも手作りおやつの方が愛犬の嗜好に合わせられます。手作りすることで鮮度が高いものを与えられ、温かみのある愛情表現ができます。
気を付けなければいけないのは、愛犬が好む味に作れてしまうため、与えすぎるとドッグフードを食べなくなってしまう可能性があります。喜ぶ姿が見たくてついつい与えてしまいがちですが、与えすぎるとかえって犬の健康に良くありません。

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愛犬とのコミュニケーション手段やしつけの道具、栄養分の摂り入れ補助の一つともなる、犬のおやつ。飼い主の皆さんは、愛犬にどのようなおやつを与えていますか?現代では、様々な種類のおやつが市販されていますが、成分表などを気にしたことはあるでしょうか。 安全な食品として、無添加の商品が広く知られています。今回はそんな無添加のおやつについて、与えるメリットや選び方、おすすめの商品を紹介していきます。

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手作りおやつを作る際に注意すること

パグ

手作りは市販のものに比べて安全ですが、犬に与えてはいけない食べ物もあるのでしっかり把握しましょう。また人間と違い、塩分や糖分が少なく薄味の必要があるので分量には注意しましょう。

◆犬に与えてはいけない食べ物を知る

ネギ類

長ネギ、たまねぎ、ニラ、ニンニクなどは赤血球が破壊され、貧血や中毒症状を引き起こす可能性があります。エキスが入ったものも犬の体には良くないので、ネギ類が入ったみそ汁、たまねぎで出汁を取ったブイヨンやコンソメも使用しないよう注意しましょう。

カカオ

カカオが含まれているチョコレートやココアなどは中毒症状を引き起こすので、間違っても使用しないようにしましょう。人間のおやつはカカオで色付けしたものもありますが、色付けする場合は、犬用の自然の着色パウダーなどを選びましょう。

ぶどう・レーズン

多くの果物は犬が食べても問題ありませんが、ぶどうやレーズンに関しては中毒症状を起こすので与えないでください。

乳製品

牛乳は与えてしまいがちですが、牛乳、ヨーグルトなどの乳製品に入っている乳糖(ラクトース)は消化不良を起こし下痢になる可能性があります。犬用の牛乳は与えても大丈夫ですが、人間用の乳製品は使用しないように気を付けましょう。

香辛料

香辛料(スパイス)は犬にとって刺激が強く、過剰摂取すれば内臓に負担がかかります。香辛料は食欲増進、臭み取りなど人間にとって欠かせないものですが、犬にとっては必要ないものなので使用しないようにしましょう。

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食べ物を食べていると愛犬が欲しがってついつい与えてしまうことはありませんか?人が食べる食事には、犬にとって有害となるものがあり、最悪の場合は死亡してしまうケースもあります。中毒性のみならず、アレルギー検査を事前に受けておくなど、アレルギーに関しても十分注意して犬に与えても良いかどうかの判断をしましょう。

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◆食材の調理法に配慮する

犬はあまり咀嚼をしないため、よく噛まずに丸のみする犬もいます。消化しやすいよう食材は小さくカットするかペースト状にして、丸のみしても胃に負担がかからないサイズに形成しましょう。
食中毒を避けるためにも、焼く・煮るなどして加熱は十分に行いましょう。野菜も生のままだと消化不良を起こす可能性もあるので加熱をすると安心です。
魚の骨や肉の骨の破片は喉を傷つけたり、大きい破片は胃に刺さったりすることもありますので必ず取り除いてください。小魚の場合は骨ごとやわらかくなるまでよく煮込むか圧力鍋を使用しましょう。
果物の種は毒素を含んでいたり、腸閉塞を起こしたりと危険性があります。種の大きさにかかわらず取り除きましょう。

◆量を与えすぎない

手作りで安心だからといって与えすぎも禁物です。そもそもおやつは健康のためというより、ご褒美や愛犬とのスキンシップが主な目的です。まずは少量から試させ、体調に変化がないかチェックしましょう。問題がなさそうであれば、普段の主食となるドッグフードと併せて一日の必要カロリーを計算の上、適切な量を与えましょう。頻繁におやつを与えてしまうと、ドッグフードを食べなくなってしまい栄養が偏ったり、肥満の原因になったりします。


犬のおやつを作る際におすすめの食材

◆手作りおやつにおすすめの食材①野菜

犬は肉食ですが、野菜を消化できないことはないので与えることは可能です。野菜好きな犬も多いです。ただし食物繊維を摂りすぎると消化不良を起こす可能性があるので、なるべく火を通してフードプロセッサーなどで細かくして適量を与えましょう。
多くの野菜は犬に与えることができますが、食物繊維が豊富なブロッコリーやサツマイモなどは摂取量に注意です。またジャガイモの芽は人間と同じく、犬にとっても毒なので取り除きましょう。

◆手作りおやつにおすすめの食材②肉

犬はもともと肉食のため犬にとって肉は重要な栄養素です。牛肉、豚肉、鶏肉、羊肉、馬肉、それぞれ栄養素が若干異なりますが、どれもたんぱく源になります。ただし脂質過多にならないよう、鶏皮を含め脂身の量には注意してください。
生肉は食中毒を起こす可能性があるため基本的に加熱が必須ですが、とくにジビエ肉の生食は寄生虫感染の危険が高いので必ず火をよく通しましょう。前述しましたが骨にも注意しましょう。

◆手作りおやつにおすすめの食材③魚

魚は良質なたんぱく源であり、またオメガ3を摂取できるため積極的に与えたい食材です。とくに青魚はオメガ3を豊富に含んでいるため、関節炎などに効く抗炎症作用が期待できます。マグロは低カロリー高たんぱくで優れた食材です。

◆手作りおやつにおすすめの食材④果物

果物はビタミンやミネラルが豊富で積極的に摂取させたいところですが、糖分が高いため与えすぎに注意です。※ブドウは中毒症状を引き起こす可能性があるので犬に与えてはいけません。
りんご、バナナ、さくらんぼ、梨、柿などブドウ以外のほとんどの果物を与えられます。ただし、前述したように種は毒素を含む場合や、腸閉塞を起こす危険性もあるので必ず取り除きましょう。


犬の手作りおやつレシピ7選

◆おやつボーロ

「おやつボーロ」

今回は『さくっ!ほろっ優しいおやつボーロ』です!手作りごはんエキスパートが手がける簡単でオシャレのレシピ是非お試しください♪

購入

はじめての手作りおやつに最適!10~15分程度で簡単に作れちゃいます。野菜パウダーを使うことで彩りがよくなります。出来立ては熱いので冷ましてから与えましょう。

◆苺とヨーグルトのマドレーヌ

「苺とヨーグルトのマドレーヌ」

今回は『いちごマドレーヌ』です!手作りごはんエキスパートが手がける簡単でオシャレなレシピ是非お試しください♪

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なんと愛犬と一緒に飼い主も一緒に楽しめちゃうマドレーヌ!犬が食べても大丈夫なように作られているため、低カロリーの優しいお味。わんちゃんと甘いひとときを過ごせます。

◆ささみジャーキー

「ささみジャーキー」

今回は、人もワンちゃんも美味しすぎてついつい食べ過ぎちゃう美味しさの『ささみジャーキー』です!手作りごはんエキスパートが手がける簡単でオシャレなレシピ是非お試しください♪

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材料は鶏ささみだけ!調味料は一切使わないため、安心安全なおやつを手作りできます。また鶏ささみは高たんぱく低カロリーの是非愛犬にあげたいおやつ。

◆ベーグル

「ベーグル」

今回は、もっちり食感が癖になる、ボーン型の『ベーグル』です!手作りごはんエキスパートが手がける簡単でオシャレなレシピ是非お試しください♪

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こちらも愛犬と飼い主が一緒に楽しめちゃうベーグル。ボーン型がとってもかわいく、犬の気持ちに寄り添えるかも!?たくさん作って冷凍保存も可能!

◆紫芋とさつま芋のぐるぐるクッキー

「紫芋とさつま芋のぐるぐるクッキー」

今回は、ぐるぐる渦巻き模様が可愛い秋の野菜さつまいもを練りこんだ「紫芋とさつま芋のぐるぐるクッキー」です。手作りごはんエキスパートが手がける簡単でオシャレなレシピ是非お試しください♪

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ぐるぐると巻いた紫色は視覚から食欲をそそります。見た目とは裏腹にわんちゃん用なので優しいお味。愛犬に合わせて食べやすい大きさに調節しましょう。

◆ドライフルーツとヨーグルトのパウンドケーキ

「ドライフルーツとヨーグルトのパウンドケーキ」

今回は、愛犬用ドライフルーツを使用したしっとりケーキ「ドライフルーツとヨーグルトのパウンドケーキ」です。果物の自然な甘みと見た目も可愛い色どりに愛犬も夢中になること間違いなし!

購入

なんと贅沢パウンドケーキが愛犬と食べられる!?わんちゃん用ドライフルーツを使用しているため安心!記念日など特別な日に一緒に楽しみ過ごしてはいかがでしょうか?

◆クランチクッキー

「クランチクッキー」

今回は、ほのかな甘みと食感がクセになる「クランチクッキー」です。ペットの専門店コジマのオリジナルおやつを簡単アレンジしたおやつです♪

購入

ザクザクと楽しい食感!ポン デ ライスというお米100%で作られたわんちゃんにとって安心なおやつを使用し、作り方も混ぜて焼いて冷やすだけ、という簡単さです。


まとめ

子犬

手作りおやつは市販のものに比べ手間と時間がかかりますが、その分愛犬にとって安心・安全で健康を守り、また飼い主とペットの信頼関係を築くツールにもなります。
犬は従順なので正しい躾を行い可愛がることで、愛犬からも愛情を示してくれ良きパートナーになるでしょう。
犬が食べてはいけない食材を把握し、正しい調理方法で愛情たっぷりのおやつを手作りしてみてはいかがでしょうか。



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