1.犬のトイレトレーの種類
1-1.犬のトイレトレーの種類①ベーシック型
1-2.犬のトイレトレーの種類②L字型
2.犬のトイレトレーの大きさ
2-1.犬のトイレトレーの大きさ①レギュラー
2-2.犬のトイレトレーの大きさ②ワイド
2-3.犬のトイレトレーの大きさ③スーパーワイド
【掲載:2021.11.13 更新:2022.11.16】
犬のトイレトレーの種類
現代では販売されているペット用トイレアイテムにも、様々な種類があります。まずトイレトレーにはどのような種類があるのかを紹介していきましょう。
◆犬のトイレトレーの種類①ベーシック型
トイレトレーのタイプを大きく分けると、その一つがベーシック型という平面タイプでフラットなトイレトレーになります。
最も利用者が多くケージ内でも利用しやすいため、高い人気を誇るタイプではないでしょうか。
ただ一概にベーシック型といっても、フチ・フレームの高さや掃除のしやすさ、サイズ、材質などには様々な違いがあります。
子犬のトイレトレーニング用やペットシーツのいたずら防止のために、メッシュガードが付属している商品があったり、折り畳み収納ができるタイプ、他にもシリコン製の柔らかいマット状のものなど、多種多様な製品が販売されているのです。
お掃除簡単ステップトレー レギュラー ダークブラウン
プラスチック製で水洗いのできる、お手入れ簡単なタイプ!リッチェルのフラットトレーです。取り外し可能なメッシュ付きで、その周りに隙間もないので掃除もしやすいですよ。底面にはゴム脚が付いているので、ズレにくく床を傷つけないという嬉しいポイントも!対応ペットシートはレギュラーサイズとなっています。
ハリオ(HARIO) ワンコトイレマットJ ワイド CBR
シリコーンゴム製で柔らかく、畳んだり丸めたりと持ち運びアイテムとしても優秀なトイレトレーです。旅行先でも重宝するでしょう。また、丸洗いもできるのでお手入れも簡単です!四隅のスリットにシーツを挟むだけで楽に取り付けでき、壁付けしたりL型に立てかけたりと様々な状態で使用することができますよ。
◆犬のトイレトレーの種類②L字型
男の子のわんちゃんには、足上げしながら排泄する子が多いですよね。そんなオス犬用として、またマーキング対策として便利なのがこのL字型タイプのトイレトレーになります。壁や囲いが付いているタイプなどがあり、おしっこをする際の飛散や壁にかけられるのを防止してくれます。
しつけ用ステップ L型トレーレギュラー ピンク
プラスチック製で水洗いができる、お手入れ簡単なL字型トイレトレーです。折り畳めるのでコンパクトに収納ができますし、取り外し可能なメッシュトレーも付いています。滑り止めも付いているので、愛犬も安心して利用できるでしょう。
アイリスオーヤマ トレーニング犬トイレ ホワイトレギュラーサイズ
L字型とは少し異なりますが、サークルのような囲い付きタイプの犬用トレーもあります。フチが高いので飛び散り防止にも効果的で、トイレトレーニングもしやすいでしょう。抗菌効果のある銀イオンが配合されているので、消臭効果もありますよ。
犬のトイレトレーの大きさ
機能・材質・形状と多種多様なトイレトレー。もちろんサイズも様々なので、愛犬にぴったりのサイズを選ぶ必要があります。
基本的に大きいトレーの方が犬は排泄しやすく、失敗も少なくなるケースが多いです。愛犬がトイレトレーに入った時に、ひとまわり大きいサイズを選ぶことがすすめられます。排泄前にくるくる回る子も珍しくないので、トイレ上で一回りできる大きさを選びましょう。
子犬時期に購入する場合でも、成犬サイズに合わせたサイズを選択して大丈夫です。ただし、子犬のトイレトレーニングに特化した製品もあるので、色んなタイプをチェックしてみてください。
それでは、サイズ別にもう少し詳しく紹介していきましょう。
◆犬のトイレトレーの大きさ①レギュラー
トイプードルやチワワなどの超小型犬から小型犬に向いているサイズで、適したシートサイズは大体32~35cm×44~46cm程となります。小さいサイズなので犬猫用、またはうさぎなどの小動物用としても併用できるでしょう。
レギュラーサイズより少し大きいセミワイド(40cm×51cm前後)もありますが、レギュラー・ワイドサイズよりもマイナーなので、商品のラインナップが他よりも少ないサイズだといえます。
大型犬はラージサイズ以上です。トイレを失敗しやすい犬なら、目安よりも大きめのトイレトレーを使うだけで改善されることもあります。
◆犬のトイレトレーの大きさ②ワイド
コーギー、柴犬などの小型犬から中型犬に向いているサイズで、適したシートサイズは44~46cm×58~62cm程となります。小型犬の多頭飼い家庭や、長時間のお留守番の際にもおすすめのサイズといえるでしょう。
51cm×70cm前後のワイドプラスというサイズもありますが、セミワイド同様で規格的にはマイナーなので、商品のラインナップが少ないです。
◆犬のトイレトレーの大きさ③スーパーワイド
中型犬から大型犬、超大型犬に向いているサイズで、適したシートサイズは60cm×90cm前後となります。一般的に市販されているサイズとしては最も大きいタイプであり、吸収量も多いです。
トイレを失敗しやすい子には目安よりも大きめのトイレを使うことで改善されるケースもあるので、大型犬に限らず、利用してみるのも良いかもしれませんね。
犬のトイレをおしゃれに見せる方法
犬のトイレをそのまま設置すると、どうしてもインテリアの邪魔になってしまう場合が多いです。
もちろん現代ではトイレトレー単体でもオシャレにみえるブランドのものが販売されているケースもあるのですが、価格と相談した結果一般的なトイレトレーを注文・選択したり、届けられた・購入してきた商品をそのまま設置してしまう家庭も少なくないでしょう。
愛犬との充実した生活を送るためにも、機能性に富んだ快適な室内空間を手に入れたいですよね。
ペット用といれをおしゃれに見せ、尚且つ愛犬がストレスフリーで用を足せるように、以下の内容に注目しておきましょう。
◆サイズを調整する
お部屋の大きさによって設置できるトイレトレーが制限される場合もありますが、基本的には愛犬の身体のサイズを重視し、前述したように一回りしても余裕ができる広さのトイレスペースを作ってあげることがベストです。
床面積に余裕がない場合は、棚を増やして物を収納したり整理するなどして、トイレの置ける場所を確保しましょう。
◆配置を工夫する
トイレの配置場所は、各家庭の間取りやライフスタイルなどによって様々な場所となるでしょう。人目に付かないようにと脱衣所や廊下などに配置する方もいますし、逆にリビングにおいてインテリアに馴染ませる方もいます。
来客などのことを考えると人目に付かないに越したことはないのですが、この場合飼い主さんが排泄に気付きにくいというデメリットが考えられます。トイレが汚れたままだと愛犬が他の場所で用を足してしまったり、衛生面からみてもあまり良い状況ではありません。
人目に付きにくい場所に配置する場合は、こまめにトイレをチェックすることを徹底しましょう。
そしてリビングなど来客の目に入りやすい場所に配置する場合は、見た目を整えることに尽力を注ぐと良いですよ。カウンター下のスペースを利用したり、外観をインテリアに馴染むように工夫する、隠したいときにトイレスペースを隠せるような仕様にしておくなど、できることは沢山あります。
お部屋の状況と愛犬の性格、家族の動きなどを考えて総合的にぴったりの場所を探してみましょう。
◆色のバランスをあわせる
トイレトレーにも様々なデザインやカラーがあります。機能性や愛犬のおしっこスタイルに合っているタイプがどうしても優先されてしまいますが、唯一愛犬に一切の迷惑を掛けずに選択できるのが本体のカラーでしょう。
バイカラーでおしゃれな仕上がりになっていたり、ダークブラウンで木目調に馴染みやすい物、またはクリアカラーでインテリアの邪魔をしないものなど、市販のトイレにも種類がありますので、お部屋にあったアイテムを探してみてください。ペット用品専門店やネットで検索すると沢山の種類に出会えますよ。
まずは部屋の色合いを見渡してトイレスペースを同様のカラーでまとめると、トータルのバランスもとりやすいので試してみてください。
OFT クリアレット シーツストッパーセット
強度の高いABS樹脂でできた、丈夫で扱いやすいクリアタイプのトイレトレーです。本体が透明なデザインでシンプルなので、清潔感が感じられますし空気の様に室内に馴染むでしょう。いぬ用トイレをできるだけ目立たせたくない飼い主さんにぴったりです。
ペティオ(Petio)片手でらくらく ドッグトレー犬用レギュラー グレー
クールなお部屋を維持したい飼い主さんにおすすめの、フラットタイプのトイレトレーです。スタイリッシュなカラーである上に、片手での開閉が可能なのでシーツの交換も簡単にできますよ。機能的にも快適に使用できる犬用品だといえるでしょう。
犬のトイレのDIYのやり方
市販の物では愛犬に合わない、どうしても部屋に合うものがみつからない!そんな悩みを抱える飼い主さんも中にはいるでしょう。
そんな時は、自分でトイレスペースを一から作るという方法もあります。すのこやダンプラを使うと、意外と簡単に作ることができるのです。
DIY好きな飼い主さんは、一度試してみてはいかがでしょうか。
スノコでできるトイレスペース
100均やホームセンターなどで簡単に手に入るスノコ。これを利用すれば、簡単にトイレスペースを作ることができます・
床用に板材を一つ、側面と後面用にスノコを3枚用意しましょう。サイズは愛犬にとって余裕のあるスペースができることを想定して選んでくださいね。板材はホームセンター等で、指定サイズにカットしてもらうこともできます。
材料が揃ったら板材を床に置いて、側面・後ろ面にスノコを立てた状態にして各箇所をビスで取り付けていきましょう。簡単に、スノコの壁で囲われたトイレスペースが出来上がります。
汚れが気になる場合は、ビニールシートを床・壁面にタッカーで取り付けるとお掃除が楽になります。
ニスや塗料などを利用すれば、好きな色に仕上げることもできますよ。壁がスノコなので物を掛けたり、棚部分を取り付けるのも比較的簡単です!
工具を使いたくない方は、ダンプラ(プラスチックダンボール)を利用してみてください。こちらは、接着剤や強力両面テープで組み立てが可能です。床面・壁(囲い)部分を好きなサイズで用意・カットして、スノコ同様組み立てて接着すればOKです。サイズも自由自在でカットもしやすいので、DIY初心者さんには向いているかもしれません。
まとめ
愛犬と過ごす長い時間をより良いものにするためには、生活環境を整えること、自身のモチベーションをあげることも大切です。お気に入りのアイテムが一つみつかるだけでもテンションは上がりますし、それが愛犬にとっても喜ばしい結果になればいう事はありませんよね。
犬を飼う上で必要不可欠なトイレスペース。飼い主さんの工夫次第で素敵な空間にすることができるかもしれません。
愛犬にとってもぴったりな機能性や形状を持ち、尚且つインテリアに馴染んだアイテムを探すために、まずは小さな一歩を踏み出してみてください。
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