1.犬はケーキを食べられるのか
2.犬におすすめの市販の犬用ケーキ
2-1.ペットショップなどで冷凍ケーキを買う
2-2.お手軽なケーキのおやつ2選
3.犬のケーキの手作りレシピ
3-1.ドライフルーツとヨーグルトのパウンドケーキ
3-2.苺ショートケーキ
3-3.キャロブのカップケーキ
犬はケーキを食べられるのか
美味しいケーキを食べているとき、愛犬が近寄ってきたり、欲しそうな顔をしていたりすると、「お祝いやイベントのときくらい、家族の一員である愛犬も、いっしょにケーキを食べてお祝いしたい!」と思ってしまいますよね。
少しくらいなら、と思ってしまいがちですが、人間用のケーキを与えることは、実は犬にとってとてもリスクの高いことです。
糖分・脂肪分が多いことからくる肥満のリスクがあるのはもちろんのこと、チョコレート・アルコールなど犬には決して与えてはいけないものが含まれているケーキを与えてしまうと、命に係わる中毒を起こすリスクもあります。
人間が美味しく食べられるケーキのなかで、特に与えてはいけないケーキは、次のようなものです。
・チョコレートケーキ:チョコレート中毒の可能性がある
・チーズケーキ:塩分・乳製品の過剰摂取による体調不良や中毒の可能性がある
・モンブラン:アルコール中毒の可能性がある
このようなことから、犬に人間用に市販されているケーキを与えることはやめましょう。
犬にケーキを食べさせてあげたい!というときは、市販の美味しそうな犬用ケーキを買ってあげる、または、飼い主さんが手作りしてあげるのはいかがでしょうか?
どんな材料が使われているのかがわかるケーキ、添加物が使われていないケーキなら安心して食べさせてあげることができます。また、食物アレルギーに配慮してあげることも可能です。
ここからは、愛犬におすすめの市販の犬用ケーキ、手作りケーキのおすすめレシピをご紹介してきます。是非、参考にしてみてください。
犬におすすめの市販の犬用ケーキ
市販の犬用ケーキは、犬にとって有害なものが入っていないのはもちろんのこと、含まれている素材が明記されていたり、直接店員さんに確認したりすることができるため、食物アレルギーがある愛犬も安心して食べられるケーキを選ぶことができます。
ここでは、市販されている犬用のケーキのなかから、おすすめのケーキをご紹介します。
◆ペットショップなどで冷凍ケーキを買う
通販でケーキを注文した場合、冷凍された状態で届くことが多いですが、冷凍したままのケーキと解凍後のケーキはもちろん保存期間が異なります。冷凍したままであれば数週間持つものの、冷蔵では1日や2日しか持たないこともあるでしょう。
ケーキのサイズや材料によっては、愛犬へ一度に与えるよりも小分けにして与えなければならないこともあります。また、おやつとしてケーキを与える場合は、主食との兼ね合いもありますよね。
ケーキの賞味期限が短いと、小分けにして与えることが難しい場合もあります。食べきりサイズであれば問題ありませんが、小分けすることになりそうな場合は、ケーキがどれくらいの間保存できるのか、あらかじめ確認しておくと良いでしょう。
◆お手軽なケーキのおやつ2選
しっかりとデコレーションされたケーキは、華やかな反面、食べ応えもあるので、食事とのバランスが難しかったりします。
そこで、食が細かったり、ダイエットを気にしていたりする愛犬には、手軽に与えられるおやつ感覚のケーキにしてみてはいかがでしょうか。
ここでは、大型ペットショップなどでも購入可能な手軽なケーキ2種類をご紹介します。
素材メモ チーズ入り もっちりカットケーキ 50g
角切りカットされている、与えやすいチーズ仕立ての蒸しケーキです。
砂糖やバター不使用のふっくら、もっちりとした食感です。
素材メモ ヨーグルト入りもっちりカットケーキ 50g
角切りカットされている、与えやすいヨーグルト仕立ての蒸しケーキです。
砂糖やバター不使用のふっくら、もっちりとした食感です。
犬のケーキの手作りレシピ
愛犬に「材料にこだわったケーキを食べさせてあげたい!」とか、「食物アレルギーがあるので市販のケーキでは不安」という飼い主さんには、手作りに挑戦してみてはいかがでしょうか。
飼い主さんがしっかりと材料を吟味できるので、愛犬に安心して食べさせてあげられます。
ここでは、手作りできるおすすめの犬用ケーキのレシピを3種類ご紹介します。
是非、参考にしてみてください。
◆ドライフルーツとヨーグルトのパウンドケーキ
ビタミン豊富なドライフルーツと乳酸菌豊富なヨーグルトで作るパウンドケーキです。
ドライフルーツの華やかな見た目とほのかな甘みが楽しめます。
乳製品であるヨーグルトを犬に与えていいの?と心配になる飼い主さんもいらっしゃるかもしれません。ヨーグルトは、犬が苦手とする「乳糖」が発酵過程で少なくなるため、乳糖不耐症による下痢や嘔吐を起こす可能性は低く、食べてもよい食材です。
ただし、市販のヨーグルトのなかには、甘味料として、犬に与えてはいけない食材の1つのキシリトールが含まれるものもあるため、使用するのはプレーンタイプの無糖ヨーグルトにしてください。
◆苺ショートケーキ
華やかな日にふさわしい、ビタミンたっぷりの苺ののったショートケーキです。
人も犬も食べられる食材しか使っていないため、愛犬の誕生日や記念日に、人も犬も一緒のケーキを食べることができます。
ショートケーキのスポンジは、電子レンジでできる簡単スポンジなので失敗することもありません。優しい甘さのシンプルなケーキです。
◆キャロブのカップケーキ
キャロブは、マメ科の植物で、ココアに似た味がします。そのため、ココアやチョコレート代用品として使われる食材です。
キャロブパウダーを使うと、チョコレートを食べることができない愛犬にもチョコレート風味のケーキを味わわせてあげることができます。
今回は、豆のさやをローストしてパウダー状にしたキャロブパウダーを使用します。キャロブを使った製品のなかでも最も多く流通しているものです。
まとめ
今回は、飼い主さんが愛犬に安心して与えられるケーキについて、ご紹介してきました。
たとえ飼い主さんが美味しいと思うケーキでも、人間用のケーキは、愛犬にとってとてもリスクの高い食べ物です。
晴れの日に愛犬と共にお祝いをしたいという場合は、愛犬にも安心して与えられる犬用のケーキを選んであげてください。
最近では、犬用のデコレーションケーキが飼えるペットショップも多く、通信販売で購入することも可能です。また、インターネット上には、犬にも安心なケーキレシピもたくさん紹介されています。
美味しいケーキを準備して、愛犬と共に、特別な一日をもっと素敵に演出しましょう。
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