1.愛犬が離れて寝る理由
1-1.犬が離れて寝る理由①暑いから
1-2.犬が離れて寝る理由②好きな場所があるから
1-3.犬が離れて寝る理由③安心しているから
1-4.犬が離れて寝る理由④音やニオイがしたから
2.愛犬が離れて座る理由
2-1.愛犬が離れて座る理由
2-2.犬が離れて座る理由②好きな場所があるから
2-3.犬が離れて座る理由③安心しているから
2-4.犬が離れて座る理由④音やニオイがしたから
2-5.犬が離れて座る理由⑤静かに過ごしたいから
2-6.犬が離れて座る理由⑥飼い主さんを気遣っている
2-7.犬が離れて座る理由⑦何か要求がある
愛犬が離れて寝る理由
愛犬が飼い主さんから離れて寝る理由は、単純なものから、ちょっと嬉しいものまで様々です。
◆犬が離れて寝る理由①暑いから
ワンちゃんが離れて寝るようになったのは夏になってから、ということはないでしょうか?
この場合、単純に、くっついて寝ると暑いから離れて寝ているのでしょう。
夏の時期や室温が高い時に飼い主さんとくっついて寝ると、人間の発する熱で暑くなるのも無理はないですね。
この場合、夏が過ぎて涼しくなれば、またくっついて寝るようになるでしょう。少し寂しくても、愛犬の心地よい眠りのために、我慢してあげてくださいね。
◆犬が離れて寝る理由②好きな場所があるから
犬がいつも飼い主さんと離れて寝ているなら、ワンちゃんには別に好きな寝床があるのでしょう。
好きな寝床とは、その子が一番安心して眠れる場所です。
眠るときは、一番無防備になる時なので、安心した場所で眠りたいのは人も犬も同じですよね。
また、もともと犬と人が別々の部屋で寝ることを習慣にしていると、ワンちゃんも「寝る時は、自分の寝床で寝るもの」と思っているでしょう。
愛犬は自立しているんだと、ポジティブに受け止めましょう。
◆犬が離れて寝る理由③安心しているから
犬が飼い主さんとくっついて寝るのは、群れで暮らしていた時の習性からと言われています。寝る時は無防備になるので、仲間同士くっつきあって寝ていたのです。
離れても寝られるということは、逆に、離れていても安心しているから。
飼い主さんとくっついていなくても、おうちの中は安心して眠れる場所だと認識しているのです。
◆犬が離れて寝る理由④音やニオイがしたから
犬の眠りは、概して浅い眠りです。野生で暮らしていると、どんな時も周囲の状態を察知できるようでないと生き残れないからです。
そのため、犬は気になる匂いや音がすると、確認したくなって飼い主さんから離れていくのです。
確認して納得すれば、また飼い主さんのもとに戻ってきますよ。
愛犬が離れて座る理由
寝る時に限らず、いつもくっついてきたがる愛犬でも、時に飼い主さんから離れて座ることがありますね。
この場合も、基本的には離れて寝る理由と同じです。
◆犬が離れて座る理由①暑いから
夏の暑い時期には、くっつきあっているとなおさら暑くなりますよね。
犬は、寒さには比較的強く、暑さには弱いと言われています。そのため、暑さを避けて、離れて座っているのかもしれません。
◆犬が離れて座る理由②好きな場所があるから
飼い主さんがいる場所が、愛犬がいつも寛いでいる場所やお気に入りの寝床から離れたところにあるからかもしれません。
犬にとって、安心できる「自分の居場所」というのは、とても大切です。
安心できる居場所を持っている犬の方が、精神的に自立して落ち着いていると考えられます。
◆犬が離れて座る理由③安心しているから
ワンちゃんからすれば、飼い主さんと離れていても、ちゃんと守ってもらえる、置いていかれたりしないなど、安心感があるからでしょう。
ワンちゃんが離れて座るのは、飼い主さんへの信頼の表れかもしれません。
◆犬が離れて座る理由④音やニオイがしたから
寝ている時でも周囲に気を配るのですから、起きている時にも気になる音やニオイがすれば確かめたくなるのも無理はありません。
音やニオイのする方に行って、どこからするのか、何の音、ニオイなのか、チェックしているのです。
音やニオイの正体が分かれば、納得して飼い主さんのそばに戻って寛ぐでしょう。
◆犬が離れて座る理由⑤静かに過ごしたいから
犬は、大好きな飼い主さんから構ってもらったり、遊んでもらったりすることが大好きです。
とはいえ、遊び疲れると、眠くもなり、落ち着いたところで休みたくなるものです。これは、人間も同じですね。
あるいは、飼い主さんの側が賑やかすぎると感じているかもしれません。
犬の聴覚は人間よりはるかに優れているため、飼い主さんには大きな音ではなくても、ワンちゃんには煩わしく感じられることもあります。
テレビや音楽、飼い主さんたちの会話など、音の大きさをちょっと気にかけてあげると、ワンちゃんも落ち着いて過ごすことができるかもしれませんね。
◆犬が離れて座る理由⑥飼い主さんを気遣っている
犬は、共感力の高い動物と言われています。また、飼い主さんのことをよく観察しているものです。
飼い主さんが、仕事や家事など何かしら作業をしているときには、「忙しいのかな?」と様子をうかがっているのでしょう。
何もせずに、ただ座っているときに離れて座っているなら、「悲しいのかな?」「嬉しいのかな?」と飼い主さんの感情を読み取っているのかもしれません。
飼い主さんを気遣っての行動であり、愛犬の共感力の表れと言えるでしょう。
このような時には、実は傍に座りたいと思っているかもしれません。手が空いている時であれば、呼んであげるときっと喜んで傍に寄ってくるでしょう。
◆犬が離れて座る理由⑦何か要求がある
愛犬が離れたところにいながら、飼い主さんをじっと見つめているなら、何かしらの要求があるかもしれません。
犬にとっては、目の動きはボディーランゲージの一つで、目で感情や心理状態を表しています。
要求吠えや近くに寄ってくるなど、直接的に要求を伝えることも多いですが、遠くから目で訴えることもあります。
ワンちゃんは、「お腹が空いたよ」「遊んで」「お散歩に行こう」など、何か飼い主さんにしてもらいたいことがあるのでしょう。
かわいい目で見つめると、飼い主さんが応えてくれることを学習しているのかもしれませんね。
愛犬と一緒に寝る時の注意点
愛犬と一緒に寝るのは嬉しいものですが、一方で、衛生面など気をつけたいこともあります。
◆しつけは必要
一緒に寝ると、犬と飼い主さんの主従関係がきちんと築けないという説もありますが、一緒に寝るだけで崩れてしまうのは、もともときちんと関係を築けていないということです。
したがって、一緒に寝ること自体は、問題ありません。
しかし、しつけは必要です。
飼い主さんの指示でベッドから降りられるように、時にはクレートなど飼い主さんと離れたところで寝られるように、しつけをしておきましょう。
一緒に寝ることが当たり前になっていると、飼い主さんへの依存が高まり、離れたときに強いストレスを感じやすくなってしまうこともあるからです。
また、災害時や一緒に旅行をする場合などは、慣れない環境で飼い主さんと離れて寝なければならないことがあります。
普段から、いろいろな場所で寝られるようにしておくと安心です。特に、クレートで過ごすことができるようにしておくのは、さまざまな場面で必要なことなので、きちんとしつけておきましょう。
◆寝返りに気を付ける
寝ているときに、寝返りを打つのは自然なことですが、愛犬が一緒に寝ていると、思うように寝返りが打てないという経験があるのではないでしょうか。寝返りを打てずに同じ姿勢を続けると、体が痛くなったり、強張ったりしてしまいますよね。
また、愛犬を気にかけて、熟睡できない場合もあります。
一方、寝返りすることで、愛犬を圧迫してしまうことも考えられます。また、ベッドの場合、愛犬が落ちてケガをするかもしれません。
特に、体の小さな子犬や小型犬の場合、飼い主さんの下敷きになれば、最悪の場合命にかかわることもあるので、注意が必要です。
一緒に寝る場合には、ベッドのサイズを大きくする、床に敷いた布団で寝るといった工夫をした方がよいでしょう。落下時のけがを防ぐために、ベッドサイドにクッションを置くのもいいですよ。
◆衛生面を清潔にする
犬と暮らしていると、抜け毛が気になりますよね。どれだけ毎日ブラッシングをしていても、抜け毛はあるもの。また、お散歩で被毛に付着した汚れや花粉を取り切るのも難しいです。
一緒に寝ると、抜け毛や汚れで、どうしてもシーツや布団が汚れてしまいがちです。
また、ノミやダニなどの寄生虫や、人獣共通感染症(ズーノーシス)なども無視できません。
一緒に寝るなら、こまめにシーツを洗濯したり、布団を干したり、衛生面に気をつける必要があります。
まとめ
犬と暮らしていると、一緒に寝たいと思いますよね。
しかし、犬にも犬のペースや気持ちがあるので、無理に一緒に寝ようとするのはよくありません。
日頃のコミュニケーションをしっかり取って、信頼関係を築き、快適な寝床を用意すれば、犬の方から一緒に寝ようとしてくれるでしょう。
それでも、気分、あるいは単に暑さで、離れて寝るワンちゃんもいます。嫌われているとか、嫌なことをしてしまったのかとか心配したりせず、愛犬の気持ちを尊重してあげましょう。
犬との暮らしでは、適度な距離感も大切です。
愛犬を尊重するとともに、飼い主さんに過度の依存をさせないように、きちんとしつけもしてあげてくださいね。
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