トイプードルのミックス犬を紹介!どんな種類が人気?

2024.01.20

トイプードルのミックス犬を紹介!どんな種類が人気?

国内ではペットとして高い人気を誇る小型犬のトイプードル。近年ミックス犬も人気で、トイプードルをかけ合わせた種類の飼育頭数も上がっています。今回は、そんなトイプードルのミックス犬の中でも、人気の種類を紹介していきましょう。スタンダードプードルのミックス犬についても触れていきますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

【目次】
1.トイプードルとは

2.トイプードルのミックスの魅力
 2-1.抜け毛が少ない
 2-2.社交的で多頭飼いがしやすい
 2-3.見た目がもこもこでかわいい

3.トイプードルのミックス5選
 3-1.トイプードル×マルチーズ「マルプー」
 3-2.トイプードル×チワワ「チワプー」
 3-3.トイプードル×ミニチュアダックスフンド「ダップー」
 3-4.トイプードル×ポメラニアン「ポメプー」
 3-5.トイプードル×ヨークシャーテリア「ヨープー」

4.スタンダードプードルのミックスも大人気!
 4-1.スタンダードプードル×ラブラドールレトリバー「ラブラドゥードル」
 4-2.スタンダードプードル×ゴールデンレトリバー「ゴールデンドゥードル」

5.トイプードルのミックスを迎えるには

6.まとめ

トイプードルとは

トイプードル

犬種としても知名度が高く、人気NO.1ともいえるワンちゃんのトイプードル。実は、2008年から連続で登録頭数が最も多い犬種なのです。
可愛らしい見た目はもちろんですが、明るくフレンドリーな性格で賢くしつけがしやすいことや、シングルコートの被毛で抜け毛が少ないことなど、初心者でも飼いやすいという点が人気のポインだといえるでしょう。
体高は約30cm~35cm、体重は3.5kg~4.5kgほどの小型犬です。
毛色は、レッド・アプリコット・クリーム・ブラック・ホワイト・ブラウンなどととても豊富で、カラーによって印象も大きく変わるので、選択の幅が広くなるというのも魅力的ですね。
また、カールした被毛は伸び続けるためトリミングが必要ですが、その分、様々なカットスタイルも楽しめます。
このように、たくさんの魅力を秘めているトイプードル。純血種でも色々なカラータイプが存在している犬種ですが、ミックス犬となるとその幅はさらに広がります。
それでは、トイプードルのミックス犬が高い人気を得ている理由やどんな種類がいるのかを紹介していきましょう、


トイプードルのミックスの魅力

様々な種類が誕生し、人気のワンちゃんとなったトイプードルのミックス犬。両親のどちらの血を色濃く受け継ぐかで、印象も大きく変わってきます。それを楽しみに、ミックス犬を選ぶ人も多いのです。
トイプードルのミックス犬には具体的にどのような魅力があるのか、主に以下の三つがメリットとして挙げられます。

◆抜け毛が少ない

前述したように、トイプードルの被毛はシングルコートといって、換毛期でも抜け毛が少ないタイプです。このためトイプードルのミックス犬では、同様のメリットが獲られる可能性が考えられるでしょう。
例えば、毛量が多く抜け毛の多いキャバリアなどの犬種にトイプードルを交配させると、抜け毛を軽減できる確率が高くなるというわけですね。そういった目的の元、トイプードルをかけ合わせる場合もあるのです。

◆社交的で多頭飼いがしやすい

社交的な性格をしており、小型犬であることから、トイプードルは多頭飼育がしやすい犬種ともいわれています。
親犬のどちらを色濃く受け継ぐか、また個々の性格によっても多少の違いはありますが、トイプードルのミックス犬にも、社交的な面が遺伝している可能性は十分あるのです。

◆見た目がもこもこでかわいい

トイプードルの魅力はなんといっても、その可愛らしい見た目ですよね。モコモコの被毛はトリミングによっても、様々なスタイルが楽しめます。親犬の被毛によって毛質などは変わってきますが、トイプードルのモコモコ感を受け継げば、その愛らしさも倍増することでしょう。
巻き毛のミックス犬を迎え入れたい!と考える方にも、トイプードルのミックス犬はおすすめです。


トイプードルのミックス5選

トイプードルのミックス犬には多数の種類が存在しますが、中でも人気の5種を紹介していきましょう。

◆トイプードル×マルチーズ「マルプー」

マルプー
【ペットの専門店コジマより引用:マルプー一覧はこちら】

◎両親
トイプードルとマルチーズ。
大人気犬種の小型犬同士が親犬となるミックス犬、マルプー。

◎性格
活発で明るく遊び好きな性格のマルチーズには少し気が強い一面があり、攻撃的になったり、無駄吠えが多くなる傾向があるのですが、トイプードルのフレンドリーな性格と掛け合うことで、その点もどう成長するのか楽しみになるでしょう。
優しく甘えん坊で活発な子が多くみられます。

◎体高・体重
体高:約20cm~35cm前後
体重;3.5kg~4.5kg程度
マルチーズ寄りだと、少しずんぐりむっくりの体型になるかもしれませんね。

◎見た目
被毛はゆるいウェーブで抜け毛が少ない個体が多いようです。

◆トイプードル×チワワ「チワプー」

チワプー
【ペットの専門店コジマより引用:チワプー一覧はこちら】

◎両親
クリクリな目が可愛い小型犬のチワワと、トイプードルのミックス犬であるチワプー。
こちらも、人気犬種同士の子犬となります。

◎性格
どちらも賢い犬種なので、しつけは入りやすいでしょう。ただし、神経質で警戒心が強い子も多いようです。
サイズ感は似ているのですが性格は違う部分が多いので、どんな成犬になるのかはお楽しみといった感じですね。

◎体高・体重
体高:約20cm~30c
体重;2.5kg前後

◎見た目
基本的には巻き毛ですが、チワワに似ると抜け毛が多くなるかもしれませんので、その場合はブラッシングなどの定期的な被毛のケアが必須となります。
代表的な毛色としては、アプリコット・ブラック・クリーム・フォーン・レッド系などが挙げられ、耳も立ち耳と垂れ耳の2種類が存在します。

◆トイプードル×ミニチュアダックスフンド「ダップー」

ダップー
【ペットの専門店コジマより引用:ダップー一覧はこちら】

◎両親
胴長短足の代名詞ともいえるミニチュアダックスフンドと、トイプードルをかけ合わせたダップー。
体型が全く違うタイプの犬種同士ですが、ダックスの胴長短足の容姿を受け継ぐ子が多いようです。

◎性格
ダックスは活発で従順であり、甘えん坊で大人しい性格をしています。友好的で人と触れ合ったり抱っこをされるのが大好きな犬種なので、トイプードルの性格が加われば、甘え上手で可愛らしい愛玩犬となるのではないでしょうか。

◎体高・体重
体高:約20cm~30cm
体重:3kg~6kg程度

◎見た目
単色のトイプードルに対して、ダックスにはブラックタンなどの毛色がありますので、毛色のバリエーションの幅も広がります。ちなみにダックス寄りだと、毛は短いですが抜けやすいでしょう。

◆トイプードル×ポメラニアン「ポメプー」

ポメプー
【ペットの専門店コジマより引用:ポメプー一覧はこちら】

◎両親
まん丸の外見が特徴的なポメラニアンも人気犬種の一種ですよね。そんなポメラニアンとトイプードルをかけ合わせたのがポメプーです。

◎性格
両親と同じく、活発で好奇心旺盛な子が多いようですよ。興奮したり、楽しくなると吠えやすくなる傾向があるので、しつけをしっかり施すことは必要です。
◎体高・体重
体高:約20cm~28cm
体重:2.5kg~4kg程度

◎見た目
ポメラニアンに似ると抜け毛が多くなったり、まんまるの体型になる可能性もあるでしょう。

◆トイプードル×ヨークシャーテリア「ヨープー」

◎両親
こちらも人気の小型犬同士である、トイプードルとヨークシャーテリアのミックス犬ヨープー。

◎性格
ヨークシャーテリアは猟犬として活躍していたことから、とても活発で勇敢な性格をしています。少々頑固な一面もあり、トイプードルとは性格が似ていません。どんな子に成長するのか、楽しみになるワンちゃんでしょう。

◎体高・体重
体高:約25cm~27cm
体重:2kg~3.5kg程度

◎見た目
どちらも毛色の種類が豊富な犬種なので、バリエーション豊かな被毛をもつタイプとなります。
抜け毛は少ない子が多いですが、ヨークシャーテリアに似ると被毛が細く絡まりやすくなります。こまめにお手入れするようにしましょう。


スタンダードプードルのミックスも大人気!

小型犬で飼いやすいという点からトイプードルは高い人気を誇っていますが、大型犬であるスタンダードプードルのミックス犬も愛好家はたくさんいます。
人気の二種類を紹介していきましょう。
 

◆スタンダードプードル×ラブラドールレトリバー「ラブラドゥードル」

ラブラドールレトリバーとスタンダードプードルのミックス犬を、ラブラドゥードルといいます。
従順で賢く、フレンドリーな性格となることを多く、人間の感情やニーズを汲み取ることができるので、ソーシャルドッグとしても今後の活躍が期待されているワンちゃんだそうです。
元々は犬の被毛アレルギーの視覚障害者のために交配されたため、毛が抜けづらくアレルギー症状を引き起こしにくい犬種だというのも、魅力的なポイントですね。
ちなみにオーストラリアにはラブラドゥードル協会があり、以下の三段階で分類されています。

  • スタンダード…体重23~30kg サイズ53~63cm
  • ミディアム…体重13~20kg サイズ43~52cm
  • ミニチュア…体重7~13kg サイズ35~42cm

国際畜犬連盟の公認が求められているため、純血種として認められる日がくるかもしれませんね。

◆スタンダードプードル×ゴールデンレトリバー「ゴールデンドゥードル」

ゴールデンレトリバーとスタンダードプードルのミックス犬を、ゴールデンドゥードルといいます。
ゴールデンレトリバーの温和で社交的な性格と、プードルの人懐っこさをかけ合わせた犬で、家庭犬に限らず、お仕事犬としても注目を集めている犬種だそうですよ。実際に、盲導犬・災害救助犬・介助犬などとして、あらゆる現場で活躍している子がたくさんいるのです。
ラブラドゥードルと同様に、サイズによって以下の三つに分類されています。

  • ラージサイズ 体高約50~60cm 体重22~40kg程度
  • スモールサイズ 体高約43~50cm 体重18~22kg程度
  • ミニチュアゴールデンドゥードル 体高約33~50.8cm 体重6.8~15.8kg程度

尚、スモールはミニチュアブードル、ミニチュアはトイプードルとの掛け合わせで誕生します。ミニチュアゴールデンドゥードルはトイプードルとの掛け合わせですが、サイズは中型犬程度になるでしょう。


トイプードルのミックスを迎えるには

ミックス犬を迎えるためには、ペットショップやブリーダーから購入するのが主な方法となります。
ペットショップだと保険や保証も購入でき、充実したアフターサービスを受けることができるでしょう。
ブリーダーの場合は、実際の飼育環境を見学することが可能なため、飼育時のイメージを持ちやすいというメリットがあります。
保護犬をお迎えする方法もありますが、ショップ・ブリーダーからの購入と比べると、両親の犬種が明確とならない可能性が高いです。あくまで雑種犬としてのお迎えになると心得ておくとよいでしょう。
また、乱交配の結果生まれた子犬の可能性もあり、目には見えない疾患や病気を持っているリスクがあることも理解しておいてください。


まとめ

様々なバリーションが楽しめるトイプードルのミックス犬。今回紹介した種類の他にも、シープー(シーズーとのミックス)や、ペキプー(ペキニーズとのミックス)など、まだまだ色々な子が存在していますよ。
尚、ミックス犬を家族に迎え入れる際には、必ず両親にあたる犬種について情報をしっかり集めておきましょう。必要な食事量や運動量、かかりやすい病気などを知る目安とすることができます。
また、決まった飼育方法が確立されていないことも事実なので、飼い主さんは常に愛犬の健康状態に気を配る必要があるということも覚えておきましょう。獣医師さんなどのプロに相談しつつ、ミックス犬に合った生活を送ることが重要です。
どのように成長するかわからない、そういった楽しみもあるミックス犬。しかしそれ故に、想像とは違う成犬になる可能性をも含んでいます。ミックス犬に限らず個体差はありますが、平均8kgの個体が10kgまで成長することも考えられるのです。
全てのペットにいえることですが、どんな成長を遂げたとしても、最期の時まで愛情を注いで育てるということを徹底してくださいね。
ミックス犬に興味のある方は是非、トイプードルのミックス犬にも注目してみてください。あなたの家族にぴったりのパートナーがみつかるかもしれませんよ。



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壱子

壱子

子供の頃から犬が大好きです。現在はキャバリア4匹と賑やかな生活をしています。愛犬家の皆さんに役立つ情報を紹介しつつ、私自身も更に知識を深めていけたら思っています。よろしくお願いいたします!


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