涙を流しサービスドッグを迎えた彼女。その理由に涙!

2017.05.20

涙を流しサービスドッグを迎えた彼女。その理由に涙!

初めてペットを飼う時ってワクワクするし、それが長年待ち望んだペットだとしたら尚更嬉しくて泣いちゃう!なんてこともありますよね。これは1人の自閉症を持つ女の子とその家族のお話。長い間、女の子のサービスドッグとしてのワンちゃんを探し求めていたのですが、彼女が自閉症だという事がネックとなりなかなか見つける事ができませんでした。ある日その夢が叶うこととなった時。このワンちゃんが自分のだと聞かされた時の彼女の反応にほっこりします。

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自閉症を持つ人達は毎日の生活の中で様々な困難を経験することがあります。そんな娘のサポートになればと、ケイデンさんの両親は4年間もの間サービスドッグを探し求めていました。

ティーンエージャーであるケイデンさんは自閉症であり、感情のコントロールから感情の移行、そして感覚の処置をするという事にとても難しさを感じながら毎日を過ごしていました。私達が普段何気にやっている事や当たり前だと思っている事が、ケイデンさんにとってはとても大変で辛かったりするのです。

ケイデンさんの両親はアメリカ、そしてカナダ中の施設に連絡を取り、自閉症の娘の為のサービスドッグを探してきました。
しかし、返事はいつも「NO」。医者からもサービスドッグを持つことを勧められていたのですが、なかなかその一匹に出会う事ができませんでした。

ところがある日、彼女達のもとに嬉しいニュースが…

なんと、待ち望んでいたサービスドッグが見つかったのです!

カナダにある「テムズセンター・サービスドック」というサービスドッグを訓練している施設から、1年以内にケイデンさんのもとにサービスドッグが送られてくることになったのでした。
ケイデンさんはその話を聞かされた時、信じる事ができずに居ました。それも当然。4年もの長い間夢見た瞬間がやってきたのですから、なかなか素直にそれを受け止める事ができなかったようです。

そこで両親は直接ケイデンさんにそのワンちゃんを見せてあげようと、カナダのテムズセンター・サービスドックまで皆で出向く事にしたのです。

ケイデンさんはセンターにて生後11週間の子犬ルナに会い、本当に自分がサービス犬を持つことができるんだという事実に気づいて泣き崩れてしまいました。

サービスドッグ 自閉症
サービスドッグ 自閉症

ビデオの中では大粒の涙を流しながらもルナを抱きしめる彼女の姿が映し出されています。

サービスドッグ 自閉症

生後11週間といっても、サービス犬の訓練をしっかり受けているルナ。早速将来のオーナーであるケイデンさんをなだめようと優しくキス。まるで、「大丈夫だよ」と言ってくれているかのように見せますね。

ルナがケイデンさんのもとへやってくるのはまだ1年先のことですが、待ち望んだサービスドッグが見つかったというだけで充分。ケイデンさんはその事実だけでとても嬉しく感情的になっていました。

サービスドッグ 自閉症

やっとのことでサービス犬を持つことができたケイデンさん、これからはルナと一緒に日々の困難を乗り越えていくことでしょう。そして、このルナとの最初の出会いを記録したビデオは、家族の中で大切に残されていくことだと思います。

ペットをお迎えされた事のある方はケイデンさんが感情的になる気持ち、とてもわかるのではないでしょうか?

ケイデンさんの喜びの様子はこちらの動画から

<参考サイト>
littlethings



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yukoyosshi

yukoyosshi

昔から動物が大好きで、野生動物や自然が多いオーストラリアに留学。現在もオーストラリアにて生活を送っています。家では犬や猫やその他の動物も飼っていて、中でも12年も生きた柴犬のミミとはバディな関係でした。

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