【徹底解説】犬に餅を与えてもいいの?与え方と食べてはいけない食べ物まとめ

2018.09.11

【徹底解説】犬に餅を与えてもいいの?与え方と食べてはいけない食べ物まとめ

犬を飼ったことのある方ならば、飼う際に「〇〇はあげちゃダメ!」等、教えられた事があるのではないでしょうか。例えば、とても良く言われるのが「チョコレート」です。何故チョコレートは食べてはいけないのでしょう。 同じ人間が食べている食べ物でも、昔は白米を犬に与えていた人も多くいました。では、お餅は食べられるのでしょうか。今回は、食べ物にまつわるそんな疑問を徹底解説します!

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犬は何故食べられないものがあるの?

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犬にあげてはいけない食べ物は良く耳にしますが、何故そもそも犬にそれらの食べ物をあげてはいけないのか知っていますか?その主な要因は「中毒」になってしまうからです。

◆中毒が起きる原因

中毒は人間にも起こり得る身体的症状で、有名なのが「アルコール中毒」です。アルコール中毒のように、特定の物質を許容上限以上に摂取した影響が身体に現れた状態のことを中毒と言います。

中毒となる量は、同じ人間でもその人その人により異なります。同様に、同じ哺乳類でも人間とその他の動物では、許容上限が異なります。人間が食べることができて、犬が食べてはいけない食べ物があるのはそのためです。

良く言う犬にあげてはいけない食べ物とは、人間にとっては許容上限が大きい食べ物でも、犬にとっての許容上限が低いものが殆どなのです。

◆中毒以外で犬が食べてはいけないもの

犬は人間と異なり、良く噛んで食事をする習慣がありません。肉食動物は食事中無防備となってしまうため、食事はなるべく早く済ます本能が今も残っているのです。

ゆえに、良く噛まなければならない食べ物は犬の食事に向いていません。また中毒症状は起こらないが、人間と同様に身体に良くない食べ物もあります。

では、冒頭でお話したお餅はどうでしょう?お餅は人間でも良く噛まないで食べると危険な為、お年寄りや子供に与える時は注意が必要となります。

そんなお餅は犬がたでても問題ないのか、解説していきたいと思います。


犬にお餅を与えてもいいの?

人間も犬も食べても問題ないものも多くあります。ドックフードが世に出回る前は、飼い犬にご飯の残りをあげていた家が殆どでした。

お米を原料にしているお餅は、成分的には犬に与えても問題ありません。故に、チョコレートなどのように中毒症状を起こす心配はないと言えます。

しかしながら、犬の食事の習慣や消化のペースから、心配な点もあります。


犬にお餅を与えるときの注意点

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お餅をあげるのは、基本的には避けたほうが懸命ですが、もし飼い犬に餅をあげる機会があれば、次のことに注意しましょう。

◆お餅と犬の消化ペース

犬は元々が肉食動物である為、野菜や穀物の消化は不得意です。その為、お米を原料としたお餅の消化も得意ではありません。

消化不良を起こすと、下痢や体調不良を引き起こしてしまいます。

◆少量ずつ与える

犬の食事習慣はあまり噛まずに、早く食事をします。その為、おおきな餅を与えた場合、あまり噛まずに飲みこみ、詰まらせる可能性が高くなります。

人間と同じで、餅を詰まらせると窒息し、命に関わる可能性があります。これは、柔らかい餅・硬い餅関係なく起こると考えていいでしょう。かつ、柔らかい餅の場合は細かく刻んでも口に含んでから餅同士がくっ付いて塊になる可能性が高いです。

お餅をあげる際は、細かく刻むだけではなく、少量ずつに分割して与えてあげましょう。

◆塩分や与えてはいけない食材に注意

人間が食べるお餅は、お雑煮やおはぎなど味付けしていることが多いです。味付けしている際はその栄養素にも注意しましょう。

例えば、玉ねぎなどが一緒に調理されている場合は、それによる中毒症状が起こる場合があります。食材単体での中毒症状よりも、このように一見あげてはいけない食材が混ざっていないように見える料理を犬にあげてしまうケースが非常に多いです。


犬にあんこを与えてもいいの?

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お餅を使っている料理について、犬にあげることは可能なのか見ていきましょう。

◆おはぎ

お餅の定番料理といえばおはぎですね。おはぎには、お餅の他にあんこが材料として使われています。あんこの原料は小豆で、小豆が犬の身体に中毒症状を引き起こすことはありません。人間と同様に大豆食品は犬にとっても栄養価が高くとても良い食材なのです!

ただし、消化に時間が掛かるものとなる為、消化器官の弱い犬にはあまりあげない方が良いでしょう。

また、あんこには多量の砂糖などの甘味料が使用されています。甘味料はもちろん動物が摂取しすぎると肥満の原因になります。その点は注意が必要と言えます。

◆お雑煮

お雑煮もお餅のみを使ったお雑煮であれば、成分的には犬が食べても問題ありません。
しかし、野菜などの食材を一緒に調理する場合には、その野菜が犬にとって有害なものでないか確認する必要があります。

また、お雑煮は水分量が多く餅がとても柔らかくなりやすいです。餅がやわらなくなると、喉に張り付いたり、餅同士がくっ付いて大きな塊になりやすい為、小型犬などの食道の細い犬は、細かく切ってあげたとしても注意が必要となります。


犬が食べられない代表的なもの

犬が食べられない、いわゆる中毒症状が出る食べ物の代表的なものをあげました。これらは、特に少量でも中毒症状が出やすい食べ物になるため、ペットが口にしないように気をつけて保管する必要があります。

◆チョコレート

チョコレートの中毒物資は「テオブロミン」です。デオプロミンはカカオに多く含まれている苦味の元となっている成分で、同じように苦味のあるお茶やコーヒーにも含まれています。

摂取の許容上限は犬の体重や代謝の良さなどで異なるため、一概に何グラムということはできません。また、中毒の原因となるデオプロミンはカカオに含まれている成分であるため、チョコレートのメーカーによっても摂取の許容上限は異なってきます。

デオプロミンによる中毒症状は、平均するとチョコレートを摂取してから6~12時間後に現れます。初期症状としては嘔吐や下痢、症状が悪化すると痙攣や硬直が見られ、最悪の場合死亡する可能性もあります。

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◆玉ねぎ

玉ねぎをはじめとするネギ類(長ネギ、ニラ、ニンニク等)含まれる「アリルプロピルジスルフィド」が中毒症状を引き起こします。アリルプロピルジスルフィドは酸化作用があり、動物の赤血球内に含まれるヘモグロビンを酸化させ、結果として貧血を引き起こします。

初期症状は人間の貧血と同様で、元気がなくなりふらついたり、嘔吐や下痢が見られます。症状が進むと、ヘモグロビンが尿と共に排泄されることで血尿を引き起こします。

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◆アボカド

アボカドが中毒を起こす原因は「ペルジン」と呼ばれる成分です。アボカドはその種類によってペルジンを含む量が異なります。日本で一般的に販売されているアボカドはグアテマラ種と呼ばれる種類で、この種類はペルジンが多く含まれるため特に注意が必要です。

最近では、市販のペットフードにアボカドから作られたものがあるようですが、それらのフードはペルジンの量がとても少ない品種を使用しているか、ペルジンがフードに含まれないように、独自の製法にて製品化していると考えられます。

製品化しているフードに関しては、それほど心配はいらないでしょう。しかしながら、やはし消化器官に負担がかかる可能性があるため、消化器官が弱いペットにあげるのは避けたほうが良いでしょう。

◆ぶどう(レーズン)

ぶどうやレーズンは犬が中毒症状を引き起こす原因が明確に解明されていません。そのため、全ての犬に中毒症状が現れるわけではなく、体質により現れる子と問題ない子がいるようです。

ただし、原因物質が変わっていない分、むやみに与えるのは危険だと思われます。

特にレーズンは粒が小さく、犬が興味本位で口に含みやすい見た目となっているため、犬の目の届く範囲で管理するのは避けましょう。

他の中毒症状を引き起こす食品と同様に、吐き気や下痢を引き起こし、ひどい場合は嘔吐や下痢による脱水症状などが現れます。

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◆もし中毒症状が出たら?

まずは、口の中に残っている食べ物を取り出すこと、また可能であれば吐き出させるのが良いでしょう。

しかし、一番は獣医さんに見せることです。中毒症状はすぐには現れません。危険な食べ物を口に入れた可能性がある場合は、自己判断せずすぐに病院へ連れて行きましょう。


まとめ

最近では世の中に動物愛護や愛犬家の意識がとても浸透してきており、犬を家族の一員として可愛がって買うご家庭も増えてきました。同時に愛犬家の皆さんの中には、自分たちと同じ生活をペットにも送らせてあげたいと思う方が増えています。
その為、ペットのためのケーキや、ジャーキーなどの昔からある犬用のおやつではなく、人間が食べるようなクッキーなどの犬用が多く販売されています。

その際は、犬にあげても身体に問題ないものか、きちんと調べてからあげることを心がけましょう。意外に人間が食べても問題ない食べ物が、犬にとっては身体に良くないこともあります。インターネットでも気軽に調べることができますし、心配であれば獣医さんに聞くなどして、愛犬と素敵な生活を送ってください。



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