犬にお餅はやめておこう!アレルギーだけじゃない食事の危険性!

2022.11.18

犬にお餅はやめておこう!アレルギーだけじゃない食事の危険性!

犬を飼ったことのある方ならば、飼う際に「〇〇はあげちゃダメ!」等、教えられた事があるのではないでしょうか。 同じ人間が食べている食べ物でも、昔は白米を犬に与えていた人も多くいました。では、お餅は食べられるのでしょうか。今回は、犬とお餅について解説します。

【掲載:2019.12.28  更新:2021.01.12】

犬にお餅を与えてもいいの?

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お正月だけではなく、年を通して様々なアレンジで食べられるお餅は慣れ親しんだ食材ですが、その特有の食感ゆえに、食べる際に注意が必要な食材でもあります。

お餅の原料はもち米であり、これを蒸してついたものがお餅ですので、アレルギーや中毒的、消化な観点であれば犬が食べても問題ありません。

しかし、お餅は人間でも良く噛まないで食べると喉に詰まらせて危険であると言われているように、基本的に食べ物を丸飲みで食べる犬にとっては餅は喉に詰まらせる可能性が高い危険な食材ですので、与えるのはやめておくのが無難です。


犬にお餅を与えるときの注意点

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お餅をあげるのは、基本的には避けたほうが懸命ですが、もし飼い犬に餅をあげる機会があれば、次のことに注意しましょう。

◆少量ずつ与える

犬の食事習慣はあまり噛まずに、早く食事をします。その為、おおきな餅を与えた場合、あまり噛まずに飲みこみ、詰まらせる可能性が高くなります。

人間と同じで、餅を詰まらせると窒息し、命に関わる可能性があります。これは、柔らかい餅・硬い餅関係なく起こると考えていいでしょう。かつ、柔らかい餅の場合は細かく刻んでも口に含んでから餅同士がくっ付いて塊になる可能性が高いです。

お餅をあげる際は、細かく刻むだけではなく、少量ずつに分割して与えてあげましょう。

◆塩分や与えてはいけない食材に注意

人間が食べるお餅は、お雑煮やおはぎなど味付けしていることが多いです。味付けしている際はその栄養素にも注意しましょう。

例えば、玉ねぎなどが一緒に調理されている場合は、それによる中毒症状が起こる場合があります。食材単体での中毒症状よりも、このように一見あげてはいけない食材が混ざっていないように見える料理を犬にあげてしまうケースが非常に多いです。


犬に餅を与えるときに関するまとめ

最近では世の中に動物愛護や愛犬家の意識がとても浸透してきており、犬を家族の一員として可愛がって買うご家庭も増えてきました。同時に愛犬家の皆さんの中には、自分たちと同じ生活をペットにも送らせてあげたいと思う方が増えています。
その為、ペットのためのケーキや、ジャーキーなどの昔からある犬用のおやつではなく、人間が食べるようなクッキーなどの犬用が多く販売されています。

その際は、犬にあげても身体に問題ないものか、きちんと調べてからあげることを心がけましょう。意外に人間が食べても問題ない食べ物が、犬にとっては身体に良くないこともあります。インターネットでも気軽に調べることができますし、心配であれば獣医さんに聞くなどして、愛犬と素敵な生活を送ってください。



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