【獣医師監修】犬にグルコサミンを与える効果・おすすめサプリメント3選 評価

2020.01.15

【獣医師監修】犬にグルコサミンを与える効果・おすすめサプリメント3選 評価

最近では多くの犬用サプリメントが販売されていますが、特に注目を集めているサプリメントの1つがグルコサミンです。グルコサミンは犬の関節炎をはじめとし、様々な炎症緩和に効果的ですが、期待できる効果はそれだけではありません。 今回はグルコサミンについて、犬に対して期待できる効果やサプリメント、注意点など幅広くご紹介致します。

【目次】
1.グルコサミンとは?
 1-1.犬の関節を構成するための主要物質
 1-2.グルコサミンの原料は?
 1-3.グルコサミンとコンドロイチン
 1-4.非ステロイ性抗炎症薬の代わりになる?

2.グルコサミンは犬にどんな効果がある?
 2-1.老犬に多い関節痛に効果的!
 2-2.生活習慣病や怪我をした犬に効果的!
 2-3.グルコサミンはどんな病気に効果的?

3.グルコサミン配合のサプリおすすめ3選
 3-1.犬の関節の健康維持におすすめ!共立製薬の「プロモーション」シリーズ!
 3-2.ご飯にかけるだけ!顆粒タイプの「BIOONE 関節サポート 60g」
 3-3.何より安心して与えたい!「コセクイン(TM)タブレット 120粒」
 3-4.グルコサミン配合の犬用おやつ

4.犬にグルコサミンサプリを与える際の注意点
 4-1.甲殻類アレルギーに注意しよう!
 4-2.与えすぎに注意!

5.まとめ

グルコサミンとは?

サプリはてな

◆犬の関節を構成するための主要物質

グルコサミンは、「グルコース」「グルタミン」という物質で構成されており、犬の関節部分の軟骨の基礎成分になっています。

主な軟骨の形成成分は、「コンドロイチン硫酸」「コラーゲン」「ヒアルロン酸」の3つのたんぱく質ですが、グルコサミンはこのうちの「コンドロイチン硫酸」と「ヒアルロン酸」の原料となる成分で、軟骨の補強には欠かせません。

◆グルコサミンの原料は?

グルコサミンは、大抵の場合カニやエビの殻、または昆虫の体表部分を原料として作られます。これらの中に含まれる「キチン」と呼ばれる成分を分解することによって、グルコサミンが作られます。

◆グルコサミンとコンドロイチン

犬の骨や関節用サプリメントの場合は、グルコサミンに加えて「コンドロイチン」という物質が一緒に使用されていることがあります。

グルコサミンとコンドロイチンを合わせて利用することによって、相乗効果が発揮されると言われています。

◆非ステロイ性抗炎症薬の代わりになる?

「非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)」とは、犬の関節痛をはじめとする痛みの緩和や、関節機能回復のためによく動物病院で処方される薬です。

「非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)」については、鎮痛効果は期待できますが、軟骨の修復の妨げになることがあると言われているため、薬の投与の代わりに安全性の高いグルコサミンサプリメントが代用されることがあります。


グルコサミンは犬にどんな効果がある?

◆老犬に多い関節痛に効果的!

人間の高齢者向けサプリメントとして効果が期待できるといわれているグルコサミンは、高齢犬の関節痛の緩和にも効果的であることが分かっています。

犬の関節部分には、「軟骨」と呼ばれる骨同士を接続するためのクッション的役割を補う器官があります。
この軟骨部分の形成にかかせない成分がグルコサミンやコンドロイチンで、軟骨のすり減りによって引き起こされる関節痛に効果的です。

犬も老化に伴い、グルコサミンの基本構造形成である「グリコサミノグリカン」の再生量が成犬時と比較して自然に減少するため、サプリメントなどを利用してグルコサミンを追加摂取することが好ましいと考えられます。

◆生活習慣病や怪我をした犬に効果的!

グルコサミンは、老犬の関節痛のみならず、生活習慣病の犬や怪我をしてしまった犬にも効果的です。

最近犬に増加している生活習慣病で特に多いのが、肥満による糖尿病や高血圧の発症です。
これらを発症している犬の場合は、関節痛を併発していることが多いため、グルコサミンが効果的であると考えられます。

また、怪我によってすり減った関節の軟骨部分の症状緩和にも効果的です。

関節部分を怪我した犬の場合や、生活習慣病によって関節炎を伴っている犬の場合は、グルコサミンの基本構造形成である「グリコサミノグリカン」の必要量が健康体の犬と比較して上がります。

そのため、サプリメントなどを利用してグルコサミンを追加摂取することが好ましいと考えられます。

◆グルコサミンはどんな病気に効果的?

グルコサミンは一般的な関節炎のみならず、股関節形成不全や変性性関節疾患の犬、椎間板変性、骨軟骨炎、脊椎症を発症している犬にも効果的です。

犬の軟骨部分を守るだけではなく、痛みを緩和したり軟骨部分に栄養を補給したりするためにも役立つ大切な成分です。


グルコサミン配合のサプリおすすめ3選

◆犬の関節の健康維持におすすめ!共立製薬の「プロモーション」シリーズ!

共立製薬のプロモーションシリーズは、犬の軟骨生成に必要なグルコサミンとコラーゲンに合わせて、コンドロイチン硫酸やオメガ3脂肪酸、メチルスルフォニルメタンが含まれた犬の健康維持に役立つサプリメントです。

植物由来の天然フレーバーのベーコン風味を使用することによって、犬の嗜好性も高めてくれます。

プロモーション420 小型犬・猫用 60粒
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プロモーション700 中・大型犬用 60粒
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◆ご飯にかけるだけ!顆粒タイプの「BIOONE 関節サポート 60g」

日本生物科学研究所が製造しているBIOONE 関節サポートは、犬の関節の健康維持に特化したN-アセチルグルコサミンとコンドロイチンが配合された犬用サプリメントです。

顆粒タイプで、毎日のご飯にかけるだけで関節の健康サポートをしてくれます。

使用されているグルコサミンは天然で素材の良さを壊さないように分解されています。

BIOONE 関節サポート 60g

「N-アセチルグルコサミン」と「コンドロイチン」が関節の健康維持をサポートし、愛犬との毎日の楽しいお散歩を応援します。いつものご飯にかけるだけの顆粒タイプ。

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◆何より安心して与えたい!「コセクイン(TM)タブレット 120粒」

コセクイン(TM)タブレットは、純度99%のグルコサミン塩酸塩と、純度100%の低分子コンドロイチン硫酸が使用されている犬の関節の健康維持に役立つサプリメントです。

保存料や着色料、甘味料を使用せずに作られた犬に安心して与えることが出来るサプリメントです。

コセクイン(TM)タブレット 120粒

犬用の関節健康補助食品です。小型犬から大型犬、老齢犬や肥満傾向の犬に!
「関節軟骨成分」補給に着目した世界ブランドの犬用関節サプリメントです。

・米国ニュートラマックス・ラボラトリーズ社が科学的エビデンスに基づき開発した成分を使用しています。
・純度99%のグルコサミン塩酸塩と純度100%の低分子コンドロイチン硫酸を使用しています。
・甘味料や着色料はもちろん、動物性タンパクや保存料も使用していません。より安心して愛犬に与えることができます。

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◆グルコサミン配合の犬用おやつ

プロモーション420 小型犬・猫用 60粒

関節ケアを本格的に考えたトリーツです。
高温・加熱に弱いグルコサミンの機能成分を損なわないように特殊な低温乾燥で作っています。
トリーツタイプで手軽に与えられ関節ケアに取組みたい愛犬におすすめです。

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ジービッツ グルコサミン スティック 75g

おやつ感覚で本格的なグルコサミン補給が出来るG-BITSのスティックタイプ。割りやすく、食べやすく、与えやすい形状です。

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犬にグルコサミンサプリを与える際の注意点

サプリ

◆甲殻類アレルギーに注意しよう!

グルコサミンが配合されているサプリメントには、エビやカニが含まれていることがあります。

エビやカニに対して甲殻類アレルギー反応を起こす犬もいるので、はじめは少量与えてアレルギー症状が出ないかしっかりと見てあげましょう。

甲殻類アレルギーに関しては、摂取後のみならず、摂取してから1か月後にアレルギー症状が確認されるなど、アレルギー反応がでるまでに時間がかかることもあります。

甲殻類アレルギーの場合は、下痢や嘔吐などの消化器性症状や皮膚の痒み、目の充血などが確認されます。これらの症状や、犬に何かしら異変が確認された場合は、早めに獣医師に相談しましょう。

◆与えすぎに注意!

グルコサミンに限らずどんなサプリメントであっても、与えすぎは犬の健康に害を及ぼす危険性があります。

サプリメントには、体重に合わせて与える量の目安が記載されていますので、目安量を参考に量を決めて与えましょう。


まとめ

お手

今回は、犬の関節の健康維持に大切なグルコサミンについて幅広くご紹介致しました。

グルコサミンは、犬の軟骨や結合組織の鎮痛効果のみならず、炎症の緩和や保護、成分補給にも役立つ成分で、ドイツやフランスをはじめとしたヨーロッパでは医薬品として取り扱われているほど効果が期待できる成分です。

グルコサミンサプリメントについては、動物病院で処方してくれることもありますが、与える場合はしっかりと量や甲殻類アレルギーに注意して、犬の健康維持に役立てましょう。

※こちらの記事は、獣医師監修のもと掲載しております※
●記事監修
drogura__large  コジマ動物病院 獣医師

ペットの専門店コジマに併設する動物病院。全国に14医院を展開。内科、外科、整形外科、外科手術、アニマルドッグ(健康診断)など、幅広くペットの診療を行っている。

動物病院事業本部長である小椋功獣医師は、麻布大学獣医学部獣医学科卒で、現在は株式会社コジマ常務取締役も務める。小児内科、外科に関しては30年以上の経歴を持ち、幼齢動物の予防医療や店舗内での管理も自らの経験で手掛けている。
https://pets-kojima.com/hospital/

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smochijp

smochijp

動物看護士(日本能力開発推進協会/日本キャリア教育技能検定協会)、老犬介護士(日本キャリア教育技能検定協会)、犬の管理栄養士(全日本動物専門教育協会)、ドッグトレーニングアドバイザー(日本ペット技能検定協会)等、動物関連資格を多数保有。大型犬2頭、中型犬1頭、小型犬(保護犬)1頭、猫3頭と暮らしながら、役立つペット関連情報を提供しております。


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