愛犬が布団やベッドを掘るのはなぜ?どんな理由があるの?

2020.06.07

愛犬が布団やベッドを掘るのはなぜ?どんな理由があるの?

愛犬が、布団やベッドを掘る行動を目にしたことのある方は多いのではないでしょうか。犬のこの行為は珍しくないもので、ある理由の元に行われていると考えられています。今回は犬がなぜ「掘る」のか、その原因に着目してみましょう。この行動に困っている飼い主さんも必見です。対策方法や、おすすめのベッドなども紹介していきますよ。不思議な行動の理由が分かれば、また一つ愛犬のことを理解できるでしょう!

犬が布団やベッドを掘る4つの理由

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毎晩寝る前に布団やベッドを掘る、不規則なタイミングで突然掘り出す、家具などの破壊につながるほど掘ってしまうなど、家庭によって愛犬にみられる「掘る」行動には差があるでしょう。
この行動は悪いことなのか、止めさせた方がよいのか?と思い悩んでいる飼い主さんも中にはいるかもしれませんね。対策をしたいと考えている場合も、まずはその原因を知る必要があります。
タイミングや時間によって、どんな理由からその行動がみられるのかを予想することができるのです。
主に4つの理由が考えられます。愛犬の様子・しぐさと比較してみて、理由を知りましょう!

◆犬本来の習性

犬の祖先は元々洞穴で生活をする動物でした。巣穴を掘り、そこを寝床として使用していたのです。
現代においても犬がみせるこの「掘る」という行動は、昔の名残ではないかといわれています。
ニオイに反応して掘ったり、何かが出るかもという好奇心から掘ったり、メス犬であれば出産する際に、赤ちゃんを産み落とす柔らかい窪みを作るために土を掘るなど、野生時代の犬にとって、掘る行動は日常的に珍しくない、必要な行動であったといえるのです。
満腹で餌が残っていた場合に土を掘って餌を隠す、という行動も習性の一つとして残っているようです。
土を掘った後にその場に寝転ぶ状態も、よくみられるケースですよね。これは自分の居心地の良い空間・スペース作りをしていると考えられています。
愛犬の掘る行動が寝る前に布団やベッドで起こる場合は、満足のいく寝床作りをしているケースがほとんどでしょう。
掘った後にその場をくるくる回ってから落ち着く、という一連の流れを持つ子も少なくないと思います。これも習性の一つで、掘った地面を脚で踏み固めることでより居心地の良いスペースに仕上げる、という意味を持っているそうですよ。

◆遊びの延長

犬の掘るという行動は、のんびりしたい時にみられることもあります。
寝る前など決まったタイミングによくみられ、掘る時間も短いという場合は、前述した寝床作りにあたることがほとんどでしょう。
しかし反対に、行動がみられるタイミングが不規則だったり、掘る時間がやたら長いという場合は、遊びの延長である可能性が考えられます。
掘る行動自体を楽しんでいたり、暇つぶしとしてやっていたりと、犬自身が掘る行動を好んでしているのです。
我が家の愛犬の中にもこの行動パターンをもつ子がいます。長い時間掘る行動を続け、疲れたら満足したようにその場に倒れこんで休憩するのです。そしてすぐにまた同様の行動を繰り返します。子犬の頃からこのように遊ぶことが何度もあり、10歳となった今でも時々みられます。今のところ物を破壊されたこともありませんし、見ていると面白いので私自身も少しその遊びが始まるのを楽しみにしているところが正直あります。
愛犬が健康な状態で、飼い主さんが特にその行動に困らされていなければ、見守ってあげてもいいかもしれませんね。

◆ストレス発散のための行動

ストレスが原因で、掘る行動をみせる場合もあります。
単純に布団などを掘ることでストレスを発散させているケースもありますし、飼主さんにみせることでストレスを抱えていることを伝えようとしている場合も考えられるでしょう。
ストレスが原因である可能性を感じたら、思い当たるふしがないか考えてみてください。
散歩に行けない日が続いていたり、留守番の時間が長かったりなど、愛犬にストレスを感じさせていた要因がないか一度思い返してみましょう。そして問題がみえてきたら、すぐに改善に取り組むことが大切です。
穴を掘ることで犬が落ち着く効果もありますが、これはカーミングシグナルの一つでもあるのです。
カーミングシグナルとは、気持ちを落ち着かせるために犬がとる行動・サインのことをいいます。飼い主さんに自分の気持ちを伝えながら、なんとか落ち着こうとしている状態なのです。
愛犬のこのようなサインを見落とさないようにし、いち早く気持ちに気付いてあげること、対処してあげられることが重要ですね。

◆マーキング行為の一つ

犬が穴を掘る方法として、前足で掘って鼻を使って埋める、といった行動が一般的です。
しかし、排泄後などに後ろ足で土・地面などを蹴り上げて穴を掘る場合、それはマーキング行為だと考えられます。土などを蹴り上げることでニオイをつけ、他の犬に自分の存在をアピールしているのです。
特にオス犬にみられることが多い行動の一つですね。


【シチュエーション別】犬がベッドを掘るのをやめさせる方法

犬がベッドを掘る

犬の掘る行動が愛犬の遊びの延長だったり、特に困った問題を感じていなければ無理に止めさせるべき行動だとは言い切れません。
しかし、花壇を掘り返される、室内で家具の破壊行動に至るなど、飼い主さんが大きな問題として感じる場合には対策が必要となります。
爪を引っ掻けやすい場所で掘るから怪我をしないか心配、という方も中にはいるかもしれませんね。穴掘りの理由がストレスだと感じる場合は、愛犬のためにも何らかの対処がすすめられます。
犬の掘る行動の対策は、穴掘りのシチュエーションごとに違います。穴を掘る状況や日常生活を振り返り、シチュエーションを明確化することで愛犬の気持ちを理解できるようになるでしょう。
対策法として一例を紹介しますので参考にしてみてください。

◆寝る前にベッドや布団を掘る場合

前述したように寝る前に掘る行動をみせるのは、自分の満足できる寝床作りをするためです。毎晩掘るという子もいますが、特に新しいベッドや布団を与えた際にみられるのが最も多いでしょう。
これは、新しいベッドを自分のお気に入りの場所にするための行動の一つです。折角の新しいベッドなのに!と残念に思う飼い主さんもいるかもしれませんが、寝床を整えてすぐにその場に寝るようであれば問題はないでしょう。
ただし、いつまでも掘り続けて穴をあけたり、綿が出てしまうようであれば、愛犬にとってそのベッド・布団が気に入らない場所だと判断されたと受け止めてください。
ニオイが気に入らないようであれば、日光に当てて干したり、愛用しているタオルなどを敷いてみましょう。
クッションが柔らかすぎる場合は、綿を抜いて調整したり、タオルや毛布などで覆うことで、安定した寝床に近づけられます。
ベッドや布団などの寝床を変えても掘る行動がなくならない場合は、寝る場所としてクレートを使用する方法もあります。
掘る行動をみせたら愛犬は眠いのだと判断し、クレートなどに移動させるのです。これを続けることで、「寝るときは掘らずにクレートに入る」という流れを一連の動作として覚えることができます。クレートに慣らすことがまず必要ですが、慣れれば愛犬にとって落ち着いて眠れる空間を作ることができるでしょう。

◆屋外で穴を掘り休もうとする場合

愛犬を屋外につないでいる家庭では、土を掘り起こして愛犬がその穴の中で休んでいる姿がみられることもあるでしょう。これは愛犬が暑すぎる・寒すぎるなどの理由から、体温調節のために穴を掘っていると考えられます。
暑い場合には日陰を作ってあげる、寒い場合には犬小屋の中を温かくしてあげるなどの対策をとることで、穴掘りを止められる可能性があります。

◆嫌なことがあった後に掘るような場合

穴掘りが愛犬のストレスからきていると感じる場合は、エネルギーを発散させてあげるのが一番の対策法となります。
散歩の時間や頻度を見直したり、ドッグランなどを利用して思い切り走らせるなど、愛犬がストレスをため込まないようにエネルギーを発散できる機会を増やしてみましょう。
基本的に犬は、飼い主さんと一緒に過ごす、一緒に何かをすることが好きな動物です。外出の機会を中々得られない場合は、室内で引っ張りっこやボール遊びをする時間を増やすなど、何らかの対策をとりましょう。
愛犬がストレスをため込むと、問題行動の引き金となったり、病気の原因となり得る場合もあります。飼い主さんにとっても愛犬にとってもマイナスの結果しか生みませんので、早めに対処してあげることをおすすめします。

◆遊びながら楽しそうに掘る場合

折角の楽しい遊びを邪魔したくはありませんが、家具などがボロボロにされては大変ですよね。特に賃貸住宅では、畳など床材が痛むことは避けたい事態です。
そんな時は、掘る遊びが始まった時に愛犬の名前を呼ぶなどして注意を逸らしましょう。それでも止まらないようであれば、それがいけないことだとしっかりしつけを施して教えなければいけません。
注意を逸らす際には、おもちゃを出す、おやつを与える、というやり方も効果はありますが、この方法を続けてしまうと、「掘る行動=良いことがある」と認識するようになる可能性が高いです。
これでは一旦その手を止めたとしても問題の根本的解決にはならず、結果的に遊びで掘ることは止まらなくなるでしょう。
止めさせる方法としては、まず名前を呼んで注意を逸らす。その後、「おすわり」や「まて」などのコマンドで愛犬の気持ちをリセットさせる。その後に遊んであげる、といった順で行うのがおすすめです。


ほりほり好きな愛犬におすすめの丈夫なベッド

◆ペットベッドスクエア

ペットベッドスクエア

サークルの空間を効率よく使えるスクエア型です。
ひも付きクッションなので、サークルにしっかり固定できます。高い場所に置いても落下の心配がありません。

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サークル内での使用に適したベッドです。空間が効率よく使用できるスクエア型です。クッションに紐が付いているので、サークル内に固定でき、掘ってもずれにくいベッドです。

◆JUTE麻100% やさしいマット

JUTE麻100% やさしいマット

やわらかく仕上げたジュート麻を100%使用。裏面はコットン100%。ちょっと贅沢な快適夏マット。

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ジュート麻を100%使用して柔らかく仕上げられたマットです。裏面はコットン100%!少し贅沢な、暑い夏にも適したマットとなっています。愛犬がほりほりする場所に敷いて家具を保護したり、寝床としても使用できますね。

◆超ビッグ!紗寝ぶくろ

超ビッグ!紗寝ぶくろ

本物みたいなリアルプリントで、存在感バツグン。
もぐって安眠、上にのってリラックス。
底面にすべり止め付きで、ズレにくい。
お洗濯できるから、ヨゴレもニオイも洗い流せる。

購入


本物同様のリアルプリントで、面白アイテム好きの飼い主さんにもたまらないアイテムです。布団として潜って眠ったり、上にのってリラックスしたり、愛犬の好きなように使うことができます。底面の滑り止めで掘ってもズレにくく、洗濯も可能なので、衛生面と使いやすさも◎のおすすめベッドです。


犬が布団やベッドを掘る行動に関するまとめ

ペットとの快適な暮らしのためには、愛犬にとってもぴったりな衣食住環境を揃える必要があります。
栄養バランスのとれるドッグフードや、使いやすいトイレ用品を用意することはもちろん、安心して眠れる場所づくりも重要だといえるでしょう。
掘る行動に困っている場合は、まずその原因を探ることが大切です。そしてその原因に適した対策法をとりましょう。
布団やベッドを見直したり、ソファであればソファカバーを使用するなど、一工夫で改善される点も多々あります。床を掘る場合には、トイレスペースをその場所に移動することで、掘る行動を止められる場合もあるようですよ。
愛犬の「ほりほり」に悩まされている飼い主さんも少なくありません。対策法を紹介した記事を参考にしたり、様々な情報を集めてみましょう。
愛犬との幸福な毎日を過ごすためにも、飼い主さんと愛犬の両者にとって快適な方法を色々と試してみてください。



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壱子

壱子

子供の頃から犬が大好きです。現在はキャバリア4匹と賑やかな生活をしています。愛犬家の皆さんに役立つ情報を紹介しつつ、私自身も更に知識を深めていけたら思っています。よろしくお願いいたします!


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