1.愛犬とお花見を楽しむ為の注意点
1-1.犬の同伴がOKな場所かチェックしておく
1-2.運動やトイレは済ませておく
1-3.人の食べ物は与えない・誤飲させない
1-4.人ごみの中は歩かせない
1-5.十分なしつけを行ってからお出かけする
2.愛犬とおでかけする時の基本的なルールをおさらい!
2-1.うんち袋を必ず用意
2-2.おしっこを流す水を用意
2-3.基本的なしつけをしておく
【掲載:2016.04.03 更新:2024.04.02】
愛犬とお花見を楽しむ為の注意点
だんだん温かくなってきて、桜の花びらも開いてきましたね。
素敵な桜を愛犬と一緒に見たいという方は多いのではないでしょうか?
お花見は不特定多数の人が集まる所ですので、愛犬とお花見をする際には周囲への配慮が欠かせません。
「これを注意すれば、みんなが気持ちよくお花見できる!」というポイントをおさえて愛犬と一緒にお花見を楽しみましょう。
◆犬の同伴がOKな場所かチェックしておく
お花見に行こうとしている場所が、犬の同伴が可能かを事前にチェックしておきましょう。
いつものお散歩ついてに近所の公園や遊歩道にてお花見をするのであれば、それ程問題はないかもしれませんが、大きな公園や人気のお花見スポットとなると、ペットを連れてお花見が出来ない場所もあります。
また、通常は大丈夫でも、お花見の季節だけ(露店や人が多いため)同伴が出来ないという場所もあるかもしれません。
愛犬を連れてお花見に行く時は、その場所の情報をチェックしてから行くようにしましょう。
◆運動やトイレは済ませておく
お散歩ついでのお花見の際は問題ありませんが、人が大勢いるようなお花見スポットにおでかけする際には、花見を始める前にある程度運動やトイレを済ませておくと良いでしょう。
お花見会場では大勢の人が飲んだり食べたりしていますし、桜を見に来ている中でそこにマーキングをしている姿を見たら、なんだかいい気分ではありませんよね。
犬に人ごみの中だからトイレを我慢するということはできませんので、予め別の公園などでお散歩してあげましょう。
◆人の食べ物は与えない・誤飲させない
人気のお花見スポットでは、昼夜問わず飲食をしている人が沢山います。
シートを敷いて一緒に家族でお花見するのは楽しいですよね。
こういう時は気持ちも開放的になりがちですが、だからといって、人間の食べ物を与えていいわけではありません。
また、故意に与えようとしなくても、目を放した隙にお弁当などを食べてしまったという例もあります。
お団子やお弁当のおかずには、串が使われているものもありますので、誤って飲み込んでしまうと取り返しのつかないことになる可能性もあります。
自分たちがお花見をしながら愛犬にごはんを取られないようにするのはもちろんのこと、ただ花見の会場に連れて行くだけでも、愛犬から目を離すのはよくありません。
地面にこぼれていたお酒を愛犬が舐めてしまったり、人間が落とした食べ物や捨てたゴミを食べてしまったりするなど、実はたくさんの危険がありますので、お花見の際は十分に注意してあげてください。
◆人ごみの中は歩かせない
お花見の時期は人間の私たちでさえ、歩くのが大変です。
小さなワンちゃんはもっと歩きにくく、踏まれてしまう危険性もありますので、どうしても混雑してしまう日に行く場合は、愛犬を抱っこしたりクレートに入れるようにして、怪我のないように注意してください。
中・大型犬のワンちゃんも同じく注意が必要です。
そもそも基本的に犬は人ごみが好きではありませんし、普段大人しい犬も人ごみで緊張し興奮してしまうと、急に攻撃的になる可能性もあります。
他の人に危害を加えてしまったり、逆に危害を加えられてしまうととても大変なので、人ごみは避けておくのが無難と言えるでしょう。
私たちにとって愛犬は家族ですが、お花見の会場には飼っていない人や犬が苦手な人も大勢います。
「うちの犬は吠えないし、抱っこしているから大丈夫」という飼い主さん。それは間違えです。
お花見をしに来ている人の中には、犬嫌いの人も確実にいて、犬が近づいたり犬を見るのも怖いと感じる人がいるということを頭に入れておきましょう。
いつもは混んでいるお花見スポットでも、時間帯や曜日によっては空いている時があります。
平日の朝や午前中など、穴場の時間帯を狙うとより快適に過ごせるかもしれませんね。
◆十分なしつけを行ってからお出かけする
お花見に行く以前に、お出かけをする際にはきちんとしつけをしてから行くようにしましょう。
しつけが出来ていれば、ある程度のトラブルは未然に防ぐことができます。
例えば、オスワリ・マテなどは、他の犬に会った時にも役に立ちますし、人ごみで興奮した犬を静める時にも役に立ちます。
また、人が苦手な犬は見知らぬ人がたくさん居る場所に行くと吠えてしまうこともあります。
吠え癖は、普段のしつけ次第(出来るだけ色々な音や環境に慣れさせる)で軽減させることが出来ます。
桜並木を歩くだけでなく、お花見となるとシートを敷いたりしてごはんを楽しむこともあると思います。
その際にきちんとシートの周辺で待つことが出来るのか、人の食べ物を取ろうとしないかなど、しつけが要になるシーンがありますので、愛犬とお出かけをする前に、まずはしつけをきちんと行っておきましょう。
愛犬とおでかけする時の基本的なルールをおさらい!
◆うんち袋を必ず用意
お花見に関わらず、犬の散歩を行う際の最低限のマナーとして、『排泄物の持ち帰る』ことが挙げられます。
花見会場などにはゴミ捨て場やトイレがあることもありますが、そこでは捨てずに必ず自宅で処理しましょう。
普通のポリ袋などではニオイが外に漏れてしまうので、犬の糞を取るのに特化した防臭袋を持っていくのがおすすめです。
◆おしっこを流す水を用意
以前はあまり浸透していませんでしたが、最近はマナーとして浸透してきました。
ペットボトルの水を用意し、おしっこを流すようにしましょう。
この時のお水はただのお水より「マナー水」とも呼ばれる、アンモニアを分解、消臭、除菌してくれる成分を含んだ水を用意します。
ただのお水ではおしっこを薄めて広げ、根本的な解決にはなりませんので、出来るだけマナー水を用意しましょう。
◆基本的なしつけをしておく
前述の通り、お出かけするにあたって、多くの人や犬に出会います。
人にも犬にも慣れていないワンちゃんは少しずつ慣らしてから、出かけるようにしましょう。
オスワリ、マテといった基本的なコマンドに加え、無駄吠えや噛みつきをしないなど、基礎的なしつけをしておくことも大切です。
また、お花見は多くの人で賑わうため、愛犬の動きを制御できるよう、リードはきちんと装着しましょう。
人が多い中を歩くとしたら、飼い主さんの横にぴったりとついて歩けるよう練習しておくと良いでしょう。
万が一の時の為に、リードや首輪に迷子札を付けておくのも良いかもしれませんね。
お花見準備は前日からしよう!
備えあれば患いなしというように、事前の準備は大切です。
ゴミ袋、お水やおやつ、ゲージ、タオルなど、目的の場所に応じていつものお散歩バッグに少しプラスしましょう。
特にお水は多めに持っていくと安心です。
お気に入りのタオルがあれば、気持ちいい春の陽気にウトウトしてしまうワンちゃんもいるかもしれませんね。
長時間お花見する場合、また、広くて遊べる所があれば、犬のおもちゃを持っていくと楽しいです。
大好きなボールを投げて一緒に体を動かせば、心もリフレッシュできますよ。
まとめ
春は人間だけでなく、犬にとっても嬉しい季節です。
気持ちいい風、草木の香り、犬は体全体で春を感じ取っています。
飼い主さんがマナーをしっかり守れば、愛犬と一緒に楽しくお花見をすることが出来ますが、人の多い場所が苦手なワンちゃんも多いですので、愛犬の気持ちを1番に考えて、春のお花見を楽しみましょう。
お花見スポットへ行かなくても、たまにはお散歩コースを変えてみるだけでも春はたくさん見つけられますよ。
愛犬と一緒に、春を楽しんでくださいね。
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