これが出来れば散歩も快適に?正しいリ―ダ―ウォークをマスターしよう!

2016.09.21

これが出来れば散歩も快適に?正しいリ―ダ―ウォークをマスターしよう!

犬の散歩をより良いものとするためには、リ―ダ―ウォークを教えることが有効です。しかし、正しいリ―ダ―ウォークを教えないと犬にとってもデメリットとなってしまいます。 ここでは、愛犬との散歩を良いものにする正しいリ―ダ―ウォークの方法をご紹介します。

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リ―ダ―ウォークに必要なのは上下関係

リーダーウォークとは、犬と散歩するとき飼い主の横に付いて離れずに歩くことで、理想の距離感としては、飼い主が持つリードが、軽くたるむ程度の距離感を保つようにします。
正しくしつけることで、犬は常に飼い主の姿を確認しながら自然と距離を合わせて歩くようになります。飼い主の指導によって、犬が飼い主のペースに合わせて歩くようになるのです。
この歩き方で重要なのは、「上下関係をしっかりつけさせる」ということです。飼い主と犬との間に主従関係が出来ていれば、犬は飼い主の指示を無視することがなく勝手な行動を解くようなことはしません。リ―ダ―ウォークの目的は、犬が飼い主の指示を無視すると、飼い主も同じような行動を犬に示すことで、この行動はいけない行動だという意識を持たせることです。
これにより、犬が今の社会で人間と暮らしていくためにふさわしい行動・能力を身に付けさせ、ふさわしくない行動を抑制させることができます。そのためにも、飼い主と犬との間に明確な主従関係を築いていくことが重要です。

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犬は、もともと群れを作って生活する習慣を持っています。そのため、家族は同じ群れの仲間であり、自分はその一員として生活していると判断しています。
例えば、家族の中でもお母さんの言うことにはきちんと聞くが、他の家族の言うことは聞かないということがよくありますが、これは犬の中で上下の関係を作っているからと考えられます。
リーダーには絶対服従するのが犬ですが、肝心なリーダーがいない状況になると自分がそのリーダーになろうとします。これがエスカレートするとどんどんわがままな犬になり、酷い時には気に入らないと咬みつくようになってしまいます。これでは、人間と同じ環境で生活するのは難しくなり、人間はもちろん犬にとってもストレスの溜まる環境となってしまいます。
自分がリーダーとなってワガママし放題の犬であっても、きちんとしつけをすることで飼い主の言うことを聞いて従うようになります。このような関係を作ってからリ―ダ―ウォークを教えていくことが理想です。
主従関係がしっかり構築されることは、犬にとっても安心感につながることでもあり、外に出かけても飼い主のペースで歩いてくれるようになります。そのためにも、正しいリ―ダ―ウォークを教えるようにしましょう。


リ―ダ―ウォークをしつけるメリット

正しいリーダーウォークをしつけることで、どのようなメリットがあるのでしょうか?

1つは、不測の事故に巻き込まれるのを防ぐ効果があります。犬自信がリーダーであると認識した状態では、いくら飼い主が叱っても言うことを聞きません。体が大きい犬であれば、人間では手が付けられないほどの力を持っています。このような状態で外に出ると、不測の事故に巻き込まれる可能性があります。

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2つめは、道や草むらに落ちているものを食べてしまうことで、体調を悪くするのを防ぎます。以前、犬の散歩コースに固形農薬をおいて中毒死させるという事件が起こりました。犬は臭覚の優れた動物であるため、様々なニオイを嗅ぎつけます。主従関係ができていない犬であれば、気になるニオイのする方へと進んでいき飼い主の気づかない間に拾い食いをする可能性があります。道や草むらには何が落ちているかわからないため、安全のためにも正しい歩き方を身に付けさせる必要があるのです。

3つめは、他の犬やその飼い主への飛びかかりを防止することです。犬に飛びかかりマウンティングなどの行為を誘発したり、他の飼い主へ飛びかかったことで大きな怪我をさせることで、重大な事故へとつながることがあるからです。今年に入って起こった事件には、ノーリードの犬が自転車を運転していた人に怪我を負わせ、裁判で飼い主が罰金として300万円を支払うという判決が出た事例もあります。

リーダーウォークには、その犬自身の体調を守ることでもあります。外を歩く時、飼い主の指示に従わない犬はうれしさのあまりどんどん先へと走り出すでしょう。それにより首輪が体に食い込むような状態になります。これが犬の健康に悪影響を与えることになるのです。

首輪が体に食い込むことで、首・眼球・脳などに悪影響を与える可能性があります。
首においては、400頭の犬のうち約27%に何らかの障害が見られたという研究結果があります。その原因の約9割は、犬または飼い主がリードを強く引っ張ったことだということが分かっています。
眼球では、ハーネスよりも首輪の方が眼の内圧に強い影響を与えることが分かっています。
脳では、しつけとしてチョークチェーンを使用した際に、首つり状態と同等の力が首にかかり、虚血からなる重度の脳腫瘍が起こった事例もあります。


正しいリ―ダ―ウォークの方法を教えよう

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正しいリ―ダ―ウォークを身に付けましょう。
まず、必要な道具を選びます。

■首輪(もしくはハーネス)

基本的にはどの犬種も首輪を使用するのが基本ですが、超小型犬の場合はハーネスでも良いです。

■リード

シンプルなもので良いです。長さは1.5m程度あれば十分です。犬を横に付けた際、リードが地面に触れない程度の余裕があることが理想です。

①犬を横に付かせる

この歩き方では、犬は飼い主の横に寄り添うことがポイントであるため、まずは止まった状態から飼い主の横に付かせる練習を行います。そのためには犬をリラックスさせる必要があります。頭や体を撫でて精神を落ち着かせましょう。

②5歩歩いて名前を呼ぶ

犬がリラックスしたら5歩程度歩きます。その後、名前を優しい声で呼びます。この時、声のトーンに気を付けましょう。あまり低い声だと恐怖感を憶えてしまうからです。もし、来ない場合にはしゃがんで呼びましょう。
飼い主のところに来たらしっかりと褒めてあげます。これを何度か繰り返すことで犬はうれしさを感じ、「名前を呼ばれたら近付くことで喜んでもらえる」ということを認識します。
ここからが実際のウォーキングの方法となります。

③10歩ずつ進んで名前を呼ぶ

歩き始める前には、名前を呼んでから歩くようにします。10歩に1度のサイクルで犬に声をかけて、注意を飼い主に向かせます。その際、声をかけたことで飼い主に注目したら必ず褒めてあげましょう。
ここでのポイントは、飼い主が犬を連れて歩くのではなく、犬が飼い主に付いてくるようにさせることです。

④犬が飼い主を追い越してしまった場合

犬の前を通るように急に進路を変えるようにします。こうすることで、犬は飼い主に当たってしまいます。これを繰り返すことで、「飼い主を追い越すとぶつかってしまう」という認識が生まれ、前に出なくなっていきます。
止まった時に前に出てしまうときは、犬側と反対の足のかかとを犬の鼻先当たりに出します。この時目を合わせないようにしましょう。

⑤地面にあるものを嗅ぎ始めた場合

いけないということを認識させるため、低い声で起こりながら一度強くしゃくります。この注意をしっかり行わないと何度もやってしまいます。
全てマスター出来たら、実際にコースを歩いてみましょう。約1~2週間で習慣となってきます。

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これらのことを急に犬に求めても、混乱する原因になるのでステップをしっかり分け、リーダーウォークを身につけましょう。


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笹本 雅

笹本 雅

犬が好きです。小型犬でも大型犬でもとにかく犬が大好きです。これから犬種についてや豆知識や健康についてなど、幅広いワンちゃんについての情報をご提供していきます。犬好きの方にぜひとも見ていただいてご意見いただければと思います!


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