【掲載:2016.09.24 更新:2024.11.15】
フレンチブルドッグとボストンテリアの違いとは
フレンチブルドッグの方が大きく、筋肉質な体を持っています。
ボストンテリアは、スリムな体をしていて、その体格差が2倍近くなる場合もあります。
フレンチブルドッグは、こうもりのように大きい耳をしていて、先が丸くなっています。
ボストンテリアは、ピンと立った、先の尖った立ち耳をしています。
フレンチブルドッグは四角い顔で鼻が短く、皮膚が垂れ下がっています。
ボストンテリアは小顔で、スマートな印象を受けます。
フレンチブルドッグは、穏やかで明るい、のんびりマイペースな性格をしています。
ボストンテリアは、知的で繊細ですが、活発に遊び動く二面性があります。
フレンチブルドッグ(French Bull dog)について
名前に「フレンチ」とついていることから分かるように、フランス原産の犬です。
イギリスの小型ブルドッグが、フランスでパグやテリアと交配されて生み出されたと言われています。
フレンチブルドッグは19世紀にヨーロッパやアメリカの裕福な階層から庶民まで幅広い人達に愛された犬です。
牛追い犬としても活躍していた名残があるせいか、動いているものを追いかけるのが大好きです。
ピンと立った大きな耳と、パグに似た平らで鼻のつぶれた顔が特徴的です。
フレンチブルドッグの体格は筋肉質で、なめらかな光沢のある被毛です。
短毛で色黒のバイド、フォーン、ブリンドル、クリームなどがあります。
体重は10〜13キロ、身長は30センチが標準です。
フレンチブルドッグを大きく分けると、アメリカンタイプとヨーロピアンタイプの2種類のタイプがあります。
コウモリ耳で顔が丸くて大きい、アメリカンタイプは、頭の大きさに比べ骨盤が小さいので、お産の時に帝王切開になることが多いです。
耳が少し垂れているローズ耳で、顔のサイズはアメリカンタイプよりも少し細長くて小さいので、お産はほとんど自然分娩できるのがヨーロピアンタイプです。
フレンチブルドックは、明るく従順な性格で、洞察力があり、おっとりしているタイプが多い犬です。
普段は無駄吠えも少なく、表情豊かなので、愛玩犬として飼育しやすい犬種です。
ボストンテリア(Boston terrier)について
名前に「ボストン」とついていることから分かるように、アメリカはマサチューセッツ州のボストンが原産の犬です。
元犬には、ブルドッグとイングリッシュテリアが用いられ、より小柄な犬と交配を繰り返し、生まれた軽量化された犬がボストンテリアです。
18世紀後半に人気が出たボストンテリアは、ブルテリアという名で紹介されることもありましたが、ブルテリア愛好家から異議申し立てを受けて、「ボストンテリア」の名前で、純潔犬種の管理をしている、AKC(アメリカンケネルクラブ)に正式な犬種として登録されました。ボストンテリアは、ボストン大学のマスコットに指定されています。
ボストンテリアは、立った耳と短い尻尾、そして短い鼻が特徴の小型犬です。
短毛で、毛色は黒と白である場合が多いのですが、赤や茶の毛も含まれることがあります。
体重は5~11kg、体高は38~48cmが標準の大きさです。
タキシードを思わせる黒と白の被毛から、「アメリカンジェントルマン」、「タキシードを着た犬界の紳士」などと呼ばれています。
ボストンテリアは繊細な性格の犬種で、飼い主の気持ちや様子に敏感に反応するところがあります。
非常に知的で学習能力のある温和な犬ですが、活発に動くのも好きな犬種です。
まとめ
フレンチブルドッグとボストンテリアの違いについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
パッと見はとても似ている2匹ですが、それぞれの体つきや顔の印象、性格などを知ることで、両者の違いをおさえることができますね。
お散歩の時に出会った犬が、フレンチブルドッグかボストンテリアか見分けられるようになると、この2犬種を飼っている飼い主さんは、きっと喜ぶことでしょう。
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