フレンチブルドッグの毛色について解説!基本のカラーはどんな色?

2024.12.26

フレンチブルドッグの毛色について解説!基本のカラーはどんな色?

人懐っこくてニコッと笑ったような口元が可愛らしいフレンチブルドッグ。 白っぽいイメージを抱かれがちなフレンチブルドッグですが、実は大きく分けて4種類の毛色が存在します。 今回はそんな基本の毛色や他に見られるカラー、パターンについてご紹介します。

【掲載:2020.02.15  更新:2024.12.27】

フレンチブルドッグの毛色は大きく分けて4種類!

フレンチブルドッグは、その名の通り、フランス原産の犬種です。
元々闘犬の血を引いているブルドッグやマスティフと、穏やかで陽気なテリアやパグを交配し、愛玩犬として誕生しました。

そんなフレンチブルドッグには大きく分けて4種類の毛色があり、その4種の色をベースにいろいろな模様が存在しています。

どんな毛色があるのか、一つ一つ特徴を見ていきましょう。

◆クリーム

フレンチブルドッグ
【PetSmileアプリで発見】嵐ちゃん

白っぽいクリーム色の単色のことをいいます。
ぽてっとした体と相まって、優しく柔らかい印象で人気が高い毛色です。

このように人気が高く最近ではよく見る毛色ですが、実は犬種の認定などを行う団体・ジャパンケネルクラブ(JKC)では、クリームは公式にフレンチブルドッグと認められていないのです。

顔周りも白く明るい色なので、フレンチブルドッグのチャームポイントであるにっこりと笑ったような口角がとてもはっきり見えることもこの毛色の魅力の一つです。

ちなみに完全に真っ白の子は「ホワイト」と呼ぶことがあります。

◆ブリンドル

フレンチブルドッグ
【PetSmileアプリで発見】ライスちゃん

柔らかな印象のクリームに比べて艶々と黒いボディがかっこいい印象です。

ブリンドルとは元々虎毛のことで、虎の縞模様のようにストライプが入っていたり、まだらに入っていたり、模様の入り方はそれぞれ違うようです。
元々フレンチブルドッグといえばこの色のみで、今でも人気の高い毛色とされています。

◆フォーン

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【PetSmileアプリで発見】こたつちゃん

フォーンとは「子鹿」という意味があり、明るい茶色であることから名付けられました。
色の濃淡には個体差があり、クリームに近い薄めの色からレッド系まで、幅広く存在します。
フォーンは目元や口元が黒くなりやすく、顔だけが黒い模様のことを「ブラックマスク」と呼び、海外でも「歌舞伎フェイス」と呼ばれ、人気が高いそうです。

◆パイド

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【PetSmileアプリで発見】ボスちゃん&波(なる)ちゃん

この毛色は白地のベースに黒(ブリンドル)や茶色(フォーン)の模様が入っています。

パイドとは「まだら」という意味があり、いわゆるぶち模様であることが特徴です。

模様の入り方は個体それぞれで、同じ模様の子はまずいません。
個性的な模様の入り方をしている子もいるので、注目してみると面白いです。

◆その他の模様について

ブリンドルには、一部に白っぽい色が入っていることがあり、喉元からおなかにかけて縦に通る白っぽい模様は「エプロン」、足元に入る模様は「ソックス」などと呼ばれます。
黒ベースで茶色や白の模様が混ざった「タイガーブリンドル」というタイプの子もいます。

その他、パイドがベースとなる他の模様には「ハニーパイド」と呼ばれる白地に薄い茶色が入ったカラーがあります
ハニーパイドの見分けは難しく、クリームやフォーンとの区別をつけるのが難しいことがあるのだそうです。
さらに、生まれてすぐはクリームだと思っていたら、実はハニーパイドだったというケースも多く見られているようです。

パイドには、片方の目だけ黒っぽい模様が入った「片パンチ」や、目の縁に黒いラインが入った「アイライン」など、エプロンやソックス以外の模様もあります。


フレンチブルドッグには2タイプある?

フレンチブルドッグは、体格の違いから「アメリカタイプ」と「ヨーロッパタイプ」の2種類に分かれます。
もちろん個体差はありますが、このタイプによって見た目の印象や性格などにも違いが生まれるようです

アメリカタイプは、ヨーロッパタイプに比べてより胴が詰まっていて短く、コロンとしてコンパクトな印象です。
顔立ちも可愛らしい雰囲気で、目がクリクリとして丸顔の子が多いといわれています。
性格は陽気で人懐っこい子が多く、ヨーロッパタイプに比べてより幼い印象を抱くかもしれません。

ヨーロッパタイプは、シャープで筋肉質、よりがっちりした体型をしています。
顔立ちは少し四角いラインで、キリっとしたお顔の子が多いといわれています。
フレンチブルドッグは基本的に人懐っこく活発ですが、アメリカタイプに比べるともう少し慎重派で大人びた印象があります。


フレンチブルドッグにおすすめなグッズとは?

フレンチブルドッグはマズルが短い犬種なので、あまり底が深すぎると食べにくいことがあります。
なるべく浅い型のものを選んであげた方がよいでしょう。

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また、フレンチブルドッグは短毛種のため、頻繁なトリミングは必要ないものの、ダブルコートタイプなので定期的なブラッシングが必要です。
特に換毛期は毛が抜けやすく、放置してしまうと皮膚病の原因にもなってしまうのでこまめにチェックしましょう。

フレンチブルドッグは皮膚が弱い子が多いので、ラバータイプのソフトな肌触りのものがおすすめです。


まとめ

フレンチブルドッグのカラーについて詳しく紹介いたしました!

性格や行動も可愛らしいので、みなさんもフレンチブルドッグの可愛い魅力をたくさん見つけていってみてはいかがでしょうか。



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笹本 雅

笹本 雅

犬が好きです。小型犬でも大型犬でもとにかく犬が大好きです。これから犬種についてや豆知識や健康についてなど、幅広いワンちゃんについての情報をご提供していきます。犬好きの方にぜひとも見ていただいてご意見いただければと思います!


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