しもやけに注意が必要な犬種
しもやけと言えば、手や足になることを考えてしまいますが、犬は実は耳も非常にしもやけになりやすい箇所なのです。しもやけになりやすい部分は、耳、頬、肉球、尻尾などが考えられます。原産国が寒い地方の犬は寒さに強いと言われていますが、やはり露出している部分は寒さに弱いですので、注意が必要です。
では、具体的にどんな犬種がしもやけになりやすいかというと、まずは耳の大きな犬種です。
- ビーグル
- バセットハウンド
- ダックスフンド
- キャバリア
などです。
また、寒さに弱い犬種も注意が必要です。
- チワワ
- ウィペット
- ミニチュアピンシャー
- ボクサー
- ドーベルマン
などです。
しもやけの対策法は?
しもやけの対策グッズは今はペットショップなどでも販売されています。しもやけ対策グッズで代表的なものは、耳を保護するスヌードと言うものです。耳が大きくて薄い犬種の犬は耳が凍傷になりやすいです。そんなワンちゃんの耳を保護してくれるスヌードは、耳を汚さない、冷やさない効果があります。耳を外気に触れさせないだけでもずいぶん違います。スヌードでしっかり耳を守ってあげましょう。
また、肉球を保護するためにワンちゃん用の靴もあります。ワンちゃん用の靴には布製のものやナイロン製のもの、ゴム製のものなどがありますが、しもやけ予防にはゴム製の靴が効果的です。最初は靴を履くことを嫌がるワンちゃんが多いですが、靴を履くことにより、手足をしっかりと守ってくれます。しもやけ対策には効果的ですので、少しずつ靴に慣れるようにしていきましょう。
愛犬がしもやけになってしまったらどうすればいい?
しもやけは、長時間冷やされることで温度差がうまれて耳や足などの露出している部分の血行が悪くなって痒みが出る症状です。冷たい雪の中を歩いていると、足が濡れて冷やされてしまいます。そしてその濡れた足をそのままにしておくと、表面温度が下がってしもやけになってしまいます。しもやけは痒く、ワンちゃんは痒みの我慢ができずに噛んだり舐めたりしてしまいます。噛んだりしてしまうと傷ができてしまったり、しもやけをそのまま放っておくと、ひどい場合には凍傷になってしまったりすることもあります。ですので、もし愛犬が雪道からの散歩の帰宅後に足が濡れていたら、お湯で足をしっかり洗って温めてあげて、ドライヤーなどで乾かしてあげることが大切です。しもやけは血行が悪くなると起こってしまうので、マッサージなどもしてあげると良いでしょう。
また、しもやけになりやすいワンちゃん用に血行をよくするローヤルゼリーや、ビタミンEなどを与えると良いと言われています。
愛犬がしもやけにならないように注意してあげることが、飼い主としての責任です。
外は雪が降り積もっているから、寒いから、と言って散歩をせずにいることは不可能です。ずっと家にいるとワンちゃんにストレスが溜まってしまいます。また、外でしか排泄しないワンちゃんもいます。寒い冬でもワンちゃんは散歩に行きたいのです。しかし、しもやけなどに注意する必要がありますので、十分にしもやけ対策をして、寒い冬でも愛犬とお出かけを楽しみましょう。しもやけ対策グッズも、可愛くてオシャレなものもたくさん販売されていますので、選ぶのも楽しくなり、しもやけ対策をするのが楽しくなるかもしれません。
もうすぐ寒い冬がやってきます。寒い冬も愛犬と楽しく乗り越えましょう。
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