【掲載:2016.12.11 更新:2025.12.17】
犬だって冬はこたつに入る

こたつから顔を少~し出して飼い主さんの問いかけに耳を傾けるワンちゃんのしぐさは可愛らしいですよね。飼い主さんが話しかけると、
犬は耳をピクピクして聞いてくれているものの、「温かくて動きたくない・・・」という様子が伝わってきます。
こたつは布団で暖気が逃げるのを防ぐので、中はとにかく暖かいです。こたつに一度入るとトイレに行くのも億劫になるほど動きたくなくなりますよね。
こたつの特徴は、カラダの下半身部分を特に暖めること。
冷たくなった足が、こたつに入ることで温まり血流もよくなりそうな感じがします。
こたつという日本独特の畳のある和室に合う家具のような気もしますが、最近では和室・洋室関係なく注目が集まっています。
冬が終わって布団を取り外した後には「テーブル」として使えるデザイン性に富んだものもあります。
なぜ犬はこたつに入るのか

誰もが知っている「猫はこたつで丸くなる♪」という歌がありますが、こたつで丸くなるのは猫だけではありません。
寒さに弱いワンちゃん達も多く、直接暖かい熱を感じられるこたつは犬達にとっても冬の必須アイテムになりつつあります。
冬の暖房器具であるストーブの前やこたつは飼い犬の指定席だというご家庭も多いでしょう。
◆室内での犬は「寒い」空間で過ごしている
そもそも犬と人はカラダの特徴も違いますから、寒さに対しての反応も違います。
人は「毛」でカラダを覆われていない代わりに洋服を着ています。そのため、洋服から出ている皮膚の部分が敏感に寒さに反応するものです。
寒さを感じると思わず手をさすってしまうこともありますよね。また、家の中にあるエアコンは室内の上部を暖めがちなので、足元が寒いと感じることも多いでしょう。
では、カラダ全体を毛で覆われている犬たちはどうなのでしょうか。そもそも犬のカラダは人よりも小さいです。
人たちが「寒い」と思っている室内空間の下部分で常に生活しているのです。そのため、犬はドアや窓、入口などの「すきま風」を直に感じています。
普段愛犬が過ごしているケージやベッドも、ケージカバーをかけたり冬用のドーム型ベッドにすることで、防寒対策をすることができます。犬用の寝袋といった商品もありますので、愛犬の寝床を暖かく快適にしてあげましょう。
◆寒さに弱い犬には「暖かさ」の配慮が必要
カラダの小さな犬ほど寒さを一層感じているでしょう。また、毛が少ない犬も寒がりの傾向にあります。
寒い地方が原産の犬種は比較的寒さに強いものの、暖かい地方が原産の犬種は寒さに弱く飼い主さんも愛犬の体温調節を考えてあげるべきです。
それに、赤ちゃん犬やシニア犬なども寒さに強くはありません。
人とはカラダの大きさが違う犬達は寒さを感じやすく、自分でカラダを暖めようと縮こまっていたりすることもあります。
そんな時に、ストーブやこたつが登場すると犬達にとっては天国!離れられないほどの存在になるでしょう。
冷えやすい空間で過ごす犬の気持ちに寄り添ってあげたいものです。
犬がこたつに入っている時の注意点

愛犬がこたつを気に入っているなら見守ってあげたいですが、ずっと入っていることでリスクもありますので、
飼い主さんは犬のために配慮をしてあげる必要があります。そこで、気をつけてあげるポイントについてお話していきます。
◆低温やけど
こたつ布団から顔だけ出している犬もいますが、顔もカラダもすべてこたつに入ってしまう場合もあります。
中に入ってしまうと、犬の様子が分かりません。こたつの熱の近くに直接顔やカラダを近づけていることで低温やけどのリスクも起こります。
通常のやけどと違って、「気づいたら低温やけどをしていた」と気づかないものです。
特に、こたつ・電気毛布・電気カーペットなど、じわじわ暖まる暖房器具の使用時には気をつけなければならない症状です。
犬は「低温やけどが起こるかも」などという現実的なことは分かりませんので、飼い主が注意しなければなりません。
温度を一番低く設定していたとしても低温やけどは気づかずに起きます。低温やけどの症状を起こしてしまったら愛犬の苦しみが増えるだけです。
時々、電源を切って中の温度を調節してあげましょう。
◆電気コードをかじって感電

犬の中には、こたつの電気コードをガジガジ噛んでしまう子もいるでしょう。おもちゃや毛布をかじったりする程度なら問題ありませんが、
電気が通っている電気コードを噛んでしまっては犬が感電してしまう危険があります。
また、電気がついていない状態の時に噛んでしまった電気コードをそのまま使用して、火事になってしまう危険もあります。
定期的にコードに噛んだ跡がないかチェックすることも大切です。
そもそも「噛まない」というしつけが出来ているのが理想的なのですが、歯の生え変わりの時期など噛み癖がある犬の場合注意が必要です。
簡単にできる対策としてはコードにカバーを付けてガードすることです。また、愛犬の安全確保のために飼い主さんが一緒にこたつに入って見守ってあげるようにするのもいいかもしれませんね。
◆肌の乾燥
ストーブやこたつで暖をとっている愛犬を見ると、可愛らしくもあり微笑ましくもあります。犬は自分で「暑過ぎる!」と思えば移動していることもありますが、その時にカラダを触るとかなり高温になっていることも・・・。
ただ、同じ温度のこたつに人が入っている時とは違う点は、犬のカラダは常に皮膚が出ている状態ということ。
人は洋服を着ることで、こたつやストーブの熱から遮る何かがありますよね。しかし、犬の場合は「皮膚」だけなんです。その点は飼い主が注意してあげたいポイントです。
実は、犬の皮膚は人より非常に薄く、犬の皮膚は人と比較して1/3程度の厚みしかないといわれています。
また、被毛がそもそも薄いシングルコートの犬などは、さらに皮膚がデリケート。乾燥しがちな冬は特に注意が必要です。
犬の場合は自分でケアできませんから、飼い主が考えてあげたいものです。
こたつでは特に乾燥しやすいので犬の皮膚のケアはしっかりと保湿を重視しましょう。乾燥しやすい冬の室内は加湿器を設置するのも乾燥対策です。
また、舐めても安心の肉球専用のクリームも市販されていますので取り入れてみてもいいですね。
◆犬にとってもこたつは100%安全ではない
最近は機能性を重視したこたつも多く開発されていますし、こたつの使用は安全面に配慮されている気がします。
しかし、使い方によっては火災を起こしてしまうリスクもあり、使用する時には注意が必要な暖房器具です。
犬を飼っているご家庭では安全面をしっかり考えなければなりません。安全と愛犬の健康面に配慮して正しく使いましょう。
こたつの使用が心配であれば、ペット用ヒーターで温めてあげるのもよいかもしれません。
まとめ
冬本番になるとワンちゃんも「暖まりたい」とこたつで丸くなることも多いはず。ただし、入ってばかりだとワンちゃんの健康面も心配です。
愛犬がこたつに入っている時は、温度調節・コードの保護・体表の温度を必ず確認するようにしましょう。
人とは違って犬は自分で温度調節ができませんので、愛犬がこたつに入り続けているようなら飼い主さんの小まめなチェックが大切です。
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