【掲載:2017.01.24 更新:2024.02.01】
犬が大豆を食べても大丈夫ってホント?
犬は雑食で、何でも口にしてしまいます。
豆まきでテンションが上がっていれば、尚更食べてしまいそうですよね。
節分に撒いた大豆を犬が食べてしまった。大丈夫でしょうか?という質問を、よく質問サイトで見かけます。
あなたも一度くらいは、こんな疑問を目にした事があるのではないでしょうか。
節分に撒く豆は地域やお宅によって違いがあるようですが、今回はポピュラーな大豆と仮定して「犬は大豆を食べても大丈夫か?」という事を調べてみました。
節分の豆は、放っておくと食べてしまう犬が非常に多く、心配される人も多いようです。
もし、あなたの大事な愛犬が節分の豆まきの大豆を食べてしまったら…。
いったい犬にはどのような影響があるのでしょうか。
消化が悪い大豆!犬にたくさん食べさせるのは良くない
大豆は、豆の状態では非常に消化が悪い食べ物です。
ウンチの中にそのまま出て来てしまいます。
たとえ、それが柔らかく茹でてある大豆であっても、消化の悪さには変わりありません。
更に豆まきに使用する大豆は、炒った豆ですよね。
硬い豆なので、喉につまらせる心配も出てきます。
他の飼い主さんはどのようにしているのでしょうか。
- うちは10個程度は気にせず放っておきます。
- 大豆はきなこの元となる豆だから大丈夫。ガスが発生したり下痢する事があるので注意は必要です。
- 消化には悪いけれど、拾いきれなかった少しの大豆を食べるくらいなら大丈夫。
こちらは、一般犬がいるご家庭の主婦の方の意見です。
医学的に見てどうという物ではないのでご注意ください。
ただ、犬が大豆を食べて具合が悪くなった、という人はいませんでしたので、少量なら食べても大丈夫な物と考えて良さそうです。
たいていのご家庭では、様子を見ながら犬が大豆を食べるのを容認しているようです。
犬に対して、無理に叱りつけたり、豆まきの行事自体をやめたりはしていない人が多かったですね。
危険!犬が食べてはいけない豆もある!
大豆は、少量なら様子を見ながら与えても大丈夫そうです。
しかし、安心ばかりはしていられません。
豆類の中には、「犬が食べてはいけない豆」「犬が食べると有毒となる豆」があるのです。
節分の豆まきに使用する事もある危険性が高い豆は、ピーナッツです。
地域によっては、投げた豆が見つけやすい、床に落ちた豆も殻を外せば食べられるという事で、落花生を投げる地域もあるようです。
ピーナッツには脂分が多いので、犬が食べるとお腹を壊しやすいので拾い食いをさせないよう、注意をしてあげたいものです。
この他、節分には関係ない豆類ですが「いんげん豆」や「マカデミアナッツ」は中毒症状が出る事があるので、犬に食べさせるのは厳禁です。
犬が食べられる物を代用する
犬が大豆を食べるのは、「消化が悪いけれど、お腹を壊さない程度の少量なら大丈夫」と思っている飼い主さんがほとんどである事がわかりました。
しかし、中には愛犬の事を考えて節分の豆の代わりにカリカリのドッグフードやボーロを豆の代用品として投げているご家庭もあるようです。
部屋が少し臭くなりそうですが、これなら食いしん坊さんの犬がいるご家庭でも、安心して節分の行事が行えますね。
このように犬が食べても安心な物を、大豆の代わりに使用して、一緒に楽しんでみるのも良いですね。
節分の大豆は犬が食べないよう飼い主さんが注意して
節分の豆まきの大豆は、犬が食べても大丈夫なのかという疑問について調べてみました。
大豆は少しなら大丈夫でしたが、他の豆類には毒性があり犬が食べると怖い物もあるのがわかりました。
犬を飼っているご家庭。特に小さな子犬などは、豆まきを自分のために何か美味しい物を投げてくれていると勘違いして、食べてしまいそうですね。
豆まきをする時は愛犬をケージの中にしっかり入れておき、誤飲しないよう注意してあげてください。
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