愛する飼い犬、ボーダーコリーのケイシーが居なくなっている事に気づいたのは、キャロル・フォセットさんが引っ越しをしている真っ最中の事でした。
イギリス、リンカンシャー州のスピルスビーという町に住む友人宅にケイシーを預けていたキャロルさん。引っ越しは順調に進んでいましたが、その途中に友人から「ケイシーが逃げた」という報告を受けました。心配したキャロルさんは周囲を探しましたが、ケイシーは見つかりません。
そしてその後数週間が過ぎても、ケイシーの姿を見る事はありませんでした。
もうケイシーは死んでしまったのかも…。そう思い、悲しみに暮れるキャロルさん。それでも諦めきれない彼女は、Facebookにてケイシーを探す運動を始めました。もう一度、愛するワンコに会いたい一心で…。
すると、しばらくしないうちに数本の電話がキャロルさん宛てに掛かってきました。イギリス中から掛けられたその電話の内容は、「ケイシーを見かけた」というもの!
しかし、ケイシーは無事保護される事は無く、その後また行方不明になってしまったようでした。
ケイシーが居なくなってから2ヶ月後のある日。
ノッティンガム州にあるニューアーク・シャーウッド地方公共団体から電話があり、その内容を聞いてキャロルさんは思わず泣き出してしまったのです。
なんと、ノッティンガム州の駐車場にて、野犬捕獲員がケイシーを保護したとの電話でした!
2ヶ月もの間行方不明だったケイシー。そのケイシーが見つかったニュースを聞いたキャロルさんは、とにかく嬉しくて涙が止まりませんでした。
「泣き崩れちゃったわ…。何週間も行方不明になっていた愛犬にまた会えるとは正直思っていなかったの。」キャロルさんはそう話します。
信じられないことに、ケイシーは2ヶ月もの間、50マイル、つまり80kmもの距離を歩いてイギリス中を彷徨っていたようでした。「キャロルさんにもう一度会いたい」という一心で。
発見された時、ケイシーは2.7kgあった体重が1kgも痩せて1.6kgになっていたそう。
ケイシーとキャロルさんの切ない願いが叶って、本当にミラクルのような結末のお話でしたね。
私が昔飼っていた犬も散歩の途中に居なくなってしまい、探したけど見つからず、泣きながら家に戻ると彼女が家で尻尾を振って待っていたという事がありました。
動物の帰巣本能には、本当に驚かされますね。
– 犬の帰巣本能についての記事はこちら –
犬は逃げたら戻ってくるの?犬の帰巣本能と距離、そして対策
<参考サイト>
boredpanda(英語)
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