イギリスでのドッグショー「Crufts」にて行われた保護犬の障害物競走。そのレースに、元気いっぱいの一匹のジャック・ラッセル・テリアの「オリー」が参加しました。
オリーは他の犬のように颯爽とスタートを切りましたが、
ジャンプの所でいきなり着地に失敗して豪快に転けてしまいます。
でも彼はそんなのお構いなし!元気に立ち上がると、今度はジグザグに走リ抜けなきゃいけないハズの並んだポールを無視して適当に走り抜けようとしちゃいます。
そんなオチャメな彼の姿に、ショーのコメンテーターも笑いを隠せません。まるでワンパク小僧のようにコースを満喫するオリー。
コースから何度も外れては匂いをかぎまわったり、
ボードを勢い良くジャンプしすぎ飛び過ぎて一瞬宙に浮いたりと、スリル満点のショーは終わりに向かいます。観客達はオリーのショーを笑いと共に大いに堪能したのでした。
Cruftsのスポークスウーマンによると、オリーは残念ながら何の賞も貰わなかったそう。でも彼はこのショーを見た人達の心をわしづかみにしたのは言うまでもありません。
ファン達からはこんなコメントが。
「本来のレースを見ているより何倍も素晴らしかったわ!!」
「異常なほどの威厳さ!」
「今年の最も興味深い出来事の1つになる事は確実ね!」
「サイコー!」
「オリー、君は最後までよく頑張った!」
中には、オリーが最初のジャンプの所で着地に失敗してから彼はコースに集中するよりもコースを楽しむ事を選んだのでは、といった見方を持った人達も。マラソンや短距離走などで、転けたけれども最後までレースを堪能する人間と似たような感じでしょうか。
オチャメなオリーの姿を実況中継していたコメンテーターに対してもコメントがされています。
「”ははは、そんな障害物なんか気にしないで行っちゃいな!”と言ったコメンテーターが大好き!彼もオリーや観客同様にそのショーを楽しんでたのね」
ショーはこうでなければならない、といった固い雰囲気では無く、ハチャメチャに走り抜けたオリーを逆に応援するといった心意気はさすが海外、といった感じがします。このショーのビデオを、元気の無い日や嫌な事があった日の為に残しておくんだという人も。
こんなに沢山の人達を笑顔にしてくれるオリーのパワーは、本当にもの凄いものですね!
ありがとう、オリー!
<参考サイト>
buzzfeed.com
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