ペットと一緒にバーベキューを楽しめるスポット
野外でのバーベキューというと、コンロやテーブル、イスなど準備するものが多いイメージです。食材も持参していくとなると、かなり多くのものが必要なものですよね。
でも、最近は食材や器材を持って行かずにバーベキューを満喫できる「手ぶらプラン」が充実しているスポットも多数。昔よりも気軽にバーベキューが楽しめるようになっています。
荷物が少なくて済むのは、ペットの外出グッズが多い愛犬家の皆さんには、嬉しい魅力ですよね。
ペットと一緒にバーベキューが楽しめるスポットは、全国各地にたくさんありますが、今回は東京から何ヵ所かをピックアップしてご紹介します。
●東京臨海広域防災公園 そなエリア東京バーベキューガーデン~東京都江東区~
開放的で広々とした芝生が気持ち良く、防災拠点の公園ともなっています。駅から10分以内で行くことができるアクセスの良さも魅力のひとつです。
実は、手ぶらで行ってもバーベキューが楽しめるスポットです。事前に予約をしておくとコンロセットやテーブル、いすという器材だけでなく、食材セットも用意してもらえるのが嬉しいポイント。荷物の持ち運びがないので、「バーベキューを楽しみたいけれど準備が面倒…」なんていう方にも「超お気軽」なBBQが楽しめます。ペット同伴OKのスポットなので、愛犬連れの方にも喜ばれています。
そなエリア東京BBQガーデン
●都立葛西臨海公園バーベキュー場 ~東京都江戸川区~
開放感のある海辺にある葛西臨海公園は、東京でありながら緑と水という自然を感じることができるスポットです。広場や売店、レストランなど園内はとても充実していて、幅広い世代の方に親しまれていますよ。
園内にあるバーベキュー広場ですが、完全予約制なので事前に手配しておくことが必須です。慣れている人なら、器材や食材を自分達で持ち込みバーベキューを計画するのも楽しみのひとつですよね。でも慣れていない人も大丈夫。
食材と器材を持ち運びしなくてもいい手ぶらプランも好評です。たくさんのプランがあるので、自分たちにあったものを選ぶといいかもしれませんね。
さわやかな海風のなか愛犬と一緒に過ごす時間は、かけがえのない思い出になりそうです。
●西東京いこいの森公園 バーベキューコーナー ~東京都西東京市~
約4.4haという広大な敷地の西東京いこいの森公園。自由に動き回れる広場、バスケットができるボール広場、子供の遊具が設置されている子ども広場、自然を観察できる自然観察池などいろんな楽しみ方ができ、多くの人に親しまれています。
園内のなかでも最も面積が広い「原っぱ広場」の一角にあるのがバーベキューコーナーです。バーベキューの機材を自分達で準備するとき、あるいはレンタルするときでも、事前に予約をするようにしましょう。
また、食材も予約が可能です。自分達のお好みの食材&重い機材をレンタルにすれば、気軽にバーベキューが楽しめますよ。なんとゴミの回収サービスもあるので、帰りがとても楽になります。気軽に楽しいバーベキューが楽しめそうです。ペット同伴OKのバーベキュー施設ですから、もちろん愛犬もお留守番させなくても大丈夫。
ただ、園内ではリードを離さないなど、しっかりとマナーを守りましょう。
●国営昭和記念公園バーベキューガーデン ~東京都立川市~
国営昭和記念公園は、広い敷地のなかに自然を満喫できるのが魅力です。季節に応じて色とりどりの花々が見られるので、季節ごとに違った雰囲気が楽しめます。
年間を通じて、さまざまなイベントも開催されていて、多くの人から人気のある公園。広々とした芝生広場や日本庭園、すがすがしい池、スポーツエリアと楽しみ方が一つだけでないのも魅力点です。犬の入場もOKなので、愛犬と一緒に遊びにも行くことができます。ただ、日本庭園やレストラン、遊具施設など、犬の入場がNGなところもあるので事前にチェックしておきましょう。
バーベキューガーデンは、手ぶらプランもあります。自然に親しみながら、太陽の下での食事を愛犬と一緒にできるのが嬉しいですね。周囲への配慮も忘れずに楽しい時間を過ごしましょう。
愛犬と一緒の楽しいバーベキューのために気をつけたいポイント
自宅のお庭でバーベキューをするのと違って、自分達のグループの人以外にもバーベキュー場には多くの人が出入りしています。犬同伴のバーベキューでは、いろいろと細かい注意点があるようです。
ここでは、犬をバーベキューに連れていくうえでの、一般的なマナーについてお話していきたいと思います。
●その1:ノーリードはNG
多くのバーベキュースポットでは「リードを必ず着けるように」という決まりがあります。また、リードの長さにも注意しなければなりません。長過ぎるリードだと、自分達のエリア以外の遠く離れた場所にも行くことができます。バーベキュー場では、隣のグループに近いこともありますので、ロングリードを着けていたため周囲の人のもとに愛犬がおじゃましてしまう可能性もあります。犬が苦手なひともいますし、他の犬とケンカになってしまうケースもあります。
それに、他のグループの料理に手を付けてしまうと大変です。周囲への気配りを大事に、短めのリードを持つようにしましょう。
バーベキューは「火」など、犬にとって見慣れないものに触れてしまう機会でもあります。火に近づいた犬がケガをしてしまうと大変です。必ずリードを着けてあげてくださいね。
また、リードをテーブルやイスなどに繋いでいても、力の強すぎる犬だと気づかないうちに外れてしまっていた…なんていうこともあります。リードを着けるだけでなく、誰かが目を離さないように愛犬を見ているなどの注意も必要です。
●その2:調理器具などによるケガのリスクがある
バーベキュー場のように自然と触れ合う開放的な場所では、人間だけでなく犬たちも楽しいものです。そのため、普段、しつけができていてお利口さんの犬も、外に行くとかなりテンションがあがってしまうこともあります。
火を扱うバーベキュー場では、コンロなどヤケドのリスクが高まります。また、野菜や肉を刺した「串」が下に落ちたときに、愛犬がケガをする可能性もあります。
犬たちは、何が起こるか予測できないので、人間たちが愛犬にケガをさせないように気をつけなければならないのです。
特に、小さな犬だと立っている人間からは見えにくいものです。調理中や食事中など、手の空いている誰かが抱っこしておくのも安全のためにはいいでしょう。
●その3:他の犬との触れ合いに注意する
犬連れのアウトドアは、珍しくない時代。バーベキュー場に行ったら、見知らぬ犬達に遭遇してしまうことも多々あります。相性が良ければ穏やかな時間を過ごせますが、何かがきっかけでケンカが勃発してしまうことも結構あるようです。
これを未然に防ぐには、やはりリードです。ドッグランと違って、バーベキュー場は穏やかに食事を楽しむ場所です。広い範囲を動けないように、リードの長さには注意してくださいね。
●その4:拾い食いに気をつける
食材を切ったり、調理をしたりなどで、食べものが下に落ちてしまうこともあります。それを食べてしまったために犬の体調が悪くなってしまうこともあるので、落とさないように十分な配慮が必要です。犬達には、犬が食べてもOKな食べ物を専用に用意してあげましょう。
●その5:トイレに気をつける
バーベキュー場は、食べ物を食べる場所です。食べている近くで、犬がオシッコやウンチをしているのは周囲の人も気分が良くありませんよね。愛犬がトイレをしたそうな雰囲気が見られたら、少し離れたところに連れていくなどのマナーも大事です。
●その6:ワクチン証明書が必要なケースも
狂犬病やワクチンを接種していない犬は、入場ができないことがあります。ワクチンの接種証明書が必要ならば、忘れないように持参していくようにしましょう。
また、基本的なしつけができていない犬も断られるケースが多いようです。事前にバーベキュー場の入場規制を確認しておくといいでしょう。
●その7:天候の変化に気をつける
炎天下のなか、バーベキューをすることで犬が熱中症になってしまうこともあります。水分を飲ませるようにするのはもちろん、時々日陰で風通しの良い場所に連れていくなどして、熱中症にならないように配慮してあげてくださいね。
逆に、急な天候の変化が起こることもあります。突然の雨で、被毛が濡れて体温が低下してしまうこともあります。万が一のときに備えて、タオルを何枚か用意していきましょう。
楽しいバーベキュー!愛犬には何を食べさせる?
人間だけが美味しいお肉を満喫し、愛犬がよだれを垂らしながら「美味しそうだワン…」とそばで見ているだけなんてかわいそうですよね。せっかく楽しい時間を一緒に過ごすなら、愛犬にも美味しいものを食べさせてあげましょう。ただ、野外でのお肉はそのままあげるのはNGです。
●犬にお肉はあげても大丈夫?
鶏肉、豚肉、牛肉など、どの肉もそれぞれの栄養価があります。食べさせてもOKなものが多いですが、脂身の少なめなものにしましょう。また、注意したいのは鮮度です。
新鮮な美味しいお肉をあげましょうね。それと、愛犬が欲しがるからとたくさん食べさせ過ぎないように注意してあげてください。
●生焼けに要注意
いくつかの種類の肉のなかでも、豚&鳥の肉は生で食べるのはリスクが高いです。生焼けの肉を与えたことにより食中毒や寄生虫からの感染症の危険もあるので、しっかり焼いたものを与えましょう。
また、塩やこしょう、タレなどの調味料が混じったものは、犬に食べさせるのはよくありません。使いはじめの綺麗な網で素焼きをしたものを愛犬用にしましょう。
●野菜も食べさせよう
野菜も食べさせましょう。バーベキューでお馴染みの「キャベツ」なら、生のままでも食べさせても大丈夫です。食べやすいように小さく切ってあげてくださいね。
みずみずしいトマトも抗酸化作用があって犬にもおすすめの野菜です。
気をつけたいのは「タマネギ」「ネギ」などのネギ類です。中毒症状が起こることが多いので、与えないように注意しましょう。
まとめ
夏が近づくとアウトドアが恋しくなる方も多いかもしれません。楽しいバーベキューには、愛犬も一緒に連れていくと、さらに楽しい時間になりそう。
今回の記事で紹介したバーベキュー場なら犬と一緒に行っても大丈夫なスポットです。手ぶらで行くバーベキューも人気になっています。
ただ、愛犬連れのバーベキューは注意するポイントがいくつかあります。「人がいっぱい」「見知らぬ犬もいっぱい」といつもと違った様子に、
戸惑う犬も多いです。公共の場所ということを覚えておき、飼い主さん自身が周囲への配慮を欠かさないようにしましょう。予約が必要なことが多いので、
事前リサーチをしておき、愛犬との楽しい時間を過ごしてくださいね。
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