犬好き必読の絵本・小説15選。泣ける・笑える犬が登場するおすすめの本【対象年齢別】

2020.10.14

犬好き必読の絵本・小説15選。泣ける・笑える犬が登場するおすすめの本【対象年齢別】

犬を題材にした絵本や小説はたくさんあります。今日は、そんな犬の絵本からノンフィクション小説まで、年齢別に選びやすいように15冊ご紹介します。本の情報とともに簡単なあらすじとみどころをご紹介しますので気になる一冊があれば、ぜひ手にとって読んでみてはいかがでしょうか。

【目次】
1.子供向けの犬が出てくる絵本
 1-1.【対象年齢1歳】コロちゃんはどこ
 1-2.【対象年齢2歳】こいぬのくんくん
 1-3.【対象年齢3歳】ナガナガくん
 1-4.【対象年齢4歳】どろんこハリー
 1-5.【対象年齢5歳】バムとケロのにちようび
 1-6.【対象年齢小学生】ずーっとずっとだいすきだよ

2.大人向け!犬が出てくる小説・絵本
 2-1.【小説】デューク
 2-2.【絵本】アンジュール ある犬の物語
 2-3.【小説】ソウルメイト
 2-4.【小説】約束の森
 2-5.【小説】優しい死神の飼い方
 2-6.【小説】ウォッチャーズ

3.犬が出てくるおすすめのノンフィクション作品
 3-1.【ノンフィクション】警察犬になったアンズ 命を救われたトイプードルの物語
 3-2.【ノンフィクション】捨て犬・未来と捨てネコ・未来
 3-3.【ノンフィクション】盲導犬不合格物語

4.犬好き必読の絵本・小説のまとめ

【掲載:2017.08.06  更新:2020.10.14】

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子供向けの犬が出てくる絵本

◆【対象年齢1歳】コロちゃんはどこ

– コロちゃんはどこ –

タイトル コロちゃんはどこ
著者 作・絵エリック・ヒル 訳まつかわ まゆみ 
出版社 評論社  ISBN 9784566002067
あらすじ ブチ犬「コロちゃん」が登場するしかけえほんシリーズの中の一冊です。
世界中の子どもたちから愛されているベストセラー作品で、手で触れて絵を見て楽しめる素晴らしい絵本。しかけをめくるたびに次々に現れる動物たちに、赤ちゃんも大喜び。
みどころ 大きな文字でこどもが文字を覚える絵本にもピッタリ。
コロちゃん目線ですすめられるストーリーは、子ども心がワクワクするようなお話で子どもの好奇心をそそります。


◆【対象年齢2歳】こいぬのくんくん

タイトル こいぬのくんくん 著者 作・絵ディック・ブルーナ 訳まつおか きょうこ  出版社 福音館書店  ISBN 9784834003529 あらすじ うさこちゃん(ミッフィーちゃん)の作者でもあるディック・ブルーナさんがいぬを描いた絵本。
子犬のくんくんが迷子をさがすものがたり。ブルーナさんの描くシンプルで愛らしい絵本は世界中のこどもたちを楽しませてくれます。 みどころ かわいかったりたのしかったというだけでなく、子供向けの絵本なのに感動まで与えてくれる名作です。


◆【対象年齢3歳】ナガナガくん

– ナガナガくん –

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タイトル ナガナガくん
著者 作・絵シド・ホフ 訳小船谷佐知子
出版社 徳間書店  ISBN 9784198610494
あらすじ ナガナガくんは、とっても胴の長い犬。その体型のせいでいつも笑いもののナガナガくんは、周りの人から笑われていてもちっとも気にしません。
ナガナガくんにはかわいがってくれるやさしい飼い主のおばさんがいるから。でも、ある日ナガナガくんは家出をすることにしました…。
みどころ とにかく絵がからいらしく、小さなお子さんだけでなくママも夢中になっちゃう人が増えています。ユーモラスな中にあたたかいものを感じることができる絵本です。


◆【対象年齢4歳】どろんこハリー

– どろんこハリー –

タイトル どろんこハリー
著者 作ジーン・ジオン 絵マーガレット・ブロイ・グレアム 訳わたなべ しげお
出版社 福音館書店  ISBN 9784834000207
あらすじ おふろきらいのハリーは、白に黒いブチがある犬。
今日もおふろから逃げ出して、あちこちでどろんこになって遊びます。子どもが大喜びのどろんこ遊びを題材にした犬の絵本です。
みどころ 挿絵のハリーの表情が素晴らしく、挿絵を見ているだけでもワクワク楽しくなってくる作品です。ストーリーはシンプルで小さなおこさんでもわかりやすく、親子で楽しめる絵本です。


◆【対象年齢5歳】バムとケロのにちようび

– バムとケロのにちようび –

タイトル バムとケロのにちようび
著者 作島田 ゆか
出版社 文溪堂  ISBN 9784894230422
あらすじ 犬のバムとケロちゃんというかえるの雨の日のおはなしです。
外で遊べない雨降りの日には、おへやをかたづけて、ドーナツを焼いてさて、本を読もうとしたバムとケロは本をさがしに屋根裏部屋へ…。でも屋根裏部屋には……。
みどころ 人気シリーズ バムとケロの第一作目です。ユニークな風貌だけどしっかりものの犬のバムにお世話される仲良しのカエルのケロちゃんのものがたり。


◆【対象年齢小学生】ずーっとずっとだいすきだよ

– ずーっとずっとだいすきだよ –

タイトル ずーっとずっとだいすきだよ
著者 作・絵ハンス・ウィルヘルム 訳久山 太市
出版社 評論社  ISBN 9784566002760
あらすじ 犬のエルフィーと男の子はずっと一緒に大きくなりました。男の子は毎晩寝る前にエルフィーに向かって「ずっとだいすきだよ」と言うのが日課でした。でも、エルフィーの方が男の子よりずっと早く大人になって、老犬になって……。
みどころ 小学校の教科書にも採用されたことがある名作です。愛するものとの死別がテーマになっています。


大人向け!犬が出てくる小説・絵本

◆【小説】デューク

– デューク –

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タイトル デューク
著者 作江國 香織 絵山本 容子
出版社 講談社 ISBN 9784062104852
あらすじ 愛犬デュークが死んでしまって悲しくて涙が止まらない主人公。そんな私の前に現れた1人の少年。彼はいったい・・・?愛犬との別れを悲しむ主人公と謎の少年が過ごした冬の一日のお話です。最後に主人公が受け取ったメッセージは……。
みどころ 死からはじまるとても短いものがたり。コンパクトなサイズの本ととても短いお話なので、カバンにポンと入れて少しの空き時間にも楽しむことができる小さな小説です。


◆【絵本】アンジュール ある犬の物語

– アンジュール ある犬の物語 –

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タイトル アンジュール ある犬の物語
著者 作ガブリエル・バンサン
出版社 出版  ISBN 9784892389573
あらすじ 走っている車から犬が捨てられます。犬は今捨てられた車を追って走りますが、車はそのままスピードをあげて走り去ってしまいます。犬が車道を走るので事故が起きたり大騒動に……。
みどころ 文字のないイラストだけの本です。色もなく白黒のデッサンだけが本にまとめられています。それなのに人の気持ちを惹き付ける魅力がこの絵本にはたくさん詰め込まれています。


◆【小説】ソウルメイト

– ソウルメイト –

タイトル ソウルメイト
著者 作: 馳 星周
出版社 集英社文庫 ISBN 978-4087453607
あらすじ 人と犬のふれあいを7編の物語につづり1冊にまとめた小説です。
チワワや柴犬、バーニーズマウンテンドッグなど様々な犬が登場します。
みどころ 人と犬の言葉を交わすことができない者同士の心のつながりを描いた小説です。


◆【小説】約束の森

– 約束の森 –

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タイトル 約束の森
著者 作: 沢木冬吾
出版社 角川文庫 ISBN 978-4041017784
あらすじ 妻を殺人犯に殺された元刑事と、虐待を受けて人を信用できない警察犬候補のドーベルマンの物語。
みどころ 心に傷を受けた1人と1匹のお話は、動物好きでなくても刑事小説として読み応えのある小説です。


◆【小説】優しい死神の飼い方

– 優しい死神の飼い方 –

タイトル 優しい死神の飼い方
著者 作: 知念実希人
出版社 光文社文庫 ISBN 978-4334772895
あらすじ 天然の死神レオは犬の姿を借りて地上に舞い降りた。死ぬ前の未練を解き放って、魂を送るのがレオの仕事です。しかし、レオの行動のおかげで思わぬ事件が発生…。
みどころ 戦時中の悲恋のものがたり。死神のものがたりなのに、心がほっこりとあたたまるストーリーです。


◆【小説】ウォッチャーズ

– ウォッチャーズ –

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タイトル ウォッチャーズ
著者 作: ディーン・R. クーンツ
出版社 文春文庫 ISBN 978-4167136130
あらすじ 男は森で賢そうな犬を拾う。アインシュタインと名付けた犬と会話を試みてしばらくたつと、犬から信じがたい事実を聞くことになる……。
みどころ 犬を中心とした大人の男女の恋物語。ジェットコースタームービーを見ているような展開で、どんどんとストーリーに引き込まれていきます。犬好きでなくても夢中になってしまいそうな小説。


犬が出てくるおすすめのノンフィクション作品

◆【ノンフィクション】警察犬になったアンズ 命を救われたトイプードルの物語

– 警察犬になったアンズ 命を救われたトイプードルの物語 –

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タイトル 警察犬になったアンズ 命を救われたトイプードルの物語
著者 作: 鈴木 博房
出版社 岩崎書店 ISBN978-4-265-84008-3
あらすじ 殺処分になりかけたトイプードルのアンズが警察犬となって活躍するノンフィクション小説。
みどころ 主人公であるアンズを通して、人の身勝手さや、命の尊さを知ることができる小説です。

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県警初!小型警察犬「アンズ」とはいったいどんなわんちゃん?


◆【ノンフィクション】捨て犬・未来と捨てネコ・未来

– 捨て犬・未来と捨てネコ・未来 –

タイトル 捨て犬・未来と捨てネコ・未来
著者 今西 乃子 著,浜田 一男 写真
出版社 岩崎書店 ISBN978-4-265-08035-9
あらすじ 捨て犬の目線で捨て猫とそれを引き取る家族を描く面白い構成のストーリーとなっています。犬と人、猫と人の絆の違い、理想の飼い主とはという動物視線で綴られるお話。
みどころ 元捨て犬未来と、関西弁の元捨て猫未来。2匹の未来のユーモラスな会話を通して、しめっぽくなりすぎず明るく捨て猫や捨て犬という問題に切り込んでいきます。


◆【ノンフィクション】盲導犬不合格物語

– 盲導犬不合格物語 –

タイトル 盲導犬不合格物語
著者 沢田 俊子 文,佐藤 やゑ子 絵
出版社 講談社 ISBN978-4-06-285359-0
あらすじ 盲導犬は訓練を受ければどんな犬でもなれるものではありません。盲導犬の訓練を受けたけれど不合格になってしまった犬たちはどうなってしまうのでしょうか
みどころ 盲導犬に不合格だったが、立派に新しい仕事についていたり元気に楽しく暮らしている「不合格犬」たちのものがたりです。


犬好き必読の絵本・小説のまとめ

あかちゃんから楽しめる犬の絵本から、大人も感動してしまうような小説・ノンフィクション小説を15冊ご紹介してきました。

ペットは人が守るべき小さな者たちの命の大切さや、愛情を教えるのに子どもにお世話される親もいますが、犬の本を通して改めて犬の命の大切さや、ペットを可愛がる心を教えてもらえる本ばかりです。

実際に犬を飼っているひとにも、犬が好きだけど理由があって飼うことが出来ない人まで、大人も子どもも、性別も超えてたくさんの人に楽しんでもらえるでしょう。



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こまち

こまち

犬の人に対する信頼の眼差しを見ると胸がキュンとします。小さな子供の頃から大の犬好き。犬に関する面白かったり役に立つ情報を発信できたらなと思っています。

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