サモエドとスピッツは似ているけど、どこが違う?見分け方は?

2018.08.05

サモエドとスピッツは似ているけど、どこが違う?見分け方は?

白いフワフワの体が印象的なサモエド。思わず触ってみたくなる外見をしています。 それに、笑ったような表情が可愛らしく、愛好家も多い犬種です。サモエドには、よく似たスピッツという犬がいます。 外見的特徴はかなり似ているので「サモエドとスピッツは似ているけど違いは?」と耳にすることもあります。 今回の記事では、サモエドとスピッツについて、特徴や性格、歴史などを交えつつ、その違いについてお話していきます。

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サモエドとは?

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サモエドはフワフワで真っ白な色な毛が印象的なワンちゃんです。寒い地方原産のため、ボリュームのある厚い被毛が魅力的。
最近では、サモエドがテレビやメディアでも紹介されるなど露出も増え、人と穏やかに接する姿が可愛らしいと人気も急上昇です。

♦極寒の地「シベリア」出身のワンちゃん

サモエドは、ロシアのシベリア地方で暮らしていたサモエド族の相棒として、人々の生活に密着していました。
サモエドの名前の由来となっているのは、もちろん「サモエド族に飼われていたから」です。飼われていたと言っても愛玩犬としてではなく、狩猟の手伝いをしたり、そりを引っ張ったりなど、サモエド族の暮らしに欠かせない作業犬だったのです。

また、皮下脂肪が厚く、ボリュームのある被毛に覆われていたため、サモエド族が寒さから暖をとるときにも大活躍していたという歴史もあります。

♦初めは「白」以外のサモエドもいたってホント!?

現在では、サモエドと言ったら「白い毛」という印象が強いですよね。でも、実はそもそもは茶色や黒など、白以外のサモエドもたくさんいました。
サモエドがイギリスに持ち込まれた段階で、「白のサモエドがいい」と白い被毛が生まれるような繁殖が繰り返されたのです。
そのため、白いサモエドが生まれ、人気となっていったのです。

♦がっしり体型のサモエド

20~30キロ程度の体重のサモエドは、フワフワの毛に包まれているので、一見「かなり大型犬なのでは?」と思えるかもしれませんが、体重的には中型犬から大型犬の間くらいと言えるでしょう。サモエドは、たくましい体つきをしています。がっしり体型ですが、バランスの良い体型です。寒い地方出身なので、皮下脂肪がとても厚いです。この皮下脂肪が寒さから身を守る役割をしていました。
被毛の下は、とっても筋肉質ですよ。

♦白いボリュームたっぷりの被毛

サモエドの大きな魅力は、白いフワフワの被毛ではないでしょうか。極寒の地、シベリア生まれということもあって、被毛は寒さに耐えられるようにダブルコートで毛が密集して、かなりボリュームがあります。白い色のおかげか、どこか優しく上品な雰囲気があります。

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♦笑っている表情が特徴的

サモエドを見たときに、「笑っているのではないか」と思ってしまうほど、笑顔が印象に残ります。
口角があがったサモエドの笑顔は「サモエドスマイル」と言われていて、見る人の心を和ませてくれます。

♦サモエドの性格

サモエドスマイルと言われるだけあって、穏やかそうに見えるサモエド。その性格はというと、見た目を裏切らず優しく温和な犬です。古い歴史のなかでも、人間の近くに寄り添っていたことから、
リーダーとなった飼い主さん一家には忠実です。体格は大きいですが、人間とも仲良く暮らせるので、室内飼いがおすすめと言われています。また、筋肉質でたくましく、運動することが大好きです。
アクティブなので、人間と一緒に楽しく遊ぶことを好みます。

そして、人間に友好的な性格なので警戒心はあまりなく、「番犬」という役割は果たせないでしょう。
初対面の人間にもフレンドリーで、他の犬たちとも上手くやっていける柔軟性があります。

気になるサモエドの性格・特徴は?モフモフな毛並みはまるでぬいぐるみ!

みなさんはサモエドという犬種をご存知でしょうか。犬好きな人なら、見たことは無くても一度はその名前を聞いたことがある人が多いかも知れませんね。とてもおとなしくて他の犬や人とも仲良くできるサモエドは、性格的には扱いやすい犬種となっています。はじめてサモエドを飼いたいと思っている人に、この犬種がどんな性格なのか、その特徴などをわかりやすくご紹介いたします。

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スピッツとは

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日本でスピッツというと、いわゆる「日本スピッツ」のことを言います。実は、戦後にかけて、白くてフワフワのスピッツが大ブームを巻き起こしたこともあります。現在でも注目されている可愛らしい犬です。

♦日本のスピッツは「日本スピッツ」

日本で見かけるスピッツは、日本で独自に繁殖された「日本スピッツ」です。そもそも、ドイツ語で「尖っている」という意味のスピッツという言葉。犬のことを話すときに「スピッツ」と言えば、世界的にはシベリアン・ハスキーやジャーマン・スピッツなどをはじめ、耳がピンと立っていて、口元がシュッと尖っている犬たちのことを指します。犬種のことではなく、犬を分類したときに「尖っている外見的特徴」を表わしています。

しかし、日本で「スピッツ」と言った時には、日本が原産となって繁殖された「日本スピッツ」のことを言うことが多いです。

♦日本スピッツの歴史

日本スピッツについてはいろいろと起源が語り継がれていますが、ドイツ原産の白い犬「ジャーマン・スピッツ」がもとになっているという説もあります。
日本の家庭で飼いやすいように、小型化が試みられました。戦時中から戦後にかけて、日本スピッツは大ブームになり、繁殖数も一気にその数を増やしていったとのこと。
ただ、当時の人気にあやかって乱雑な繁殖が繰り返されて、無駄吠えの多さが特徴となってしまいました。
日本スピッツは無駄吠えをするという悪評が広がり、やがてそのフィーバーもおさまっていきました。
「うるさい犬」というイメージが定着してしまったのです。

その後日本スピッツ愛好家の手により改良が進められ、現在では無駄吠えが特徴になることはなく、日本国内にとどまらず世界的にも「日本スピッツ」は愛されるワンちゃんとなっていったのです。

♦真っ白&フワフワ被毛が特徴的な日本スピッツ

体重5~10キロ前後で、室内犬としても飼いやすい犬です。オスの方が少し大きな体をしています。
「真っ白でフワフワの毛」は触り心地もよく、一緒に暮らせば見ても触っても癒されること間違いなしです。
ダブルコートの白い毛が体全体を覆っています。しっぽも白い毛でふさふさ、とてもゴージャスな飾りになっています。
喜びを表現するときに、ふさふさの白いしっぽをフリフリと振る様子が可愛らしいですよ。

また、体と頭の大きさのバランスもよく、つぶらな瞳で整った良い顔立ちをしています。
口元が尖っているため口角もあがり、笑顔に見えます。サモエドと似ていますね。

♦明るく活発な日本スピッツ

飼い主さんのことが大好きで、家のなかでは明るく太陽のような存在となってくれるでしょう。
笑顔をふりまいてくれる日本スピッツに癒される生活が待っています。また、家族のことが大好きなので、一緒に楽しく遊んでくれます。
愛犬と一緒に楽しく遊びたいという人にも飼いやすい犬です。

♦人見知りの一面もある

明るく穏やかな日本スピッツですが、飼い主さん以外にはなかなか心を開かないようです。
初対面でしっぽを振り振りするほど親しみを見せることはほとんどなく、一般的には人見知りで警戒心を発揮するようです。
また、家のなかでは何かの物音にもいち早く反応するので、ちょっと番犬的な要素も持っている犬です。

モフモフの白い毛並みとつぶらな瞳が愛しい!日本スピッツの性格や特徴をご紹介☆

日本スピッツは、とても可愛らしいワンちゃんです。 ふわふわっとした純白の被毛に愛くるしい目をしている日本スピッツは、見かけると思わず抱きかかえたくなってしまいます。 ただ、かわいい見た目と違って、しっかりしつけをしないと主従関係が崩れてしまうことも多い犬種なので、注意が必要です。 そんな日本スピッツの性格や特徴についてお伝えします。

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似ているけれど違う?サモエド&スピッツの違いって何?

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「中川画伯部屋」より引用 サモエドのニケちゃんとスピッツのレンちゃん

サモエドとスピッツは、白くてフワフワの毛が特徴という外見の共通点があります。
それに、尖った耳や口元も印象的で、笑っている表情を見せるところもよく似ています。
そんな激似のサモエドとスピッツですが、どんなところが違うのでしょう。

♦その1:体の大きさはサモエドの方が大きい

サモエドは20~30キロ前後にもなる大きな犬です。分類的には、中型犬から大型犬の間くらいと言えるでしょう。体高は50㎝前後くらいです。

一方、日本スピッツの体高は30~38㎝、体重は9~11キロくらいと小型犬です。サモエドの方が大きいので、見分けるときには体高など体の大きさを目安にしましょう。

♦その2:毛の色について

サモエド、日本スピッツのどちらも白くてフワフワな外見が特徴の犬です。実は、認められている毛の色が少し違います。

サモエドのルーツをたどると、黒や茶色など濃い色もいたのですが、改良された現在はホワイトが一般的です。
主流はホワイトですが、毛の色として認められているのは3種類あります。

「ピュア・ホワイト」は他の色が混じらない純粋な白い色です。また、「ホワイト・ビスケット」は、白い色をベースにして体のどこかに茶色っぽい色が入った色です。そして、真っ白というよりはクリーム色に近い「クリーム」という毛色があります。

一方、スピッツは「純白」の毛の色しか認められていないです。

♦その3:しつけによっては無駄吠えもあるスピッツ?

サモエドは基本的に穏やかな犬なので、無駄吠えもほとんどありません。

一方、昔は「うるさい犬」として無駄吠えが多かったスピッツは、改良により無駄吠えが少なくなったとはいえ、状況によっては吠え癖がつくこともあります。飼い主の気を引こうとしたり、不安になったりして吠えるなど問題行動が見られるなら、無駄吠えをしないようにしつけていく必要もあります。基本的には、飼い主さんに従順なので、根気よくしつけを行ってみてくださいね。

♦その4:大らかなサモエド、人見知りのスピッツ

サモエドは社交性があるので初対面の人にもほとんど警戒心がありません。番犬としては、ほぼ期待できないと言っていいでしょう。

一方、スピッツは人見知りや警戒心もあるようです。個体差や生活環境によるところも大きいのですが、神経質な子に育ってしまうと、安心できる家のなかでもちょっとした物音に反応してしまうこともあるようです。
番犬として期待していなくても、番犬的な役割をしてくれることもあります。ちょっと周囲に過敏になってしまう日本スピッツの多くは、違った環境に臨機応変に対応できないまま育ってしまうことが関係しているとも言われています。
幼犬のころから、散歩やドッグランなどで人間や他の犬との接する機会が多いと警戒心はほとんど見られないことが多いようです。

♦その5:希少価値のあるサモエド

サモエドは希少な犬種です。そのため、ブリーダーを通して購入することになりますが、一般的には30~40万円が価格の目安と言われているほど。
しかも、最近ではテレビ出演しているサモエドもいるため注目され、サモエドの人気も上昇中のため価格にもその影響があります。個体差や購入先にもよりますが、50万円以上の価格がつくこともある高価な犬です。

一方、日本スピッツの方は、最近人気が復活していることもあって、ペットショップやブリーダーさんでも多く取り扱われています。
個体差によって価格が異なるので一概に言えませんが、平均的な価格は10~20万円くらいで購入できることが多いようです。
ただ、血統が良かったり、購入先がペットショップだったりすると少し高めの価格設定になり、25万円くらいになってしまうこともあります。


「マンション」「一軒家」「子育て世帯」…飼うならどっち?

サモエドとスピッツ、一見とても似ている犬種です。
でも、性格や性質を知っていくとかなり違うことが分かりますよね。
それぞれに魅力ポイントがたっぷりあるので、どちらも大事な家族となってくれるかと思います。
ただ、住宅の種類や家族構成、ライフスタイルなどの環境によって飼いやすさは変わるでしょう。
そこで、さまざまな観点から「サモエドorスピッツ…どっちがおススメ?」を考えてみたいと思います。

◆マンションor一軒家なら…?

サモエドはフレンドリーで穏やか系、人と接することが大好きです。
警戒心がほとんどないので、見知らぬ人にも友好的に接することもあるでしょう。
番犬的な活躍もせず、無駄吠えも少なめです。
そのため、マンションでも暮らしやすそうに思えるかもしれません。

しかし、サモエドの鳴き声は少し甲高い感じ。
マンション内だと響きやすいので、一戸建てで飼う方が適しているでしょう。
また、体重20~30キロと結構大きいので、スペース的にも一戸建てで飼うのがおススメです。

一方のスピッツは、昔は「うるさい犬」とも言われていた犬種。
しかし、現在は改良が進み、それほど無駄吠えは気にならなくなってきています。
それに、スピッツは飼い主さんに忠実な犬。
スピッツにとって「信頼できる飼い主さん」「いつも寄り添ってくれる飼い主さん」になることができれば、「無駄吠えしないように」というしつけもしやすいです。
無駄吠えのしつけができれば、スピッツはマンションでも飼いやすいワンちゃんなんですよ。

◆子供との相性がいいのはどっち?

スピッツは、人見知りの一面があって他人に心を開かない性格ですが、飼い主さん家族への愛は深いです。
「自分に愛情を注いでくれる」と知れば、家族に対しては忠実な対応をします。
優しく周囲への気配りもできるので、子供がいる家庭にもおススメです。

フレンドリーなサモエドも子供とも上手く暮らしていける犬種です。
ただ、サモエドよりも体が小さい子供だと、一緒に遊んでいるうちにケガをするリスクも考えておく必要があります。
子供がある程度育ってから迎え入れる方がいいかもしれませんね。

◆多頭飼いをするならどっち?

他人には警戒心を見せますが、安心できる家のなかでは「愛嬌」や「おとなしさ」を見せてくれるスピッツ。
他の犬がいても、一緒に暮らすなか「仲間」として認識してくれます。
器が大きいので、多頭飼いも比較的スムーズと言えるでしょう。

また、サモエドも多頭飼いはしやすいです。
大きな体の割に、穏やかで平和主義なので、他の犬がいても自分からケンカをしかけたりすることは少ないでしょう。
柔軟性のある性格なので、同じ家に仲間がいても持ち前の性格からフレンドリーな対応ができるかと思います。

◆たくさん遊びたい!アウトドア派に向いているならどっち?

「愛犬とたくさん外で遊びたい!」と考えているアクティブな飼い主さんなら、サモエドの方が合っているかもしれません。
サモエドスマイルとも言われる表情で、周囲の人へもフレンドリーな対応をしてくれるワンちゃんです。
日々の散歩だけじゃなく、ドッグランや広場での遊びなど、飼い主さんのアウトドアに付き合ってくれる体力があります。
アウトドアでたっぷりサモエドと遊ぶことができるでしょう。


まとめ

いかがでしたか?フワフワした毛で優しい笑顔が特徴の「サモエド」と「日本スピッツ」。
どちらも人気が頷けるほどの魅力があり癒されることでしょう。とても似ている2種類の犬ですが、大きさや毛色、そして性格にちょっとした違いがありました。「サモエドが欲しい!」、「スピッツが欲しい!」と考えている人は、参考にしてみてくださいね。



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笹本 雅

笹本 雅

犬が好きです。小型犬でも大型犬でもとにかく犬が大好きです。これから犬種についてや豆知識や健康についてなど、幅広いワンちゃんについての情報をご提供していきます。犬好きの方にぜひとも見ていただいてご意見いただければと思います!

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