【レシピ】手作りお団子で愛犬と一緒にお月見しよう!十五夜を犬と楽しむためには?

2017.09.07

【レシピ】手作りお団子で愛犬と一緒にお月見しよう!十五夜を犬と楽しむためには?

犬が十五夜のお団子を欲しがったり、子供が犬にお団子をあげたがったりとイベントには特別なおやつのレシピが知りたくなります。そんな時に役に立つ犬が食べることができるお団子レシピをご紹介します。愛犬とお団子を食べながら楽しい十五夜を過ごしてみませんか?

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十五夜って何?

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十五夜とは陰暦の十五日の夜。満月の夜のこと。中秋の名月や芋名月などとも呼ばれます。旧暦の8月15日(現在の9月15日頃)頃にくる満月の日のことを指してそう呼び、月の満ち欠けが違うので毎年日が変わってきます。

2017年の中秋の名月は10月4日。
「えっ?旧暦で8月15日頃なら今なら9月15日頃じゃないの?」と思われる人も多いでしょうが、旧暦は月の満ち欠けを基準として暦が決められていたので月に合わせて日付が変わっていました。現在使用されている暦とは考え方が基本的に違うので旧暦と新暦は単純に1ヶ月違うとは言えないのです。
9月15日より早く十五夜がくる年もあれば、2017年のように10月になってしまう年もあるのです。

十五夜といえば中秋の名月という呼び方もされますね。この中秋の意味は?といえば、これも旧暦に関係する呼び名です。旧暦では7月8月9月を秋としていました。このことから、旧暦で8月といえば秋の真ん中・・・そう中秋は8月のことだったのです。
この8月15日頃の月を祝い行事は、9世紀末頃から貴族を中心にして行われていました。収穫を祝う行事も、最初は農民など一般階級ではなく貴族が楽しむ行事だったのですね。月を見ながら、俳句を詠んだり美味しいものを食べたりしていたんだろうなと想像すると、とても雅さを感じるのではないでしょうか。

ところで、十五夜の意味をご存知でしょうか?
このようになっています。

・秋の収穫を感謝する
・先祖とのつながりを考える

収穫を感謝する行事であることから、秋にとれる作物を月のように丸く加工(団子)したり、丸い作物をお飾りとして使用するのも特徴的ですね。

十五夜といえば秋、秋といえば美味しいものがたくさんある季節。十五夜は団子以外に丸いくだものや里芋などをいただくイベントでもあります。
いつもは人と一緒に食事をすることが出来ない犬でも、イベントだけは一緒に十五夜のごちそうを楽しんでみてはいかがでしょうか。犬が食べる手作りの団子レシピをご紹介します。犬用の団子の作り方を迷った時はぜひ参考にしてみてください。


犬と十五夜を楽しもう!手作りお団子レシピ

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<お月見ぷっちくん  byぷっちちゃん

◆「犬と食べる!美味しいさつまいも団子の作り方」

収穫の秋は、さつまいもの美味しい季節でもありますね。犬用に月見団子を手作りするなら粉だけでなく野菜も加えて栄養のバランスを考えてあげましょう。飼い主さんたち人が食べる時は味が薄いのでシロップにつけたり、タレをプラスして食べてくださいね。

-材料(犬1頭分 団子5個分)-
さつまいも・・・40g
上新粉・・・15g
きなこ・・・大さじ1

– 作り方 –

①さつまいもは皮をむいて一口大にカット、電子レンジなどで柔らかくなるまで加熱、フォークの背などを使ってつぶしておきます。
②材料をすべてボウルに入れ水大さじ1(分量外)をくわえてよくこねます。
③5等分(愛犬のお口の大きさに合わせて調整してください)に分けて丸く団子の形にします。
④沸騰させたお湯に入れ、浮き上がってくるまで団子を茹でます。
⑤水切りして冷ましたらできあがりです。

◆「お食事代わりにも♪お月見いもだんごの作り方」

どうせ手作りするならおやつとしてではなく犬用フードにもなるような月見団子はいかがでしょうか?鶏軟骨も入っているので食いつきも◎。愛犬が大喜びしそうなレシピです。

-材料(中・大型犬20kg程度の食事1回分)-
さつまいも・・・60g
鶏挽き肉・・・40g
鶏軟骨・・・10個
すりごま・・・小さじ1
小麦粉・・・大さじ2
水・・・大さじ1

– 作り方 –

①茹でたさつまいも、ひき肉、すりごま、小麦粉、水を加えて混ぜ合わせます。
②①を10等分して丸めたあと潰し、中に軟骨を入れて再び丸めます。
③クッキングシートを敷いた蒸し器に団子を並べて10分から15分加熱すればできあがりです。

軟骨は団子に入れる前に加熱しておくと良いでしょう。目安として電子レンジで1分程度で十分です。

◆「インパクトがすご~い!犬用かぼちゃ団子チーズ風味の作り方」

かぼちゃで綺麗な色がついたお団子を作ってみませんか?仕上げに肉球の形にしたかぼちゃの皮を飾って見た目もかわいくインパクトのあるレシピです。お月見だけでなく、愛犬の誕生日やおせち料理のレシピとしても活用できる一品です。

-材料(3個分)-
鶏むね肉(または鶏ささみ肉)・・・15g
かぼちゃ・・・30g
チーズ・・・10g
スキムミルク・・・小さじ1
水・・・大さじ2

– 作り方 –

①下準備としてかぼちゃを茹でる、鶏むね肉は小さく切って2分ほどレンジで加熱しておきます。
②小さめの鍋に水にスキムミルクを溶かしたものを入れて火にかけます。温まったらチーズを半量加えます。
③かぼちゃは皮を取り除きつぶします。皮は肉球の飾りにするので綺麗に切り取っておきましょう。
④つぶしたかぼちゃに2のスキムミルクを少しずつ加え、硬さを見ながら混ぜ合わせます。水分が足りなかったら水を加えてください。
⑤取っておいたかぼちゃの皮を大きな丸ひとつ、小さな丸4つで型抜きします。
⑥ラップをお皿の上に広げて、飾り用のかぼちゃの皮を表が外側になるように置き、その上に丸めたかぼちゃを平たくつぶしたものを乗せ上から軽く押さえて皮とかぼちゃ餡がぴったりくっつけます。
⑦その上に鶏肉とチーズを乗せ、包み込むようにラップをしぼってお団子状に形成してできあがりです。

中から犬が大好きなお肉が出てきて大喜びのかぼちゃ団子です。見た目もとってもかわいいので写真撮影をして記念に残しておくのにも良いのではないでしょうか。

生のかぼちゃを使うのを難しいときには、コチラの商品がおすすめです。フリーズドライなので、水やお湯で戻すだけですぐに食べられます。

ドッグマム 無添加のおいしさフリーズドライ かぼちゃ 8g

・できたての風味、おいしさをそのまま味わえます。
・ビタミンなどの栄養価も損なわれません。
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スキムミルクと水の代わりに、ワンちゃん用の牛乳を使うのもおすすめです。

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生乳使用でペットのお腹にやさしい無乳糖。オーストラリア産の《牛乳》シリーズです。

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◆お団子の代わりに手作りボーロはいかが?おすすめ記事

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十五夜にまつわる食べ物を与えるときの注意点

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<とっても良い匂いがするわん♪ byれんちゃん

十五夜にまつわる食べ物といえば、
・米粉で作った団子
・里芋
・梨などのくだもの類

このようなものを思い浮かべる人も多いでしょう。
これらの食品を犬は食べることができるのでしょうか?また、犬にあげる時の注意することは無いのか調べてみました。

◆犬は米粉の団子を食べることができるの?

はい。米粉の団子を犬と一緒に食べることはできます。ですが、人用に味付けされているものはおすすめできません。犬と一緒に食べるならタレなどがかかっていない団子を犬用に用意してあげてください。また、あまりモチモチしたものは喉につまらせやすいので危険です。大きさを調整したり粘り気を抑えるために野菜などをたくさん入れたりする工夫も必要になってくるでしょう。

◆犬は里芋を食べることができるの?

はい。犬に里芋をあげることはできます。今回は犬と食べる月見団子レシピにはさつまいもを使いましたが、里芋で作ることも出来ます。ぜひ、里芋団子にも挑戦してみてくださいね。

◆犬はくだものを食べることができるの?

十五夜にお供えされるくだものの代表の梨と柿、それら2つを犬に与えても大丈夫か調べてみました。

梨・・・犬も一緒に食べることができます。
柿・・・犬も一緒に食べることができます。

どちらのくだものも、基本的には犬が食べても大丈夫と言われているので十五夜にお供えしたあと家族そろっておいしく食べることが出来ます。ただし、与えすぎには注意してあげてくださいね。

◆おすすめ記事

秋を先取り☆犬と一緒に秋を楽しむ!!梨って食べても大丈夫なの?

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十五夜の食べ物といえば、お供えする台に乗せて飾りますね。味付けしていない団子は犬が食べても大丈夫とはいえ、勝手に食べて食べ過ぎたりお行儀が悪いのはこまります。
いつもと違うものが目の前にあれば、好奇心旺盛な犬は手を出したくなるものです。十五夜の飾りも犬の手が届かない高い台にするなど工夫をしてあげるてください。


まとめ

暑かった夏も終わり、すっかり過ごしやすくなり気持ちも落ち着いてくる秋。だんだん夜も長くなってきて、家族とまったりする時間が増えるのも秋の良いところですね。美味しい収穫物もたくさん実る秋。

十五夜についても今まで知らなかったことがあった人もいたのではないでしょうか。ただ月が綺麗なのを見るだけのお祭りではなく、月の神様に今年も美味しいものを口に出来ることを満月に感謝し、ご先祖様に思いをはせるそんな時間を犬と一緒に過ごしましょう。そのために、秋の収穫物である美味しいものを月にお供えして、それをみんなで口にするのも十五夜の醍醐味といえるでしょう。
そんな楽しいイベントに犬だけのけものではかわいそう。犬が食べることができる手作り団子レシピもご紹介しましたので、今年の十五夜は犬と一緒に楽しんでください。

手作りでない十五夜のお供えものを犬に与える時の注意も参考にすれば、さらにワイワイとしたお月見になりそうですね。楽しい十五夜イベントを愛犬とともにお過ごしください。



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こまち

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犬の人に対する信頼の眼差しを見ると胸がキュンとします。小さな子供の頃から大の犬好き。犬に関する面白かったり役に立つ情報を発信できたらなと思っています。


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